2017年6月30日金曜日

【津小鉄会本部事務所乱闘騒ぎ】傷害と暴力行為法違反容疑で、新たに指定暴力団神戸山口組系組員の男4人を逮捕

会津小鉄会組事務所乱闘騒ぎで新たに山口組系暴力団員4人逮捕 幹部を蹴り頭にケガ負わせる 京都府警

2017/6/30(金) 8:53配信

指定暴力団会津小鉄会本部事務所(京都市)で1月、暴力団組員らが乱闘騒ぎを起こした事件で、京都府警は29日、傷害と暴力行為法違反容疑で、平原武広容疑者(40)らいずれも指定暴力団神戸山口組系組員の男4人を逮捕したと発表した。事件の逮捕者は計17人になった。

4人の逮捕容疑は共謀し1月11日朝、数十人で同会本部事務所に押しかけ、同会幹部(69)ら9人を蹴るなどし、この幹部に頭部打撲などのけがをさせたとしている。府警は4人の認否を明らかにしていない。

参照元 : 産経新聞

【ATM不正引き出し事件】指示役の指定暴力団六代目山口組三代目「弘道会」系組員ら5人再逮捕

<ATM18億不正引き出し>指示役の組員再逮捕 出し子役4容疑者も 千葉県警

2017/6/29(木) 10:03配信



17都府県のコンビニの現金自動預払機(ATM)から18億6千万円が不正に引き出された事件で、千葉県警国際捜査課と船橋署などの合同捜査班が、不正作出支払用カード電磁的記録供用と窃盗(払出盗)の疑いで、指定暴力団六代目山口組三代目弘道会系組員で自称アルバイト、伊吹大介容疑者(36)=両容疑で逮捕=ら5人を再逮捕したことが28日、捜査関係者への取材で分かった。伊吹容疑者はグループの指示役。

ほかに再逮捕されたのは、いずれもグループの出し子で両容疑で逮捕されていた自称無職、真島雅典(29)=船橋市夏見台1、同無職、天満優(23)=市川市宮久保2、同無職、川田修大(28)=船橋市滝台2、同自営業、園田優太(28)=東京都渋谷区東4=の4容疑者。

伊吹、真島、天満3容疑者の再逮捕容疑は、氏名不詳者らと共謀し昨年5月15日、千葉市内のコンビニ「セブン-イレブン」2店舗に設置されたATMで、南アフリカのスタンダード銀行の顧客データを使った偽造カードを使い、現金計190万円を引き出した疑い。川田、園田両容疑者は同日朝、船橋、習志野市内の2店舗で、同様に現金計100万円を引き出した疑い。

一方、千葉地検は28日、今月8日の逮捕容疑についての処分を保留とした。

参照元 : 千葉日報


【大阪地裁】元プロボクシング世界王者・渡辺二郎氏(62)がテレビ朝日を名誉毀損で訴え、勝訴

テレ朝に賠償命令 「清原氏に組員紹介」におわせた報ステ「名誉毀損」 渡辺二郎氏の訴え認める

2017/6/29(木) 17:28配信



覚せい剤取締法違反容疑で逮捕され、有罪判決が確定した元プロ野球選手、清原和博氏の事件に絡み、テレビ朝日の「報道ステーション」で、同氏に暴力団組員を紹介したかのように報じられたとして、元プロボクシング世界王者の渡辺二郎氏(62)=大阪市=が、同社に1千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が29日、大阪地裁であった。

森田浩美裁判長は「2人に交友関係はなかった」として放送内容が名誉毀損に当たると認定、同社に150万円の支払いを命じた。

判決によると、番組は昨年2月、清原氏の事件を取り上げる中で「関西の元暴力団担当刑事」と称する人物にインタビュー。

覚醒剤の入手先に関し、大阪を拠点にする「元プロボクサーで世界チャンピオンをとった人」から「暴力団員の紹介を受けた」との証言を放送した。

判決で森田裁判長は、匿名で報じられた元チャンピオンについて、暴力団との過去の関係などから「相当数の視聴者が渡辺氏と認識した」と指摘。

一方で、清原氏とは過去に一度、偶然会った際にあいさつをしたことがあるだけだったとして、報道内容が真実との立証がなされていないと判断した。 テレビ朝日は「主張が認められず、誠に残念。判決内容を検討し対応を決めたい」とコメントした。

参照元 : 産経新聞





2017年6月28日水曜日

【福岡・金塊強盗事件】主犯格の野口被告を恐喝容疑で再逮捕へ

福岡金塊窃盗犯の恐喝 主犯格が暴力団幹部から脅され仲間脅したか 愛知県警

2017/6/29(木) 12:17配信



福岡の金塊窃盗事件をめぐる恐喝事件で、窃盗グループの主犯格の男が恐喝により得た金を受け取っていないことが分かり、警察は男が暴力団幹部から現金を要求されたため、さらに仲間を脅したとみて調べています。

金塊窃盗グループの主犯格・野口和樹容疑者(42)は、山口組弘道会傘下組織の幹部・林雅志容疑者(33)と共謀し、犯行グループの一人中垣龍一郎被告(40)から現金500万円を脅し取った恐喝の疑いで29日送検されました。

捜査関係者によりますと、現金を受け取ったのは林容疑者だけで、野口容疑者はその分け前を一切得ていなかったことが新たに分かりました。

野口容疑者は「林容疑者から『警察に黙っておいてやるから3000万円用意しろ』と言われた」などと中垣被告を脅していることが分かっています。このため、警察は林容疑者から現金を要求された野口容疑者が自ら支払うのを避けるため、中垣被告をさらに脅したとみて詳しく調べています。

参照元 : 東海テレビ
















福岡・金塊窃盗、主犯格の男を仲間を恐喝の疑いで再逮捕へ

2017/6/28(水) 12:52配信



去年7月、福岡市で起きた金塊窃盗事件で、愛知県警は、山口組系暴力団幹部の男と共謀し、仲間の1人から現金を脅し取った疑いで、既に逮捕・起訴されている主犯格とみられる男を28日にも再逮捕する方針です。

この事件は去年7月、福岡市でおよそ7億6000万円相当の金塊が盗まれたもので、主犯格とみられる愛知県尾張旭市の会社役員・野口和樹被告(42)ら7人が窃盗の罪で起訴されています。

捜査関係者によりますと、野口被告は去年12月ごろ、指定暴力団山口組弘道会系の暴力団幹部の男と共謀し、仲間の中垣龍一郎被告(40)から、現金500万円を脅し取った疑いのあることがわかりました。愛知県警は28日にも野口被告の身柄を福岡から移送し、恐喝の疑いで再逮捕する方針です。

暴力団幹部の男(33)は恐喝の疑いで27日、逮捕されていて、野口被告を通じて中垣被告を脅していたとみられています。警察は28日午前、暴力団幹部の男の事務所を家宅捜索すると共に、盗んだ金塊が暴力団の資金源になっていた可能性もあるとみて、事件の全容解明を進めています。

参照元 : TBSニュース














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●【福岡・金塊強盗事件】事件への関与を漏らした男から現金500万円を恐喝!山口組弘道会系幹部を逮捕

指定暴力団稲川会系の池永信也組長(58)への傷害致死容疑で指定暴力団住吉会系組幹部ら2人逮捕

住吉会系幹部ら再逮捕 稲川会系組長の傷害致死容疑 神奈川

2017.6.28 07:10



伊勢原市の「伊勢原協同病院」前で指定暴力団稲川会系の池永信也組長(58)=横浜市保土ケ谷区川辺町=の遺体が見つかった事件で、茅ケ崎署捜査本部は傷害致死容疑で、東京都中野区東中野、指定暴力団住吉会系組幹部、斎藤将馬容疑者(25)=稲川会系組員への傷害容疑などで逮捕=ら男2人を再逮捕した。いずれも黙秘している。

再逮捕容疑は、平成28年12月20日午前1時50分ごろ、茅ケ崎市西久保の路上周辺で池永組長を、手や棒状の物で殴り、外傷性ショックで死なせたとしている。

県警暴力団対策課によると、斎藤容疑者らは午前3時ごろ、数人の男らと池永組長を同病院前まで運び、そのまま立ち去ったとみられている。

県警は、他にも複数の組関係者が関与しているとみて行方を追っている。

参照元 : 産経新聞

池永組



池永組(いけなかぐみ)は神奈川県横浜市保土ヶ谷区星川に本部を置く暴力団で、池永組長が抗争により逝去。

組織図
組 長 - 池永信也(稲川会理事 十一代目堀井一家渉外委員長)

参照元 : wiki/池永組

任侠団体山口組の定例会、5月の初会合とは別施設が使われる!指定暴力団になることを逃れる狙い?

定例会の会場変更、指定逃れか 神戸山口組からの離脱団体

2017/6/28(水) 15:33配信



指定暴力団神戸山口組から今年5月に離脱を表明した「任●(にんきょう)団体山口組」の定例会が28日、兵庫県尼崎市戸ノ内町3の事務所であった。5月の初会合とは別施設が使われ、県警は暴力団対策法に基づく指定暴力団になることを逃れる狙いもあるとみて警戒を強める。

関係者によると、初回の会場は同市内にある「古川組」の事務所で開かれたが、この日は「真鍋組」事務所が使われた。

警察庁は現在、任●団体の設立を「神戸山口組の内紛」と扱っている。今後、任●団体を指定暴力団に指定するには「主たる事務所」の決定が欠かせない。そのため捜査員は、会場の変更について「『指定逃れ』が狙いではないか」と懸念している。

一方、捜査関係者によると、任●団体への移籍をめぐり古川組内部で勢力が二分しているという情報があり、組織内の対立状態への配慮が今回の会場変更につながったとの見方もあるという。

定例会は同日午後2時から始まったとみられ、会場入りする組員らに捜査員約30人がボディーチェックするなどして警戒した。

(注)●は「侠」の右が「夾」

参照元 : 神戸新聞NEXT

任侠団体山口組



任俠団体山口組(にんきょうだんたい やまぐちぐみ)は2017年に、神戸山口組の一部直系組員らが分裂して結成したとされる日本の暴力団である。

概要
元々は、指定暴力団山口組を源流としていたが、2015年に抗争分裂が起き、一部メンバーが神戸山口組を結成。しかし、2017年4月30日、この神戸山口組のメンバーの一部が再分裂して「任俠団体山口組」を結成。これにより山口組を源流とする暴力団は3派に分割することになった。

2017年4月30日の決意表明と称した結成式で、組織については名目上の「組長」は置かないで、神戸山口組系列の中核団体「山健組」の織田絆誠元副組長(当時50)を代表、また、「真鍋組」の池田幸治組長(当時50)を本部長とする組織を発表した。

暴力団対策法上、指定暴力団とする場合には「暴力団の威力を用いて資金を獲得」「構成員の一定以上に暴力団特有の犯罪歴」「組長などをトップとした階層的な暴力団特有の組織形態」の3要件が必要と規定されており、組長を置かない任侠団体山口組は暴対法逃れの組織形態になっているとの指摘があるが、警察当局は、分裂でなく内部対立状態であり、今後も神戸山口組の一部として暴対法上の規制対象になると認識している。

なお、5月7日には六代目山口組系淡海一家から分裂した「京滋連合」の結成式に任俠団体山口組の池田幸治本部長らが出席しており、同団体も任侠団体山口組に合流したとみられる。

参照元 : wiki/任侠団体山口組

米NYの5大マフィアの一つ「コロンボ一家」の副ボス、ジョン・フランゼーゼ受刑者が100歳で出所

米大物マフィアが100歳で出所、史上最高齢の受刑者

2017年 6月 26日 2:27 PM JST



[23日 ロイター] - 米ニューヨークの5大マフィアの一つであるコロンボ一家の副ボス、ジョン・フランゼーゼ受刑者が30日、マサチューセッツ州の刑務所で刑期を終え、100歳で出所した。8人の息子の一人が確認したもので、連邦刑務所に服役した受刑者としては史上最高齢だった。

地元メディアのニュースデーによると、フランゼーゼは成人になって以降、服役と出所を繰り返し、少なくとも6回の釈放を受けている。最近では93歳だった2010年に、ニューヨークのストリップクラブを巡る恐喝の罪で収監されていた。

出所時は車いすで刑務所内の病院を出て、ブルックリンの娘の家に向かうことを希望したという。

参照元 : ロイター

コロンボ一家



コロンボ一家(コロンボいっか、Colombo (crime) family)は、アメリカニューヨークマフィア(コーサ・ノストラ)の犯罪組織のひとつ。ラッキー・ルチアーノがニューヨークマフィアを五大ファミリーに再編したときのジョセフ・プロファチ(ザ・オールドマン)をボスとするファミリーを母体とし、名前の由来は、1960年代から1970年代にボスとして君臨したジョー・コロンボから来ている。

初期
1900年代からニューヨークにはパレルモルーツのマフィア派閥が幾つも存在し、そのうち南ブルックリンの派閥をプロファチが1920年代に継いだ。この派閥は、元はサルヴァトーレ・ダキーラの傘下だったとも、1910年代にアル・ミネオが統率したとも言われた。更に遡って1900年代にモレロ一家のジュゼッペ・フォンタナが率いた派閥に起源があるという説もある。

1920年代半ばサルヴァトーレ・ディベッラがボスになった。一説にアル・ミネオがジョー・マッセリアに請われてダキーラの後釜ボスに収まった時、ミネオの抜けた穴埋めにボスの座を継いだ。程なくディベッラは引退し、ジュゼッペ・"クラッチング・ハンド"・ペライノが取って代わった。ペライノはカラブリア系のフランキー・イェールとポリシー賭博ビジネスをやっていた。

1928年7月にイェールが、同年10月にダキーラが相次いで暗殺された後の南ブルックリンは大きな権力の空白が生じ、縄張りの奪い合いが激化した。一家は、レッドフックの臨海組合を牙城にしたカラブリア系ギャングと流血バトルを展開し、結果として1930年3月ペライノが暗殺された。

1928年12月に、全米マフィアのクリーヴランド会議にヴィンセント・マンガーノらと共に参加したプロファチはその時点で既にニューヨークのマフィアリーダー扱いだった。ペライノはレッドフックを、プロファチはベンソンハーストやベイリッジを主な縄張りにしたが、1930年代初め抗争が収束した時、プロファチがペライノ/ディベッラ組織のボスになっていた。

プロファチは抗争後の平和協定によって縄張りを増やし、縄張りと一緒にカラブリア系やナポリ系ギャング(旧イェール派)を手に入れた(抗争相手の臨海組合派はマンガーノ一家(現ガンビーノ一家)に吸収された)。

五大ファミリー
1930年のジョー・マッセリアとサルヴァトーレ・マランツァーノの抗争(カステランマレーゼ戦争)では、当初中立を保っていたが、マッセリア側が劣勢になるとマランツァーノのアジトを訪れるようになり、マッセリアを罵倒したという(ボナンノ自伝はプロファチは中立だったとしている)。1931年戦争に勝ったマランツァーノのファミリー再編でも、同年マランツァーノを暗殺したラッキー・ルチアーノのファミリー再編でも独立したファミリーとして認められた。

初期メンバーに、ジョゼフ・マリオッコ(副ボス)、エンリコ・"ハリー"・フォンタナ、サルヴァトーレ・"サリー・ザ・シーク"・ムサッチオ、カサンドロス・"トニー・ザ・チーフ"・ボナセーラ、ジョニー・"ザ・バス・ビーチ"・オッド、トーマス・ディベッラ(サルヴァトーレの息子)、カロゲロ・"チャーリー・ザ・シッジ"・ロシセロ(のち相談役)、アントニオ・コロンボ(ジョー・コロンボの父)などがいた。

プロファチは以後、身の回りを血族で固め、ボスとして30年以上に渡り一家を支配した。ブルックリンのベンソンハーストを最大の拠点にし、レッドフックやベイリッジを縄張りに持った。更にスタテン島やマンハッタンに進出し、1930年代後半、ニュージャージーにも地歩を築いた。アルコール密輸、ヤミ賭博、高利貸し、組合強請、麻薬などの非合法活動を展開した。

メンバーに厳しい上納金を課し、反逆者を容赦なく粛清するなど独裁者として振る舞った。集めた上納金を個人の趣味である教会の寄付に回したり、身内に回すなど総じて部下に不評だった(熱烈なカトリック教徒だった)。1956年、プロファチはジョゼフ・ボナンノと姻戚関係を結び、連携を強化してカルロ・ガンビーノ-トーマス・ルッケーゼのコンビに対抗した。

ギャロの反乱
1950年代後半、レッドフック地区の賭博利権がギャング抗争の火種となった。レッドフックは1930年前後にプロファチ一家に編入されたが、傘下のナポリ人派閥は独立の気風が高く、上納金問題でファミリー執行部と対立した。

1959年11月、ドル箱の賭博チームを率いたフランク・アバテマルコが上納金滞納を理由に粛清され、プロファチがその縄張りを奪って身内に回したため、アバテマルコ仲間のジョーイ・ギャロらギャロ兄弟が反乱を起こした。プロファチは上納金を払わせるためアバテマルコの息子を捕えようとしたが、ギャロ兄弟が息子を匿い、抵抗した。一時メンバーの半数以上がギャロ側に付いたとされ、幹部を中心とするプロファチ陣営とギャロ陣営に分かれて内部抗争に発展した。

1961年2月、ギャロ派はマリオッコやプロファチ弟など一家の首脳陣4人を拉致し、プロファチはフロリダに退避した。相談役ロシセリの交渉の末首脳陣は解放された。プロファチはギャロ陣営の切り崩しを図り、ニコラス・フォーラノ、カーマイン・ペルシコらを寝返らせ、敵のアジトにスパイを潜り込ませた。

1961年8月、ギャロ派用心棒ジョー・ジェリーが友人に釣りボートに誘われたまま行方不明になり、同じ頃にギャロ派の頭脳ラリー・ギャロがバーにおびき出され絞殺されかけた(偶然通りかかった警官に助けられた)

1961年10月、ニュージャージーの狩猟ロッジにいたプロファチはギャロ一味に襲撃されたが、オーナーの機転で難を逃れた。

1961年11月、プロファチ派2名がギャロ派に殺され、1962年3月プロファチの息子が銃撃された。1962年初めまでにギャロ派の多くを離反させることに成功したが、ギャロ派はアジトに籠城し、抵抗を続けた。

1962年初め、ガンビーノらにギャロ問題を解決できないとして引退を迫られたが、ボナンノと結託してこれに抵抗した。プロファチは同年6月に病死するまで抗争に悩まされた。ギャロの反乱はガンビーノが裏で糸を引いていたとも、ギャロと親しいジェノヴェーゼ一家のアンソニー・ストロッロ(トニー・ベンダー)が資金援助していたとも言われた。1964年まで失踪3名を含む12人の犠牲者を出した。

後継ぎ問題
1962年6月プロファチが死ぬと、いとこで副ボスのマリオッコが後継ボスにおさまったが、1963年9月コミッションと揉めてボス辞任に追い込まれた。ファミリーボス人事がコミッションに委ねられ、1964年1月、ジョゼフ・コロンボがボスに指名された。一説に、マリオッコはボナンノと共謀して敵対ボス3人(ルッケーゼ、ガンビーノ、ステファノ・マガディーノ)の暗殺を企て、それを部下のコロンボに託したが、コロンボがこれをガンビーノに密告したといい、ボス就任はその密告の見返りとされた。

ボナンノは後年、暗殺計画自体ガンビーノのでっち上げで、そんな計画は元から無かったとし、コロンボをマガディーノやガンビーノ、ルッケーゼの策謀に協力した扇動者と見なした。キャリアの殆どがソルジャーだった41歳のコロンボのボス就任は、全米中のマフィアを驚かせた。

コロンボ以後
コロンボは、若手を積極的に登用し、オッドら古参幹部を引退に追いやるなど組織の若返りを進めた。ギャロ抗争で亀裂が入った組織の立て直しを図り、ギャロ派と和解してその組織復帰を容認した。

1970年代初め、イタリア系アメリカ人の権利擁護を訴え市民運動を展開した。コロンバスサークルに5万人を動員して行進し、タイムマガジンの表紙を飾りテレビのインタビューに出演した。また公然とFBIを批判し、FBIの事務所にピケットラインを立てたりした。

一連のコロンボの活動はガンビーノらマフィア主流派の不興を買い、運動を中止するように警告されたが従わなかった。1971年6月、正体不明の黒人ガンマンに銃撃され、植物人間となってボスの座を失った(そのまま彼は7年後に死亡)。1971年2月に出所したジョーイ・ギャロがコロンボ暗殺を仕組んだとも噂されたが、世間の注目がマフィアに集まることを嫌ったガンビーノが首謀したと信じられている。

その後ジョゼフ・ヤコヴェリなどがコロンボの代理ボスを務めた後、1973年にカーマイン・"ザ・スネーク"・ペルシコ(現在懲役100年で服役中)がボスに就任し、息子のアルフォンス・"リトル・アリー・ボーイ"・ペルシコ(終身刑で服役中)と共に一家を操縦した。現在でも、獄中からペルシコ親子がボス及びボス代行として一家を統治している。

エピソード
1970年代初め、コロンボは、マリオ・プーゾの小説をもとに製作中だった映画『ゴッドファーザー』を、製作中止に追い込もうと映画プロデューサーらにいやがらせを働いた。話し合いがもたれ、マフィアという言葉を使わないという条件で製作を承諾した。その後一家のメンバーが撮影現場に現れるようになり、ロケ現場に邪魔が入らないようにガードするなど協力者に転じた。現場にいた元レスラーで一家の用心棒レニー・モンタナを映画で使いたいとの映画製作陣の申し出を快諾した。

『ゴッドファーザー PART II』では、ラリー・ギャロの暗殺未遂事件や釣りボート上の銃殺などギャロ戦争のエピソードが取り入れられた。ペルシコは、『ゴッドファーザー』のソニー役でも有名なジェームズ・カーンと親しかった。

参照元 : wiki/コロンボ一家

【セガサミー会長宅銃撃事件】指定暴力団神戸山口組系の暴力団幹部ら男4人を再逮捕 新たに指示役とみられる元組員も逮捕

セガサミー会長宅銃撃 暴力団幹部ら再逮捕

2017/6/27(火) 21:35配信



大手パチンコ機器メーカー「セガサミー」の会長の自宅が銃撃された事件で、別の日にも会長の自宅に銃弾を撃ち込んだとして指定暴力団神戸山口組系の暴力団幹部ら男4人が再逮捕された。また、指示役とみられる元組員の男も新たに逮捕された。

警視庁によると、銃刀法違反の疑いで再逮捕された神戸山口組系の暴力団幹部、工藤聡こと山本孝博容疑者(54)ら男4人は2015年1月、東京・板橋区のセガサミーの里見治会長の自宅に銃弾1発を撃ち込み、シャッターを壊した疑いがもたれている。4人はこの6日前にも里見会長の自宅に銃弾を撃ち込み、門の照明を壊したとして今月初めに逮捕されていた。

また、山本容疑者に事件を指示したとみられる元組員の山下宏佳容疑者(64)も新たに逮捕されたが、調べに対し「身に覚えがない」と容疑を否認しているという。

参照元 : 日本テレビ系(NNN)
















セガサミー会長 30億円申告漏れ 金融商品売却など、国税指摘

2016/09/15



遊技機事業などを手掛けるセガサミーホールディングスの会長兼社長、里見治氏(74)が東京国税局の税務調査を受け、金融商品の売却などをめぐり、約30億円の所得税の申告漏れを指摘されていたことが14日分かった。追徴税額は過少申告加算税などを含めて十数億円とみられる。

関係者によると、里見氏は2012年分の所得税の申告時、外国為替などに関連した海外の金融商品の売却で生じた損失を所得と合算(損益通算)した。しかし東京国税局は合算はできないと判断し、申告漏れにあたると指摘したとみられる。

税法上、金融商品の損益通算が認められるかは金融商品の種類や利子の利率などで分かれる。複雑な商品もあり、過去には金融商品の損益通算を巡って国税不服審判所で争われたケースがある。

里見氏はパチンコ・パチスロ機の開発、販売などを手掛けるサミーを業界大手に成長させた。04年にゲーム大手のセガと経営統合して誕生したセガサミーホールディングスの会長兼社長となった。競走馬の馬主としても知られる。

日本経済新聞の取材に対して、里見氏側は「コメントは控える」とした。

参照元 : 日本経済新聞


セガサミー会長宅銃撃で元組員を逮捕

2017/7/1(土) 11:58配信



大手パチンコ機器メーカーの会長宅に銃弾が撃ち込まれた事件で、首謀者とみられる男が、警視庁に逮捕された。

指定暴力団山口組系の元組員・福井康二容疑者(69)は、2015年1月、東京・板橋区の、セガサミーホールディングスの会長宅の門についている照明器具に銃弾を撃ち込み、破損させた疑いが持たれている。

警視庁は、福井容疑者が実行犯に指示を出したとみて、くわしい背景を調べている。

参照元 : ホウドウキョク


セガサミー会長はなぜ狙われたのか ~「襲撃犯と指示役」は逮捕されたが…

2017/7/14(金) 15:01配信



3兆円市場と言われるカジノ構想が現実味を帯びてくるなかで、銃撃事件の捜査は新展開を迎えた。利権をめぐる政官財暴のキナ臭いウワサも流れた事件の闇が、少しずつ明らかになろうとしている。

山口組関係者5人が逮捕
「事件から2年半が経って、指示役とされる容疑者が逮捕され、ようやく事態が進展しました。

しかし、事件の背後関係はとても複雑です。里見会長は日本有数の資産家ですから、その成功を妬んで逆恨みしている地下勢力は思った以上に多い」(全国紙社会部記者)

'15年1月14日、日本国内最大のパチンコ機器メーカー「セガサミーホールディングス」代表取締役会長・里見治氏(75歳)の自宅が銃撃される事件が発生。門の照明が破壊され、現場からは薬莢と未使用の銃弾3個が発見された。

しかもこの6日前、1月8日にも「発砲音がした」と付近の公衆電話から匿名で通報があったばかりだった。

あれから2年以上が経ち、事件は迷宮入りするかと思いきや、今年6月に入って山口組関係者が次々と逮捕されている。

警視庁は6月6日、7日に、神戸山口組系暴力団幹部山本孝博容疑者(54歳・恐喝罪で公判中)ら3人を銃刀法違反(発射、加重所持)と器物損壊の容疑で逮捕した。

さらに6月27日までに、自称不動産業の山下宏佳容疑者(64歳)ら2人を新たに逮捕した。山下容疑者は銃撃の「指示役」とみられている。

「山下は元六代目山口組弘道会系暴力団組員で、何年も前に足を洗っています。ですが、現在も暴力団関係者と付き合いがあり、ブローカーのような仕事をしていたと思われます」(前出・記者)

これまで逮捕された5人はいずれも山口組の関係者である。いったいなぜ里見氏は彼らに銃撃されたのか――。

事件の現場となった里見会長の大邸宅は、東武東上線中板橋駅から徒歩5分ほどの静かな住宅街にある。古くからの住民が多い下町にあって、まるで要塞のような里見邸はひと際目立つ。

「高さ約4mの塀に囲まれ、建物は地上3階地下1階、土地は約250坪。土地だけで価格は4億円前後はするでしょう」(地元不動産業者)

事件発生後は、表玄関前に警備員が2人常駐する車が待機していた。後部座席の一人は定期的に周囲を見回り、裏口に立つこともあった。マスコミが玄関前で写真を撮ろうものなら、警備員がすかさず飛んできた。

指示役が逮捕された翌日、本誌はあらためて里見邸を訪ねたが、警備員の姿はなく、ひっそりと静まり返っていた。

娘の結婚式の主賓は安倍首相
「フォーブスジャパン」が発表した「日本長者番付2017」によれば、里見氏の資産額は約1050億円にも上る。馬主としても知られ、所有する「サトノクラウン」は、6月25日に宝塚記念(GI)を制した。

そんな大富豪、里見氏だが、意外なことに板橋の豆腐屋の長男として生まれた。青山学院大学を中退し、事業を起こして、パチスロ・パチンコ業界に進出。紆余曲折を経て一代で莫大な財を築きあげた、まさに立志伝中の人物である。

「豆腐屋だけに1丁(兆円)稼ぎたい」

かつてはそう冗談を飛ばしていた里見氏が、本当に1兆円稼ぐために現在、力を入れているのが、カジノ事業である。

このカジノを巡るビジネスこそが、銃撃の背景にあるのではないかという見方が、事件当初からなされている。

4月20日、韓国・ソウル郊外の仁川国際空港近郊でカジノを含む統合型リゾート(IR)施設「パラダイスシティ」がオープンした。

これはセガサミーが韓国のカジノ運営大手のパラダイスグループと合弁で進めている事業。社運をかけた両社は合わせて事業費約1240億円を投じた。

「世界一のIRを日本で作りたい」

開業式典に参加した里見氏はそう語っている。

「すでに30人以上のスタッフを現地に派遣していますから、セガサミーはカジノ運営に必要なノウハウを手にいれることができるでしょう。日本では秋の臨時国会で、カジノを推進する『IR実施法案』が議論される予定です。

カジノ解禁はすぐそこまで迫っています。最短で5年後にも国内で本格的なカジノがオープンする。そんななかで、セガサミーが運営会社として一歩リードしていることは明らかです」(全国紙経済部記者)

里見氏には心強い味方もいる。

カジノ議連に所属する衆議院議員の鈴木隼人氏は次女の婿。元経済産業省のキャリア官僚であり、里見氏と霞が関、永田町を繋ぐパイプ役だ。

「'13年に行われた里見氏の愛娘と鈴木氏の披露宴では、安倍晋三首相が主賓としてスピーチをしています。

ちなみに安倍首相は'14年までカジノ議連の最高顧問を務めていました。披露宴では他に菅義偉官房長官、甘利明経済再生担当相(当時)といった安倍首相の側近も顔を揃えていましたね」(自民党関係者)

ラスベガスやマカオの例を出すまでもなく、カジノには、周辺施設も含めて巨大なカネが動く。そのキーマンとなる里見氏には表裏いずれからも誘惑や揺さぶりが絶えないのは想像に難くない。

「セガサミーは'12年に宮崎県のシーガイア・リゾートを買収しています。ここもカジノ誘致の候補地の一つ。横浜も候補地にあがっていますが、セガサミーは早い段階でみなとみらいの土地を購入していた。里見会長と菅官房長官、林文子横浜市長がカジノを巡って密会していたという報道もありました。

日本におけるカジノビジネスは3兆円市場と試算されています。その利権にもっとも近い存在であるセガサミーに対して、反対勢力の妨害、あるいはその利権に取り入ろうとする勢力が水面下で暗闘し、それが銃撃事件に結びついたのではないかと見られているんです」(カジノに詳しい業界関係者)

防弾仕様の車で移動
その一方で、パチンコ・パチスロ業界の低迷が事件の背景にあるとする見方もある。かつて30兆円市場と言われた同業界も、ユーザーは年々減る一方で、現在では20兆円を下回る。

「パチンコ関係の中小企業は苦境に立たされ、倒産も相次いでいます。そのなかには、かつて里見会長の事業拡大に貢献した会社もある。最大手の里見会長が左ウチワでカジノ事業に力を入れている現状を快く思っていない人たちがいるんです。

また里見会長のヤクザ嫌いは有名な話です。パチンコ業界のリーダーとして、反社会勢力とは付き合おうとしなかった。その態度がヤクザからは「不義理」と映り、無用の恨みを買った可能性もあります。会長もそれを自覚し、普段は防弾仕様の愛車で移動していました」(パチンコ業界関係者)

セガサミー広報部は、「逮捕された容疑者全員と、里見は面識もなく、関係は一切ございません」と説明し、里見会長も本誌にこうコメントする。

「事件の全容が明らかになるよう、引き続き当局の捜査活動に協力してまいります」

今回の逮捕で事件の真相は明らかになるのか。

「指示役とされる山下も、実行役を斡旋した仲介者にすぎません。さらに言えば、山下に依頼した共犯者もおそらく暴力団関係者で主犯格ではないと思われます。

警視庁が事件に関わっているとリストアップしたのは、暴力団関係者だけで20人前後。主謀者と実行役の間にあまりにも多くの人間が関与している。

山下が取り調べで自供すれば、さらなる逮捕者が出る可能性はありますが、それでも主犯にはまだほど遠いでしょう」(捜査関係者)

捜査は本格化していく。

「週刊現代」2017年7月15日号より

参照元 : 現代ビジネス

【福岡・金塊強盗事件】事件への関与を漏らした男から現金500万円を恐喝!山口組弘道会系幹部を逮捕

金塊盗難事件関与の男を恐喝か 暴力団幹部を逮捕

2017/6/28(水) 0:12配信

福岡市で起きた金塊盗難事件で、事件への関与を漏らした男から現金500万円を脅し取ったとして、暴力団幹部の男が逮捕されていたことが分かりました。

恐喝の疑いで逮捕されたのは、指定暴力団・山口組弘道会系組織の幹部の男です。捜査関係者によりますと、幹部の男は、福岡市で約7億6千万円相当の金塊が盗まれた事件で既に起訴されている男が、逮捕前に周囲に事件への関与を漏らしていることを聞きつけ、現金500万円を脅し取った疑いがもたれています。

愛知県警は金塊盗難事件の主犯格とされる野口和樹被告(42)もこの恐喝に関与したとして、28日にも再逮捕する方針です。

参照元 : メーテレ

2017年6月23日金曜日

元山口組顧問弁護士「“状”の偽造で逮捕はあり得ないこと」 “状”とは「絶縁」「破門」「除籍」「引退」などを同業の暴力団組織に通達すること

山之内元山口組顧問弁護士が解説 前代未聞の逮捕容疑となった“状”の偽造って?〈週刊朝日〉

2017/6/22(木) 10:19配信



指定暴力団、会津小鉄会の内紛をめぐり、京都府警は虚偽の文書をつくったという有印私文書偽造などの疑いで会津小鉄会系「心誠会」会長の原田昇容疑者と山口組組員らを21日に逮捕した。

原田容疑者は1月、会津小鉄会の分裂騒動の折、先代組長が引退し、自分が7代目会長に指名されたことを通達する文書を偽造し、関連団体へファックスなどで送った疑いがもたれている。

この通達文書は暴力団関係者の間で“状”と呼ばれているものだ。

元山口組顧問弁護士の山之内幸夫氏は「“状”の偽造で逮捕はあり得ないこと」と驚き、こう訴える。

「ヤクザに人権がない、そうなってからかなり時間が経過します。しかし、“状”の偽造を有印私文書偽造として逮捕容疑にもってくる。本当に信じられないことです。私も経験ありません。前代未聞です」

では問題の“状”とはどういうものなのか。

暴力団組織は、親分と子分、杯をかわして疑似の親子関係や兄弟関係を結ぶが、時としてその関係が崩壊してしまう。

そんな時「絶縁」「破門」「除籍」「引退」などを同業の暴力団組織に通達するのが“状”。

引退時や事務所移転、新設などでも常に“状”は出される。現在はネット社会だが、ずっと以前から暴力団組織に培われた特有の連絡、広報手段でもある。山之内氏はこう解説する。

「有印私文書偽造というのは、権利義務に関する重要な事項にかかわる文書を偽造した時に適用されます。想定しているのは不動産の契約書や小切手、借用書などです。暴力団の伝達手段、“状”に権利義務に関する重要な事項などありませんわ」

しかし、今回の逮捕状が裁判所から出された。

「警察が、“状”は権利義務に重要だと作文したのでしょう。問題の“状”は先代組長が、引退したという内容でますます権利義務から遠ざかることになる。裁判所もよく逮捕状、認めたものです」(山之内氏)

そして暴力団関連の裁判やトラブルを何千件も、担当した約40年のキャリアを持つ山之内氏はこう訴える。

「“状”が立件対象になったケースはかつてなく、これが私文書と認定されると、逆に警察がお墨付きを与えることになる。今後、暴力団が“状”を出す際、弁護士に依頼するような時代がくるかもしれません」(ジャーナリスト・今西憲之)

参照元 : Dot.


会津小鉄会の分裂に絡む乱闘事件で、新たに神戸山口組の組員ら7人逮捕

“会津小鉄会分裂”神戸山口組 新たに7人逮捕

2017/6/23(金) 1:15配信



指定暴力団・神戸山口組の組長らが別の暴力団の分裂に絡む乱闘事件に関与したとして逮捕された事件で、新たに7人が逮捕されました。

新たに逮捕されたのは、神戸山口組の組員・藤岡宏文容疑者(40)ら7人で、今年1月、京都市の指定暴力団・会津小鉄会の分裂に絡む乱闘事件で、対立する組員に暴行を加えけがをさせたなどの疑いが持たれています。

また同じ容疑で神戸山口組傘下組織の組長・中田浩司容疑者(58)が全国に指名手配されました。事件をめぐっては神戸山口組の組長・井上邦雄容疑者(68)が組員らに指示をした疑いで逮捕されていて、逮捕者は計13人に上り、警察は他にも数十人が関わったとみて捜査を続けています。

参照元 : 朝日放送










会津小鉄会壊滅目指す 京都府警「7代目」逮捕

2017/6/22(木) 8:37配信



指定暴力団会津小鉄会の本部事務所(京都市下京区)で1月に起きた乱闘事件は、同会の分裂を招き、京都府警が同会や山口組、神戸山口組などの幹部ら10人以上を逮捕する事態に発展した。衝突の背景には、会津小鉄会の弱体化と、祇園など京都の利権を狙って対立する山口、神戸山口双方の思惑が透けて見える。

1992年の暴対法施行以降、みかじめ料など「しのぎ」と呼ばれる資金確保が難しくなった山口組の傘下組織が徐々に京都を「浸食」し、京都や滋賀を地盤とする会津小鉄会との対立が激化。95年、警戒中の警察官が同会系組員と間違われて山口組系の組員に射殺されるなど、発砲事件が30件を超えた。翌年には八幡市内の理髪店で、会津系と中野会(のちに山口組から絶縁)の組員同士が撃ち合い、2人が死亡した。

一連の抗争を90年代後半に「手打ち」にする過程で、会津側は当時の山口組主流派への依存を深めた。馬場美次容疑者(76)=傷害容疑などで逮捕=が6代目会長に就任する際は、現在の山口組組長の出身母体である弘道会(名古屋市)幹部が後見人となった。会津小鉄会4代目会長の息子が山口組傘下で大津市に「淡海一家」を構えるなど、山口組は京滋での勢力を拡大。一方、会津小鉄会は縮小の一途をたどり、府内の組員数は2010年に山口組を下回り、勢力が逆転した。

そんな中、15年に山口組が分裂した。神戸山口組組長の井上邦雄容疑者(68)=同=と「兄弟関係」にあった馬場容疑者は昨年秋、弘道会に後見返上を打診し、怒りを買った、と府警はみている。以降、弘道会幹部が京都をたびたび訪れ、威嚇するなど「抗争の緊張感が一気に高まった」と捜査員は振り返る。

府警によると、今年1月には、会津小鉄会の定例会に山口組系組員が割って入り、その場にいた馬場容疑者に引退を迫ったという。

さらに、7代目が決まったとする馬場容疑者名義の書状が住吉会や稲川会など各地の指定暴力団に出回った。馬場容疑者は書状について「関わっていない」と内容を否定し、訂正。神戸山口組系組員が会津小鉄会の本部事務所に押しかけた11日の乱闘は、この書状の報復だったとみて、府警は捜査している。

暴力団情勢に詳しい作家の溝口敦さん(74)は「しのぎが厳しくなっている以上、山口組も神戸山口組も京都で独立している会津小鉄会との関係を維持しようとし、衝突した」と分析。「会津小鉄会は、後ろ盾となる組織との関係が悪化し、存続が困難になる」と話す。府警幹部は「今回の事件をきっかけに会津小鉄会壊滅に向け、取り締まりを強化する」としている。

■「7代目就任」の書状に私文書偽造疑い

府警は21日、有印私文書偽造・同行使の疑いで、会津小鉄会系「心誠会」会長原田昇容疑者(64)や山口組系組長森健次容疑者(67)ら計4人を逮捕した。認否は明らかにしていない。

逮捕容疑は共謀し、乱闘前日の1月10日、同会本部事務所で、原田容疑者が7代目会長に就任した、とする馬場容疑者名義の書状を偽造し、23の暴力団組織にファクスで送った疑い。馬場容疑者は「関知していない」として、別の書状で内容を否定。原田容疑者は「絶縁」とされたが、会津小鉄会の「7代目」を名乗り、別の幹部も「7代目」を主張する分裂状態となっている。

参照元 : 京都新聞


2017年6月20日火曜日

重さ50キロの金塊(2億3000万円相当)を輸送していたベンツが強奪された事件 新たに山口組系組員を逮捕

2.3億円相当金塊50キロ狙いか 男2人ベンツ“強奪”

2017/06/07 17:34



逮捕された男らは、金塊50キロを狙って犯行に及んだとみられています。

暴力団関係者の森大寿容疑者(30)ら2人は去年12月8日、東京・台東区の路上で男性(45)に催涙スプレーをかけ、キャリーバッグが積まれた高級外車を奪った疑いが持たれています。警視庁によりますと、車は現場から170メートルほどの場所で見つかりました。

事件直前に被害者の男性が会社から現場近くの金の加工場に2億3000万円相当の金塊50キロを持ち込んでいることなどから、金塊を狙って犯行に及んだとみられています。取り調べに対し、2人は黙秘しているということです。

参照元 : テレ朝ニュース
















ベンツ強奪事件、新たに逮捕=組員の男、金塊狙い―警視庁

2017/6/20(火) 10:06配信

東京都台東区の路上で、直前まで重さ50キロの金塊(2億3000万円相当)を輸送していた高級車が奪われた事件で、警視庁捜査1課は20日、強盗容疑で住居不定、指定暴力団山口組系組員の村田浩二容疑者(35)を新たに逮捕した。

「黙秘します」と供述しているという。

逮捕容疑は、既に逮捕されている加藤裕貴容疑者(22)ら2人と共謀し、2016年12月8日午前11時15分ごろ、台東区寿の路上で、貴金属会社「明成」(文京区湯島)が業務用に使っているベンツ(260万円相当)に空のキャリーバッグを積み込もうとした同社の男性社員(45)に催涙スプレーを掛け、車とバッグを奪った疑い。

参照元 : 時事通信

神戸山口組のトップ井上邦雄組長(68)の別宅に銃弾が撃ち込まれる

井上邦雄・神戸山口組組長の関係先に発砲か 兵庫県警が捜査

2017/6/20(火) 13:51配信



指定暴力団神戸山口組(兵庫県淡路市)組長の井上邦雄容疑者(68)=京都府警が傷害などの容疑で逮捕=の関係先とされる同県稲美町の居宅で、銃弾が撃ち込まれたような痕が見つかったことが20日、捜査関係者への取材で分かった。

兵庫県警に同日午前、「発砲があった」という情報があり、屋根の一部に穴が開いているのが見つかったという。県警は弾痕の可能性があるとみて慎重に確認を進めている。

神戸山口組は、平成27年8月に指定暴力団山口組(神戸市灘区)から分裂して結成。今年4月には離脱した一部直系組長らが新組織「任侠(にんきょう)団体山口組」を立ち上げて内部分裂状態に陥っており、県警は山口組や新組織が関与する発砲事件の可能性もあるとみて建造物損壊などの容疑を視野に捜査する方針。

井上容疑者は今月6日、兵庫県警が知人名義で携帯電話を購入したとする詐欺容疑で逮捕。16日には京都府警が指定暴力団会津小鉄会(京都市下京区)の本部事務所で今年1月に起きた乱闘騒ぎに関与したとして、傷害と暴力行為法違反の両容疑で再逮捕していた。

参照元 : 産経新聞


神戸山口組施設に発砲か 兵庫県警が抗争警戒

2017/6/20(火) 13:00配信



20日未明、兵庫県稲美町にある指定暴力団神戸山口組(本拠地・淡路市)の関連施設に銃弾が撃ち込まれたとの情報が兵庫県警に寄せられ、同日午前に捜査員らが調べたところ、屋根のひさし部分などに弾痕とみられる穴を見つけた。県警は指定暴力団山口組との対立抗争の状態や、神戸山口組から離脱した「任●団体山口組」とのトラブルが背景にあるとみて調べる。

捜査関係者によると、関連施設は平屋建てで、京都府警が16日に傷害容疑などで逮捕した井上邦雄組長(68)の別宅とみられる。けが人の情報はなく、県警が建造物損壊容疑などで調べる。

現場はJR東加古川駅の東約1・8キロで、田畑に囲まれた集落の外れ。

(注)●は「侠」の右が「夾」

参照元 : 神戸新聞NEXT