2018年10月21日日曜日

【裁判員裁判】海外逃亡していた指定暴力団山口組系の元組員、白井繁治被告(75)に懲役13年の判決

<津地裁>暴力団元組員に懲役13年 幹部射殺共謀を認定

2018/10/18(木) 21:21配信



2003年に津市で起きた暴力団幹部射殺を共謀したとして、殺人、銃刀法違反の罪に問われた指定暴力団山口組系組織の元組員、白井繁治被告(75)の裁判員裁判で、津地裁(田中伸一裁判長)は18日、懲役13年(求刑・懲役18年)の判決を言い渡した。白井被告は無罪を主張していたが、判決は「果たした役割は殺害に直結するもの」と指摘した。

判決によると、白井被告は他の組員ら7人=いずれも実刑確定=と共謀して03年7月24日夜、同じ組の乙部和彦幹部(当時42歳)を拳銃で殺害した。

白井被告は事件後に海外逃亡し国際手配された。タイで潜伏していることが判明し、今年2月2日に日本に移送され、逮捕された。

判決は「被告が事前の話し合いに参加していたと断定するのは困難」としつつ、「拳銃の入った紙袋をコインロッカーに預けた時点で、実行役が被害者を殺害することについて共犯者と意思の合致があった」と指摘した。

参照元 : 毎日新聞




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