安倍首相と暴力団「工藤会」のただならぬ関係 沈黙を続ける大手メディア
2018年8月24日 10:50
日本ボクシング連盟に帝王として君臨していた山根明氏。暴言や山根氏の地元を勝敗判定で優遇した「奈良判定」疑惑など、外部からみればどれ一つとっても退場勧告されてしかるべき案件だったが、山根氏を「ノックアウト」したのはやはり、暴力団との密接交際疑惑だった。
暴力団関係者に利益供与することが許されないだけでなく、一緒に写真を撮っただけでもアウト。いまやそれが市民や企業関係者の認識であり、改正暴力団対策法や暴排条例によって反社会的勢力の生き延びる余地は確実に狭まっている。
そうしたなか、安倍首相と暴力団をめぐる重大な疑惑が浮上。一部のジャーナリストが情報発信したが、大手メディアが揃って沈黙する状況となっている。
(写真は小山佐市氏(80歳))
■誹謗中傷ビラの黒幕は、安倍事務所
この国で最も権力を持つ人物が、暴力団のなかでも「最も凶悪」と恐れられ唯一「特定危険指定」を受けた暴力団に汚れ仕事を依頼していた疑惑があることについて、報道されることがないのはなぜなのか。疑惑の人物は、マスコミが沈黙しているのをいいことに国政の中心にのうのうと居座り続け、9月に行われる自民党総裁選では3選を目指すという。そう、安倍晋三首相こそ、「疑惑の放火未遂事件」の当事者なのだ。
この疑惑を追い続けている、ジャーナリストの寺澤有氏の著書『安倍晋三秘書が放火未遂犯とかわした疑惑の「確認書」』(インシデンツ発行)と、「アクセスジャーナル」主宰者・山岡俊介氏のレポートをもとに、事件の概要をまとめてみよう。
2000年6月17日、当時は選挙期間中で「衆議院議員候補」だった安倍首相の下関の自宅に火炎瓶が投げ込まれた放火未遂事件が発生した。同月28日には市内の後援会事務所に、8月14日にも自宅と後援会事務所にそれぞれ火炎瓶が投げ込まれている。
この放火未遂事件について2003年、6人の男が福岡県警と山口県警の合同捜査本部に逮捕された。逮捕された容疑者は、国内で唯一特定危険指定を受けている暴力団「工藤会」(本部:北九州市)系高野組の高野基組長と組員、さらに元建設会社社長の小山佐市氏(80)だった。
小山氏は2007年3月9日に福岡地裁小倉支部で懲役13年の判決を受けて宮城刑務所に服役。今年5月に宮城刑務所を満期出所した小山氏は、寺澤氏や山岡氏らに対して「安倍事務所が約束を守らなかったことへの仕返し」として、放火未遂事件を起こしたと主張しているという。さらに証拠として、当時の安倍事務所筆頭秘書だった竹田力氏(元山口県警刑事部捜査1課次長/2016年8月に死去)との間で交わした確認書や「願書」を示している。
小山氏が言う「約束」とは、1999年4月に行われた下関市長選を舞台にした「汚れ仕事」の報酬だ。現職で安倍首相と近い江島潔候補と古賀敬章氏、亀田博氏が立候補し、江島氏が勝利したものの選挙戦では古賀氏を「北朝鮮生まれ」などと誹謗中傷するビラが大量に撒かれる泥仕合となっていた。このビラ撒きの実行部隊となったのが小山氏らが主導した工藤会の組員らで、小山氏はこの選挙工作の見返りとして公共工事関連の利権を得る予定だったという。
■沈黙を続ける大手メディア
寺澤氏と山岡氏は、安倍事務所の筆頭秘書だった竹田氏への取材に成功し、確認書の存在と竹田氏がサインしたことなどの証言を得ている。情けないのは、国内のマスコミがだんまりを決め込んでいることだ。元共同通信記者の青木理氏や魚住昭氏は、当時、共同通信社がこの疑惑について取材を進めていたことを証言しており、共同通信の上層部が「官邸に気を使って」記事化を握りつぶしたと推測している。
また、7月17日の参院内閣委員会では、自由党の山本太郎参院議員がこの疑惑について安倍首相に詰め寄る場面があったが、大手メディアはこれについても黙殺。本来なら大々的キャンペーンを張るべき局面であるにもかかわらず、まさに「忖度」でお茶を濁したのだ。
先述の寺澤氏は言う。
「マスコミの取材能力はお話にならないレベルまで落ちています。小山氏を探し出して取材することもできず、記者クラブの特権空間でネタをもらうことしかできない。フリージャーナリストの後追いするのはエリート記者のプライドが許さないかもしれないが、そんな意地を張っている場合でしょうか」
寺澤氏らは、竹田秘書が小山氏と交渉するにあたって安倍首相から指示を受けていた証拠もつかんでおり、大手メディアと共同戦線を張ることができれば首相のクビを取ることも可能なはずだ。ちなみに、山岡氏は疑惑が拡散し始めた8月7日、都内の商業ビルの階段から突然転落し、右肩を骨折するなどの重傷を負ったという。
権力の監視という報道の使命を放棄したのであれば、「権力の補完機能」に堕したことになる。大手メディアにその自覚があるのか――。
参照元 : ニュースサイト ハンター
安倍事務所の誹謗中傷ビラ、工藤会による火炎瓶事件を取り上げてきたジャーナリストが何者かにより階段から突き落とされ、殺されそうになるという事件が発生!大手マスコミは揃って沈黙。
関連記事:【闇】安倍総理の「選挙妨害依頼」の実行犯・小山佐市氏が突如”音信不通”に!事件を追っていたジャーナリストも階段から転落し大怪我!
2018年8月24日 10:50
日本ボクシング連盟に帝王として君臨していた山根明氏。暴言や山根氏の地元を勝敗判定で優遇した「奈良判定」疑惑など、外部からみればどれ一つとっても退場勧告されてしかるべき案件だったが、山根氏を「ノックアウト」したのはやはり、暴力団との密接交際疑惑だった。
暴力団関係者に利益供与することが許されないだけでなく、一緒に写真を撮っただけでもアウト。いまやそれが市民や企業関係者の認識であり、改正暴力団対策法や暴排条例によって反社会的勢力の生き延びる余地は確実に狭まっている。
そうしたなか、安倍首相と暴力団をめぐる重大な疑惑が浮上。一部のジャーナリストが情報発信したが、大手メディアが揃って沈黙する状況となっている。
(写真は小山佐市氏(80歳))
■誹謗中傷ビラの黒幕は、安倍事務所
この国で最も権力を持つ人物が、暴力団のなかでも「最も凶悪」と恐れられ唯一「特定危険指定」を受けた暴力団に汚れ仕事を依頼していた疑惑があることについて、報道されることがないのはなぜなのか。疑惑の人物は、マスコミが沈黙しているのをいいことに国政の中心にのうのうと居座り続け、9月に行われる自民党総裁選では3選を目指すという。そう、安倍晋三首相こそ、「疑惑の放火未遂事件」の当事者なのだ。
この疑惑を追い続けている、ジャーナリストの寺澤有氏の著書『安倍晋三秘書が放火未遂犯とかわした疑惑の「確認書」』(インシデンツ発行)と、「アクセスジャーナル」主宰者・山岡俊介氏のレポートをもとに、事件の概要をまとめてみよう。
2000年6月17日、当時は選挙期間中で「衆議院議員候補」だった安倍首相の下関の自宅に火炎瓶が投げ込まれた放火未遂事件が発生した。同月28日には市内の後援会事務所に、8月14日にも自宅と後援会事務所にそれぞれ火炎瓶が投げ込まれている。
この放火未遂事件について2003年、6人の男が福岡県警と山口県警の合同捜査本部に逮捕された。逮捕された容疑者は、国内で唯一特定危険指定を受けている暴力団「工藤会」(本部:北九州市)系高野組の高野基組長と組員、さらに元建設会社社長の小山佐市氏(80)だった。
小山氏は2007年3月9日に福岡地裁小倉支部で懲役13年の判決を受けて宮城刑務所に服役。今年5月に宮城刑務所を満期出所した小山氏は、寺澤氏や山岡氏らに対して「安倍事務所が約束を守らなかったことへの仕返し」として、放火未遂事件を起こしたと主張しているという。さらに証拠として、当時の安倍事務所筆頭秘書だった竹田力氏(元山口県警刑事部捜査1課次長/2016年8月に死去)との間で交わした確認書や「願書」を示している。
小山氏が言う「約束」とは、1999年4月に行われた下関市長選を舞台にした「汚れ仕事」の報酬だ。現職で安倍首相と近い江島潔候補と古賀敬章氏、亀田博氏が立候補し、江島氏が勝利したものの選挙戦では古賀氏を「北朝鮮生まれ」などと誹謗中傷するビラが大量に撒かれる泥仕合となっていた。このビラ撒きの実行部隊となったのが小山氏らが主導した工藤会の組員らで、小山氏はこの選挙工作の見返りとして公共工事関連の利権を得る予定だったという。
■沈黙を続ける大手メディア
寺澤氏と山岡氏は、安倍事務所の筆頭秘書だった竹田氏への取材に成功し、確認書の存在と竹田氏がサインしたことなどの証言を得ている。情けないのは、国内のマスコミがだんまりを決め込んでいることだ。元共同通信記者の青木理氏や魚住昭氏は、当時、共同通信社がこの疑惑について取材を進めていたことを証言しており、共同通信の上層部が「官邸に気を使って」記事化を握りつぶしたと推測している。
また、7月17日の参院内閣委員会では、自由党の山本太郎参院議員がこの疑惑について安倍首相に詰め寄る場面があったが、大手メディアはこれについても黙殺。本来なら大々的キャンペーンを張るべき局面であるにもかかわらず、まさに「忖度」でお茶を濁したのだ。
先述の寺澤氏は言う。
「マスコミの取材能力はお話にならないレベルまで落ちています。小山氏を探し出して取材することもできず、記者クラブの特権空間でネタをもらうことしかできない。フリージャーナリストの後追いするのはエリート記者のプライドが許さないかもしれないが、そんな意地を張っている場合でしょうか」
寺澤氏らは、竹田秘書が小山氏と交渉するにあたって安倍首相から指示を受けていた証拠もつかんでおり、大手メディアと共同戦線を張ることができれば首相のクビを取ることも可能なはずだ。ちなみに、山岡氏は疑惑が拡散し始めた8月7日、都内の商業ビルの階段から突然転落し、右肩を骨折するなどの重傷を負ったという。
権力の監視という報道の使命を放棄したのであれば、「権力の補完機能」に堕したことになる。大手メディアにその自覚があるのか――。
参照元 : ニュースサイト ハンター
安倍事務所の誹謗中傷ビラ、工藤会による火炎瓶事件を取り上げてきたジャーナリストが何者かにより階段から突き落とされ、殺されそうになるという事件が発生!大手マスコミは揃って沈黙。
【ヤバイ】安倍総理の下関市長選選挙妨害事件を追求する山岡俊介さんが、階段から飛ぶようにして転落 | https://t.co/QEzaxeMnsR #ケチって火炎瓶 #安倍晋三宅火炎瓶投擲事件— モア・リベラル☆勘違い保守は不要 (@make_the_peace7) 2018年8月24日
今度は、どんな反社会的勢力にいくら払うと約束し、どのぐらいケチる予定なんだろうか?また火炎瓶くらっちゃうの?
右が小山佐市氏。工藤会組員で安倍が選挙妨害を小山氏に頼んだのに成功報酬けちったために山口の安倍邸に火炎瓶投げ込んだ。懲役13年で今年出所、事件を追跡の山岡俊介氏に証拠を渡し全てを打ち明けた。事件をSNSや週刊金曜日に公開した山岡氏は7月7日新宿でビル階段から突然、転落重傷。 pic.twitter.com/h4DS058Uqc— 西沢昭裕 (@nishi02008212) 2018年8月14日
本日、「診断書」をもらって来ました。ご心配をおかけしましたが、昨日、額の縫った糸も取れ、後、右肩の骨折も2週間ほどで治るそうです。ですから、1カ月のケガだったということです。変わらず頑張ります! pic.twitter.com/wRl7aBXXnE— 山岡俊介 (@yama03024) 2018年8月24日
— しろねこ (@I361Ds4UTC0Fi8k) 2018年8月25日
本日、念のため、警視庁新宿署に相談。すぐ署員2人、私が転んだ新宿アルタ横の階段入り口に同行してくれ確認してくれましたが、現場を映す防犯ビデオは周りにないとの結論となりました。— 山岡俊介 (@yama03024) 2018年8月17日
安倍首相自宅放火未遂犯・小山が、獄中から安倍首相に宛てた手紙。これを見ても安倍と小山が密談していたこと、その内容が『下関市市長選挙立候補者』の件(選挙妨害)で、『他言(しないこと)厳守』しているという。https://t.co/DlMVrHr1MR pic.twitter.com/KC5nSrUdGb— 山岡俊介 (@yama03024) 2018年6月23日
山岡さんは安倍晋三が依然山口市長選で当選させたい候補の敵候補を中傷するビラまきを暴力団に頼んだが謝礼を3百万のうち2百しか払わなかったので事務所車庫?に火炎瓶を投げられこれを奇貨として投げた人を塀の中に駆逐したが、この人が出所しアベと交わした念書など公開という件を追っている方です https://t.co/LSljEzvkEb— nocovertwar (@nocovertwar) 2018年8月22日
私の階段転落の際、救急車を呼んでくれた人とお礼のため再開。当時の様子を始めて聞くと「頭を途中の階段の角にぶつけ、前転して転がって落ちていったからこれは大変なことになると思った。この程度のケガで済んでよかった。押した人は見ていない」とのことだった。— 山岡俊介 (@yama03024) 2018年8月18日
『安倍晋三秘書が放火未遂犯とかわした疑惑の「確認書」』で詳しく書きましたが、山岡俊介さんと私は安倍晋三首相の筆頭秘書だった竹田力氏(元山口県警警視)に2回インタビューしています。竹田氏が「確認書」にサインしたことをあっさり認めたのは、以前、共同通信の取材で認めているからでしょう。 pic.twitter.com/4ow9BXd4el— 寺澤有 (@Yu_TERASAWA) 2018年8月17日
地元指定暴力団との関係をいえば、安倍昭恵さんに加え、本紙スクープ安倍重大疑惑の選挙妨害までして当選させた安倍子飼いの江島潔・現参議院議員の下関市市長時代の元総長経営のラブホへの利益供与疑惑もあります。大手が書かないだけ。ネタはいくらでもあるんです。https://t.co/Ypt4BGJB6R— 山岡俊介 (@yama03024) 2018年8月19日
ジャーナリストの山岡俊介さんは、階段から突き落とされて殺されかけた。安倍の周りには、不審死だらけ。それが怖くてメディアも手が出せないとか。安倍政権て、暴力団。 #ケチって火炎瓶— マーロンパーパ (@SzmiOff) 2018年8月25日
私が書いた安倍首相重大事件の新たな記事、7月10日発売の総合雑誌『月刊タイムス』(月刊タイムス社)に3頁記事出ましたので是非、ご覧下さい。ここにアクセスすれば無料で見れます。https://t.co/lOVtddW5oK— 山岡俊介 (@yama03024) 2018年7月13日
安倍首相重大疑惑「決定的証拠」文書3つ(竹田力秘書=元山口県警警視=の署名・捺印あり)の内、「願書」に続き、小山佐市と安倍首相が会う前の— 山岡俊介 (@yama03024) 2018年7月9日
「確約書」を公表。なぜ、これだけの証拠、しかも安倍首相は反社関係者に直に会い選挙妨害の件で密談しているのに大手マスコミは無視するのか? pic.twitter.com/0S9jsUDj7D
筆者が「リテラ」に書いた安倍首相重大疑惑(後半)が先程出たhttps://t.co/FC8gyhfrn0。なぜ、入手した3つの文書を「決定的な証拠」というか、この平易かつ詳細な解説を見ればわかる。そして、安倍を退陣に追い込めるネタだと。既報の「アクセスジャーナル」も必読https://t.co/3j2d3p3LCa。拡散を。— 山岡俊介 (@yama03024) 2018年7月7日
関連記事:【闇】安倍総理の「選挙妨害依頼」の実行犯・小山佐市氏が突如”音信不通”に!事件を追っていたジャーナリストも階段から転落し大怪我!
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