2018年4月25日水曜日

日本レスリング協会の福田会長が山口組の元最高幹部と黒い交際

レスリング協会・福田会長と山口組元最高幹部の“黒い交際”

2018/4/24(火) 16:00配信



金メダリスト伊調馨に対するパワハラ問題で激震が走る日本レスリング協会。その会長を務める福田富昭氏(76)が、山口組の元最高幹部である大石誉夫氏と“黒い交際”を続けていたことが「週刊文春」の取材で明らかになった。

大石氏といえば、3代目山口組組長の田岡一雄氏に引き立てられ、5代目体制で舎弟頭補佐となって執行部入り。岡山県を拠点に中国四国ブロックを束ねただけでなく、ゼネコン工事の仕切り役や芸能興行で豊富な資金力を誇った大物組長だ。

2012年に組織を引退、昨年8月に亡くなっているが、福田氏とは頻繁に飲食をともにする仲だった。2人の接点が表面化したきっかけは、13年にさいたま地裁越谷支部に起こされたある民事訴訟だ。原告は大石氏で、被告は東京・銀座にある医療コンサルタント会社の社長。貸付金の返済を求めたこの裁判で、証拠提出された陳述書などに、福田氏と大石氏が飲食を共にしていたことが克明に記されていたのだ。

裁判記録のなかで、福田氏と大石氏が飲食をともにする場面は2カ所。07年11月30日と08年5月28日のことだった。

大石氏と親交のあった会社役員が語る。

「福田氏は大石氏を神楽坂の料亭に招待したこともあったと聞きました。大石氏も気を許し、資金をつぎ込んでいた北関東のリゾート施設を『日大に買って貰えないか』と福田氏に持ち掛けたり、逆に福田氏もホテルの売却話を打診したりするなど、ズブズブの関係でした」

「週刊文春」取材班が大石氏との関係について福田氏を直撃したところ、「記憶ありません」と繰り返すだけだった。

4月25日(水)発売の「週刊文春」では、裁判記録などを元に福田氏の“黒い交際”の詳細や、新潟県十日町市の「桜花レスリング道場」をめぐる不透明な金銭処理について報じている。

参照元 : 文春オンライン

▼6代目山口組で顧問を務めた大石誉夫氏







2018年4月19日木曜日

覚醒剤2000万円相当所持の住吉会系暴力団の幹部を逮捕 関係先の倉庫に拳銃2丁と実弾

覚醒剤所持の疑いで暴力団幹部逮捕、関係先に拳銃や実弾

2018/4/19(木) 13:58配信



住吉会系暴力団の幹部が覚醒剤2000万円相当などを所持していたとして、警視庁に逮捕されました。関係先とみられる倉庫からは拳銃2丁と実弾も押収されています。

逮捕されたのは住吉会系暴力団の幹部、勝又毅容疑者(44)で今年3月、都内の自宅で覚醒剤およそ300グラム、2000万円相当などを所持していた疑いが持たれています。

警視庁が勝又容疑者の関係先とみられる都内のコンテナ倉庫を捜索したところ、袋に入った拳銃2丁と実弾およそ40発が見つかったということです。勝又容疑者は拳銃と実弾の所持について容疑を否認していますが、警視庁は勝又容疑者がこれらを隠し持っていた可能性があるとみて調べています。

参照元 : TBSニュース







2018年4月15日日曜日

【上納金脱税事件】特定危険指定暴力団工藤会の金庫番を釈放 保釈金は3千万円

工藤会の「金庫番」を保釈 上納金脱税事件、結審後 逃亡・証拠隠滅の恐れ低いと判断

2018/4/14(土) 17:24配信

特定危険指定暴力団工藤会(北九州市)の上納金を巡り、約3億2千万円を脱税したとして、同会総裁野村悟被告(71)とともに所得税法違反の罪に問われた同会幹部で「金庫番」とされる山中政吉被告(67)が保釈されていたことが14日、関係者への取材で分かった。保釈は5日付で、保釈金は3千万円。

脱税事件の公判は今年3月29日に結審した。関係者によると弁護側は同日、山中被告の保釈を請求し、福岡地裁が今月3日に保釈を決定。検察側は抗告したが、福岡高裁は4日、棄却した。逃亡や証拠隠滅の恐れが低いと判断したという。

公判で検察側は、山中被告の事件への関与について、建設業者などから集められた上納金のうち野村被告の取り分や同会の運営費分を、自身や親族名義の口座で管理していたと説明。

「野村被告の側近として不正蓄財の実現に積極的に加担した。刑事責任を軽く見ることはできない」として懲役3年6月を求刑している。

一方の弁護側は「口座の金は全て工藤会に帰属する」などとして無罪を主張している。判決は7月18日に言い渡される。

参照元 : 西日本新聞

2018年4月9日月曜日

飲食店から月8万円のみかじめ料を脅し取ったとして指定暴力団六代目山口組傘下組長ら4人逮捕

みかじめ料恐喝疑い 山口組傘下組長ら4人逮捕 三重

2018/4/8(日) 11:00配信

【松阪】飲食店から月8万円のみかじめ料を脅し取ったとして、県警組織犯罪対策課と松阪署は7日までに、恐喝の疑いで、伊勢市神社港、指定暴力団六代目山口組傘下組長の稲月幸二容疑者(56)ら4人を逮捕した。

このほか逮捕されたのは松阪市大黒田町、自営業髙木章容疑者(49)、同市下村町、無職北岡利明容疑者(45)、伊勢市円座町、自動車販売業鈴木智容疑者(46)―の3人。

逮捕容疑は昨年6月下旬頃から今年2月下旬頃までの間、松阪市内の飲食店経営者に月8万円のみかじめ料を要求し、現金計約72万円を脅し取った疑い。同署は4人の認否を明らかにしていない。

同署によると、稲月容疑者は当初、客として来店していたが、平成22年ごろから「何かあったときに面倒を見てやる」などと言ってみかじめ料を要求。北岡容疑者が経営者から現金を取り立て、髙木、鈴木両容疑者を介して稲月容疑者に渡していた。

参照元 : 伊勢新聞


2016年にも稲月幸二容疑者はキャバクラで大暴れし、逮捕されている。

客を神戸山口組系組員と勘違いし店内で暴れる。

神戸系組員と勘違いし大暴れ…山口組系組長ら3人逮捕

2016.3.30 05:01

三重県警は29日、キャバクラ店内で暴れたとして威力業務妨害の疑いで、津市の指定暴力団山口組系組長、竹宇治友孝容疑者(50)ら2人を再逮捕、同県伊勢市の山口組系組長、稲月幸二容疑者(54)を逮捕した。県警によると、竹宇治容疑者らは「どこの組のもんじゃ」と怒鳴っており、客を神戸山口組系組員と勘違いした可能性がある。

それぞれの再逮捕と逮捕容疑は2月20日、十数人で津市内のキャバクラに押し掛け、酒瓶などを客に投げつけた疑い。

また、29日午後4時半ごろ、京都市山科区にある神戸山口組系の組事務所の玄関などに、銃弾4発が撃ち込まれた痕跡が見つかった。京都府警によると、発砲は午前4時ごろとみられ、山口組との対立抗争の可能性がある。

参照元 : サンスポ

2018年4月7日土曜日

男性の首絞めて殺害後、隅田川に飛び込み自殺か?容疑者死亡のまま「夜回り組長」を書類送検

男性殺害後、自殺か 容疑で「夜回り組長」を書類送検 東京・駒込

2018/4/5(木) 15:27配信



東京都豊島区の簡易宿泊施設で昨年10月、利用客の男性が殺害された事件で、警視庁捜査1課は5日、強盗殺人容疑で、当時この施設に宿泊しており事件後に死亡した住所、職業不詳の男(79)を容疑者死亡のまま書類送検した。男は元指定暴力団関係者で、繁華街で少年少女の更生にあたる「夜回り組長」として活動。石原伸司の名前で作家活動もしていた。

送検容疑は昨年10月26日未明、豊島区駒込のサウナ付き簡易宿泊施設で、客の無職、木村清己さん=当時(71)=の首を絞めるなどして殺害し、腕時計(時価100万円相当)を奪ったとしている。

防犯カメラの画像などから、男に似た人物が腕時計を付けて施設を出た後、台東区内の質屋を訪れ、木村さんのものと型番の同じ腕時計を持ち込んでいたことが判明。また、木村さんの着ていたガウンに付着していた血液が男のものと一致した。

男は今年3月6日、墨田区で別の男性に刃物で切りつけた後、隅田川に飛び込み、溺死しているのが見つかっていた。周囲に「死にたい」と話していたといい、捜査1課は自殺の可能性があるとみている。

男は平成20年、産経新聞のインタビューで、夜回り組長として少年少女の悩みを聞き歩く活動について、「自分でも何かの役に立てるんだと感じた。残りの人生は非行少年の更生に費やそうと決めた」などと語っていた。

参照元 : 産経新聞






落ちぶれた「夜回り組長」 殺人事件直前に金の無心

2018/4/6(金) 18:39配信



昨年10月、東京都豊島区の簡易宿泊所で宿泊客の木村清己さん(71)が殺害され、金品が奪われた事件で、警視庁は強盗殺人容疑で、「夜回り組長」として知られ、石原伸司のペンネームで作家活動をしていた男性を被疑者死亡のまま、書類送検した。

石原氏は3月に公園で男性を切りつけた後、隅田川に飛び込み、溺死。周囲に「死にたい」と話していたといい、警視庁は自殺の可能性があるとみている。

「木村さんを殺害後、腕時計を奪い質屋に入れて換金していた。その防犯カメラに映っていたのが石原だった。行方を追っていたところ自殺したことがわかった」(同捜査関係者)

多数の著作もあり、雑誌などにも連載をもっていた石原氏。殺人事件などにかかわり、20年以上刑務所暮らしの後、「夜回り組長」を名乗るようになり、作家活動をはじめた。

繁華街で、若者の悩みを聞き、自分の体験をもとに励ましてぐれないようにという活動は、大きく注目され多数の著作やテレビ出演、週刊誌でも連載を持っていた。私生活でも、神奈川県の資産家女性と親密に交際し、羽振りよく赤坂や新宿で豪遊していたという。

だが、知人はこういう。

「資産家女性とトラブルになり、別れた後、落ちぶれてしまった」

最近でも、昔の仲間やマスコミ関係者に「金を貸してほしい」という電話が頻繁に入っていた。電話を受けた知人によれば、「1万円、いや3000円でいいから都合してくれと、切羽詰まった様子だった」という。

知人によると、石原氏は最近、いらない服を知人に送りつけて「買ってくれ」と押し売りをするなどトラブルが絶えなかったという。石原氏は「夜回り組長」と自称していたが実際は違ったようだ。

「若い衆がいたこともなく、実際には組などはもっていなかった。ただ組員で、幹部などの役職にもついたことはなかった」(前出の知人)

(取材班)

参照元 : AERA dot.




指定暴力団神戸山口組系「正木組」の組員が、みかじめ料を断った飲食店経営者に暴行し現金を奪った強盗致傷事件で、組員かくまった幹部ら4人逮捕

組員かくまった幹部ら逮捕 福井県警

2018/4/5(木) 8:55配信



指定暴力団神戸山口組系正木組の組員が、みかじめ料の支払いを断った福井県敦賀市の飲食店経営者に暴行し現金を奪った強盗致傷事件で、県警敦賀署と県警組織犯罪対策課は4月4日、組員の隠れ場所を提供したとして、犯人蔵匿などの疑いで同組幹部ら4人を逮捕した。県警は認否を明らかにしていない。

犯人蔵匿の疑いで逮捕されたのは同組幹部で敦賀市、無職永井幹人(51)、同組幹部で埼玉県三郷市、無職増田義文(62)、岐阜県各務原市、無職寺本清隆(73)の3容疑者。犯人蔵匿教唆の疑いで同組組員で敦賀市、無職高島弘剛容疑者(60)=強盗致傷罪で起訴済み=を再逮捕した。

3容疑者の逮捕容疑は、高島容疑者が2月17日に飲食店で事件を起こしたことを知りながら、逃走を手助けし隠れるための宿泊先を提供した疑い。高島容疑者の逮捕容疑は、自分をかくまうよう依頼した疑い。

同課によると、高島容疑者を敦賀市内から岐阜県内まで車に乗せて移動し、同県内でかくまっていたらしい。

高島容疑者は同市本町1丁目の正木組事務所近くの飲食店でみかじめ料の支払いを要求。拒否されたため男性経営者を殴り肋骨骨折など全治約3週間のけがを負わせたとして起訴された。

参照元 : 福井新聞

2018年4月2日月曜日

【ATM18億円不正引き出し事件】40代の「関東連合」元メンバーの逮捕状を取り、全国に指名手配

「新たなシノギ」に群がった半グレ・暴力団… 関係者証言から事件構図明らかに

2018/4/2(月) 10:00配信



平成28年5月に17都府県のコンビニエンスストアの現金自動預払機(ATM)で18億円超が不正に引き出された事件は、警察当局が準暴力団「関東連合」元メンバーの40代の男を指名手配するなど、発生から2年を前に真相解明に向けて大きく動き出している。捜査関係者によると、男は一連の犯行の計画・実行で主導的な役割を果たした疑いがあるという。この事件の真相はどのようなものなのか-。関係者の証言などから浮かび上がるのは、いわゆる「半グレ」や暴力団が手を取り合い、地下経済の「新たなシノギ」に群がった構図だ。

■裏社会でノウハウ拡散

事件は28年5月15日早朝に発生。全国のコンビニなどに設置された約1700台のATMから、たった数時間のうちに計18億円超がいっせいに不正引き出されたのだ。

この事件では、南アフリカ・スタンダード銀行のシステムがサイバー攻撃を受け、クレジットカードの顧客情報が流出。犯行グループは流出したカード情報を何らかの方法で入手し、偽造カードを大量に作成した疑いが指摘されている。

各都道府県の警察当局はこれまでに、引き出しを行った「出し子」らを数十人規模で逮捕してきたが、犯行の中心を担った人物は特定できていなかった。

しかし今年2月、事件は大きく動いた。千葉県警が40代の男の逮捕状を取り、全国に指名手配したことが判明したのだ。

捜査関係者によると、この男は準暴力団「関東連合」元メンバーで、顧客情報の入手や犯行計画の立案など事件で主導的な役割を果たしていたとみられる。さらにこの男は、24年9月に東京・六本木のクラブで飲食店経営の男性=当時(31)=が殺害された事件の主犯格として国際手配中の同組織元メンバー、見立真一容疑者(39)とも親交があるという。芸能事務所代表などを務めていた一方で、山口組の中核を担う2次団体「弘道会」と関係が深く、振り込め詐欺などを行う犯罪グループとの接触もあったとされる。

捜査幹部は「男が周囲の暴力団関係者や不良仲間に『新たなシノギ』として(ATM不正引き出しの)話を持ち込み、裏社会のネットワークを通じて広まり、“参加希望者”が増えていった疑いがある」と話す。

■手法マニュアル化

実際、ある暴力団関係者は取材に、「事件発生直前の28年4月下旬から5月上旬にかけ、無料通信アプリ『LINE(ライン)』などを通じ、複数の暴力団組員らに犯行への参加を呼びかけるメッセージが届いていた」と証言する。

この関係者によると、犯行に際して「出し子」やメンバーをまとめる「指示役」など数人程度の小規模なグループが作られ、多数のグループがそれぞれ動いた。ただ、手口は共通で、出し子に対しては1枚ごとに4桁の暗証番号が書かれた偽造カードの束が渡されていたとされる。また、「指示役」は引き出しの手順などを出し子にレクチャーしていたという。

この関係者は「手法は巧妙にマニュアル化されていた。1枚の引き出し額の上限は10万~60万円で、1回ごとの引き出し額は1万円、2万円、10万円の単位で行うよう指示されていた。カード1枚につき、いくら引き出すかは出し子の判断に委ねられていたようだ」と話している。

■身分で報酬変動

警察当局のこれまでの調べでは、不正引き出しの実行犯が手にした報酬は、犯行で果たした役割の大きさや“闇社会での身分”によって異なっていたとされている。

暴力団関係者も「暴力団員の『出し子』は引き出し額の10%程度を受け取っていたようだが、暴力団員ではない他の仲間の報酬はその半分以下だったようだ」と話す。報酬が支払われなかったり、わずか数万円しか受け取れなかったりした者もいたという。

2月26日には、福岡、千葉県警など5県警が、事件の計画に組織的に関わった疑いがあるとして、山口組総本部(神戸市灘区)や弘道会本部(名古屋市中村区)など5カ所を捜索しており、捜査は大詰めとも呼べる状況となっている。

ある捜査幹部は「不正に引き出されたカネは暴力団の資金源になった疑いが強い。早期の実態解明が急務だ」と危機感を募らせており、全国手配された40代の男の追跡に全力を挙げる決意を示した。

参照元 : 産経新聞