2017年9月21日木曜日

任侠山口組のトップ襲撃事件のヒットマンは神戸山口組・井上組長がトップを兼ねる中核組織「山健組」傘下組織の組員で、井上組長の警護役

任侠山口トップ襲撃「ヒットマン」の正体 神戸山口組・井上組長の警護役、高かった忠誠心

2017/9/21(木) 16:56配信



神戸市長田区で今月12日、指定暴力団神戸山口組から離脱した任侠山口組の織田絆誠代表(50)の警護役組員(44)が射殺された事件で、兵庫県警が殺人容疑で指名手配した神戸山口組系ヒットマン、菱川龍己容疑者(41)。神戸山口組の井上邦雄組長がトップを兼ねる中核組織「山健組」傘下組織の組員で、井上組長の警護を務めるなど忠誠心が高かったという。

捜査関係者によると、菱川容疑者は岡山市に本拠を置く山健組傘下組織に所属し、組長の養子となっていた。上部団体の山健組の関連施設に住み込み、井上組長の移動時などに付き添う警護役を担当していたとされる。

兵庫県警の調べに対し、山健組関係者は菱川容疑者について、井上組長が6月、兵庫県警や京都府警に詐欺容疑などで相次いで逮捕されて以降、「音信不通になっていた」と説明。襲撃事件の現場では共犯者の存在が確認されているが、複数の組員が菱川容疑者と同様に傘下組織を離脱していたとの情報もある。

「上層部への突き上げ捜査をかわすため、事件前に離脱し、『地下に潜っていた』ということだろう。暴力団の常套(じょうとう)手段だ」(捜査関係者)

菱川容疑者は井上組長の警護を担当していたことから、山健組出身者が大半を占める任侠側にも「面が割れた存在」(暴力団関係者)だった。現場では任侠側から実行犯として名指しされていたほか、現場から約10キロ離れた神戸市北区の路上では16日、回転式拳銃2丁や身分証が入ったかばんが見つかった。

暴力団関係者は「所属組織の親分の養子になるということは親分からの信頼が相当厚かったということだ。実際、井上組長の警護も任されていた。今の時代、ヤクザが殺人罪で無期懲役となれば30年は刑務所から出られない。襲撃時に素顔や身分を隠さず拳銃と身分証まで残すことで、上層部の関与をかわす材料にしている。高い忠誠心と強い意志で犯行に及んだのだろう」と指摘している。

参照元 : 夕刊フジ


神戸銃撃事件 1時間前に逃走準備か

2017/9/21(木) 20:46配信



神戸で起きた射殺事件。指名手配されている暴力団員はまだ逃走中ですが、関西テレビの取材で、犯人グループが事件の1時間前から逃走の準備をしていた疑いがあることが分かりました。

9月12日、神戸市長田区で任侠山口組の織田こと金禎紀代表の乗った車が銃を持った男に襲われた事件。

ボディーガードとみられる楠本勇浩さん(44)が射殺された直後、近くの防犯カメラには黄緑色の服を着た人物が銃のようなものを構えるも、すぐに来た方向に逃走していく様子が映っていました。

約1時間前。別の防犯カメラは、現場近くの集合住宅にバイクを乗りつける、不審な人物を捉えていました。

逃走の準備をしているのでしょうか。

バイクを止めると、紙袋のようなものを手にどこかに歩いていきます。

複数の目撃者や防犯カメラの映像を総合すると、バイクがこの場所に停められたおよそ一時間後に事件が起きます。

黄緑色の服を着た男はその後バイクに乗って集合住宅を抜け、北上したとみられます。

そして、同じような黒色のバイクが現場から200メートルほど離れた場所に放置されているのが見つかっていて、警察が押収しています。

【近くの住民は】
Qいつくらいからバイクはあった?
「(事件の)5日前くらいからありました。(バイクは)新聞紙でぐるぐる巻きにされて」
Qナンバーが見えないように
「見えないように」

事件1時間前の防犯カメラの映像を確認すると、ナンバープレートが加工してあるように見えます。

警察は神戸山口組の三次団体組員とみられる黒木こと菱川龍己容疑者(41)を殺人の疑いで指名手配していて、犯行グループが逃走経路の確保など周到に準備をした上で襲撃に及んだとみて捜査を進めています。

こうした中、兵庫県警は暴力団事務所の周りで警戒中の警察官が不審者に職務質問をしたところ暴れ出したという想定で訓練を行いました。

警察は、任侠山口組系の事務所がある地域を中心に警戒を強めています。

参照元 : 8カンテレ

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