2020年11月16日月曜日

関東連合と対立関係にあった半グレ集団「新宿ジャックス」の元リーダーで木村兄弟の弟、木村孔次朗容疑者(39)ら2人を恐喝容疑で逮捕

六本木で200万円恐喝か 不良グループ元総長ら逮捕

2020年11月12日 19時59分



東京・港区六本木で男性から現金200万円を脅し取ったとして、不良グループの元リーダーの男らが逮捕されました。

不良グループ「新宿ジャックス」の元総長・木村孔次朗容疑者(39)ら2人は7月、六本木の路上で知人の男性から現金200万円を脅し取った疑いが持たれています。

警視庁によりますと、木村容疑者らは「なんで電話に出ないんだ。俺の電話に出ろ」などと男性を呼び出しました。路上に止めた車の中に男性を連れ込むと、「山に連れてくぞ」「頭にねじ突っ込むぞ」などと脅して銀行に連れて行き、現金を引き出させたということです。

取り調べに対し、2人はいずれも容疑を否認しています。

参照元 : テレ朝ニュース



「頭にねじ突っ込むぞ」不良グループ「新宿ジャックス」の元総長を逮捕

2020/11/13(金) 7:39配信



東京・六本木で男性から現金200万円を脅し取ったとして、不良グループの元リーダーの男らが逮捕された。

不良グループ「新宿ジャックス」の元総長、木村孔次朗容疑者(39)ら2人は7月、港区六本木の路上で、知人の男性から現金200万円を脅し取った疑いがもたれている。 警視庁によると、木村容疑者らは「なんで電話に出ないんだ。俺の電話に出ろ」などと男性を呼び出し、路上に停めた車の中に男性を連れ込むと、「山に連れてくぞ」「頭にねじ突っ込むぞ」などと脅し、銀行に連れていき現金を引き出させたという。

取り調べに対し、2人はいずれも容疑を否認している。

参照元 : ABEMA TIMES


「新宿ジャックス」リーダーら逮捕 東京・六本木で200万円恐喝容疑

2020/11/12(木) 14:11配信



知人男性から現金200万円を脅し取ったとして、警視庁組織犯罪対策4課は恐喝の疑いで、埼玉県川越市新富町の職業不詳、木村孔次朗(39)、東京都渋谷区幡ケ谷の無職、林健史(37)の両容疑者を逮捕した。

捜査関係者によると、木村容疑者ら2人はいずれも、不良グループ「新宿ジャックス」のリーダー格。

逮捕容疑は7月、知人男性を「山に連れていくぞ」「頭にネジ突っ込むぞ」などと脅して車に乗せ、港区六本木の車中で200万円を脅し取ったとしている。

組対4課によると、両容疑者は「脅していない」などと容疑を否認。同課は、木村容疑者らが男性とトラブルになり、現場に呼び出したとみており、当時の詳しい経緯などを調べる。

参照元 : 産経新聞


200万円脅し逮捕の半グレはヤクザも行方追う“超大物”だった

2020/11/15(日) 9:26配信

「頭にネジ突っ込むぞ」「山に連れていくぞ」 半グレ2人は知人男性にこうスゴみ、現金200万円を奪い取った。

警視庁組織犯罪対策4課は12日、半グレグループ「新宿ジャックス」のリーダー格で職業不詳の木村孔次朗(39)と無職の林健史(37)の両容疑者を恐喝の疑いで逮捕した。 2人は男性に「何で電話に出ねえんだ!」と因縁をつけ、今年7月、港区六本木に呼び出し、車に乗せて銀行に連れていき、ATMで200万円を引き出させた。

「木村容疑者がジャックスの5代目リーダーで、林容疑者が7代目です。2人は男性にあることないことを言って難クセをつけ、わび料として金を要求した。木村容疑者はもともと暴走族『打越スペクター』の元幹部で、山口組系極心連合会(解散)傘下の組織に所属(のちに破門)していたこともあった」(捜査事情通)

木村容疑者は、反社会的勢力の間で知らないものはいないほど有名な木村兄弟の弟。警察だけではなく、敵対グループや暴力団も木村兄弟の行方を追っていたという。 

ジャックスは武闘派のアウトロー集団で、木村兄弟は10代の頃から関東連合と激しく対立し、反関東連合のグループをまとめ上げた。相手が誰であろうとひるむことなく、抗争を繰り返していた。2008年3月には、同じジャックスのOBで先輩格に当たる男性が西新宿の路上で複数の男に襲われ、鉄パイプで撲殺される事件が起きた。いわゆる西新宿事件だが、いまだに犯人は捕まっていない。これが4年後の六本木クラブ襲撃事件につながり、関東連合は壊滅。木村兄弟は暴力団員や半グレグループとの間に数々のトラブルを起こし、各方面から命を狙われていた。警戒心を強めた2人は行方をくらまし、一時は死亡説まで流れたほど。結局、どの組織も2人を見つけることができなかった」(前出の捜査事情通)

移送の際、テレビカメラを向けられた木村容疑者は慌てて体をかがめ、必死で顔を隠していたことから、保釈後の報復を恐れているのだろう。

参照元 : 日刊ゲンダイ


「金属バットはフルスイング」「耳を切断」凶悪化する“半グレ”はヤクザと何が違うのか?《警察幹部が分析》

2020/11/15(日) 17:12配信



「頭にネジ突っ込むぞ」「山に連れて行くぞ」。東京・六本木の路上に止めた車内で、そんなセリフを吐いて、知人男性から現金200万円を脅し取った恐喝容疑で逮捕されたのは、「半グレ」グループの1つ「新宿ジャックス」のメンバーだった。

11月12日の報道で明らかになったこの事件。警視庁に恐喝容疑で逮捕されたのは、業界では名の知られた同グループのリーダー格の2人。今年7月、被害男性が電話に出なかったことに因縁をつけての犯行だったという。

いま「半グレ」による凶悪な犯罪が後を絶たない。暴力団ほどの組織性はないが、暴走族OBらを中心にした緩やかな組織を保つ「半グレ」。ときに暴力団以上の凶暴性を発揮するだけでなく、近年は振り込め詐欺などで活動資金を得ているとみられている。

警察当局は現在、半グレを暴力団にならぶ組織犯罪と認識し、強力な取り締まりを進めている。今回の逮捕もその一環といえるだろう。

警察が「半グレ」を強く意識したあの事件
警察当局が「半グレ」という存在を強く意識したのは、あの大物芸能人をめぐる事件だったという。組織犯罪対策を長年担当している警察当局の幹部が解説する。

「半グレが大きくクローズアップされたのは『海老蔵殴打事件』だろう。ヤクザではないが、粗暴な連中の集まり。容赦なく暴力を振るうことから、警察としても徹底した捜査が求められた」

幹部の語る「海老蔵殴打事件」とは2010年11月に発生した、人気歌舞伎役者の市川海老蔵が殴られて重傷を負ったことを指す。

事件があった日の晩、すでにアルコールが回り泥酔状態の海老蔵が東京・西麻布のバーに立ち寄った。ここで他の客と酒食をともにして楽しく過ごすどころか、アルコール度数の高いテキーラを灰皿に入れて周囲に飲ませるなど、行儀の悪さが止まらなかったという。

海老蔵の振る舞いを制止した人物に逆につかみかかったところ、暴行を受け重傷を負うことになった。顔は腫れあがりシャツには血痕が付着したままタクシーで帰宅。人気絶頂の歌舞伎役者が「死ぬかと思った」と恐怖を語るなどテレビのワイドショーなどで連日のように大々的に報道された。

後に逮捕されたのは暴走族「関東連合」OBの男で、米国人と日本人のハーフで恵まれた体格で腕力自慢だった。

「金属バットを使うならフルスイング」
この男が所属していた関東連合とは、1980~90年代を中心に東京の新宿、渋谷、杉並、世田谷などで活動していた暴走族だ。海老蔵殴打事件当時は世間では聞き慣れない名称だったが、アンダーグラウンド社会に詳しい人間には知られた存在だった。

かつて関東連合に所属しバイクで暴走を繰り返していたというOBが、全盛期の実態を明かす。

「当時は仲間とバイクで走り回っていた、いわゆる暴走族。交差点は赤信号でも突っ切るため、まず後輩が交差点に入って左右の道にバイクを置いてふさぎ、強制的に車を止めた。それでも交差点に入ろうとする車に対しては金属バットを振り下ろしてボコボコに殴りつけた。金属バットを使うならフルスイングするのが当時の流儀。相手がパトカーの時もあって、やった人間は全員逮捕されたが……」

当時は、「18歳になったら卒業」する慣習があったという。

「関東連合を卒業して、ヤクザになったものもいたが、ほとんどはまともな仕事に就いた。そのうちの一部のOBたちが、その後も交流を続けてグループとは行かないまでも一緒に活動していた。そのメンバーが海老蔵事件などを引き起こしたのだろう」(同前)

クラブ店内で振り下ろされた金属バット
海老蔵殴打事件で暴力性がクローズアップされた関東連合OBグループ。その名が、さらに世間で恐れられることになった事件が2012年9月に発生する。それが「フラワー事件」だ。

事件当日の夜、東京・六本木の繁華街にあるクラブ「フラワー」は多くの客でにぎわっていた。しかし、華やかなムードの店内には似つかわしくない、目出し帽をかぶり金属バットを手にした数人の男たちが突然、乱入して同席していた知人らと談笑していた男性に襲いかかった。

男たちは多くの客たちの面前で男性を取り囲み頭部を中心に金属バットを繰り返し振り下ろして殴打し男性は死亡した。乱入した男たちは引き起こした事件の重大さを気にとめず、悠然と店から引上げ、店外に止めてあった車で逃走。店内は悲鳴が響き渡り阿鼻叫喚の修羅場となった。

殺害されたのは、飲食店経営者の男性で当時31歳の若さだった。後に判明したことだが、関東連合OBグループとは無関係の人物。関東連合OBグループと対立する人物と間違えられて命を落とすという理不尽極まりない結果を招いた。

関東連合リーダー格の実像
この事件では2013年1月、警視庁は関東連合OBの20~30代の男18人を凶器準備集合容疑で逮捕。同月末には、殺人容疑などで9人を再逮捕し事件の全容解明を進めたが、事件に関与した数人はすでに海外に逃亡していた。

2つの事件の捜査が進む過程でキーマンとなる男が浮上した。見立真一という男で、関東連合OBグループを統率するリーダー格だった。

見立を知る前出の関東連合OBが人物像について語る。

「見立はとにかく頭の回転が速く切れる男だ。何をするにも用意周到、準備万端。頭が良いというだけでなく、暴力的なことをするにしても容赦なく徹底的にやる。カネもかなり持っている。いまはフィリピンにいるが、一生暮らせるだけのカネもあるし、現地での生活に不自由しないしっかりとした支援者がいると聞いている。とにかく大した男だ。関東連合は一時期、活動を停止していたが、見立が関東連合のOBたちを集めて色々な仕事をしていたようだ」

見立については、警視庁が殺人と凶器準備集合容疑で逮捕状を取って指名手配しているうえ、捜査特別報奨金制度に基づき重要情報の提供者には懸賞金上限額600万円が支払われることとなっている。

「半グレは準暴力団」立ちはだかる警察
当時を知る警察当局幹部が、今でも「公衆の面前で躊躇なく残忍な方法で殺害に及んだ。非常に危険なグループで看過できなかった」と語るフラワー事件。後に警察が本腰を入れて「半グレ対策」に乗り出す契機となった。

半グレは、当然ながら「関東連合」だけではなかった。警察当局が当時、捜査対象としていたのが「怒羅権」と呼ばれたグループだった。関東連合と同じく暴走族OBが中心で、東京の江戸川区や江東区などの下町地区が活動拠点。中国残留孤児の2、3世が主なメンバーだった。

その粗暴な行動は関東連合の向こうを張るほどで、暴力団相手の事件も多かった。2011年には東京・六本木の飲食店内で指定暴力団幹部ら5人を20人以上で取り囲みビール瓶などで殴り重傷を負わせた事件や、東京・錦糸町で暴力団組員とトラブルになり、殴る蹴るの暴行を加えたうえ刃物で耳を切断する事件も起こしている。

警察庁は「フラワー事件」後の2013年3月、半グレグループについて、「準暴力団」と位置付け、警視庁をはじめとした全国の警察本部に情報収集を進めるよう通達を出した。警察当局が本格的に、半グレの活動の鎮圧に乗り出すこととなったのだ。

まず警察庁は、半グレグループのメンバー構成や活動資金を獲得している実態などについて情報収集を進めることを決定。全国の警察本部で収集した情報を警察庁のデータベースに登録し、組織犯罪や少年事件、暴走族などの事件を捜査する部署で情報を共有するとした。

事務所も会合もない……ヤクザとは全く違う
半グレを「準暴力団」と位置付けたものの、警察当局の活動には限界がある。捜査幹部が解説する。

「半グレを準暴力団と定義したのは、『暴力団に準ずる危険なグループ』だとして、重点的な捜査対象としたということ。しかし『準暴力団』を取り締まる法律が特別にある訳ではないので、指定暴力団に対してのように規制の網をかけられない」

暴力団の場合、暴力団対策法に基づいて『指定暴力団』と認定されると、繁華街の飲食店などからの『みかじめ料』の徴収を禁止され、対立抗争が起きた場合には事務所の使用制限もできる。さらに、対立抗争が激化すれば『特定抗争指定暴力団』となって、警戒区域でおおむね5人以上で集合すれば即座に逮捕できるのだ。

しかし、準暴力団にあたる半グレは、暴対法や暴力団排除条例の規制対象ではない。警察当局は、殺人や恐喝、詐欺、覚醒剤取締法違反など個別の事件で、刑法や特別法を適用し、摘発していくことになる。

準暴力団としての半グレに対する警察当局の情報収集について捜査幹部が解説を続ける。

「準暴力団といっても、半グレは“組織性があるようで無い”。ある事件についてはグループが組織的に実行したとしても、別の事件では複数のグループのメンバーが個人的なつながりでばらばらに集まり事件を起こすということが珍しくない。暴力団のようなきっちりとした組織がないため、厄介な存在だ。基本的には事務所もないし定期的な会合もない。ヤクザとは全く違う」

半グレと警察当局の水面下での駆け引きがいまも続いている。(敬称略)

参照元 : 文春オンライン


【暴力団幹部が語る】令和の不良の行き着く先「半グレ」を現役ヤクザはどう見ているのか?

2020/11/15(日) 17:12配信



「いまの若い不良は楽をして稼ぎたい。そうなると親分との盃に始まり、しきたりの多いヤクザになるのは損ということになる。大きなシノギ(資金源)を手にすることが出来るなら『半グレ』でいいのだろう」

そう語るのは、首都圏で活動している指定暴力団の古参幹部だ。

暴力団業界が、1992年に施行された暴力団対策法、2011年10月までに全国の自治体で整備された暴力団排除条例の規制の影響で縮小傾向にある。さらに暴力団組員の高齢化も進む中、「半グレ」は増加している。

警察当局が「準暴力団」と定義づけている半グレは、「全国で約60グループが存在し、構成メンバーは約4000人」(警察当局幹部)とされる。

警察庁の最新データ(2019年末)によると、全国の暴力団構成員は約1万4400人。このうち最大組織は山口組の約4100人、次いで住吉会が約2800人だ。暴力団の場合、準構成員(全国で約1万3800人)の活動が確認されているため単純に比較はできないが、「半グレ」の構成メンバー約4000人という数字は山口組の構成員数に匹敵し、国内2番目の住吉会よりも多いことになる。

「警察としては、約4000人の半グレのメンバーに対してナンバリング登録を行っている。そしてリーダー格と構成メンバーについての基礎的な情報収集、さらに活動実態、資金源などの解明に力を入れている」(警察当局の捜査幹部)

まさに、規模の上でも「準暴力団」と呼べる存在となっているからこそ、警察当局は厳しい視線を向けているのだ。

「ヤクザはしきたりが多くて……」
前出の指定暴力団の古参幹部が業界の現状について明かす。

「最近は若い衆が全く入ってこない。確かにヤクザには、しきたりが多い。自分が若いころは、親分の事務所兼自宅に住み込んでいた。『部屋住み』といって食事や掃除などのほか、親分が外出となれば車の運転など、ありとあらゆるお世話をしていた。今の若い衆がこういうことをするのは考えられないだろう」

東京を拠点に活動している別の指定暴力団幹部も、次のように指摘する。

「ヤクザになる若い衆が少なく、半グレとなる者が多いのはヤクザ業界の縮小も原因の一つ。半グレが大きな事件を起こし、マスコミの報道が過熱していたころは、暴排条例などでヤクザが経済的に苦しくなっていたころと重なる」

この幹部が指摘するように、バブル期には6万5000人以上いた暴力団構成員は、バブル崩壊とともに減少。2009年には4万人を切り約3万8600人となっていた。さらに、2011年10月までに全国で暴排条例が施行され経済的な追い打ちとなり、いまでは1万5000人を割りこんでいる。

半グレの名を全国にとどろかせた「関東連合」OBによる「海老蔵殴打事件」が起きたのは2010年11月。全国で進んでいた暴排条例の整備が完了したのは翌年の2011年だ。暴対法や暴排条例による警察当局の厳しい規制で動きが取れない暴力団よりも、いわば「フリーの犯罪グループ」である半グレの方が自由に活動できるというわけだ。

「一生懸命で真面目。かわいい連中だ」
勢力拡大を続ける半グレと、縮小傾向が続く暴力団。では、この2つの反社会勢力同士の関係はどうなっているのか。大阪に拠点を構える指定暴力団幹部が、その接点を解説する。

「自分のところにあいさつに来る半グレの連中もいる。当初は、何かしらのシノギをやって他のヤクザとトラブルになった時にいわゆる“ケツ持ち”、つまり後ろ盾になってほしいのかと思ったら、そうではなかった。目的は『仕事を始めたいので出資してほしい』ということだった。

それでカネを出してやると、その後は律儀に定期的にそれなりのカネを持ってくるようになった。出資してやったカネを振り込め詐欺のアジトに使うマンションの費用などに使ったのだろう」

首都圏で活動している指定暴力団幹部も、同様の体験を語る。

「いわゆる半グレの若いヤツが仕事を始めたいというので、数百万円を出してやったら、それからせっせとカネを持ってくる。どうせヤバイ仕事だろうから内容は聞かなかった。もし、この若いヤツが警察に逮捕された際に、取り調べで『仕事を始めた時の資金はどうした』となり、こちらが事情を知って資金をだしていたとなったら自分にも捜査が及ぶかもしれない。余計なことは知らないほうがよい」

さらに、この幹部は次のように付け加えた。

「自分のシノギはしっかりとあるが、こうした半グレの連中をかわいがっておく必要もある。一生懸命に仕事して毎月必ずカネを持ってくる。真面目でかわいい連中だ」

当然ながら、暴力団と半グレが対立する局面も多い。しかし、幹部らの話からは、その一方で奇妙な共存関係が成り立っていることがうかがえる。

芸能界の一部も資金源に
半グレの活動資金については、警察当局の幹部は、次のように解説する。

「多くの半グレの資金源は特殊詐欺。『オレオレ詐欺』だ、『振り込め詐欺』だと騒がれ始めたのは20年ほど前。その後、シノギが厳しくなってきた暴力団が途中から乗り出してきて、その中で半グレが暴力団の下請けのように加わってきた。ところが今や、半グレが単独で犯行を繰り返し自らの資金源にしている。手口は次々と新手が出てくる。今年は新型コロナウイルスの感染拡大で政府から様々な給付金が支給されたので、これに便乗した手口が横行した」

警察当局によると、半グレグループは、特殊詐欺を行っている拠点を一定期間で移転させるなど、アジトへのガサ入れ(強制捜査)に備え常に警戒を怠ることはないという。

関東連合OBは、半グレの資金源について「芸能界で大きな成功を収めた者もいた」と証言する。

「関東連合で暴走族をやっていても、18歳になるとほぼ卒業することになっていた。一部はヤクザになるのもいたが、大体は正業に就きまともな仕事を始めた。飲食店などが多い。そのほかにはごく一部だが、芸能界に入り込み、大きな収入を得るのもいた。誰でも知っているような人気歌手を抱える音楽会社の仕事に関東連合OBが関与していたのは業界では知られたことだった」

しかし、ここ数年は、半グレの資金源も変化している。一般住宅に押し入って現金を強奪したうえ住人の殺害にまで及ぶ事件を引き起こすグループも現れており、さらなる凶悪化が危惧されている。(敬称略)

参照元 : 文春オンライン


チーマーグループ「新宿ジャックス」は、金村剛弘の西新宿撲殺事件で話題となった関東連合と激しく対立していた半グレ集団です。

▼画像は西新宿撲殺事件で殺された在日韓国人の金村剛弘氏。


この事件がキッカケとなり、関東連合OBによる六本木のクラブ「フラワー」金属バット撲殺事件が起こる。

この事件で、藤本さんがターゲットの木村兄弟の弟、木村孔次朗と勘違いされ撲殺。


木村兄弟の素顔


関東連合OBたちが、ターゲットにしていたのは木村孔次朗だったのです。

半グレの大物、木村孔次朗がついに逮捕!これは衝撃的なニュースですね。


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