更生して名物整体師になるも任侠山口組に逆戻り、1万円上納金を生活保護で支払い有罪
2019/2/7(木) 20:21配信
京都地裁の法廷の被告人席に2月5日、上下ストライプの派手なスーツ姿で現れたのは、任侠山口組の元幹部、田井中圭一被告。起訴状によれば、暴力団員は生活保護を受給できないことを知りながら、約36万円を受けとったという詐欺容疑で懲役1年6カ月、執行猶予3年の有罪判決を受けた。
法廷の傍聴席は空席がないほど、人で埋め尽くされていた。田井中被告は関西のその筋では知られる存在だったからだ。
若い時から右翼団体、暴力団として活動したが、今から20年近く前に一念発起して暴力団から足を洗い、整体師の道を歩むようになる。
自身の生い立ちもあって、整体師には問題を起こした非行少年などを、積極的に採用して、教育。一人前の整体師に育てて、店舗を関西圏に増やしていった。
そして、NPO法人も立ち上げ、「人生、死ぬ気でやれば怖いものなし。無敵だ」を合言葉に、事業を拡大させていった。
国内に60店舗、海外にまで出店、整体師の養成学校もはじめ、著書も2冊、出版。テレビにも出演していた。
田井中被告は登録していたサイトで自身のプロフィールをこう記している。
<ヤクザもやった。右翼もやった。今では全て過去の話。放り込まれたブタ箱で死ぬ程考えた。「俺何やってんねやろう? 俺こんな事する為に生まれてきたんちゃうで? 俺何の為に生まれて来たんやろ?」考え抜いてきれいさっぱり足を洗った。そして本当にゼロから創めた整体院。初年度成長率5000倍。設立後わずか3年の今、年商10億円>
<やりたい事は唯一つ。やる気のある奴を救いたい。過去、経歴関係ない。前科者、破産者、孤児、母子家庭みんなOK。今、やる気さえあれば>
だが、急速な拡大路線が裏目に出たのか、7年ほど前には破綻状態になってしまったという。
「国内でマッサージ事業がとん挫して、海外で事業展開と動いていたようだ。しかし、それも芳しくなく、生活に困窮。2017年3月に生活保護の受給を申請して、認めらた」(捜査関係者)
ところが、旧知の暴力団組長が神戸山口組から分裂した2017年10月、任侠山口組に参じたことがキッカケになって、田井中被告も再び暴力団の世界に舞い戻る。
その後、田井中被告は任侠山口組の幹部に就任するまでになった。だが、暴力団の身分を隠し、生活保護の受給を続けたことで、逮捕、起訴された。
田井中被告の共犯として、任侠山口組の最高幹部Bも逮捕されている。起訴状によれば、最高幹部Bが田井中被告に毎月徴収している暴力団の組の会費「上納金」1万円の支払いを求めると、「生活保護が入るまで待ってくれ」と支払いの猶予を求め、後日、徴収したという。
「田井中被告は海外の事情に詳しいことで、任侠山口組最高幹部らから重宝され、幹部になったようだ。だが、警察に対しては、暴力団を辞めたと届け出を出していた。ヤクザを辞めて、マッサージの事業で成功したと、応援していたんだがな。それが、生活保護に頼ってたった1万円の会費を〇〇しなきゃならんというのは、切ない話。なんとも言葉がないわ」(前出の捜査関係者)
参照元:dot.
2019/2/7(木) 20:21配信
京都地裁の法廷の被告人席に2月5日、上下ストライプの派手なスーツ姿で現れたのは、任侠山口組の元幹部、田井中圭一被告。起訴状によれば、暴力団員は生活保護を受給できないことを知りながら、約36万円を受けとったという詐欺容疑で懲役1年6カ月、執行猶予3年の有罪判決を受けた。
法廷の傍聴席は空席がないほど、人で埋め尽くされていた。田井中被告は関西のその筋では知られる存在だったからだ。
若い時から右翼団体、暴力団として活動したが、今から20年近く前に一念発起して暴力団から足を洗い、整体師の道を歩むようになる。
自身の生い立ちもあって、整体師には問題を起こした非行少年などを、積極的に採用して、教育。一人前の整体師に育てて、店舗を関西圏に増やしていった。
そして、NPO法人も立ち上げ、「人生、死ぬ気でやれば怖いものなし。無敵だ」を合言葉に、事業を拡大させていった。
国内に60店舗、海外にまで出店、整体師の養成学校もはじめ、著書も2冊、出版。テレビにも出演していた。
田井中被告は登録していたサイトで自身のプロフィールをこう記している。
<ヤクザもやった。右翼もやった。今では全て過去の話。放り込まれたブタ箱で死ぬ程考えた。「俺何やってんねやろう? 俺こんな事する為に生まれてきたんちゃうで? 俺何の為に生まれて来たんやろ?」考え抜いてきれいさっぱり足を洗った。そして本当にゼロから創めた整体院。初年度成長率5000倍。設立後わずか3年の今、年商10億円>
<やりたい事は唯一つ。やる気のある奴を救いたい。過去、経歴関係ない。前科者、破産者、孤児、母子家庭みんなOK。今、やる気さえあれば>
だが、急速な拡大路線が裏目に出たのか、7年ほど前には破綻状態になってしまったという。
「国内でマッサージ事業がとん挫して、海外で事業展開と動いていたようだ。しかし、それも芳しくなく、生活に困窮。2017年3月に生活保護の受給を申請して、認めらた」(捜査関係者)
ところが、旧知の暴力団組長が神戸山口組から分裂した2017年10月、任侠山口組に参じたことがキッカケになって、田井中被告も再び暴力団の世界に舞い戻る。
その後、田井中被告は任侠山口組の幹部に就任するまでになった。だが、暴力団の身分を隠し、生活保護の受給を続けたことで、逮捕、起訴された。
田井中被告の共犯として、任侠山口組の最高幹部Bも逮捕されている。起訴状によれば、最高幹部Bが田井中被告に毎月徴収している暴力団の組の会費「上納金」1万円の支払いを求めると、「生活保護が入るまで待ってくれ」と支払いの猶予を求め、後日、徴収したという。
「田井中被告は海外の事情に詳しいことで、任侠山口組最高幹部らから重宝され、幹部になったようだ。だが、警察に対しては、暴力団を辞めたと届け出を出していた。ヤクザを辞めて、マッサージの事業で成功したと、応援していたんだがな。それが、生活保護に頼ってたった1万円の会費を〇〇しなきゃならんというのは、切ない話。なんとも言葉がないわ」(前出の捜査関係者)
参照元:dot.
めっちゃカッコ悪い。— TheCriminal@Gray Beans (@mension777) 2019年2月8日
不良やからシャブ売ろうが、女売ろうがええねんけど、男売る言うて生保はあかんやろ。
カッコつけたいなら中身からやれ。
武士は食わねど高楊枝やで。
更生して名物整体師になるも任侠山口組に逆戻り、1万円上納金を生活保護で支払い有罪 https://t.co/AZcGicYsMr
整体業で一時は成功していたようです。更生は讃えるべきことですが、整体院や接骨院の中には反社会勢力のフロント企業が経営しているところがあります。 https://t.co/EcFR8KIlqo— 新経絡手技普及協会 (@new_keiraku) 2019年2月8日
— 草下シンヤ (@kusakashinya) 2019年2月8日
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