山口組No.2の自宅を銃撃した傘下組織元組員に懲役7年の判決

山口組No.2の家に銃弾4発撃ち込む…傘下組織元組員の76歳男に懲役7年の判決「周辺住民に与えた不安大きい」

2020/9/24(木) 17:35配信

今年2月、特定抗争指定暴力団・山口組のナンバー2の住宅に銃弾を撃ち込んだ罪に問われた男に対し、津地方裁判所は懲役7年の判決を言い渡しました。

山口組傘下組織の元組員で無職の谷口勇二被告(76)は今年2月、三重県桑名市長島町にある山口組ナンバー2の高山清司若頭の住宅の門に、拳銃で銃弾4発を撃ち込むなどした罪に問われています。

これまでの裁判で谷口被告は起訴内容を認め、検察側は「現場は小学校の通学路で、発砲で抗争を助長する危険があった」として懲役8年を求刑し、対する弁護側は懲役5年が妥当と主張していました。

24日の判決で、津地裁の柴田誠裁判長は「直接人に向け発射したものではないが、山口組の幹部宅への銃撃は緊迫感を増し、周辺住民に与えた不安は大きい」として、懲役7年の判決を言い渡しました。

参照元 ： 東海テレビ