メキシコ麻薬王「エル・チャポ」に有罪評決 米NY陪審
2019/2/13(水) 3:41配信
【AFP=時事】(更新)米ニューヨークの陪審は12日、メキシコの麻薬王「エル・チャポ(El Chapo)」ことホアキン・グスマン(Joaquin Guzman)被告(61)に対し、世界最大規模の麻薬組織のリーダーとして25年間にわたり関わった犯罪行為で有罪の評決を下した。
麻薬組織「シナロア・カルテル(Sinaloa Cartel)」の元最高幹部であるグスマン被告は、コカインやヘロイン、メタンフェタミン、マリフアナ(乾燥大麻)といった麻薬の米国への大量密輸や、マネーロンダリング(資金洗浄)、武器の不法所持などの罪で有罪とされた。今後の裁判では終身刑が言い渡される可能性がある。
3か月にわたる公判では、グスマン被告の元愛人や元部下といった関係者が被告の目前で証言台に立ち、テレビドラマさながらの展開となった。また、ミスコンテスト優勝経験者の若妻エマ・コロネル(Emma Coronel)さんも裁判を常に傍聴した。
弁護人は、被告は「スケープゴート(身代わり)」にすぎず、麻薬密輸の真犯人はシナロア・カルテルを共に結成した「エル・マーヨ(El Mayo)」ことイスマエル・サンバダ(Ismael Zambada)容疑者だと主張。
一方の政府は陪審に対し、グスマン被告がメキシコで2度脱獄したことを引き合いに、被告の「責任からの脱走」を許してはならないと訴えた。2015年の2度目の脱獄で被告は、独房のシャワー室から外部につながるトンネルを通って脱獄していた。
参照元 : AFPBB News
「メキシコ大統領に賄賂贈った」 麻薬王エル・チャポ、米法廷で主張
2018年11月14日 9:19
【11月14日 AFP】メキシコの麻薬王「エル・チャポ(El Chapo)」ことホアキン・グスマン(Joaquin Guzman)被告の公判が13日、米ニューヨークの裁判所で開かれ、被告側は自身の麻薬密輸組織「シナロア・カルテル(Sinaloa Cartel)」がメキシコのエンリケ・ペニャニエト(Enrique Pena Nieto)大統領、フェリペ・カルデロン(Felipe Calderon)前大統領に賄賂を支払ったと証言した。
また、逃走を続けている共同被告人こそが真の犯罪者だとも主張した。
グスマン被告は世界でも特に名を知られた犯罪者で、メキシコで2回脱獄した後、2017年1月に米国に身柄を引き渡され、密売や銃、資金洗浄(マネーロンダリング)に関する11件の罪で起訴された。裁判は4か月以上に及ぶ見通し。
被告弁護人は法廷で、退任が迫るペニャニエト大統領と、カルデロン前大統領に言及。逃走中の共同被告人、「エル・マーヨ(El Mayo)」ことイスマエル・サンバダ(Ismael Zambada)被告が、「トップ中のトップ、メキシコの現大統領と前の大統領」を含む相手に賄賂を渡したと主張した。
カルデロン前大統領とペニャニエト大統領はシナロアから賄賂を受け取ったことを直ちに否定。カルデロン氏は「完全に誤りで無責任だ」、ペニャニエト氏は「完全に誤った中傷だ」と述べた。(c)AFP
参照元 : afpbb news
ミスコン優勝美女と麻薬組織の危険な関係、メキシコ
2012年11月30日 19:36
メキシコ・シナロア(Sinaloa)州のミスコンテストで優勝したマリア・スザンナ・フロレス・ガメス(Maria Susana Flores Gamez)さん。11月に麻薬組織と警察の銃撃戦で死亡した
【11月30日 AFP】輝くように美しい顔立ちと抜群のスタイルを誇るミスコンテストの優勝者たち。そんな美女たちが、メキシコではしばしば、財力は豊富だが非情な麻薬組織の手に落ちてしまう。
北西部シナロア(Sinaloa)州のミスコンテストで今年優勝したミス・シナロアのマリア・スサナ・フロレス・ガメス(Maria Susana Flores Gamez)さん(22)の場合、それは死への誘いとなった。
ガメスさんは前週、麻薬組織と警察との銃撃戦に巻き込まれて死亡した。捜査当局によると、麻薬組織メンバーのものとみられる車にボーイフレンドと共に乗っていたガメスさんは、銃を手にして車から出てきた。「人間の盾」にされた可能性が高いという。
ガメスさんのボーイフレンドが所属していたのは、指名手配中のホアキン・グスマン(Joaquin Guzman)容疑者が率いる同州最大の麻薬組織の一派とみられる。
グスマン容疑者は2001年、収監されていた刑務所から洗濯籠に隠れて脱出に成功。その6年後の2007年に、ドゥランゴ(Durango)州のミスコンテストで優勝した当時18歳の少女と結婚している。グスマン容疑者は背後でこの少女の優勝に手を貸したと言われている。
■ブランド品や宝石につられて…
ミスコンテストの優勝者たちの中には、高級ブランドの衣服や靴、宝石などに目がくらみ、麻薬組織と付き合い始める者が少なくない。「ギャングたちは、いつも美女をはべらせておきたいのさ」と、メキシコの麻薬カルテルを題材とした小説を幾つも執筆しているエルメル・メンドサ(Elmer Mendoza)氏は言う。「そうして、自分好みに仕立て上げるんだ」
メキシコで昨年制作された映画『ミス・バラ(Miss Bala)』はこうした実話に基き、ミスコンテストをめぐり美女が犯罪の道に転落していく人生を描いている。表題の「バラ」とは銃弾の意味だ。モデルとなったラウラ・スニガ(Laura Zuniga)さんは2008年にミスコンテストで優勝したが、同年12月に麻薬組織メンバーと一緒にいるところを逮捕された後、釈放された。
2011年にはメキシコ市(Mexico City)でコロンビア人モデルの女性が、恋人で麻薬組織メンバーのホセ・ホルヘ・バルデラス(Jose Jorge Balderas)容疑者とともに逮捕された。バルデラス容疑者はサッカーの元パラグアイ代表、サルバドル・カバニャス(Salvador Cabanas)選手を射殺しようとした容疑で指名手配されていた。モデルの女性は後に釈放されている。
■長い因縁の歴史、権力も魅力
シナロア州では、美女と犯罪組織との因縁の歴史は数十年前にもさかのぼる。1958年のミスコンテストで優勝したケニャさんは6年後、イタリアのシチリア(Sicily)島で殺害された。ケニャさんはマフィアのボスだったイタリア系米国人のおいと結婚していた。
1990年、マサトラン(Mazatlan)のカーニバルでのミスコンテストで優勝した18歳の少女は、敵対組織の男との結婚を阻止しようとした麻薬組織幹部に拉致された。この幹部は3年後に逮捕された。
美女と犯罪組織との結び付きについて共著のあるホセ・カルロス・セニセロス(Jose Carlos Ceniceros)氏は、麻薬密売は危険な世界だが、貧しい女性にとっては金持ちになれる機会として魅力的な側面もあるのだろうと指摘する。
また金だけでなく、犯罪組織が持つ権力も魅力だという。「彼女たちはぜいたくな生活に馴れ、危険を顧みなくなっていく。たとえ短い命となろうとも、一瞬でも優雅な人生を生きたがるのだ」と、セニセロス氏は述べている。(c)AFP
参照元 : afpbb news
これは、映画化決定ですね。
2019/2/13(水) 3:41配信
【AFP=時事】(更新)米ニューヨークの陪審は12日、メキシコの麻薬王「エル・チャポ(El Chapo)」ことホアキン・グスマン(Joaquin Guzman)被告(61)に対し、世界最大規模の麻薬組織のリーダーとして25年間にわたり関わった犯罪行為で有罪の評決を下した。
麻薬組織「シナロア・カルテル(Sinaloa Cartel)」の元最高幹部であるグスマン被告は、コカインやヘロイン、メタンフェタミン、マリフアナ(乾燥大麻)といった麻薬の米国への大量密輸や、マネーロンダリング(資金洗浄)、武器の不法所持などの罪で有罪とされた。今後の裁判では終身刑が言い渡される可能性がある。
3か月にわたる公判では、グスマン被告の元愛人や元部下といった関係者が被告の目前で証言台に立ち、テレビドラマさながらの展開となった。また、ミスコンテスト優勝経験者の若妻エマ・コロネル(Emma Coronel)さんも裁判を常に傍聴した。
弁護人は、被告は「スケープゴート(身代わり)」にすぎず、麻薬密輸の真犯人はシナロア・カルテルを共に結成した「エル・マーヨ(El Mayo)」ことイスマエル・サンバダ(Ismael Zambada)容疑者だと主張。
一方の政府は陪審に対し、グスマン被告がメキシコで2度脱獄したことを引き合いに、被告の「責任からの脱走」を許してはならないと訴えた。2015年の2度目の脱獄で被告は、独房のシャワー室から外部につながるトンネルを通って脱獄していた。
参照元 : AFPBB News
「メキシコ大統領に賄賂贈った」 麻薬王エル・チャポ、米法廷で主張
2018年11月14日 9:19
【11月14日 AFP】メキシコの麻薬王「エル・チャポ(El Chapo)」ことホアキン・グスマン(Joaquin Guzman)被告の公判が13日、米ニューヨークの裁判所で開かれ、被告側は自身の麻薬密輸組織「シナロア・カルテル(Sinaloa Cartel)」がメキシコのエンリケ・ペニャニエト(Enrique Pena Nieto)大統領、フェリペ・カルデロン(Felipe Calderon)前大統領に賄賂を支払ったと証言した。
また、逃走を続けている共同被告人こそが真の犯罪者だとも主張した。
グスマン被告は世界でも特に名を知られた犯罪者で、メキシコで2回脱獄した後、2017年1月に米国に身柄を引き渡され、密売や銃、資金洗浄(マネーロンダリング)に関する11件の罪で起訴された。裁判は4か月以上に及ぶ見通し。
被告弁護人は法廷で、退任が迫るペニャニエト大統領と、カルデロン前大統領に言及。逃走中の共同被告人、「エル・マーヨ(El Mayo)」ことイスマエル・サンバダ(Ismael Zambada)被告が、「トップ中のトップ、メキシコの現大統領と前の大統領」を含む相手に賄賂を渡したと主張した。
カルデロン前大統領とペニャニエト大統領はシナロアから賄賂を受け取ったことを直ちに否定。カルデロン氏は「完全に誤りで無責任だ」、ペニャニエト氏は「完全に誤った中傷だ」と述べた。(c)AFP
参照元 : afpbb news
ミスコン優勝美女と麻薬組織の危険な関係、メキシコ
2012年11月30日 19:36
メキシコ・シナロア(Sinaloa)州のミスコンテストで優勝したマリア・スザンナ・フロレス・ガメス(Maria Susana Flores Gamez)さん。11月に麻薬組織と警察の銃撃戦で死亡した
【11月30日 AFP】輝くように美しい顔立ちと抜群のスタイルを誇るミスコンテストの優勝者たち。そんな美女たちが、メキシコではしばしば、財力は豊富だが非情な麻薬組織の手に落ちてしまう。
北西部シナロア(Sinaloa)州のミスコンテストで今年優勝したミス・シナロアのマリア・スサナ・フロレス・ガメス(Maria Susana Flores Gamez)さん(22)の場合、それは死への誘いとなった。
ガメスさんは前週、麻薬組織と警察との銃撃戦に巻き込まれて死亡した。捜査当局によると、麻薬組織メンバーのものとみられる車にボーイフレンドと共に乗っていたガメスさんは、銃を手にして車から出てきた。「人間の盾」にされた可能性が高いという。
ガメスさんのボーイフレンドが所属していたのは、指名手配中のホアキン・グスマン(Joaquin Guzman)容疑者が率いる同州最大の麻薬組織の一派とみられる。
グスマン容疑者は2001年、収監されていた刑務所から洗濯籠に隠れて脱出に成功。その6年後の2007年に、ドゥランゴ(Durango)州のミスコンテストで優勝した当時18歳の少女と結婚している。グスマン容疑者は背後でこの少女の優勝に手を貸したと言われている。
■ブランド品や宝石につられて…
ミスコンテストの優勝者たちの中には、高級ブランドの衣服や靴、宝石などに目がくらみ、麻薬組織と付き合い始める者が少なくない。「ギャングたちは、いつも美女をはべらせておきたいのさ」と、メキシコの麻薬カルテルを題材とした小説を幾つも執筆しているエルメル・メンドサ(Elmer Mendoza)氏は言う。「そうして、自分好みに仕立て上げるんだ」
メキシコで昨年制作された映画『ミス・バラ(Miss Bala)』はこうした実話に基き、ミスコンテストをめぐり美女が犯罪の道に転落していく人生を描いている。表題の「バラ」とは銃弾の意味だ。モデルとなったラウラ・スニガ(Laura Zuniga)さんは2008年にミスコンテストで優勝したが、同年12月に麻薬組織メンバーと一緒にいるところを逮捕された後、釈放された。
2011年にはメキシコ市(Mexico City)でコロンビア人モデルの女性が、恋人で麻薬組織メンバーのホセ・ホルヘ・バルデラス(Jose Jorge Balderas)容疑者とともに逮捕された。バルデラス容疑者はサッカーの元パラグアイ代表、サルバドル・カバニャス(Salvador Cabanas)選手を射殺しようとした容疑で指名手配されていた。モデルの女性は後に釈放されている。
■長い因縁の歴史、権力も魅力
シナロア州では、美女と犯罪組織との因縁の歴史は数十年前にもさかのぼる。1958年のミスコンテストで優勝したケニャさんは6年後、イタリアのシチリア(Sicily)島で殺害された。ケニャさんはマフィアのボスだったイタリア系米国人のおいと結婚していた。
1990年、マサトラン(Mazatlan)のカーニバルでのミスコンテストで優勝した18歳の少女は、敵対組織の男との結婚を阻止しようとした麻薬組織幹部に拉致された。この幹部は3年後に逮捕された。
美女と犯罪組織との結び付きについて共著のあるホセ・カルロス・セニセロス(Jose Carlos Ceniceros)氏は、麻薬密売は危険な世界だが、貧しい女性にとっては金持ちになれる機会として魅力的な側面もあるのだろうと指摘する。
また金だけでなく、犯罪組織が持つ権力も魅力だという。「彼女たちはぜいたくな生活に馴れ、危険を顧みなくなっていく。たとえ短い命となろうとも、一瞬でも優雅な人生を生きたがるのだ」と、セニセロス氏は述べている。(c)AFP
参照元 : afpbb news
おおーついにエルチャポに有罪判決が! 麻薬王の伝説も終幕だなhttps://t.co/F24MvuRp8Q— ななせなつひ (@nowar1024) 2019年2月12日
2度の脱走といい、スケープゴートという説を弁護士が唱えたり、映画みたいな展開ですね。 / メキシコ麻薬王「エル・チャポ」に有罪評決 米NY陪審 (https://t.co/H7LAY71fDm) #NewsPicks https://t.co/j0ksMqZJ1e— akiyoshi@海外旅行行きたい (@akiyoshi1625) 2019年2月12日
メキシコ麻薬王「エル・チャポ」に有罪評決 米NY陪審 #SmartNews— みひまり//朧之霞 (@mihimaLy) 2019年2月12日
麻薬王捕まえたけど保釈されてその後戦ってくみたいな流れのハリウッド映画なかったっけ?
https://t.co/eBahFqIntm
ここ数日世間を騒がせている某日本海側都市の女性アイドルグループのゴタゴタの件、メキシコの美人はミスコンに出てマフィアの愛人になって抗争に巻き込まれて死ぬという話を想起しますね— 🧙♂️🧙♂️🧙♂️峰淳芽@嵩岳社🧙♀️🧙♀️🧙♀️ (@mine_junga) 2019年1月14日
ミスコン優勝美女と麻薬組織の危険な関係、メキシコ https://t.co/OGHECtBKCP @afpbbcomより
「ギャングたちは、いつも美女をはべらせておきたいのさ」と、メキシコの麻薬カルテルを題材とした小説を幾つも執筆しているエルメル・メンドサ氏は言う。「そうして、自分好みに仕立て上げるんだ」ミスコン優勝美女と麻薬組織の危険な関係、メキシコ http://t.co/c5lMWHcK8W— NaoTyan (@manaonaonao) 2014年8月29日
麻薬密売は危険な世界だが、貧しい女性にとっては金持ちになれる機会として魅力的な側面もある / “ミスコン優勝美女と麻薬組織の危険な関係、メキシコ 写真2枚 国際ニュース : AFPBB News” http://t.co/Usw9MRlm— a2de (@a2de_tweet) 2012年12月3日
これは、映画化決定ですね。
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