2017年9月26日火曜日

【和歌山・紀州連合会・会長暴行死】傷害致死などの罪に問われた、指定暴力団山口組系の組員の男4人は初公判で共謀を否定

暴力団幹部暴行死 山口組系の4人が初公判で共謀を否定/和歌山

2017/9/25(月) 21:00配信

 

去年10月、和歌山市内の繁華街で、指定暴力団神戸山口組傘下組織の会長に暴行を加えて死亡させたとして、傷害致死などの罪に問われた、指定暴力団山口組系の組員の男4人に対する裁判員裁判の初公判が、今日、和歌山地方裁判所で開かれ、4人は共謀を否定しました。

傷害致死と暴行の罪で起訴されているのは、六代目山口組の傘下組織の幹部組員、鈴木充被告55歳と、同じ組の組員、高正憲被告51歳、杉原聡志被告54歳、竹原光徳被告41歳の4人です。

起訴状などによりますと、4人は去年10月9日深夜、ほかの4人と共謀し、和歌山市の繁華街の路上で、神戸山口組の傘下組織、紀州連合会の会長だった当時50歳の男性に、暴行を加え死亡させたほか、組員2人対しても暴行を加えたとしています。

今日の初公判で4人はいずれも共謀について否定、このうちの鈴木被告を含む3人は、暴行については認めたものの、高被告は暴行についても起訴内容を否認しています。

冒頭陳述で検察側は、山口組の分裂など、対立関係が背景にあり、暴行を加える積極的な動機も十分に認められるなどと共謀する動機があったことを指摘しました。

公判は来月4日に結審し、判決は11日に言い渡されます。なお、ほかの4人に対する公判は来月25日から始まります。

参照元 : テレビ和歌山













0 件のコメント:

コメントを投稿