2016年3月31日木曜日

【山口組 vs 神戸山口組抗争】6代目山口組側が結束を固める為に、上納金を春から直系組長で40万円、最高幹部65万円くらいまで値下げ

山口組vs.神戸山口組抗争激化でまさかの「上納金値下げ合戦」

2016/3/30 07:00



6代目山口組の幹部の一人は3月25日午後、緊急の連絡を受けた。

「神戸山口組が大量に横浜を目指して移動している」

その幹部は電話を切ると、すぐに他の組関係者に連絡をし、檄を飛ばした。

「行けるものは横浜、すぐに動けんもんは待機して、出動態勢や」

そして横浜では実際、両者のにらみ合いが続いているという。

昨年夏に分裂した6代目山口組と神戸山口組の対立。それは対立から、抗争に発展。連日のように双方の「激突」が報じられている。

3月20日未明、東京都足立区で双方の組員が大乱闘し、神戸山口組と見られる男らが逮捕された。

目撃者によれば、

「ゴルフクラブで殴られた男が滝のように流血、すさまじい様子だった」

その前日には、神戸山口組系の組事務所にダンプカーが突っ込む騒ぎがあった。報復とばかりに衝突しているのだ。

冒頭に書いた横浜の「にらみ合い」の数日前、6代目山口組の幹部が取材に来ていたテレビカメラに向かって、「(神戸山口組)あんなもん認めてねぇーよ、馬鹿野郎」と話したことが報じられた。

その「返し」で神戸山口組が横浜へ乗り込んだとみられている。6代目山口組サイドも「応戦」とばかりに、横浜に組員らが入った。すると、横浜がシマの指定暴力団・稲川会も、反応した。

「抗争中の6代目山口組と神戸山口組に加え、稲川会までが乗り出す、一触即発の事態となってしまった。問題の発言をした幹部は警察ががっちりガード。今は全国でいつ何が起こっても不思議ではない」(捜査関係者)

現在、6代目山口組の構成員が約6千人、神戸山口組は約3千人とされるが、神戸山口組が増加傾向にあるという。

その理由とされるのは会費と呼ばれる上部組織への「上納金」の安さだ。神戸山口組は、直系組長クラスで月10万円、最高幹部で30万円という。

6代目山口組も負けじと春から上納金を直系組長で40万円、最高幹部65万円くらいまで値下げするようだ。上納金の安さで神戸側になびくヤツもいる。結束を固めるためにも、上納金を見直すことになった」(6代目山口組の関係者)

表と裏でしばらくは「抗争」が続きそうだ。(取材班=鳴澤大、西岡千史、牧野めぐみ、松岡かすみ、秦正理/今西憲之)

※週刊朝日 2016年4月8日号

参照元 : dot.


神戸山口組の上納金は安いですね。

6代目山口組は値下げしても高い。最高幹部になると上納金も高くなるんですね。


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