2017年12月20日水曜日

指定暴力団神戸山口組直系「山健組」傘下組織の組員に月々50万円の用心棒代 キャバクラやガールズバーを運営する2社に勧告

ガールズバー運営会社、用心棒代を組員に 月々50万円

2017/12/18(月) 18:18配信

5年間にわたり指定暴力団神戸山口組直系「山健組」傘下組織の組員に用心棒代を支払っていたとして、兵庫県公安委員会は18日、県暴力団排除条例に基づき、神戸・三宮の歓楽街で今後利益供与を行わないよう勧告した。

県警暴力団対策課によると、2社は三宮で5~7軒の店舗を展開。平成23年以降、男性が用心棒代として年50万~70万円を現金で組員に渡していたという。実際にトラブルの解決を依頼したことはなかったが、2社の社長を務める男性は「これから暴力団が必要になると思った」と県警に説明したという。

今年5月末に県警が立ち上げた「歓楽街特別暴力団対策隊」(特暴隊)の一斉調査で発覚。一連の調査では、三宮の飲食店のうち少なくとも約150店舗が昭和60年代以降、みかじめ料や用心棒代として2億円超を山健組側に支払っていたことが判明している。

参照元 : 産経新聞

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