2020年10月22日木曜日

元暴力団組員の男性ら3人に対する殺人や逮捕監禁致死などの罪に問われ裁判員裁判で無期懲役となった韓国籍の男(49)、無罪を再主張

元組員ら監禁殺害事件 被告側は無罪を再主張 控訴審初公判

2020/10/20(火) 20:53配信

元暴力団組員の男性ら3人に対する殺人や逮捕監禁致死などの罪に問われ、神戸地裁姫路支部の裁判員裁判で無期懲役となった韓国籍の男(49)の控訴審初公判が20日、大阪高裁(和田真裁判長)であった。

一審と同様、弁護側は殺人罪などについて無罪を主張、検察側は死刑を求刑して即日結審した。判決は来年1月28日。

一審神戸地裁姫路支部の裁判員裁判は初公判から判決までに8カ月、計70回の公判を要し、実審理期間は207日で裁判員裁判としては当時過去最長だった。

2018年11月の一審判決によると、韓国籍の男は別の54歳の男=一審死刑で控訴=らと共謀。10年に無職男性=当時(57)=を監禁して死亡させ、11年には元組員の男性=当時(37)=を殺害した。

遺体が見つかっていない2人のうち10年の広告会社役員男性=当時(50)=への殺人罪は「殺害されたと客観的に裏付ける証拠がない」として無罪とされた。韓国籍の男と検察側の双方が一審判決を不服として控訴していた。

20日の控訴審初公判に韓国籍の男は伸びた髪を後ろで束ね、スーツ姿で出廷。弁護側は新証拠の採用を、検察側は被害者らの意見陳述を求めたが、和田裁判長はいずれも認めなかった。

参照元 : 神戸新聞NEXT

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