2016年6月30日木曜日

【池田組幹部射殺事件】神戸山口組は弘道会の犯行と断定 水面下で報復準備着々!? 容疑者スピード出頭の裏側

神戸山口組、水面下で報復準備着々 ターゲットすでに絞り込む 池田組幹部射殺事件

2016.6.11 21:00



岡山市の指定暴力団神戸山口組系池田組幹部射殺事件を受けて、神戸山口組は8日、兵庫県淡路市の本部事務所で定例会を開き、事件を対立する山口組の中核組織である弘道会の犯行と断定したもようだ。

弘道会は山口組の篠田建市(通称・司忍)6代目組長の出身母体。定例会では報復禁止が改めて通達されたが、水面下では報復のターゲットがすでに絞り込まれているといい、警察当局は大規模な抗争に発展する恐れもあるとみて警戒態勢を続けている。

兵庫・淡路島にある神戸山口組の本部事務所には午前11時ごろから直系組長が集まり始め、ナンバー2の高木忠若頭を射殺された直系組織、池田組の池田孝志組長も出席。井上邦雄組長は午後0時半ごろに到着した。

井上組長はこれまでの定例会で、午後1時ごろの開始から10分程度で退席することが多かったが、この日は午後2時ごろになってようやく本部を後にした。

神戸山口組は定例会に合わせ、それぞれの直系組織から若頭が出席して連携を強める「若頭会」を開いているが、池田組からは死亡した高木若頭に代わって本部長が出席したという。

池田組幹部射殺事件では、岡山県警に殺人などの疑いで逮捕された山口組系弘道会系組員、山本英之容疑者(32)が5日に岡山南署へ出頭した際、「自分が撃った」と話していたことが分かっているが、凶器の拳銃は所持していなかった。現場のマンション駐車場の防犯カメラには酷似した男の姿は写っていたものの、犯行場面は捉えられていなかったとされる。

神戸山口組関係者によると、定例会では山本容疑者の出頭が早すぎることなどから「替え玉」の可能性も指摘された。ただ、過去の他組織との抗争の手口などから、山本容疑者が所属していた組織の上部団体である「弘道会主導の犯行であることは間違いない」との結論を出したという。

事件後、神戸山口組は表向き、傘下組織に対して、報復行動に出ないよう通達を出している。しかし、水面下では報復に向けた準備が着々と進められており、具体的なターゲットの絞り込みもすでに完了しているという。

参照元 : ZAKZAK


神戸山口組系幹部射殺事件 容疑者がスピード出頭した裏側と今後の抗争

2016.6.8 20:46



実行犯を名乗る男の出頭で、急転直下の動きを見せた岡山市の指定暴力団神戸山口組系池田組幹部射殺事件。殺人容疑などで逮捕された男は敵対関係にある指定暴力団山口組の篠田建市(通称・司忍)6代目組長の出身母体で中核組織「弘道会」の傘下組員だった。最大のナゾは、実行犯が事件発生から1週間もたたずに出頭してきたことにある。山口組、そして弘道会の狙いはどこにあるのか。

岡山県警によると、池田組幹部を5月31日に岡山市で自宅マンション駐車場で射殺したとして、殺人などの疑いで逮捕された弘道会系高山組組員の山本英之容疑者(32)は5日、岡山南署に出頭した際、凶器を所持していなかった。供述にも曖昧な点があり、県警は慎重に捜査を進めている。

事件では、実行犯が射殺された幹部の行動パターンを把握し、事前に現場を下見していたとみられるなど、用意周到な手口から捜査の長期化も予想されていたが、なぜ山本容疑者は事件から1週間もたたずに出頭したのか。山口組関係者も事件の急展開に驚いた表情をみせ、こう話す。

「手口の鮮やかさから銃器に使い慣れたプロのヒットマンの犯行だと思っていたし、実行犯はなかなか出てこないと思っていた。組織犯罪の厳罰化で拳銃を使って殺傷した場合、無期刑も覚悟しなければならない時代に事件から1週間もたずに出頭してくるとは…」

捜査関係者によると、幹部が射殺された現場周辺には県警や池田組などが設置した多数の防犯カメラが設置されており、「実行犯の顔が鮮明に写っていた」といい、岡山県警など警察当局にとっては実行犯の割り出しはさほど難しくない状況であったという。

こうしたなかで出頭してきたのが、山本容疑者だった。別の山口組関係者が言う。「昨年8月の山口組の分裂は人事、経済面で山口組の弘道会支配が大きな原因となり、離脱派が神戸山口組を結成した。その後、80件近い抗争事件が起きたが、弘道会は守勢に立たされていた。本当なら、もう少し時間が経過してから出頭させることもできたが、顔が割れていたことから早めに出頭させ、弘道会の本気度を神戸側に示したのでないか」

実際、神戸山口組は5月に直系組長を集めた定例会で、弘道会系以外の組織とは分裂前と同様の付き合いを許可する方針を伝えたという。山口組内で弘道会を孤立させる狙いがあるとみられているが、こうした情勢下、弘道会が逆襲のターゲットにしたのが、中国や九州地方の山口組系直系組織から組員を大量に引き抜き、トラブルになっていた池田組だという。

神戸山口組は今回の事件直後、傘下組織に「返し(報復)はするな」と命令するとともに、山本容疑者の出頭後も改めて報復禁止の通達を出したとされる。神戸山口組関係者が内情を明かす。「今回の事件では弘道会のやる気を見せつけられたが、簡単に挑発に乗って、返し(報復)をするようなことはない。車両突入などをやっても笑われるだけ。それだけ性根を据えてやっていることだ」。報復は忘れたころにやってきそうだ。

参照元 : ZAKZAK


車損壊事件で新たに神戸山口組系組員2人逮捕 計24人に 県警

2016年6月29日(水)8時37分配信

指定暴力団山口組と神戸山口組の双方の組員が車を壊し合うなどして逮捕された事件で、兵庫県警暴力団対策課などは28日、山口組系組員2人の顔などを金属バットで殴ってけがをさせたとする傷害容疑で、いずれも神戸山口組系組員の高岡宏明(51)=神戸市中央区=と川村昌己(37)=福岡市博多区=の両容疑者を逮捕したと発表した。

それぞれ認否を保留しているという。

一連の事件の逮捕者は神戸山口組側が4人となり、山口組側と合わせて計24人となった。

参照元 : 産経新聞

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