殺人告白の死刑囚に無罪判決 東京地裁
2018年12月13日 15時06分
死刑囚の元暴力団会長が、男性2人の殺害を告白する手紙を警察に送って発覚した殺人事件の裁判員裁判で、東京地方裁判所は「手紙の内容は信用できない」として無罪を言い渡しました。
無罪を言い渡されたのは、住吉会系の元暴力団会長、矢野治死刑囚(69)です。平成8年と10年に当時60歳と49歳の男性2人を殺害した罪に問われていました。
矢野死刑囚は、平成15年に前橋市のスナックで4人を殺害した罪で平成26年に死刑が確定し、その後、警察に行方不明の2人の殺害を告白する手紙を送って2つの事件が発覚しましたが、裁判では一転して「手紙は出したが、内容はうそだった」などとして無罪を主張していました。
13日の判決で、東京地方裁判所の楡井英夫裁判長は、「手紙による告白が唯一の直接的な証拠だが、被告には死刑執行を引き延ばすためにうその告白をする動機が十分にあり、信用できない。殺人の実行犯と認定するには合理的な疑いが残る」と指摘し、いずれの事件についても無罪を言い渡しました。
刑法では、死刑囚に対して新たに懲役などの刑を執行できないと定めていて、裁判員たちは刑の執行がされない事件に対して判断する異例の裁判となりました。
参照元 : NHKニュース
2018年12月13日 15時06分
死刑囚の元暴力団会長が、男性2人の殺害を告白する手紙を警察に送って発覚した殺人事件の裁判員裁判で、東京地方裁判所は「手紙の内容は信用できない」として無罪を言い渡しました。
無罪を言い渡されたのは、住吉会系の元暴力団会長、矢野治死刑囚(69)です。平成8年と10年に当時60歳と49歳の男性2人を殺害した罪に問われていました。
矢野死刑囚は、平成15年に前橋市のスナックで4人を殺害した罪で平成26年に死刑が確定し、その後、警察に行方不明の2人の殺害を告白する手紙を送って2つの事件が発覚しましたが、裁判では一転して「手紙は出したが、内容はうそだった」などとして無罪を主張していました。
13日の判決で、東京地方裁判所の楡井英夫裁判長は、「手紙による告白が唯一の直接的な証拠だが、被告には死刑執行を引き延ばすためにうその告白をする動機が十分にあり、信用できない。殺人の実行犯と認定するには合理的な疑いが残る」と指摘し、いずれの事件についても無罪を言い渡しました。
刑法では、死刑囚に対して新たに懲役などの刑を執行できないと定めていて、裁判員たちは刑の執行がされない事件に対して判断する異例の裁判となりました。
参照元 : NHKニュース
無罪判決が確定したら執行が近づくので、矢野死刑囚は控訴したいだろうな(控訴できない)。検察官は執行を早めるために控訴したくないだろうな。死刑事件、一審無罪確定という激レアな展開になるかも。— 山口貴士 aka無駄に感じが悪いヤマベン (@otakulawyer) 2018年12月13日
https://t.co/JA0BnmUb2t
ああ、これが死刑囚である事に変わりないのね。「殺人罪で死刑確定していた死刑囚に対し、告白した別事件に対して無罪判決」が状況として正しい。詳細不明だが「他の暴力団員がやったのをゲロったんだろ?」位の意味か。— ker (@cs_ker) 2018年12月13日
殺人告白の死刑囚に無罪判決 東京地裁 | NHKニュース https://t.co/H0ESRugoAm
— isaito (@isaito24085408) 2018年12月13日
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