2017年7月27日木曜日

【女性転落死事件】殺人罪に問われた暴力団員に対し、「女性が自殺した可能性が否定できない」として、殺人は無罪、暴行罪で懲役1年4か月の判決

女性転落死「自殺の可能性否定できず」殺人については無罪に

2017年7月24日 21時23分



おととし交際相手の女性に暴行を加え、その後ビルの5階から投げ落として殺害したとして、殺人などの罪に問われた暴力団員に対し、神戸地方裁判所姫路支部は「女性が自殺した可能性が否定できない」として、殺人などについては無罪とし、暴行の罪で懲役1年4か月の判決を言い渡しました。

暴力団員で兵庫県稲美町の大道竜二被告(52)は、おととし加古川市で、交際していた32歳の飲食店経営の女性の背中を蹴るなどの暴行を加え、その後、ビルの5階から投げ落として殺害したとして、殺人や暴行などの罪に問われました。

24日の判決で、神戸地方裁判所姫路支部の木山暢郎裁判長は「女性の遺体が見つかった場所がビルの外壁に近いことや女性が被告の体をつかんだような痕跡がないことから女性が自殺した可能性が否定できない」として、殺人などについては無罪としました。

そのうえで、暴行についてのみ成立を認め、懲役1年4か月を言い渡しました。

判決のあと弁護士は「真相に迫っていただいた裁判員や裁判官に感謝したい」と述べました。

神戸地方検察庁姫路支部の植村誠支部長は「判決の内容を精査し、上級庁とも協議して控訴するかどうか適切に対応したい」とコメントしています。

参照元 : NHKニュース







死刑確定後に別の2件の殺人事件への関与を告白した元暴力団組長を殺人罪で追起訴

元暴力団組長を殺人罪で追起訴 別事件への関与告白

2017/07/24 23:49



死刑確定後に別の2件の殺人事件への関与を告白した元暴力団組長の男について、東京地検は24日、殺人の罪で追起訴しました。

住吉会系の元暴力団組長・矢野治被告は1996年、暴力団関係者ら3人と共謀し、神奈川県伊勢原市の不動産会社社長・津川静夫さん(当時60)を殺害した罪に問われています。

矢野被告は、2003年に前橋市のスナックで4人が殺害された事件で死刑が確定していましたが、「津川さんの殺害にも関わった」と告白し、実際に遺体が見つかったことから警視庁に逮捕されていました。

矢野被告は別の男性(当時49)の殺害についても関与を告白していて、殺人の罪ですでに起訴されています。今後、確定死刑囚が被告となる初めての裁判員裁判が開かれる見通しです。

参照元 : テレ朝ニュース


関東に拠点を置く指定暴力団が「共謀罪」の勉強会 捜査関係者「俺らより勉強している」と驚き

暴力団が共謀罪の勉強会 捜査関係者「俺らより勉強してる」

2017.07.26 11:00



6月末、都内某所──。関東に拠点を置く指定暴力団は、最高幹部を含む直系組長(二次団体)を一堂に集め、ある勉強会を開いた。

テーマは「共謀罪」。張り詰めた空気のなか、誰もが顧問弁護士の言葉を聞き漏らさぬよう耳を傾け、配布された資料に熱心にメモを書き込んだ。30分ほどで説明は終わったが、その後の質疑応答は1時間にも及んだという。最後の訓示では、「末端まで必ず伝達し、学ばせること」と通達された。

付き人として参加した組員は、「幹部会には何度も来てるけど、どんな幹部会よりも張り詰めた空気だった。あんな親分連中は見たことない」と明かした。

共謀罪は7月11日から施行され、「テロ集団や暴力団が取り締まりの対象」とされる。それに対し、各地の組織が強い危機感を抱いているのは間違いない。六代目山口組三次団体のある幹部はこう言う。

「共謀罪の説明文書は定例会で配られ、『読み合わせするように』という指示が組長からありました。今でも、携帯に『盗聴!』というシールを貼って、肝心なことは電話で話さんように注意して、LINEやメールもほとんど使わないようにしている。“これ以上、どうせい”というのが正直な気持ちですね」

2011年10月から全国で暴力団排除条例が施行され、銀行口座を開設できなくなるなど、シノギは大きく制限されるようになった。それに加えての共謀罪だからこそ、脅威に感じているようだ。神戸山口組三次団体幹部が話す。

「この6月16日、神戸山口組の井上邦雄組長が、山健組に指示して会津小鉄会に傷害や暴力行為を行なわせたとして逮捕された。結果的に起訴されずに釈放されたが、共謀罪が施行されていたら、謀議を行なったことの証明だけで犯罪が成立するので、起訴されていたかもしれない」

本誌が入手した〈共謀罪を考える〉と題された文書は冒頭の勉強会で配布された資料で、5ページで構成されている。

冒頭から〈法律の実績作りのためにヤクザが集中的に対象とされる〉と危機感をあらわにしている。

〈組員が銃や刃物を持っていて銃刀法違反で逮捕された場合、これが警察によって敵対する組幹部を殺害するためだったとでっち上げられ、他の組員、幹部、さらには親分クラスが共謀罪に問われるケースも起こり得る〉

など、想定される適用例を挙げたうえで、さらに共謀罪の対象となりうるケースとならないケースを一覧表で対比。その見せ方は“独特”だ。

〈暴力団組員らが、対立する暴力団の構成員を襲って監禁した上、拳銃で射殺することを計画〉は共謀罪の対象になり、〈会社の同僚数名が、居酒屋で、上司の悪口で盛り上がり、「殺してやろう」と意気投合〉は非対象。

〈暴力団組員らが、談合をしていると因縁を付けて事業者らから現金を騙し取ることを計画〉は対象だが、〈マンション建設に反対する町内会と環境保護NGOのメンバーらが、建設阻止運動の一環として、建設会社のロビーで座り込みをすることを計画〉は非対象などと解説。暴力団構成員は狙い撃ちにされる――という問題意識がうかがえる。

この文書を目にしたある捜査関係者は、「俺らより勉強しているんじゃないかな」と驚きを隠さなかった。

◆「これは兵糧攻めだ」

暴力団問題に詳しいジャーナリストの伊藤博敏氏はこう話す。

「暴対法や暴排条例が施行されたため、暴力団は自分の存在を消すことに長けてきた。すでに備えはあるといえるかもしれません」

ただ、共謀罪への対策は従来の延長上にあるといっても、締め付けは確実に厳しくなるはずだ。前出の神戸山口組三次団体幹部は「一番、心配なのは起訴率があがることだ」と言う。

「警察が暴力団をなんでもかんでもパクリよるのは、起訴より組事務所への家宅捜索が目的。そこで組織の動向動静、構成員の数や連絡先などを把握する。だから、これまでは逮捕されても不起訴となることが多かったが、これからは共謀罪で起訴までもっていかれるかもしれない。起訴されれば、組は裁判のために弁護士をつけ、家族の面倒も見なければならなくなる。出費は馬鹿にならない。共謀罪が兵糧攻めにつながる」

この危機感が、暴力団側の根底にあるようだ。前出・伊藤氏は言う。

「文書にあるように、捜査当局は暴力団を共謀罪の摘発第1号にするでしょう。共謀罪の対象となりうるケースはまさに暴力団のシノギで、謀議の認定がしやすい。これまでの摘発がそうであるように、暴力団を誤認逮捕しても誰も文句は言いません。

強行採決で法案を通した共謀罪の実績作りには、暴力団はもってこいの摘発対象。敵対する組織への襲撃準備なども対象となりうるので山口組分裂抗争の行方にも影響を及ぼすと見られています。暴力団がますます生きづらくなるのは間違いないでしょう」

だからこそ必死に法の網の目を抜ける対策を練っているのだ。

※週刊ポスト2017年8月4日号

参照元 : NEWSポストセブン


準暴力団「怒羅権」の元リーダーで住吉会系暴力団元組員の逮捕劇は分裂騒動と関係あり!?

半グレ集団「怒羅権」 アングラ資金20億円めぐり分裂抗争

2017年7月26日



準暴力団「怒羅権(ドラゴン)」の元リーダーで住吉会系暴力団元組員の馬場義明容疑者(36)が、24日、銃刀法違反(加重所持)の疑いで警視庁組織犯罪対策5課に逮捕された。今年5月、東京・江戸川区の公園に銃2丁と実弾を隠し持っていた疑いが持たれている。

どうやら、今回の馬場容疑者の逮捕劇は怒羅権の分裂騒動と関係があるようだ。

「怒羅権は80年代後半に中国残留孤児2世が中心となり結成した暴走族です。最近は世代交代が進み、今は30代以下の日本人が大半を占め、メンバーは数百人。馬場容疑者は暴力団に出入りする傍ら、この8年近く“カリスマ”として組織のトップに君臨してきました。6年前に六本木のキャバクラに押し入り、集団で山口組系幹部を半殺しにし、武勇伝をとどろかせています。ところが最近、怒羅権内部で分裂騒動が始まり、馬場容疑者を追い落とす動きが顕在化していました。今回の摘発も反対勢力が警察に情報を流したことが発端とみられています」(捜査関係者)

分裂騒動の原因はズバリ“カネ”といわれている。怒羅権はオレオレ詐欺や還付金詐欺、ドラッグ、キャバクラ経営、恐喝など次々に手を染め、20億円以上も荒稼ぎしているといわれている。馬場容疑者を失脚させて大金を横取りしようと仲間同士でカネの奪い合いが始まっているという。

半グレ同士がカネをめぐって争うのは勝手だが、警察は一般人が巻き込まれる恐れがあるとして警戒を強めている。

「今年3月、東京・六本木の理髪店で馬場容疑者を慕う怒羅権幹部が目出し帽のヒットマンに射殺されそうになりました。白昼堂々の犯行でした。怒羅権のメンバーは普段は半パンにTシャツといったラフな服装で、下町にいるちょっとガタイのいいオッチャンといった感じ。池袋などの居酒屋でサラリーマンの隣に座って普通にビールを飲んでいることが多いため、一般人が巻き添えになる危険は十分あります」(怒羅権OB)

今、警戒すべきは山口組ではなく怒羅権の分裂のようだ。

参照元 : 日刊ゲンダイ




元リーダー逮捕!「怒羅権」とはどういう組織なのか

2017/7/26(水) 12:00配信



中国残留孤児2世らで作る不良グループ「怒羅権(ドラゴン)」の元リーダーの男が、拳銃2丁などを隠し持っていたとして警視庁に逮捕された、とTBSが24日、報じた。

この「怒羅権」(または「チャイニーズドラゴン」)は、警視庁の組織犯罪対策部(通称・組対=ソタイ)の2課が最重要の捜査対象として監視、実態把握を行っている暴走族グループである。

組対の仕事や組織を解説した新書『マル暴捜査』(今井良・著)から、このグループの歴史と現在を見てみよう(以下、『マル暴捜査』より抜粋・引用)

日本人への怒り 「怒羅権」は、中国残留孤児2世、3世を中心にして1988年に結成された暴走族グループで、当時中国からの帰国者が入居していた「常盤寮」があった東京・江戸川区が誕生の地とされている。捜査関係者が説明する。

「ドラゴン、龍は一般に中国のことを指す。しかし彼らの『怒羅権』には別の意味もある。『怒』は、日本人からのいじめに対する『怒り』から、『羅』は、強敵を倒す『羅漢』から、『権』は、自分たちの『権利』を守るという意味から取られている」

彼らの凶暴化はある事件がきっかけだったと、この捜査関係者は続ける。

「メンバーらは都内の残留孤児2世を受け入れる限られた高校に通っていた。日本語が不自由だった彼らの中にはここで日本人から凄絶ないじめを受ける者もいたんだ。1989年には残留孤児2世の女子高校生が日本の暴走族グループに乱暴される事件が起こった。報復が怒羅権と日本の暴走族との本格的な抗争に発展した」

木刀やナイフ、青龍刀などで武装した怒羅権は、最終的には対立する日本の暴走族を傘下に置いてしまう。そこから更に凶暴性を増していったという。

「最盛期は300人以上のメンバーが集まった。凶暴化した彼らの行き着いた先はれっきとした犯罪集団だ」(捜査関係者)



影のリーダーとの攻防

凶暴化した怒羅権メンバーは強盗や麻薬の取引などに乗り出すようになる。

「怒羅権の組織内では吉林、遼寧、黒竜江省の中国東北部の出身者が力を増していくようになった。このころ残留孤児2世、3世の集団から黒社会とよばれる本格的な中国マフィアに変貌した。そして大偉(ターウェイ)という男を統括役に頂いていくつかのグループに枝分かれしていった」(同)

大偉は1966年、中国・黒竜江省生まれ。怒羅権の影のボスとされ、メンバーを統率していたほか、1990年代半ばに台頭していた日中混成強盗団のリーダーとされている(注・今回逮捕された元リーダーとは別人)。

警察関係者によると、父親は中国共産党の元幹部で母親は終戦時に満州に取り残された日本人だという。少年時代に周囲の中国人からも猛烈ないじめを受け続けて来たという。しかし、大偉は持ち前の気力でいじめにも耐え、逆に相手を叩きのめすなどこの頃から「理不尽には暴力で対抗」することを実践していく。

17歳で人民解放軍に入った後、20歳で母親と親族らと来日。23歳ごろには友人らと貿易会社を起こすなど、商才、リーダーシップを遺憾なく発揮して、日本の中国人社会の中で頭角を現していったという。

「大偉は新宿歌舞伎町でおよそ100人のメンバーを従え風俗店などの経営に乗り出した。さらにパチンコの裏ロム販売、窃盗品の販売など非合法な商売も手掛けた。そして勢力は葛西、錦糸町、上野にも及んでいった。傘下のグループから上納金を受け取っていたが、指示の出し方が巧みだから尻尾をつかませない。頭が切れる印象だった」(元警視庁幹部)

大偉は怒羅権の各種犯罪の指示、関与をしていたとみられたものの、長きにわたって警察当局に検挙されることはなかった。ようやく警察が彼の身柄を取ることが出来たのは2005年2月だった。

容疑は覚醒剤の所持と使用。

大偉は有罪判決を受け服役。数年後に満期出所したが、警視庁は出所後の動向を徹底的に監視していたようだ。しかし、同じ轍は踏まないと判断したのか、再度、逮捕されることを怖れた大偉は母国に帰ってしまう。捜査関係者によると、中国の国内を転々と移動した後、現在は北京市内にいるとみられるという。

捜査関係者によると怒羅権はその後、ナンバー2とされる男を実質的リーダーとするグループを中心に、別の中国マフィアや日本の暴力団、それに関東連合OBとも一部連携しているという。

準暴力団に認定

組対2課は大偉が帰国した後も、次々と他のグループの幹部らを摘発し、弱体化を狙っていった。しかし、そうした警察の徹底した取り締まりに怒羅権も対抗している。捜査関係者によると今なお都内や近郊には7つのグループが存在し、約300人のメンバーがいるとされている。

「2011年には怒羅権をチャイニーズドラゴンとカタカナ表記で呼ぶように警察庁から通達が来た。怒羅権は暴走族集団の名称だったが、それぞれのグループの活動が暴走族だけにとどまらないものになってきていたのは確かだった。カタカナ表記にしたのは怒羅権のすべてのグループを総合的犯罪集団と位置づける意味合いを強くしたということなんだろう」(捜査関係者)

名称を変えただけではない。警察庁は2013年、暴走族グループの関東連合とともに、チャイニーズドラゴンを「準暴力団」と認定。徹底して取り締まっていく方針を定めたのである。

準暴力団に認定したことで警察当局、特に組対2課は更に取り締まりを強化する方針だ。しかし、ある捜査関係者は深刻な表情で言う。

「準暴力団に認定されたことで、チャイニーズドラゴンはこれまでのように動き回ることはできなくなった。しかしそれは同時にアングラ化を促してしまう。より見えにくい犯罪にシフトしていっているんだ」

捜査関係者によると、「危険ドラッグ製造販売」と「拳銃密売」の分野で、彼らと暴力団など犯罪組織同士のタイアップ犯罪が深刻化しているのだという。

「危険ドラッグへの包囲網は整いつつあるが、いたちごっこは続いている。製造には中国の怪しげな化学メーカーが絡んでいる。今出回っている危険ドラッグのほとんどは中国産。日本の暴力団とも流通ルートなどで上手く協力し合っている。拳銃も然りで、中国製の改造拳銃がヒットマンとセットで取引されているくらいだ。そうした中国と日本の犯罪の橋渡し役となっているのがいまのチャイニーズドラゴンなんだ」

国際化、多様化する犯罪組織と闘うために、組対側も本来の課を超えた捜査班を編成するなど、柔軟な体制で捜査に臨んでいるという。今回の逮捕もその成果だろうか。

デイリー新潮編集部

2017年7月26日 掲載

参照元 : デイリー新潮

2017年7月21日金曜日

暴力団から脱退しようとした男性を脅し、警察の中止命令に従わなかった指定暴力団「住吉会」傘下組織の組長を逮捕

脱退妨害行為中止命令に従わなかった千曲市の暴力団幹部を逮捕

2017/7/21(金) 19:52配信

暴力団から抜けようとした男性を脅し、警察の中止命令にも従わなかったとして、千曲市の暴力団組長の男が逮捕されました。

暴力団対策法の脱退妨害行為に対する中止命令違反の疑いで逮捕されたのは、千曲市上山田温泉の指定暴力団住吉会傘下組織の組長・岡田浩一容疑者50歳です。

警察の調べによりますと岡田容疑者は先月10日、組織から抜けようとした49歳の男性を脅したとして脱退妨害行為の中止命令を受けました。

しかし先月30日にも同じ男性を「そんなの通ると思ってんのか」などと脅し、警察は中止命令に従わなかったとしておととい逮捕しました。

岡田容疑者は容疑を認めているということで、警察によりますと1992年に暴力団対策法が施行されて以来、県内で検挙されるのは初めてです。

参照元 : SBC信越放送

覚醒剤の売買をめぐるトラブルか?密売人を鎖で縛った上、拉致しようとした疑い 住吉会系暴力団幹部ら男女5人逮捕

男性を監禁し現金要求か 暴力団幹部ら逮捕

2017/07/21 23:30



東京・港区のマンションで覚醒剤の密売人を監禁し、現金を要求したなどとして暴力団の幹部らが逮捕されました。

指定暴力団住吉会の幹部・金井博容疑者(51)と3次団体の組員・大矢修一容疑者(41)ら男女5人は去年6月、港区のマンションで覚醒剤の密売人の男性(当時41)にスタンガンなどを使って暴行したうえ監禁し、現金を要求したなどの疑いが持たれています。

警視庁によりますと、密売人の男性が覚醒剤の販売を巡ってトラブルを起こしたことから、金井容疑者らが男性を呼び出し、鎖で縛るなどして約2時間にわたり監禁したということです。警視庁は金井容疑者らの認否を明らかにしていません。

参照元 : テレ朝ニュース








覚醒剤の密売人を鎖で縛り監禁、組員ら逮捕

2017/7/21(金) 18:25配信



覚醒剤の密売人を鎖で縛った上、拉致しようとした疑いで暴力団幹部ら5人が逮捕された。

逮捕されたのは住吉会系暴力団幹部の金井博容疑者と組員の大矢修一容疑者ら男女5人。

警視庁によると5人は去年、港区のマンションで金銭目的で40歳の男性を鎖などで縛って監禁した上、暴力団事務所まで拉致しようとした際に暴行を加え、ケガをさせた疑いが持たれている。

被害者の男性は覚醒剤の密売人で、警視庁は覚醒剤の売買をめぐり金銭上のトラブルになったとみて調べている。

参照元 : 日テレNEWS24









抗争に備えていた可能性?車に拳銃と実弾を隠し持っていた指定暴力団神戸山口組直系「宅見組」系組員ら4人逮捕

抗争備え?車に拳銃と実弾、神戸山口組系組員ら逮捕

2017/7/21(金) 19:08配信

車に拳銃と実弾を隠し持っていたとして、大阪府警捜査4課は21日、銃刀法違反(加重所持)の疑いで、指定暴力団神戸山口組直系「宅見組」系組員、徳田龍詞(りゅうじ)容疑者(38)=大阪市生野区桃谷=ら男4人を逮捕したと発表した。府警は認否を明らかにしていない。

逮捕容疑は、6月24日午後3時ごろ、大阪府吹田市広芝町の路上に駐車した乗用車内に、回転式拳銃1丁と実弾9発を隠し持っていたとしている。6発が拳銃に装填(そうてん)され、発砲できる状態だったといい、山口組分裂に伴う抗争に備えていた可能性もあるとみている。

府警によると、同市江坂町の路上で、パトカーで警戒中の吹田署員が4人が乗った乗用車を発見し職務質問。後部座席の足下にケースに入った拳銃と実弾があるのを見つけ、運転していた組員の男(26)を同法違反容疑で逮捕=処分保留で釈放=したが、徳田容疑者ら3人が逃走したため行方を追っていた。

参照元 : 産経新聞

宅見組



二代目宅見組(たくみぐみ)は大阪府大阪市中央区千日前1-8-23に本部を置き大阪府豊中市緑丘4-31-1に本家を置く暴力団で、神戸山口組の二次団体。

◆宅見組系譜
初 代 - 宅見 勝
二代目 - 入江 禎

◆二代目宅見組組織図
組 長 - 入江 禎(神戸山口組副組長)

◆執行部
組長代行 - 荒牧堅次郎(荒牧組組長)
若 頭 - 森島 厚(厚和会会長)
舎弟頭 - 酒井冨士夫(酒井興業組長)
舎弟頭補佐 - 金澤慶福(金澤興業組長)
舎弟頭補佐 - 石原正吉(石原総業組長)
本部長 - 柳沢昌行(柳沢会会長)
統括委員長 - 須藤基之(須藤会会長)
若頭補佐 - 渡邉 誠(四代目石川一家組長)
若頭補佐 - 安達 崇(三代目武村組組長)
若頭補佐 - 佐藤誓吾(佐藤総業組長)
若頭補佐 - 森嶋弘道(奈良倉友連合会長)
若頭補佐 - 田中敦之(七代目倭奈良組組長)
若頭補佐 - 加納龍二(二代目坂本組組長)
若頭補佐 - 森元郁夫(九代目高木組組長)
副本部長 - 岡本健二

◆副組長
鹿田次郎(鹿田組組長)

◆顧問
松島一広(松島組組長)
宮永俊文(宮永組組長)
片平鉄行(曙総業組長)
南岡正男(二代目南岡組組長)

◆特別相談役
萩尾敬一(敬心連合組長)

◆舎弟相談役
福原光三(福原組組長)

◆若中相談役
鐘ヶ江重剛(剛竜会会長)

◆舎弟
山本健三(山斗会会長)
大丸 仁(禎仁会会長)
後藤昭裕(二代目佐藤会会長)
安達 崇

◆幹部
吉村秀生(吉村興業組長)
竹田一弥(二代目勝侠同士會会長)

◆若中
和泉友慈(和泉総業組長)
中嶋 靖(二代目森嶋組組長)
井坂裕一(井坂会会長)
大山義明(四代目杉本組組長)
山下竜二(三代目西岡組組長)
田島博司(三代目勝心連合組長)

初代宅見組組織図
二代目宅見組組織図・平成10年
二代目宅見組組織図・平成27年

参照元 : wiki/宅見組

【加古川ビル転落死事件】指定暴力団・神戸山口組系組員に懲役22年を求刑

加古川・ビル転落死 組員に懲役22年求刑

2017/7/18(火) 18:28配信



兵庫県加古川市で2015年9月、スナック経営の女性=当時(32)=をビルから落として殺害したなどとして、殺人と暴行、脅迫の罪に問われた指定暴力団神戸山口組系組員、大道竜二被告(52)=兵庫県稲美町中村=の裁判員裁判の論告求刑公判が18日、神戸地裁姫路支部であった。検察側は懲役22年を求刑し、弁護側は殺人と脅迫について無罪を主張し結審した。判決は24日。

検察側は論告で「強固な殺意による犯行。反省の意思はみられず、再犯の可能性が高い」と指摘。弁護側は「女性が自ら手すりを越えて落ちた」と述べ、「被告と女性は親しく、言葉遣いが乱暴でも脅迫罪は成立しない」と主張した。

起訴状などによると、15年9月22日未明、加古川市平岡町新在家の商業ビル5階から、女性を路上に落として殺害したなどとされる。

参照元 : 神戸新聞NEXT

【金塊強盗事件】恐喝容疑で再逮捕された野口容疑者と指定暴力団山口組「弘道会」傘下組織幹部の男を不起訴

<博多金塊窃盗>恐喝容疑は不起訴 名古屋地検

2017/7/18(火) 18:34配信



福岡市博多区で7億6000万円相当の金塊が盗まれた事件を巡り、窃盗グループの仲間から口止め料名目で現金を脅し取ったとして恐喝容疑で再逮捕された野口和樹容疑者(42)=窃盗罪で起訴=について、名古屋地検は18日、不起訴とした。

野口被告と共謀したとして恐喝容疑で逮捕された指定暴力団山口組弘道会傘下組織幹部の男(33)も不起訴とした。地検は理由を明らかにしていない。

2人は昨年12月15日、金塊窃盗グループの一員として窃盗罪で起訴された中垣龍一郎被告(40)から現金500万円を脅し取ったとして、6月28日に愛知県警に逮捕された。

野口被告は今月7日に名古屋地裁であった勾留理由開示の手続きで容疑を否認。中垣被告が金塊窃盗事件に関係しているとみられることの口止め料を支払うよう、暴力団の男から責められたと主張した。愛知県警の捜査員に相談して現金受け渡しの方法や場所などで助言を受けたとも述べた。【金寿英】

参照元 : 毎日新聞

セガサミー里見会長の自宅を銃撃した実行犯の男ら3人を起訴

セガサミー会長宅銃撃、実行役とみられる男ら3人起訴

2017/7/19(水) 1:31配信



おととし、大手パチンコ機器メーカー「セガサミーホールディングス」の里見治会長の自宅に銃弾が撃ち込まれた事件で、東京地検は、実行役とみられる男ら3人を起訴しました。

起訴されたのは、住所不定・無職の松島高夫被告(55)ら3人です。起訴状などによりますと、松島被告らはおととし1月、東京・板橋区にある「セガサミーホールディングス」の里見治会長の自宅に拳銃で銃弾を発砲し、門灯やガレージのシャッターを壊した罪などに問われています。

警視庁は、指示役とみられた指定暴力団・神戸山口組系暴力団の組員(54)も逮捕・送検していましたが、東京地検は、嫌疑不十分で不起訴処分としています。

参照元 : TBSニュース







東京・銀座のみかじめ料事件で、警視庁が山口組総本部を捜索

【報ステ】“みかじめ料”で山口組総本部を捜索

2017/07/18 23:30



東京・銀座の高級クラブなどからみかじめ料を脅し取っていたとして、先月、暴力団組長らが逮捕された事件で、警視庁は18日、神戸市の指定暴力団山口組総本部を約60人態勢で捜索した。

逮捕された組長らは、経営者などから、毎月数万円ずつ、総額1億円近くを脅し取っていたとみられている。警視庁は、一部が上納金として山口組に渡った可能性があるとみて、みかじめ料の実態について調べを進める方針だ。

参照元 : テレ朝ニュース











2017年7月20日木曜日

指定暴力団山口組の篠田建市6代目組長らが墓参り

山口組組長らが墓参り 神戸の霊園、県警が警戒

2017/7/20(木) 11:19配信



指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)の篠田建市(通称・司忍)6代目組長(75)や直系団体の組長ら約20人が20日午前、山口組歴代組長の墓がある同市灘区の霊園に姿を見せた。捜査関係者によると、3代目組長の命日に合わせた墓参りとみられ、兵庫県警の捜査員らが周辺を警戒したが、混乱はなかった。

篠田組長は午前10時ごろに乗用車で訪れ、約10分で霊園を後にした。

2015年8月に指定暴力団神戸山口組が山口組から分裂。今年4月には、さらに神戸山口組内で、複数の組長が離脱して「任?(にんきょう)団体山口組」の結成を表明する内紛状態に陥っている。

6月には神戸山口組の井上邦雄組長(68)が兵庫県警と京都府警に逮捕され、釈放までの間には傘下の組事務所で発砲事件が発生するなど不安定な情勢が続いており、県警はそれぞれの勢力について監視と情報収集を強めている。

参照元 : 神戸新聞NEXT

2017年7月17日月曜日

任侠団体山口組・織田絆誠代表「子供ながらに、ヤクザの世界は人種差別がないと信じて、この世界に飛び込みました」

ヤクザの世界は人種差別がないと信じて、この世界に入った

2017/7/15(土) 16:00配信



六代目山口組から分裂した神戸山口組からさらに分裂。「任侠団体山口組」というユニークな名前を掲げ、“3つの山口組抗争”を引き起こした男には、「在日」というルーツがあった。ヤクザ取材の第一人者であるノンフィクション作家の溝口敦氏が、彼に「ヤクザと在日」の新時代を見る。

4月30日に神戸山口組から分裂し、「任侠団体山口組」を結成した織田絆誠代表(50歳、以下敬称略)は依然、暴力団業界の「台風の目」だ。神戸山口組では若頭代行をつとめ、山健組では副組長に上った実力者である。

山健組から3分の1の勢力を引き連れ、神戸山口組の直参とも語らって今回、新団体を立ち上げた。直系組が55団体。大勢力である。

主張するところは、六代目山口組の司忍組長、高山清司若頭、神戸山口組の井上邦雄組長、正木年男本部長の4人は引退せよ、トップは中堅、若手が毎月組に納める会費(上納金)で飯を食うな──など、業界革新の気に溢れて過激である。織田が説明する。

「ヤクザにとって大事な盃事を否定するのが本意ではないんです。ただ山口組では五代目・渡辺芳則組長以降、この30年間、盃が諸悪の根源になって来た。

盃を下ろした側(組長)は子分に対して、白い物を黒いといっても許されると考える。盃を下ろされた側(直参、直系組長)は親分からどんな理不尽なことを言われても、飲み込む、耐え抜いてこそ子分だといった変な美学がまかり通っている。

盃を下ろすまでは、組長になる人はそれぞれいい人なんです。が、下ろしたとたん、子分からお金の吸い上げ自由、自分の勝手と考える。こういった盃なら要らないということです。

しかるべき人物が現れ、トップになっても変わらないと確信できた段階で、組長の座にお迎えしたいと考えてます」

事実、「任侠団体山口組」では組長を置かず、親子盃、兄弟盃もしない。月会費はオール10万円以下。カネがかかるから他団体と交際せず、本部事務所も置かない。

織田のモットーは「ヤクザはヤクザらしく」。ヤクザなんだから服装は自由、黒服を強制しない。組員は安い会費で生活に余裕を持ち、せいぜいおしゃれを楽しみ、社会貢献せよ、というのだ。

織田が口舌の徒でないことはこれまでの経歴が語っている。喧嘩、抗争はめっぽう強い。論理的で,業界きっての雄弁家。聞く者をして奮い立たせるアジテーターであることは、六代目山口組と対立するさなか、全国遊説して神戸山口組の結束を強めたことで証明済みといっていい。

彼はヤクザ、暴力団が社会から排除されず、認められるためには社会的な有用性を示さなければならないと考えている。具体的には不良外国人グループや半グレ集団の排除、善導であり、海外在留邦人の警護などである。

暴力団は国民が「反社会的組織」でないと認めたとき、山口組三代目・田岡一雄の時代のように、営む「正業」が認められると考える。だが、織田は在日韓国人3世(本名は金禎紀)であり、ネットなどには「なぜ在日が日本の治安向上に努力などと言い出すのか」といった声もアップされている。

暴力団業界に在日が多いのは事実である。現在、暴対法に基づく「指定暴力団」は22団体を数えるが、そのうち代表者が在日である組織は5団体に及ぶ。約23%。総人口に占める在日韓国・朝鮮人の割合は2%以下とされるから、10倍以上の密度である。

もともとヤクザ組織は一般企業や役所に就職できず、「ヤクザにしかなれない」人の生計の途といった側面があり、伝統的に在日韓国・朝鮮人や被差別部落出身者を排除しない。過去にも柳川組・柳川次郎こと梁元錫や、東声会・町井久之こと鄭建永など、一世を風靡した在日ヤクザは多い。織田自身もこう言う。

「子供ながらに、ヤクザの世界は人種差別がないと信じて、この世界に飛び込みました」

※週刊ポスト2017年7月21・28日号

参照元 : NEWSポストセブン


在日3世の任侠団体山口組代表 従軍慰安婦や在日への見解

2017/7/17(月) 16:00配信

六代目山口組から分裂した神戸山口組からさらに分裂し、「任侠団体山口組」を結成した織田絆誠代表(50歳、以下敬称略)は在日韓国人3世(本名は金禎紀)だ。暴力団業界に在日が多いのは事実で、過去にも柳川組・柳川次郎こと梁元錫や、東声会・町井久之こと鄭建永など、一世を風靡した在日ヤクザは多い。ノンフィクション作家の溝口敦氏が、在日とヤクザの関係を探った。

織田は18歳のとき、父親の服役で「酒梅組」系張本組に預けられる。2年後、張本組の若頭補佐や若頭にまで抜擢されるが、「山口組と喧嘩するな」が不文律の酒梅組に嫌気が差し、指を詰めて脱退、一本どっこになった。

1988年、四代目山口組の直系組長だった倉本組・倉本広文から盃をもらい、倉本組の若衆になったが、倉本広文は幼時から織田の憧れの対象だった。

倉本はもともと“殺しの軍団”柳川組の出で、1958年柳川組が、管理売春をシノギにする酒梅組系鬼頭組と抗争した際、組事務所に殴り込んだ8人のうちの1人だった。織田は語る。

「倉本初代はよくも悪くも極道中の極道ですね。鬼頭組への殴り込みは100対わずか8。数次の抗争で柳川組は鬼頭組に死者1、重軽傷者15の被害を与えた。殴り込みのとき倉本初代はまだ16歳で、柳川組では珍しく在日ではなく、日本人だったけど、柳川初代が可愛がり、『わしの実子分(実の子供)や』と言っていたそうです。それと、若いころ一度JR天満駅そばのホテルで寝込みを襲われている。1人が日本刀で斬りつけるのを左手で受け止め、左手の神経を断ち切られた。手はくっついたけど、親指が動くだけで、後4本は動かない。

柳川組は1969年に解散したけど、倉本初代は意地を張ってどこにも属さず、一匹狼でやっていた。そういうとき看板のある者7~8人が束になって襲ってきた。

周りは言いました。『倉本がやられた、ケンカの倉本負け知らずがついに終わった』と。

実際に無茶苦茶強かったらしい。そう言われたどん底から倉本初代は這い上がった。とんとん拍子の人より、いろいろあった人に自分、心惹かれるんです。エリートよりも地獄を見た人、そこから自分の努力で、覚悟で、這い上がった人。そこにやっぱり、惹かれましたね。プラス柳川、かもしれません。柳川次郎という人は自分にとって特別な存在だったんです」

在日ヤクザの柳川次郎が初代を率いた柳川組は山口組の直系組の1つで、2次団体でありながら、警察庁により全国広域5大暴力団の1つに指定され、昭和40年代、集中的な取り締まりを受けて解散した。

倉本はその後、宅見組に拾われ、副組長に抜擢され、五代目山口組では若頭補佐の1人になった。

織田は倉本の下で「織田興業」を結成し、倉本組の幹部へと昇進していった。が、1990年、山口組と波谷組が抗争した「山波抗争」が起きると、組員2人をして波谷組系平澤組幹部を銃撃させ、事件の首謀者として逮捕、懲役12年の刑で徳島刑務所に服役、そこで山健組の井上邦雄組長と知り合うわけだ。

織田は在日3世として典型的なヤクザの道をたどる。彼はギクシャクしている日韓関係をどう考えているのか。

「自分も壁に突き当たったとき、自分は一体何者だと思いました。刑務所にいるとき、本を差し入れしてもらい、勉強したんです。と同時に、自分の記憶をたどって、じいさん、ばあさん、両親のこと、時系列で合わせて考えていく。と、なるほどなと見えてきたものがあります。

戦前の強制連行、密入国、慰安婦。ヘイトスピーチが今、拡散させてますが、あそこには嘘、ねつ造もあるし、過大にこう大きくして見せたりしてますけども、自分なりになんぼか調べました。

実際のところ、朝鮮人の強制連行はパーセンテージでいうと、微々たるもの。肉体労働者の数が足りなくて、多少あったと思います。従軍慰安婦については、同じようなことが世界中であった、そういう時代やった、そうしないとご飯を食べられなかった人もいたと思います。

その中でいわゆる女郎屋の女衒も関係していたでしょう。それは日本国内でもあった話で、女を無理やりとか騙してとか、悪い人間もおったでしょうけど、全体でいうと、需要と供給の中で、各国で同じようなことがあったと思います。残念だけど仕方なかったことじゃないかと、思いますね。まあ戦争が生んだ悲劇の一環じゃないかと。

だから、そこで在日側からする恨みつらみはよくない、と。あんまり敏感に反応することじゃなく、もっとこう世界全体を見てほしい。在日の若い子らに言いたいのは、ありのままに受け止めてほしいということです」

◆新世代の在日ヤクザ

本国の韓国人とは異なり、「恨(ハン)」の文化からは離れている気配だ。織田は「韓国は生みの親、日本は育ての親」という。

「どちらも大事だが、どちらかいうと、育ての親に決まってます。私らは韓国語もしゃべれない。日本に育ててもらったことに感謝し、育ての親に親孝行する。これのどこが悪いのか、と。

自分も50の歳になってようやく一つの答えが出ました。これを発信して今、頭を壁にぶつけている若い世代に伝えたい。恨み、つらみはよくない、と。1世、2世は確かにいわれない差別を受けた。

が、日本という国にお世話になり続けたのも事実です。恨み、つらみを逆転して感謝に変えたとき、清々しい気持ちになれる。在日が日本人とともに日本国民のために、命がけでがんばろうというのは男として、1人の人間として、全然恥ずかしいことじゃない」

任侠団体山口組のメンバーは9割以上が日本人、同組に所属替えした旧山健組メンバーも9割以上が日本人である。ヤクザや前科、前歴がある者は本人が望んでも日本に帰化できない。が、在日3世になると、同化が進み、意識や考えがほとんど日本人と区別できない。ヤクザの世界も同様のようだ。

若い世代では今まで差別を経験したことがないという在日韓国人もいる。全部が全部、差別がなくなったとは思いようがないが、山口組では現在の六代目まで組長は日本人。執行部に在日が名を出す程度だ。任侠団体山口組が徐々に主流を形成し、初めて在日の組長誕生となる可能性もある。

※週刊ポスト2017年7月21・28日号

参照元 : NEWSポストセブン






2017年7月15日土曜日

銃弾の薬莢を隠したとして、証拠隠滅の疑いで同組直系「山健組」傘下組織組員を逮捕

薬莢隠し持った疑いで組員逮捕。「提出するタイミングを失っただけ」

2017/7/15(土) 14:19配信

指定暴力団神戸山口組の井上邦雄組長(68)の関係先とされる兵庫県稲美町の住宅に銃弾が撃ち込まれた事件で、兵庫県警は、銃弾の薬莢(やっきょう)を隠したとして、証拠隠滅の疑いで同組直系「山健組」傘下組織組員、藤田稔容疑者(49)=同町中村=を逮捕した。「提出するタイミングを失っただけで、隠すつもりはなかった」と容疑を否認している。

逮捕容疑は6月20日午前2時15分ごろ、銃弾が撃ち込まれた住宅周辺で空薬莢5個を発見したにもかかわらず、隠していたとしている。

参照元 : 産経新聞

神戸山口組傘下の組長が組織から脱退しようとした組員に対し、関係を続けるよう強要

和歌山県警が神戸山口組本部を捜索

2017/7/15(土) 1:43配信



指定暴力団・神戸山口組傘下の組長が組織から脱退しようとした組員に対し、関係を続けるよう強要したとして逮捕された事件を受け、和歌山県警は、神戸山口組本部事務所を家宅捜索しました。

14日午後、兵庫県淡路市にある神戸山口組本部事務所に和歌山県警の捜査員およそ40人が家宅捜索に入りました。捜索は、神戸山口組傘下で堺市に事務所を置く二代目中野組組長・小嶋恵一容疑者(68)が今年1月組からの脱退を申し出た20歳代の組員の男性に関係を続けるよう強要したとして逮捕されたことを受けて行われました。

小嶋容疑者は、警察の調べに、「そういうことをいった覚えが無い」と容疑を否認しているということです。県警は、事件の裏付けを進めるとともに組織の関与があったかなど背後関係を調べています。

参照元 : ABC朝日放送

千葉県松戸市のアパートに銃撃した容疑で指定暴力団稲川会系の暴力団関係者ら2人逮捕

アパートに銃撃容疑、暴力団関係者2人逮捕 松戸の事件

2017/7/15(土) 19:13配信



千葉県松戸市でアパートに銃弾を撃ち込み、玄関ドアを壊したとして、県警は15日、男2人を銃刀法違反(加重所持)と建造物損壊の疑いで逮捕し、発表した。

県警によると、逮捕されたのは、自称住所不定、松本龍也容疑者(52)と、埼玉県熊谷市、渡辺吉正容疑者(50)。捜査関係者によると、2人は指定暴力団稲川会系の暴力団関係者という。県警は同日、関係先として群馬県太田市と熊谷市の二つの暴力団事務所などを家宅捜索した。

2人は6月30日朝、松戸市緑ケ丘2丁目と同市五香西2丁目の2カ所のアパートで拳銃を発砲し、玄関ドアを壊すなどした疑いがある。県警は捜査に支障があるとして認否を明らかにしていない。けが人はいなかった。

松戸市では5月、暴力団関係者が乗った車が銃撃され、男性(46)が大けがをした。6月以降も、5月の事件の関係先とみられるアパートなどに銃弾が撃ち込まれた痕が3件相次いで見つかり、県警は銃撃事件との関連を調べている。

参照元 : 朝日新聞


2017年7月14日金曜日

暴力団の身分を隠して、生活保護費を不正受給した指定暴力団太州会傘下の組員の男(38)を逮捕

暴力団加入隠し、生活保護224万円超を不正受給 組員を容疑で逮捕 福岡

2017/7/14(金) 12:26配信

福岡県警田川署は14日、生活保護費約224万円を不正に受給したとして、福岡県直方市、暴力団太州会傘下組織組員の男(38)を詐欺容疑で逮捕した。

逮捕容疑は、平成26年9月9日付で直方市から生活扶助費などの給付を受けていたが、平成27年5月ごろ、自ら指定暴力団太州会傘下組織に加入したのに、この事実を隠して届出をせず、同年6月1日から今年3月1日までの間、22回にわたり、不正に現金合計224万7360円の支給を受け、人を欺いて財物を交付させた疑い。

参照元 : 西日本新聞

太州会



太州会(たいしゅうかい)は、日本の福岡県田川市に本部を置く暴力団。指定暴力団。構成員総数は2015年末の時点で約140人。福岡県内を専らの活動地としている。“川筋ヤクザの保守本流”として知られてきた。

来歴
田川市内の炭鉱労働者であった太田州春が1954年(昭和29年)頃に不良集団を集めて「太田グループ」という愚連隊を結成。この太田グループがやがて“太田組”と改称し、急速に勢力を伸ばした末に、1973年(昭和48年)をもって“太州会”へと改称、1991年(平成3年)に田中義人が二代目を襲名した。1993年(平成5年)に暴力団対策法に基づく指定暴力団となった。

情勢
本部所在地は福岡県田川市大字弓削田1314-1。北九州市の工藤会、久留米市の道仁会、福岡市の福博会、大牟田市の九州誠道会(現・浪川睦会)と並ぶ、福岡県内に本部を置く独立指定暴力団組織5団体のうちの一つである。工藤会、道仁会、ならびに熊本会とともに四社会という親睦団体を結成している[3]。

歴代会長
18歳で炭鉱の首領となったのち前身にあたる「太州商店」を設立した太田州春が初代。太州会を率いて地元他組織を相手に抗争を展開し、不可能視されていた筑豊地方一帯の覇権を実現。以降、田中義人の二代目〜大馬雷太郎の三代目〜日高博の四代目〜と代を経てきた。

現最高幹部陣
会長 - 日高博
最高顧問 - 久保田俊英
若頭 -
総本部長 - 山岡信幸
組織委員長 -

参照元 : wiki/太州会

2017年7月12日水曜日

歌舞伎町で、男性に因縁つけて集団暴行し、ケガさせた疑い「今度、歌舞伎町で見たら殺すぞ」指定暴力団・住吉会系の幹部ら4人逮捕

「歌舞伎町で見たら殺すぞ」と一般人暴行

2017/7/12(水) 16:38配信



東京・新宿区の歌舞伎町で、見ず知らずの男性に因縁をつけて、集団で暴行し、けがをさせた疑いで、暴力団幹部ら4人が警視庁に逮捕された。

指定暴力団住吉会系の幹部・原田英俊容疑者(41)ら4人は、2016年5月、歌舞伎町のビルの入り口で、見ず知らずの男性(36)に、「何こっち見てんだよ」などと因縁をつけて、集団で顔や頭を殴るなどして、けがをさせた疑いが持たれている。

原田容疑者らは、「今度、歌舞伎町で見たら殺すぞ」と言って立ち去ったが、防犯カメラの映像から4人の関与が浮上した。

調べに対し、一部は容疑を否認している。

参照元 : ホウドウキョク

水戸市役所の職員2人が、暴力団員に頼まれて男性の住所を漏らしたとして、地方公務員法違反の疑いで逮捕

市職員が暴力団に住所漏らす

2017/7/12(水) 10:38配信



指定暴力団山口組系の組幹部とトラブルになっていた男性の住所を、この幹部に教えた疑いで、茨城・水戸市役所の職員2人が逮捕された。

水戸市役所生活福祉課の課長補佐・岩谷 勉容疑者(45)と、係長・本沢佑司容疑者(35)は、山口組系組幹部・田崎伸一容疑者(41)に頼まれて、男性の住所を教えた地方公務員法違反の疑いが持たれている。

調べによると、逮捕された職員2人は2017年3月、田崎容疑者から、トラブルになっていた男性の引っ越し先を教えてほしい、口頭が無理ならば、偶然を装って引っ越し先を案内してほしいと頼まれたという。

警察は、水戸市役所を捜索して、くわしい経緯についても捜査している。

参照元 : FNNニュース














東京・銀座で、飲食店への暴力団の関与を排除するため、警視庁による過去最大規模の巡回パトロール

銀座で「暴力団排除ローラー」

2017/7/12(水) 10:41配信



東京・銀座で、飲食店への暴力団の関与を排除するため、警視庁による過去最大規模の巡回パトロールが行われた。

「暴力団排除ローラー」は、銀座を縄張りとして、飲食店などからみかじめ料を脅し取っていた暴力団の組長らが、6月に逮捕されたことを受けたもの。

パトロールは、およそ150人の捜査員で行われ、過去最大規模となった。

参照元 : ホウドウキョク

指定暴力団山口組が「共謀罪を考える」と題する文書を組員らに配り、「暴力団目線」で改正法を読み解く

ヤクザが集中的に…山口組「共謀罪を考える」文書配布

2017/7/12(水) 11:24配信



ヤクザが集中的に狙われ、親分クラスまで罪に問われる――。「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ改正組織犯罪処罰法が施行されたが、指定暴力団山口組が「共謀罪を考える」と題する文書を組員らに配り、「暴力団目線」で改正法を読み解いている。

朝日新聞が入手した文書は4ページ。「はじめに」で、「法律の実績作りのためにヤクザが集中的に対象とされる」と訴え、「共謀罪とヤクザ」の項で改正法の狙いについて、「トップを含め、根こそぎ摘発、有罪にしようというもの」と説明している。

その後、法律の内容や「想定される適用例」を新聞記事を引用しながら解説。銃刀法違反容疑で組員が逮捕された例を挙げ、「警察に殺人目的とでっち上げられ、他の組員、幹部、さらには親分クラスが共謀罪に問われるケースも起こりえる」とした。

参照元 : 朝日新聞





2017年7月11日火曜日

指定暴力団会津小鉄会の6代目会長名義の文書を偽造した容疑で4人が逮捕 山口組総本部を捜索

山口組総本部・事務所を捜索 会津小鉄会「7代目」名乗る文書偽造容疑

2017/7/11(火) 18:41配信



指定暴力団会津小鉄会(京都市)の6代目会長名義の文書を偽造したとして、有印私文書偽造・同行使容疑で同会若頭の原田昇(本名・津(つ)波(は)廣(こう)保(ほ))容疑者(64)=同会直系「心誠会」組長=と原田容疑者に近い指定暴力団山口組系組長(67)ら4人が逮捕された事件で、京都府警は11日、同容疑で山口組総本部事務所(神戸市)を家宅捜索した。

家宅捜索は同日午後2時10分ごろから、捜査員ら約60人態勢で実施。盾を持った機動隊員らも警戒にあたったが、捜索は約30分で終了し、目立った混乱もなかった。

同会は会長人事をめぐって内部分裂。原田容疑者は自らが後継の7代目会長だとする文書を偽造したなどとして逮捕された。原田容疑者らが文書を出した直後、6代目会長名でこの内容を否定し、原田容疑者を絶縁とする内容の文書が流れた。

参照元 : 産経新聞

自動車整備工場に、回転弾倉式拳銃1丁、実包10発、火薬類である不発実包6発を保管、所持した疑い 暴力団「浪川会」傘下組織組長ら4人逮捕

自動車整備工場に拳銃1丁、実弾保管 容疑で暴力団組長ら4人逮捕 福岡県警

2017/7/10(月) 11:32配信



福岡県警は10日、銃刀法違反および火薬類取締法違反容疑で、福岡県大牟田市、暴力団浪川会傘下組織組長の男(46)ら男4人を同日までに逮捕したとと発表した。

逮捕容疑は、共謀し、4月10日、同市内になる自動車整備工場に、回転弾倉式拳銃1丁、実包10発、火薬類である不発実包6発を保管、所持した疑い。

参照元 : 西日本新聞

浪川会



浪川会(なみかわかい)は、福岡県大牟田市上官町2-4-2村上ビル2Fに本部を置き、東京都台東区三筋2-10-13に東京事務所を置く指定暴力団。構成員は2016年末の時点で約240人。

略歴
浪川睦会
2013年10月07日、浪川政浩(朴政浩)は、浪川睦会を結成して、浪川睦会会長に襲名した。
2013年12月10日、福岡県公安委員会は、浪川睦会を「特定抗争指定暴力団」に指定した。
2014年06月27日、福岡県公安委員会は、四代目道仁会と浪川睦会の「特定抗争指定暴力団」を解除した。

浪川会
2015年、浪川睦会から浪川会に改称した。

当代
会長:浪川政浩(二代目九州誠道会会長/九州誠道会理事長/三代目村上一家若頭)

構成
会長 - 浪川政浩
相談役 - 中原末光(中原組組長)
会長代行 - 永石秀三(永石組組長)
会長補佐 - 藤村英市(藤村組組長)
副会長 - 柴野正治(浪川総業組長)
副会長 - 高尾 清(高尾組組長)
幹部総代 - 山寿 治(二代目川口組組長)
理事長 - 高柳弘之(高柳組組長)
総本部長 - 梅木一馬(五代目村上一家総長)
本部長 - 神宮光彦(神宮組組長)
幹事長 - 佐村政実(佐政総業組長)
副理事長 - 吉田一彦(吉田組組長)
副理事長 - 宮本泥棒(浪勝総業組長)
本部統括長 - 野中 誠(三代目村上会会長)
本部統括長 - 田辺敏治(田辺総業組長)
組織委員長 - 森 郁宣(二代目田中総業組長)
渉外委員長 - 三井明博(二代目城後組組長)
慶弔委員長 - 金田信翁(金竜会会長)
事務局長 - 矢口 旭(矢口組組長)
監査役 - 嬉野勝郎(嬉野組組長)
直参-古賀信昭 (古賀信組組長)
直参-渡邊大二郎(永虎組組長)

参照元 : wiki/浪川会

2017年7月8日土曜日

山口組の直系組長が、暴力団組員であることを隠して銀行口座開設で逮捕 大阪府警が山口組総本部に家宅捜索

山口組直系組長を逮捕 総本部に家宅捜索

2017/7/7(金) 12:15配信



指定暴力団・山口組の直系組長が、暴力団組員であることを隠して銀行口座を開設した疑いで逮捕され、大阪府警は山口組総本部に家宅捜索に入りました。

午前10時40分ごろ、神戸市灘区にある指定暴力団・山口組の総本部に大阪府警が捜査員100人態勢で捜索に入りました。

山口組傘下の章友会会長松岡錠司容疑者(49)は、今月4日、妻の名義でインターネット銀行の口座を開設し、キャッシュカードなどを騙し取った疑いで逮捕されました。

警察によると、この口座には競馬の馬券購入と配当金でおよそ10億円の出入りがあったということで、警察は組織的な犯罪行為に利用されていなかったか調べています。

参照元 : 関西テレビ









2017年7月4日火曜日

【2年前の筑邦銀行発砲事件】強盗未遂や銃刀法違反などの容疑で指定暴力団「道仁会」傘下組織幹部を逮捕

強盗未遂容疑で組幹部逮捕=15年の銀行発砲事件―福岡県警

2017/7/4(火) 10:14配信

福岡県久留米市で2015年7月、筑邦銀行東合川支店に男が押し入り拳銃を発砲した事件で、県警暴力団犯罪捜査課などは4日、強盗未遂や銃刀法違反(発射)などの容疑で指定暴力団道仁会傘下組織幹部の下川大容疑者(40)=同市通町=を逮捕した。

県警は認否を明らかにしていない。

逮捕容疑は15年7月24日午後3時ごろ、同支店で職員に拳銃の銃口を向け、「金を出せ」などと脅してリュックサックを手渡し、拳銃を3発発射して天井を損壊した疑い。

行員が要求を拒否したため、男は何も取らずにバイクで逃走した。けが人はなく、現場から銃弾や薬きょうなどが見つかった。

同課によると、下川容疑者が使用していた久留米市内の倉庫で拳銃が見つかり、支店に残っていた銃弾の線条痕が一致した。

参照元 : 時事通信

道仁会



道仁会(どうじんかい)は、日本の福岡県久留米市に本部を置く指定暴力団。2012年より改正暴対法に基づく“特定抗争指定暴力団”(‐2014年)。構成員の総数は2016年末の時点で約540人。福岡県のほかにも佐賀県や熊本県などに系列組織を置いている。

顕著なる反権力性、反警察的色彩ならびに極度の好戦的傾向から知られる暴力団組織で、その結成からというもの数多の抗争事件をもってその名を知らしめてきた。10倍近い勢力を有する山口組を相手に一歩も引かない姿勢を示した1980年代のいわゆる『山道抗争』における激烈な戦闘行動や、関東地方の大組織・住吉連合会との突発的な抗争に際し破壊的な総力戦を敢行しようとしたことなどから、暴力団界にあって際立った畏怖を伴う“恐ろしい”組織であるとの評判が定着。

長年にわたって日本屈指の強力な犯罪組織としてあり続けており、その性質面について、安田雅企は“信じ難い蛮勇”を有する組織であると、ジェイク・エーデルスタインは“とりわけ獰猛(凶暴)な組織”であると述べる。

2000年代中盤頃からは、人事を巡って分裂した九州誠道会を相手とした、暴力団史に類を見ないほどの極めて破壊的な銃火器類を多用した激しい抗争の当事者となり、全国的な関心を惹起する事態ともなった。抗争終結宣言に至る2013年までに、マシンガンや手榴弾を用いた47件の抗争事件で14名の死者を発生させるに至った。

来歴
1971年に古賀一家を含む4団体が合体し道仁会を結成。この統合を主導したのが初代会長の古賀磯次であった。やがて初代の幹事長であった松尾誠次郎が1992年に二代目を襲名。同年に暴力団対策法に基づく指定暴力団への登録を受ける。2006年における松尾の引退に伴い、傘下松尾組の首領であった大中義久を会長とする三代目体制が発足するも、同時期に離反した九州誠道会の手により翌2007年に大中が射殺されたことから早くも終焉。当時服役中であった小林哲治が四代目を継承した。

抗争史
道仁会が当事者となってきた数々の抗争事件のうち、20世紀における主要なものとしては、1978年における大牟田市内の名門暴力団組織・馬場一家との抗争、1980年における伊豆組内伊豆一家との抗争、1982年における久留米市内の向山一家との抗争、1983年における馬場一家との第二次抗争および住吉連合会との抗争、そして1986年からおおよそ8ヶ月間にわたって続いた山口組との抗争が挙げられる。

住吉連合会との抗争に際しては、組員らが大挙して上京したうえで東京都内に潜伏、同時多発急襲寸前というところまで事が進んだものの、まさに間一髪という時点で落着。のちに“山道抗争”として語られるようになった山口組との抗争は、その膨大な発砲回数と死傷者の急増から全国的なマスメディアの関心を惹起することにもなった。

対九州誠道会
長年にわたり組織を率いた松尾誠次郎が2006年に引退を表明。これに際して大牟田市を本拠地とする村上一家を中心とした勢力が次期の人事決定に反発し、道仁会から脱退したうえで、“九州誠道会”という名の新団体を発足させた。これが抗争の起こりであった。

年内にさっそく本部事務所がAK-47アサルトライフルによる激しい掃射を受け、それから2年間のうちに7名の死者を計上した。誠道会側からの終結の宣言が行われた2008年頃からしばらくは局所的な抗争事件が発生するに留まっていたものの、やがて再燃し、特に2011年に入ってからは激化が確認されている。

2011年度の目立った関係事案あるいは関係が疑われる事案としては、誠道会系元組長を含む2名が誠道会本部事務所の至近地で乗車していたワゴンごと電柱に衝突し即死、爆発炎上後の車内から手榴弾が発見された事件や、佐賀県伊万里市で組員が誠道会系幹部を回転式拳銃で射殺した事件、佐賀県小城市で組員と疑われる男が誠道会系組員の居宅を襲ったうえで刺殺した事件、大川市で道仁会関係と見られる車と誠道会系組員らの乗る車とがいわゆるカーチェイスによる銃撃戦を展開した事件、会長宅が機関銃や手榴弾で武装した誠道会関係者による襲撃を受けた事件などが幅広く報道された。このような抗争状態を背景とし、2012年12月、九州誠道会とともに改正暴対法に基づく“特定抗争指定暴力団”の指定対象となった。

2013年6月、九州誠道会との抗争終結の旨の宣言書を福岡県警久留米署へ提出。その後、特定抗争指定暴力団の指定は2014年6月26日をもって解除された。

最高幹部
初代会長は古賀磯次、2代目は松尾誠次郎、3代目は大中義久(松尾義久)、4代目は小林哲治。初代会長の古賀は2009年に74歳で死去。3代目の大中は2007年に乗用車から降りたところを頭部に銃撃を受けて即死。

会長 - 小林哲治
会長代行 - 篠塚信之
本部長 - 森憲一郎
組織委員長 - 平山貞男
副理事長 - 志岐公司
副理事長 - 福田憲一
事務局長 - 浦仲長次朗

参照元 : wiki/道仁会