2019年8月11日日曜日

【客引きトラブル】ケツ持ち同士の縄張り争い 指定暴力団山口組「国領屋一家」系幹部3人も逮捕

対立の地元組幹部も逮捕 浜松繁華街、客引きトラブル

2019/8/8(木) 17:25配信

浜松市の繁華街で起きた飲食店の客引き同士のトラブルに絡み、片方の飲食店の後ろ盾となっていた指定暴力団神戸山口組系組員ら9人が逮捕された事件で、浜松中央署や静岡県警捜査4課、組織犯罪対策課などは8日、もう一方の飲食店の用心棒を務めていた地元の指定暴力団山口組国領屋一家系幹部3人が相手側の飲食店の関係者に因縁を付けて脅すなどしたとして、暴力行為法違反の疑いで逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。

それぞれの飲食店から後ろ盾の暴力団に用心棒料やみかじめ料の名目で資金が流れていた可能性があり、県警は背景に繁華街の資金源を巡る暴力団同士の縄張り争いがあるとみて調べを進める。

捜査関係者によると、3人の逮捕容疑は共謀して3月下旬、浜松市中区の繁華街で、用心棒を務めている飲食店とトラブルになった別の飲食店の関係者に対し、組織の威力を示して因縁を付け、脅すなどした疑い。

この国領屋一家系幹部らの暴力行為を受けて、神戸山口組系組員らは4月上旬に浜松市を来訪。この際、他人に成り済まして不正にホテルを利用したとして、組員ら9人は建造物侵入の疑いで逮捕された。

浜松市の繁華街を巡っては1日施行の改正県暴力団排除条例で、静岡や沼津など4市の繁華街とともに暴力団排除特別強化地域に指定された。条例では、この地域で特定事業者が用心棒料やみかじめ料を支払うことを禁じ、暴力団だけでなく事業者側も逮捕できるようになった。

参照元 : @S[アットエス] by 静岡新聞SBS


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