2017年4月29日土曜日

【京都地裁】全国初!京都市が指定暴力団六代目「会津小鉄会」の本部事務所の使用禁止を決定

会津小鉄会事務所の使用差し止め決定 京都地裁、全国で初

2017/4/27(木) 23:25配信



京都市が指定暴力団六代目会津小鉄会の本部事務所(京都市下京区)の使用禁止を求めた仮処分申請で、京都地裁は27日、市側の主張を認め、事務所の使用差し止めを決定した。自治体の申し立てで、裁判所が組事務所の使用禁止を命じるのは全国初。

市側代理人の和田敦史弁護士は「住民が表だって暴力団排除に立ち上がるのは難しい。自治体が主体となり、道が開けた意義は大きい」と話している。

地裁は、本部事務所に近接する京都市の複合施設「ひと・まち交流館京都」の利用者や職員が、抗争などに巻き込まれる危険性があると判断し、本部事務所での会合や組員の立ち入りを禁じた。

会津小鉄会は現在、山口組分裂を背景に、傘下団体の幹部2人がそれぞれ「7代目」を名乗る内紛状態にある。1月に山口組系と神戸山口組系の組員が本部事務所で衝突する騒ぎが起き、市が「施設利用者らの安全が脅かされる」として2月、事務所の使用差し止めを申し立てていた。

門川大作市長は「市民の命を脅かす事象に対しては、警察と連携して毅然(きぜん)とした姿勢で対処する」とのコメントを出した。

会津小鉄会側の代理人弁護士は「回答は差し控えたい」としている。

参照元 : 京都新聞

会津小鉄会



会津小鉄会(あいづこてつかい)は、京都府京都市下京区に本部を置く指定暴力団。構成員は2016年末の時点で約110人。

略歴

初代
1868年、上坂仙吉は、会津小鉄を結成した。
1886年、会津小鉄上坂仙吉は、病死した。
詳細は「会津小鉄 (幕末)」を参照

二代目
1886年、上坂卯之松(上坂仙吉の実子)は、会津小鉄二代目に襲名した。
1935年、会津小鉄二代目上坂卯之松は、死去した。

三代目
二代目中島会会長図越利一は、中島連合会を結成した。
1975年03月、三代目会津小鉄会会長に襲名した。

四代目
1986年07月、三代目会津小鉄会理事長高山登久太郎(姜外秀)は、四代目会津小鉄会会長に襲名した。
四代目会津小鉄会から会津小鉄四代目に改称した。
1997年02月、会津小鉄四代目高山登久太郎(姜外秀)は、引退した。

五代目
1997年02月、図越利次(図越利一の実子)は、会津小鉄五代目に襲名した。
1998年12月、会津小鉄五代目から五代目会津小鉄会に改称した。

六代目
2008年11月、五代目会津小鉄会理事長四代目中川組組長馬場美次は、六代目会津小鉄会会長に襲名した。

歴代
初代:上坂仙吉
二代目:上坂卯之松
三代目:図越利一
四代目:高山登久太郎(姜外秀)
五代目:図越利次

当代
六代目:馬場美次

構成
会長 - 馬場美次
若頭 - 金子利典(四代目いろは会会長)京都府京都市
舎弟頭 - 臼井昭夫(五代目中川組組長)京都府京都市
本部長 - 道原利光(三代目寺村組組長)京都府八幡市
組織委員長 - 岡山 満(三代目岡山仁儀会会長)京都府京都市
渉外委員長 - 原田 昇(心誠会会長)京都府京都市
若頭補佐 - 大上一郎(二代目馬場組組長)京都府京都市
若頭補佐 - 石本省二(二代目馬場組副組長石本組組長)京都府京都市
舎弟 - 北村富士雄
舎弟 - 丸山清文
舎弟 - 曽我 速(共盛会会長)京都府宇治市
舎弟 - 岡田 満
事務長 - 吉川栄大

傘下団体

心誠会
京都府京都市伏見区に事務所がある。山口組寄り。
いろは会
京都府京都市左京区に事務所がある。神戸山口組寄り。

注釈
六代目山口組若中淡海一家総長高山誠賢(姜義幸)は、高山登久太郎(姜外秀)の実子

参照元 : wiki/会津小鉄会

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