2019年10月12日土曜日

【指定暴力団神戸山口組「山健組」事務所・発泡事件】警察の職質に週刊誌記者を装い隙を突いて銃撃 暴力団関係者2人死亡

職質に記者装い車外で突然発砲 組員狙い待ち伏せか 神戸山口組系発砲事件 

2019/10/11(金) 13:30配信

10日午後、神戸市中央区の指定暴力団神戸山口組「山健組」の事務所近くで、同組系組員とみられる男性2人が射殺された事件で、殺人未遂容疑で兵庫県警に現行犯逮捕された指定暴力団山口組傘下「弘道会」系組員の男(68)=鹿児島市=が発砲直前、同事務所の近くに車を止め、運転席で待機していたことが11日、捜査関係者への取材で分かった。

この直前には山健組の定例会が開かれており、県警は男が車内で待ち伏せし、発砲の機会をうかがっていたとみて調べる。

事件は10日午後2時40分ごろ、神戸市中央区下山手通7の路上で発生。捜査関係者によると、この数十分前からシルバーのセダンタイプの車が同事務所近くの車道に止まっていたという。

同事務所周辺を警戒中の生田署員2人が不審に思い、運転席の男に声を掛けたところ、「取材に訪れた記者だ」などと返答。同署員が男を車から降ろし、身体検査や所持品検査をしようとしたところ、近づいてきた男性2人に突然発砲したという。

発砲音に気付いた同署員が男を取り押さえた。拳銃には弾が残っていたという。 県警は10日午後、車を押収し、所有者や車内などを調べている。

現場近くの山の手小学校(神戸市中央区中山手通7)では11日朝から、生田署員らが見守る中で児童が登校するなど、一帯の警戒を強めた。

同署員や教職員らは、登校が始まる午前7時半ごろから、学校近くの交差点や校門近くに立ち、同校の児童約580人の登校を見届けた。

また、パトカーが赤色灯を回しながら通学路を巡回。同校によると、児童らが帰る際には集団下校を行う予定という。

小学1年の子どもを送りに来たという女性(40)は「事務所が近いので、同じような事件がまた起こるかもしれない」と不安げに語った。

参照元 : 神戸新聞NEXT


容疑の組員、デジカメ持ち週刊誌記者装う 神戸山口組銃撃

2019/10/11(金) 11:17配信



神戸市中央区にある指定暴力団・神戸山口組系山健組の事務所前の路上で暴力団関係者2人が銃撃されて死亡した事件で、殺人未遂容疑で逮捕された指定暴力団・山口組系弘道会傘下の暴力団組員、丸山俊夫容疑者(68)=鹿児島市=が職務質問をした警察官に週刊誌記者と名乗ったことが捜査関係者への取材で判明した。

デジタルカメラも持っていた。兵庫県警が警戒を強める中、隙(すき)を突いて襲撃するため身分を偽ったとみられる。

捜査関係者によると、丸山容疑者は10日午後2時半すぎ、自分で乗用車を運転して現れ、山健組事務所前の路上に駐車した。この日は幹部らが月に1度集まる定例会が事務所で開かれていた。警戒していた制服姿の県警生田署員2、3人が不審に思い、車から降ろして職務質問すると、丸山容疑者は「週刊誌記者だ」と説明したという。

署員が所持品なども調べようとしてもみ合っているうち、丸山容疑者が突然、連射式拳銃を取り出し、事務所から出てきた山健組関係者2人を至近距離から撃ったという。近くにいた人は銃声を2度聞いており、丸山容疑者は2発を発射したとみられる。

丸山容疑者は「一人でやった」と供述しているといい、県警は経緯などを詳しく調べる。

参照元 : 毎日新聞


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