2020年9月16日水曜日

新型コロナの影響で収入が無くなったとウソの申請し、無利子の特例貸付金20万円だまし取った疑い 神戸山口組系の元組員を逮捕

コロナ貸付金詐取で元暴力団組員逮捕、チェック甘く不正受給相次ぐ

2020/9/15(火) 12:22配信



新型コロナの影響で収入が減った人などを対象とした無利子の貸付金をだまし取ったとして、元暴力団組員の男が警視庁に逮捕されました。

逮捕されたのは神戸山口組系の元組員で解体作業員の満潮容疑者(65)です。満容疑者は今年5月、当時組員だったことを隠して新型コロナの影響で収入が無くなったとウソの内容を申請し、東京都社会福祉協議会から無利子の特例貸付金の20万円をだまし取った疑いなどが持たれています。満容疑者は「もらえるものはもらってしまおうと思ったが、返すつもりでした」と容疑を否認しています。

先週、ネパール人の男2人が同様の手口で警視庁に逮捕されるなど貸付金の不正受給は相次いでいます。

「こちらは申請書類の一部ですが、収入の減少については自己申告で、証明書類は求められていません」(記者) 全国社会福祉協議会によりますと、迅速に貸すために収入が減った証明書類の提出は求めていないということで、「申請者を信頼するしかない。反社会的勢力ではないという細かい確認も難しい」とコメントしています。

全国では3月からおよそ104万件、3342億円の貸し付けが行われていますが、厚労省は「新たな不正受給防止策は検討していない」としています。

参照元 : TBSニュース















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