2017年5月19日金曜日

ゲーム機を使って客とポーカー賭博をしたとして、指定暴力団山口組直系「弘道会」傘下組織幹部ら3人逮捕

ゲーム機賭博容疑で山口組系組幹部らを逮捕 兵庫県警

2017.5.19 13:18

ゲーム機を使って客とポーカー賭博をしたとして、兵庫県警姫路署などは18日、常習賭博容疑で、指定暴力団山口組直系「弘道会」傘下組織幹部でゲーム賭博店店長、楠山松雄容疑者(59)=同県姫路市岡町=ら3人を逮捕したと発表した。いずれも容疑を否認している。

楠山容疑者の逮捕容疑は17日夜、同市魚町の自身が店長を務める「7チャンネル」で、客の男(36)=単純賭博容疑で逮捕=とポーカー賭博をしたとしている。県警は同日夜、店を捜索し、ゲーム機11台などを押収した。

参照元 : 産経新聞

暴力団員であることを隠して不正に生活保護費を受給した疑い 韓国籍の神戸山口組直系「健心連合会」幹部ら2人逮捕

生活保護費を詐取容疑 神戸山口組幹部を逮捕

2017/5/19(金) 20:07配信



暴力団組員であることを隠して生活保護費をだまし取っていた疑いで、指定暴力団神戸山口組傘下組織の幹部が逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、神戸山口組系「健心連合会」副会長の高山勇男こと高聖効容疑者(70)と、本部長の桐島功全こと洪芳一容疑者(64)です。

暴力団組員は原則として生活保護を受けられませんが、高聖効容疑者は去年12月から今月まで生活保護費約60万円を、洪芳一容疑者は約20万円を大阪市からだまし取った疑いが持たれています。

高聖効容疑者は「私は暴力団ではない」と容疑を否認し、洪芳一容疑者は容疑を認めているということです。

参照元 : 関西テレビ










神戸山口組系幹部2人を逮捕、生活保護費の詐取疑い 大阪府警

2017.5.18 11:33

暴力団員であることを隠して不正に生活保護費を受給したとして、大阪府警捜査4課は18日、いずれも韓国籍の指定暴力団神戸山口組直系「健心連合会」幹部、高聖効(70)=大阪市生野区鶴橋=と、洪芳一(64)=同市住吉区苅田=の両容疑者を逮捕したと発表した。高容疑者は容疑を否認、洪容疑者は認めている。

逮捕容疑は、昨年12月下旬~今年5月上旬、暴力団員であることを隠し、大阪市内の区役所から高容疑者は約60万円、洪容疑者は約20万円の生活保護費をそれぞれだまし取ったとしている。

神戸山口組をめぐっては4月末、一部の直系団体の幹部らが離脱し新団体「任侠(にんきょう)団体山口組」を結成したと表明。府警によると、健心連合会のトップは新団体にいったん加わったがその後に神戸側に戻ったとみられ、詳しい経緯を調べる。

参照元 : 産経新聞



「任侠団体山口組」が山健組事務所周辺に集団で現れ、一触即発

一触即発、抗争の懸念も 「任侠団体山口組」の結成裏側

2017/5/18 11:30



6代目山口組から分裂した神戸山口組を割って出て、4月30日に異例の記者会見を開いた任●(にんきょう/注=●は「侠」の右が「夾」)団体山口組(織田絆誠[よしのり]代表)の全貌が明らかになってきた。

兵庫県尼崎市の古川組の組事務所3階の大広間に20人近くのマスコミを集めた記者会見。山口組の「綱領」を背にして池田幸治本部長は、

「神戸山口組の現実は(6代目山口組司忍組長の出身母体である弘道会の)名古屋方式にも劣る、それ以下の悪政でした」

と分裂の理由を説明。

本誌は任侠団体山口組に移籍した組のリストを入手したが、そこには長年山口組の中核を担ってきた山健組の組員がずらりと並び、その数は30を超える。

任侠団体山口組は、これまでの暴力団組織のように、組長をトップにして「杯」を交わして上下関係を誇示するスタイルは取らず、「連合体にする」と表明。リストによると、関西を束ねる「山健同志会」、関東は「山健連合会」、東北は「奥州同志会」という名称で傘下の組をまとめる形をとる模様だ。

記者会見では参加する組や組員の具体的な数は明かされなかったが、捜査関係者によると、

「リストや情報から、少なくとも300人、多ければ500人は超える大きな勢力だ」

と警戒感を隠せない。

一方、神戸山口組も黙ってはいない。任侠団体山口組の結成に合わせて織田代表や幹部への「絶縁状」を送付。山健組は緊急会合を開き、織田代表に対して、

「身勝手な声明を挙げたが、私利私欲以外のなにものでもありません」

と非難した。

当初は、6代目山口組への報復、法にひっかからないよう「偽装」した新組織の結成とも言われたが、神戸市内では互いの組員がなぐり合うなど、小競り合いがいくつも確認され、逮捕者まで出た。5月10日には任侠団体山口組が山健組事務所周辺に集団で現れ、一触即発だった。山健組の組員の一人は本誌に、

「夜も組事務所で待機。何かあればすぐに出動と命じられ、緊張している」

と明かし、抗争への発展が懸念される。

元山口組顧問弁護士の山之内幸夫氏は、

「織田代表は神戸山口組で先頭に立っていたので分裂には驚いた。暴力団には厳しい時代で、三つに割れて抗争になれば、暴力団は絶滅します」

※週刊朝日 2017年5月26日号

参照元 : dot.



任侠団体山口組



任侠団体山口組(にんきょうだんたい やまぐちぐみ)は2017年に、神戸山口組の一部直系組員らが分裂して結成したとされる日本の暴力団である。

元々は、指定暴力団山口組を源流としていたが、2015年に抗争分裂が起き、一部メンバーが神戸山口組を結成。しかし、2017年4月30日、この神戸山口組のメンバーの一部が再分裂して「任侠団体山口組」を結成。これにより山口組を源流とする暴力団は3派に分割することになった。

2017年4月30日の決意表明と称した結成式で、組織については名目上の「組長」は置かないで、神戸山口組系列の中核団体「山健組」の織田絆誠元副組長(当時50)を代表、また「真鍋組」の池田幸治組長(当時50)を本部長とする組織を発表した。

暴対法上、指定暴力団とする場合には「暴力団の威力を用いて資金を獲得」「構成員の一定以上に暴力団特有の犯罪歴」「組長などをトップとした階層的な暴力団特有の組織形態」の3要件が必要と規定されており、組長を置かない任侠団体山口組は暴対法逃れの組織形態になっているとの指摘があるが、警察当局は、分裂でなく内部対立状態であり、今後も神戸山口組の一部として暴対法上の規制対象になると認識している。

なお、5月7日には六代目山口組系淡海一家から分裂した「京滋連合」の結成式に任侠団体山口組の池田幸治本部長らが出席しており、同団体も任侠団体山口組に合流したとみられる。

参照元 : wiki/任侠団体山口組


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2017年5月18日木曜日

銭湯で入浴中の客に刺青を見せつけ業務を妨害した疑い 指定暴力団・六代目山口組直系の「淡海一家」の若頭ら4人逮捕

銭湯で刺青見せつける 淡海一家若頭ら逮捕

2017/5/18(木) 19:13配信



今年2月、京都市内の銭湯で入浴中の客に刺青を見せつけて営業を妨害したとして、指定暴力団・六代目山口組直系の「淡海一家」の若頭・上野隆容疑者(55)ら4人が威力業務妨害などの疑いで逮捕され、18日身柄を検察庁に送られました。

警察の調べに対し、上野容疑者らは容疑を否認しています。この銭湯は指定暴力団・神戸山口組と親しい会津小鉄会の幹部がよく利用しているということで、警察は神戸山口組と対立関係にある淡海一家による嫌がらせとみて調べています。

参照元 : 毎日新聞










銭湯で入れ墨を見せつける 山口組系淡海一家ナンバー2ら逮捕 京都府警

2017.5.17 21:52

銭湯で客に入れ墨を見せつけるなどして業務を妨害したとして、京都府警は17日、威力業務妨害容疑などで指定暴力団山口組系淡海(おうみ)一家ナンバー2の若頭、上野隆容疑者(55)=滋賀県守山市古高町=ら組員4人を逮捕した。上野容疑者ら3人は「行ったかどうか思い出せない」などと容疑を否認し、1人は黙秘している。

4人の逮捕容疑は2月10日夕、京都市北区の銭湯に4人で押しかけ、風呂場で客に入れ墨を見せつけるなどして業務を妨害したとしている。

府警組織犯罪対策2課によると、この銭湯は、指定暴力団会津小鉄会(京都市)のうち、指定暴力団神戸山口組寄りの勢力とみられる幹部が普段から利用。淡海一家と同勢力は反目しており、犯行当時、一般の男性入浴客1人が「墨入れたやつ来てるか」などと話しかけられたという。

会津小鉄会は、山口組と神戸山口組の分裂の影響を受け、今年1月から会長の後継をめぐって内紛状態となっている。

参照元 : 産経新聞






2017年5月16日火曜日

警察庁長官が指定暴力団山口組の中核団体「弘道会」の地元を訪れ、徹底的に取り締まるよう捜査員に訓示

警察庁長官が訓示「弘道会を徹底的に取り締まる」

2017/05/16 08:02



警察庁長官が指定暴力団山口組の中核団体「弘道会」の地元を訪れ、徹底的に取り締まるよう捜査員に訓示しました。

警察庁・坂口正芳長官:「弘道会を強力な取り締まりによって孤立化、弱体化することが必要不可欠」

警察庁の坂口長官は、山口組の中核団体「弘道会」の捜査にあたる愛知県警で、暴力団対策の捜査員200人余りに訓示しました。山口組を巡っては、対立する神戸山口組内でも内部対立が表面化するなど情勢が混迷しています。

対立抗争の激化が懸念されています。坂口長官は「リニア新幹線の工事で暴力団が資金を獲得しないよう徹底してほしい」と捜査員に話しました。

参照元 : テレ朝ニュース










2017年5月11日木曜日

抗争事件か!?暴力団関係者が複数人、乗った車がバイクで近づいて来た殺し屋に撃たれ、意識不明の重体

男性が拳銃で頭など撃たれ重体 犯人は逃走中 千葉

2017/05/10 23:28



千葉県松戸市の国道で、乗用車に乗っていた40代ぐらいの男性が拳銃で頭などを撃たれて意識不明の重体です。犯人はバイクで逃走していて、警察が行方を追っています。

10日午後6時半ごろ、松戸市の病院から「拳銃で撃たれた人が来院した。頭から出血している」と110番通報がありました。松戸市の国道6号で乗用車に乗っていた40代ぐらいの男性が、バイクに乗った何者かに拳銃で頭などを撃たれたということです。男性は緊急手術を受けましたが、意識不明の重体だということです。

警察によりますと、男性は後部座席に座っていて、一度発砲された後、渋滞で停車したところを再び発砲されたということです。捜査関係者によりますと、暴力団同士のトラブルとみられています。犯人はバイクで逃走していて、警察は殺人未遂事件として行方を追っています。

参照元 : テレ朝ニュース






男性が撃たれ重体 2度発砲した犯人はバイクで逃走

2017/05/11 05:50



千葉県松戸市の国道で、車に乗っていた40代くらいの男性が拳銃で頭などを撃たれて意識不明の重体です。

10日午後6時半ごろ、病院から「拳銃で撃たれた人が来院した」と通報がありました。

発砲の瞬間を目撃した人:「銃声が2発ぐらい聞こえて、右斜め前を見たらもう2発ほど、助手席側の後部座席にもう2発ほど発砲。映画の一場面を見ているようだった」

警察によりますと、車の後部座席に座っていた40代くらいの男性がバイクに乗った何者かに拳銃で頭などを撃たれたということです。男性は意識不明の重体です。男性は、一度発砲された後、渋滞で停車したところを再び発砲されたということです。捜査関係者によりますと、暴力団同士のトラブルとみられ、警察が殺人未遂事件として捜査しています。

参照元 : テレ朝ニュース
















松戸市で男性撃たれ重体 後部座席周辺に銃弾痕

2017/05/11 11:58



千葉県松戸市の国道で車に乗っていた男性が拳銃で撃たれて重体になっている事件で、車の後部座席の周辺に複数の銃弾の痕が残されていたことが分かりました。

10日午後、松戸市の国道6号で、40代くらいの男性がバイクに乗った何者かに拳銃で頭などを撃たれて意識不明の重体です。その後の警察への取材で、車の後部座席の周辺に複数の銃弾の痕が残されていたことが分かりました。左右の窓に銃弾が貫通した痕があるということです。

犯人はバイクで後ろから車に近付き、走行しながら後部座席に向けて発砲し、その後、停車した車にさらに発砲しました。車には暴力団関係者が複数人、乗っていたとみられます。警察は、何者かが後部座席に乗っていた人物を狙って発砲した可能性があるとみて捜査本部を設置しました。

参照元 : テレ朝ニュース












2017年5月9日火曜日

神戸山口組を離脱した直系組長らが「任侠団体山口組」結成 ~ 分裂ではなく内輪もめ?カネを巡るトラブル?

任侠団体山口組、分裂ではなく内輪もめか

2017/5/3(水) 19:11配信



4月30日、指定暴力団・神戸山口組を離脱したとされる直系組長らが、「任侠団体山口組」の結成を表明しました。暴力団対策法の規制対象から外れるための「偽装分裂」との見方もありますが、警察はこの動きを「分裂ではなく内輪もめの状態」とみて、新たな組織を神戸山口組と同一団体として取り締まる方針であることがわかりました。

30日、新組織「任侠団体山口組」が結成を表明しました。異例となる記者会見まで開き、神戸山口組の「高い上納金」や「一部の組の優遇」を批判しましたが、警察は…。

「別組織なのか、それとも神戸山口組の括りの中にまだいるのか、これから見極めていく」(兵庫県警捜査幹部)

つまり新組織は、六代目山口側への報復の際に神戸山口組が責任を逃れるための策という見方もあるのです。確かに不可解な点も…。

<組長不在>
新組織の代表は井上邦雄組長に心酔していたとされる織田絆誠、本名・金絆誠元幹部。あくまで代表であり組長は空席となっていて、暴力団組織にとっては異例です。さらに…

<盃なし>
暴力団の世界では通常、盃を交わし忠誠を誓いますが、新組織では精神的な同志の絆に重きを置くとしています。この状況から警察庁は「分裂ではなく内輪もめの状態」とみて、新組織も神戸山口組と同一団体とし、暴力団対策法の規制対象として取り締まる方針を示しました。一方で…

「そりゃあもうお金がないのが一番ですよ。金がないからちょっとでも上から上納金と言われたら、それだけでピリピリするんじゃないですか」(山口組元顧問弁護士 山之内幸夫さん)

山口組の元顧問弁護士、山之内幸夫さんは分裂が取り締まり逃れの策とは考えにくいと話します。

「そんな小細工できるゆとりなんかないですよ。ありえないですね。織田さん(新組織代表)と去年の秋に話した時にね、『このままの状態ではもたん』というようなことをちらっと言っていたからね。あの時何を言っているのかな、とは思ったんですけどね。私は再編の始まりかなと思います。再編というのは試行錯誤が繰り返された後、また一つの山口組に戻っていく、その過程かなと思いますね」(山口組元顧問弁護士 山之内幸夫さん)

※「侠」は人2つ

参照元 : 毎日放送


山口組分裂の舞台裏と、乱れ飛ぶ「怪情報」 カネを巡るトラブルは本当か

2017/5/4(木) 8:01配信



怪情報ではあるが…
「織田(絆誠・神戸山口組若頭代行)を始め、一部の幹部が携帯の電源を切って、連絡できんようになった。出て行くつもりか」

こんな一報が、4月28日夜、神戸山口組の幹部から寄せられ、翌29日に開かれた緊急幹部会で、反乱の詳細が明らかとなった。井上邦雄組長が、最も信頼を寄せ、最高幹部に抜擢していた織田若頭代行の離反である。神戸山口組内の最大組織で、織田若頭代行が副組長を務める山健組から30数組織を引き連れて離脱していた。

翌30日、神戸山口組は全体会合を開いて、織田若頭代行と、付き従った四代目真鍋組の池田幸治若頭補佐を絶縁処分とした。同日、両氏は、尼崎市内の施設で会合を開き、織田氏を代表、池田氏を本部長とする「任侠団体山口組」を結成した。

目まぐるしく事態が動き、六代目山口組、神戸山口組、任侠団体山口組と三分割した山口組の今後について情報が錯綜するなか、乱れ飛んだのはカネにまつわる話である。真贋定かでない怪情報としてお伝えしたい。

「織田は、六代目山口組にカネで転がされた。当面、組を出る支度金に3億円。組織が発足して順調に行けばさらに2億円。カネを出したのは、名古屋の弘道会」

流れているのはこんな話だ。この5億円を10億円とする説もあるが、要は、司忍六代目の出身母体である弘道会が、武闘派で、地方の神戸山口組組織を激励のために全国行脚するなど実行力もある織田氏を、カネで取り込んだという説である。

右腕となった池田本部長も同様だ。

「池田は、保釈金などに使う急ぎのカネ7000万円を、神戸山口組と親密な組織から借りていた。その取り立ての代行をやっていたのが織田で、一緒に神戸山口組を出る条件が、池田の借金を織田が被ってチャラにするというものだった」

カネに汚いというイメージを刷り込もうという趣旨なのかも知れないが、カネに関しては井上組長も攻撃を受けている。

任侠団体山口組は、30日の発足後、異例の記者発表に踏み切っているが、離脱の理由として①金銭の吸い上げ、②井上組長の出身母体のひいき、③井上組長が進言諫言を聞かないこと、という三つを上げている。

第一の離脱理由がカネ。神戸山口組を一昨年8月、離脱する際の最も大きな理由が、下部組織から月85万円の上納金だけでなく、ミネラルウォーターをはじめとする物品を販売してカネを吸い上げ、しかも情報統制と行動監視で直参(直系組長)を徹底的に従わせる「名古屋方式」への反発だった。

そのために神戸山口組は、上納金をポジションによって幅を持たせ、月30万円~10万円に引き下げたが、その他にいろんな名目で徴収、結局、かつてより高くなったという。しかも払えなければ組事務所を取り上げるなど、カネに関するシビアさは、六代目山口組以下だと、池田氏は会見で不満を口にした。

喰えない職業だからこそ
井上組長には、「横取り疑惑」もあるという。

「池田組の若頭が弘道会の若いものに射殺された。当然、報復しないといけないし、それがヤクザの掟。報復のための資金が1億、2億と集められているのに、それは井上組長が『預かり』という形で流用している」

むろん、現段階では流言飛語の類だが、それだけ暴力団社会はカネに詰まっており、カネが原理原則を支配する。任侠団体といいつつ、任侠は失われつつある。任侠団体山口組という命名は、原点回帰という意味だが、原則を外してしまった不可解さがある。

本来、暴力団社会は、「親分が黒と言えば白も黒」、「組織のためなら体を張る」という理不尽な行動原則を守るために、盃事で上下関係、人間関係を縛ってきた。擬似で結ぶ親子、兄弟の関係は、「肉親よりも濃く重い」とされた。任侠団体山口組は、その盃事をせず、組長を置かずに横の人間関係で連帯する。

神戸山口組が、親を裏切る「逆盃」となるのを承知で割って出て、任侠道に戻るとしながら「現実は六代目山口組にも劣る、それ以下の悪政でした」(池田本部長)というので、その反省から「逆盃」に「逆盃」を重ねるような愚を犯したくない、ということだろう。

それで、懲役刑となるのを承知で襲撃させるなど、理不尽な指示を与えた時、配下がそれを呑むかどうかは疑問だが、確かなのはカネが優先する集団となっていくことだ。

暴力団に正業が認められた頃、土建、不動産、高利金融、人夫出し、産業廃棄物、芸能、興業などでは、それなりの存在感を示せた。それに加えて、任侠右翼、総会屋、債権回収、地上げ、縄張り内のみかじめ、売春といったグレーゾーン領域では、暴力装置の威力を見せつけた。さらに闇金融、裏カジノ、覚醒剤など完全なブラック領域は、彼らの独壇場だった。それはすなわち、「食える職業」であり「不良が憧れる存在」だった。

今は、完全に食えない時代である。暴力団という代紋を背負っていれば、家は借りられず、銀行口座は開けず、企業とは付き合えず、役所には相手にされず、人間扱いされない時代である。代紋が不都合になっているのに上納金などとんでもない、というのが実情だろう。だからカネに汚い。カネに転ぶ。

斜陽産業である暴力団を見限って、組織を離れる組員が続出、暴力団構成員は2万人を切った。残るのは、他に行き場のない高齢者ばかりで、組長が70代で「若いもの」が50代だったりする。

「任侠団体」を名乗りながらも三番目の山口組が盃事をしないのは、新しい組織形態のなかで、上納金に頼らずカネを稼ごうということだろうが、ビジネスモデルを否定された存在が、新たな秩序で新たな生きる場を構築するのは容易ではない。

残るのは、抗争を繰り返しつつ3団体が疲弊していくか、それに疲れてひとつの山口組に収まって衰退していくのか。いずれにせよ三つの山口組に残された時間は短い。

伊藤 博敏

参照元 : 現代ビジネス