2016年12月9日金曜日

【岡山地裁】指定暴力団神戸山口組系の池田組幹部が射殺された事件で、山口組系組員に無期求刑

山口組系組員に無期求刑=神戸系の幹部射殺―岡山地裁

2016/12/8(木) 14:05配信

岡山市南区のマンション駐車場で5月、指定暴力団神戸山口組系の池田組幹部が射殺された事件で、殺人と銃刀法違反の罪に問われた指定暴力団山口組系の組員山本英之被告(32)の初公判が8日、岡山地裁(松田道別裁判長)であった。

山本被告は「間違いありません」と述べ、起訴内容を認めた。検察側が無期懲役を求刑し、結審した。判決は来年1月30日。

検察側、弁護側双方が裁判員裁判の対象からの除外を請求し、地裁は裁判員に危害が加えられる恐れがあると認め、裁判官だけで審理した。

検察側は論告で、背景に山口組分裂をめぐる対立抗争があったと指摘し、「反社会的な動機で悪質だ」と主張。白昼の銃撃で、一般市民が巻き添えになる危険性が高かったと非難した。

弁護側は「個人的動機によるものだ」と上部組織の関与を否定した上で、事件の5日後に自首した点を挙げ、有期刑を求めた。

参照元 : 時事通信

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