2017年10月31日火曜日

指定暴力団「神戸山口組」が兵庫県淡路市にある本部事務所を閉鎖

指定暴力団 神戸山口組 本部事務所を閉鎖か

2017/10/30 11:54



指定暴力団の神戸山口組が兵庫県淡路市にある本部事務所を閉鎖したとみられることが分かりました。

神戸山口組はおととし8月に山口組と分裂して以降、直系団体「侠友会」の事務所に本部を置き、月に一度、幹部らが定例会を開いています。捜査関係者によりますと、神戸山口組側がこの事務所を今月25日付で閉鎖したとする通達を関係者に送ったということです。

事務所を巡っては、兵庫県の「暴力団追放センター」が使用禁止を求める仮処分を神戸地裁に申し立てていました。警察は組の定例会が別の場所で開かれる可能性があるとみて事実確認を急いでいます。

参照元 : テレ朝ニュース














神戸山口組本部使用 地裁、近く判断へ

2017/10/30(月) 13:15配信



指定暴力団神戸山口組が兵庫県淡路市志筑に構える本拠地事務所を巡り、暴力団追放兵庫県民センターが組員らの使用禁止を求めた仮処分申請について、神戸地裁が月内にも判断を下す方針を関係者らに伝えたことが分かった。2013年施行の改正暴力団対策法で定められた「代理訴訟制度」に基づく措置で、指定暴力団の本拠地に認められれば全国初。

関係者らによると、神戸山口組の分裂騒動を受け、同センターが今月2日、「平穏に暮らす権利が侵害されている」などとする周辺住民らの委託を受けて神戸地裁に仮処分を申請。使用禁止を巡る訴訟で組側の意向を認めるケースはほとんどなく、訴えが認められる公算が大きいとみられる。

地裁の判断に先立ち、同組が25日付で事務所を閉鎖したとする通知を暴力団関係者に出したという情報もあり、兵庫県警は新たな移転場所などの動向を警戒する。

神戸山口組は15年8月に指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)から分裂した後、淡路市の直系団体「●友会」の本部事務所を本拠地とし、組長らが集まる毎月1回の定例会を開くなどしてきたが、訴えが認められれば使用に加えて組員らの常駐もできなくなる。

全国の暴追センターによる暴力団事務所使用禁止の仮処分申請は14年以降、広島、埼玉、福岡、神奈川、富山、福井県、京都府で計9件。うち係争中の富山県を除き、広島と埼玉の和解2件を含む7件で仮処分が認められている。

【神戸山口組の分裂騒動】2015年8月27日、指定暴力団山口組から直系13団体が離脱し「神戸山口組」を結成した。同組は直系組織「●友会」の事務所を「連絡所」として内部文書に記載し、国家公安委員会は16年2月に同組本拠地と認定。兵庫県公安委員会は同年4月に神戸山口組を「指定暴力団」とした。同年末の構成員は、山口組の約5200人に対し、神戸山口組は約2600人。17年4月にはさらに神戸山口組の一部組長らが離脱して「任●団体山口組」(後に「任侠山口組」に改称)の結成を表明。警察庁は「神戸山口組の内紛」とみている。

(注)●は「侠」の右が「夾」

参照元 : 神戸新聞NEXT



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