2016年11月19日土曜日

和歌山県内に大麻栽培工場、末端価格は約50億円に及ぶ量!指定暴力団2代目「東組」幹部の男(54)ら4人逮捕

20億円相当の大麻草栽培 男4人を逮捕

2016/11/16(水) 21:45配信



和歌山県かつらぎ町で大麻草を栽培していたとして、暴力団幹部の男ら4人が逮捕された。押収された大麻草は1万本を超え20億円相当に上る。

警察が和歌山県かつらぎ町の工場を捜索したところ、1万1000本あまりの大麻草などを発見。販売目的で大麻草を栽培したとして、指定暴力団2代目東組幹部の木村純一容疑者(54)ら4人を16日、大麻取締法違反「営利目的共同栽培」の疑いで逮捕したもの。調べに対し木村容疑者は「たまたま立ち寄っただけだ」と容疑を否認し、ほか3人はおおむね認めている。

1か所で押収された大麻草の量としてはこの10年間で最も多く、末端価格で20億円に上るという。警察は、組織的な犯行とみて販売ルートの解明などを進める方針。

参照元 : 日本テレビ系(NNN)






















大麻50億円分!1件で年間最多押収量超え…和歌山県内に栽培工場

2016/11/17(木) 6:07配信



奈良県警は16日、大麻草を販売目的で栽培したとする大麻取締法違反(営利目的共同栽培)容疑で大阪府泉南市の指定暴力団・2代目東組幹部の木村純一容疑男4人逮捕者(54)ら男4人を逮捕した。和歌山県かつらぎ町の栽培工場から押収した大麻草は、過去最多だった2009年の全国での押収量を1件で上回る約1万1000本。将来的な末端価格は約50億円に及ぶ量だった。

薬物犯罪史上に残る事件が発覚した。たった1件で、全国年間押収量の過去最多年の総数を上回る量の大麻草が和歌山県かつらぎ町の工場で発見された。

奈良県警によると、逮捕されたのは、木村容疑者の他に、2代目東組傘下組織幹部の無職・初田孝治容疑者(46)=大阪府堺市=、2代目東組傘下組織組員の無職・徳永尚幸容疑者(45)=豊中市=、無職・中尾幸夫容疑者(62)=堺市=の3人。

県警は「大量の大麻草が栽培されている」との情報を入手し、組織犯罪対策1課、同2課、香芝署、吉野署による合同捜査を行い、10月26日に工場を捜索。1万本を超える大麻草や乾燥大麻を発見、押収した。出入りしていた4人を、大麻草24本を栽培して乾燥大麻約340グラムを所持したとする大麻取締法違反(営利目的共同所持)容疑で現行犯逮捕。今回は再逮捕となる。調べに対し、木村容疑者は「立ち寄っただけ」と容疑を否認。傘下組織の2容疑者も木村容疑者の関与を否定しているが、中尾容疑者は容疑を全面的に認めている。

警察庁が大麻草の年間押収量の統計を開始したのは2004年。以降、最多は09年で、全国で押収量は1万419本に達していた。今回の事案はたった1件で約1万1000本。超ド級のボリュームとなった。

組織犯罪対策1課によると、大麻草を栽培していた工場は2階建てで計約870平方メートルの広さがあり、ハイテクな栽培環境が備わっていたため、純度が高く、質のいい草が育っていたという。成長している約4000本分だけで末端価格は約20億円相当。将来的な価格は約50億円に及ぶ計算となる。捜査関係者は「普通は10、20本。500本でもものすごい数だが、まさか1万本とは…」と口あんぐりだ。

4人が逮捕される前日の10月25日には、元女優の高樹沙耶(本名・益戸育江)被告(53)が大麻取締法違反(所持)容疑で逮捕=その後、那覇地検が同罪で起訴=されている。起訴状によると、同被告が所持していた大麻は約55グラムだった。

◆何回使える? 薬物事件に詳しい小森榮弁護士事務所によると、一般的な乾燥大麻1グラムの相場は4000~5000円ほど。今回の末端価格50億円は単純計算で約100万グラム分に相当する。紙に巻くジョイントという吸引法だと、1回につき0.5グラムが必要とされるため、200万回吸引できることになる。

参照元 : スポーツ報知


柿畑に囲まれたのどかな集落に1万本大麻工場…「暴力団が出入りしていたなんて…」

2016/11/17(木) 9:56配信



1万本超もの大量の大麻草が栽培されていた工場が見つかったのは、柿畑に囲まれたのどかな集落の一角だった。販売目的で大麻草を栽培したとして奈良県警が16日、大麻取締法違反の疑いで、指定暴力団東組幹部の男(54)ら4人を逮捕した事件で、工場がある和歌山県かつらぎ町の住民からは驚きの声が広がった。「暴力団が出入りしていたなんて怖い」。衝撃に揺れた現場周辺を歩いた。(尾崎豪一)

同県北東部に位置し、世界遺産・高野山からもほど近いかつらぎ町は柿のほか、みかんや梨、桃などといったフルーツの一大産地として名高い。同町内を通る京奈和自動車道の紀北かつらぎインターチェンジを降り、車を約10分走らせると、現場の工場がある集落が見えてきた。

小高い丘陵地にある集落は柿やかんきつ類の畑に囲まれ、民家や農家の倉庫などが軒を連ねる。その中で、ひときわ大きな鉄骨2階建ての建物が摘発された工場だ。

白いペンキ塗りの工場は扉やシャッターがいくつもあるが、いずれも閉まっており、中の様子をうかがうことはできない。柿畑に隣接しているため、周辺を行き交うのは柿などのフルーツを運ぶ軽トラックばかりだが、事件発覚前には月に何度も黒塗りの高級車が工場を訪れたり、見慣れない軽乗用車が工場内の駐車スペースに数時間止まっていたりすることもあったという。

車を目撃したことがあるという近所の主婦(71)は、「のどかなまちにこんな工場があるなんて。警察が逮捕してくれたから良かったが、いつまでも暴力団が出入りしていたらと考えるとぞっとする」と首をすくめた。

住民らによると、工場はもともと、織物工場として使用されていたという。数十年前に倒産しており、その後は倉庫などとして使われていたが、この夏以降、昼間から工場内で照明が灯されるなどといった不審な兆候があった。

柿農家の男性(68)は、「工場に出入りしていた人たちは目があってもあいさつもなかった。不審な感じがしていた」と振り返っていた。

参照元 : 産経新聞




0 件のコメント:

コメントを投稿