2019年8月11日日曜日

広島県警の元マル暴刑事と指定暴力団「6代目共政会」2次団体「和田組」組長ら3人が会社員を恐喝

まるでVシネマ…元マル暴刑事ヤクザとグルで会社員を恐喝

2019/08/10 06:00

「人を殺すにも、金さえ払えば誰にも殺させることができる。ワシらの世界はナメられたら終わりや。殺してやってもええんやで」

「チャララー♪」

映画「仁義なき戦い」のテーマが流れてきそうな、ドスの効いた組長の脅し文句だった。

30代の男性会社員から現金400万円を脅し取ったとして、「6代目共政会」系組長の和田努(51)と同組組員の和田孝幸(52)両被告(いずれも覚醒剤取締法違反罪で起訴)が、8日までに恐喝の疑いで広島県警捜査4課と広島中央署に再逮捕された。

共政会は「仁義なき戦い」のモデルにもなった指定暴力団で、和田被告は2次団体和田組の組長。組員の孝幸と一緒に今年2月下旬から3月下旬ごろまで男性会社員に執拗に電話をし、会うたびに脅しをかけ、3月20日、男性を組事務所に呼び出し、用意させた現金400万円を脅し取った。驚くのは共犯の疑いで、元同県警警察官の升田義博容疑者(60)まで逮捕されたことだ。

「現金を脅し取った現場にはおらんかったが、元警官は和田被告ら2人が30代男性を脅していた時に同席したことがあった。その際、一緒になって『金払わんかい』と脅したようや。被害男性が弁護士に相談して事件が発覚した」(捜査事情通)

■まるで広島版Vシネマ

升田容疑者は2008年から数年間、暴力団を担当する県警捜査4課に所属。「個人的に付き合いがあるとか、噂レベルでもそんな話はなかった」(同僚)といい、広島西署刑事2課に所属していた昨年3月、定年退職まであと1年というタイミングで、一身上の都合で退職している。調べに対し「(被害)男性と会った事実はあるが、(脅迫の)文言が違う」と供述しているという。

「和田被告と組員は今年7月、共政会幹部の2次団体組長とパートの女とともに一斉にシャブでパクられた。シャブは、女が東京・浅草にある山口組系兼一会の組員から仕入れていた。今回の事件は被害男性と和田被告らとの間の金銭トラブルが原因とみているが、なぜそこに元警官が絡んでいるのかは、これからの調べや。極道が警察官の経済状況や家庭環境を調べて近寄ってくるケースはよくあるからな」(前出の捜査事情通)

元警察官はどうやってヤクザに丸め込まれたのだろうか。

参照元 : 日刊ゲンダイ

和田組(共政会)



二代目和田組(わだぐみ)は広島県広島市西区福島町1丁目10-5に本部を置く暴力団で、六代目共政会の二次団体。

和田組系譜

初 代 -
二代目 - 和田 努

組織図
組 長 - 和田 努(六代目共政会渉外委員長)

参照元 : wiki/和田組(共政会)


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