山口組分裂の情報 警察が警戒強める
2015年8月27日 18時54分
神戸市に総本部がある国内最大の指定暴力団・山口組傘下の一部の団体が、山口組から分裂して新たな組織を作ろうとしているという情報があることが、警察への取材で分かりました。警察は情報を収集するとともに、組織間の抗争などに発展するおそれもあるとみて警戒を強めています。
神戸市灘区に総本部がある指定暴力団・山口組は、去年の時点で構成員や準構成員などが2万3000人余りに上る、国内最大の暴力団です。山口組は、司忍、本名、篠田建市6代目組長のもと活動してきましたが、警察によりますと、傘下の中心的な団体で神戸市中央区に本部がある山健組など一部の団体が離脱して、新たな組織を作ろうとしているという情報があるということです。これまでのところ、離脱しようとしている団体の数などは分かっていないということです。
警察は情報を収集するとともに、組織間の抗争などに発展するおそれもあるとみて、関係先の周辺を警備するなど警戒を強めています。
山口組とは
指定暴力団・山口組は大正4年に神戸市で結成され、特に昭和30年代から40年代にかけて、対立抗争事件を起こしながら全国に勢力を拡大しました。警察庁によりますと、去年末の時点では、44の都道府県におよそ1100の傘下団体を持つ国内最大の暴力団です。暴力団には準構成員なども含めて、全国で5万3500人が所属していますが、山口組は2万3400人と全体の43%を占め、一極集中しているうえ、ほかの暴力団と友好関係を結ぶなどして大半の暴力団に影響力を持っています。山口組のトップの司忍、本名、篠田建市組長は、名古屋市に本部がある弘道会の初代会長で、弘道会は山口組の主要な地位を占めています。
一方、警察の取締りの強化で資金源の獲得が困難になるなどして、平成17年の4万1000人をピークに組員などの数は減少を続けていて、去年は山口組の傘下の99の組織が解散したり、警察の取締りによって壊滅したりしました。また、山口組が関与した抗争事件は平成20年に指定暴力団・住吉会との間で起きた傘下組織どうしの抗争以来、発生していないということです。
山口組総本部 ふだんにない動き
神戸市灘区の山口組の総本部には、午前中から組の関係者が乗っているとみられる車が次々に入っていきました。警察によりますと、幹部らを集めた会合が開かれたとみられ、建物の前では捜査員が、出入りする車をカメラで撮影していました。夕方までに多くの車が建物から出て行き、警察は、ふだんはない動きだとして情報の収集を進めています。
過去の分裂抗争
指定暴力団・山口組では、過去に分裂した際、対立抗争が起きています。
山口組は、31年前の昭和59年、トップの組長の就任を巡って分裂しました。この時に山口組から分裂した組織が「一和会」を結成し、昭和60年には山口組の当時のトップが射殺されるなど、2つの組織は対立抗争を繰り返しました。
「一和会」は山口組の激しい反撃や警察の取締りによって解散に追い込まれましたが、300件を超える抗争事件により、双方に多くの死傷者が出たほか、一般人にもけが人が出ました。一方、9年前の平成18年には、福岡県に本部を置く指定暴力団「道仁会」が会長人事を巡って分裂し、対立抗争が起きました。一連の抗争事件では「道仁会」の会長が射殺されたほか、一般の市民が暴力団関係者に間違われて殺害される事件も発生しました。
こうした事態に対応するため、3年前の平成24年に改正暴力団対策法が施行され、対立抗争で住民に危険を及ぼすおそれのある暴力団を、「特定抗争指定暴力団」として相手の組員の関係先をうろつくなどしただけで逮捕できるようになり、各地の警察は取締りの徹底を図っています。
2つの組織の対立深まり分裂か
山口組から一部の団体が分裂して新たな組織を作ろうという動きがあることについて、長年、暴力団の取材を続けてきた作家の溝口敦さんは「山口組内部の人事を巡って大きく分けて2つの組織の対立が深まり、分裂に発展したようだ」と、背景を分析しています。
溝口さんは「現在の6代目組長の出身母体で名古屋市に本部がある『弘道会』と、役職などの処遇に不満を持つ『山健組』を中心とした勢力との対立が深まり、分裂に発展したようだ。『山健組』側が周到に準備をしたうえで、動きを起こしたとみられる」と話しています。そのうえで、抗争事件など今後の影響については、「警察が暴力団への取締りを強化していることなどから、1980年代の『山口組』と『一和会』の間で行われた、いわゆる『山一抗争』のような大事件に発展することは考えにくい。しかし、小競り合いのようなトラブルは起きると思われ、数年にわたってにらみ合いが続くのではないか」と話していました。
参照元 : NHKニュース
神戸市に総本部がある国内最大の指定暴力団・山口組傘下の一部の団体が、山口組から分裂して新たな組織を作ろうとしているという情報があることが、警察への取材で分かりました。警察は情報を収集するとともに、組織間の抗争などに発展するおそれもあるとみて警戒を強めています。
2015年8月27日 18時54分
神戸市に総本部がある国内最大の指定暴力団・山口組傘下の一部の団体が、山口組から分裂して新たな組織を作ろうとしているという情報があることが、警察への取材で分かりました。警察は情報を収集するとともに、組織間の抗争などに発展するおそれもあるとみて警戒を強めています。
神戸市灘区に総本部がある指定暴力団・山口組は、去年の時点で構成員や準構成員などが2万3000人余りに上る、国内最大の暴力団です。山口組は、司忍、本名、篠田建市6代目組長のもと活動してきましたが、警察によりますと、傘下の中心的な団体で神戸市中央区に本部がある山健組など一部の団体が離脱して、新たな組織を作ろうとしているという情報があるということです。これまでのところ、離脱しようとしている団体の数などは分かっていないということです。
警察は情報を収集するとともに、組織間の抗争などに発展するおそれもあるとみて、関係先の周辺を警備するなど警戒を強めています。
山口組とは
指定暴力団・山口組は大正4年に神戸市で結成され、特に昭和30年代から40年代にかけて、対立抗争事件を起こしながら全国に勢力を拡大しました。警察庁によりますと、去年末の時点では、44の都道府県におよそ1100の傘下団体を持つ国内最大の暴力団です。暴力団には準構成員なども含めて、全国で5万3500人が所属していますが、山口組は2万3400人と全体の43%を占め、一極集中しているうえ、ほかの暴力団と友好関係を結ぶなどして大半の暴力団に影響力を持っています。山口組のトップの司忍、本名、篠田建市組長は、名古屋市に本部がある弘道会の初代会長で、弘道会は山口組の主要な地位を占めています。
一方、警察の取締りの強化で資金源の獲得が困難になるなどして、平成17年の4万1000人をピークに組員などの数は減少を続けていて、去年は山口組の傘下の99の組織が解散したり、警察の取締りによって壊滅したりしました。また、山口組が関与した抗争事件は平成20年に指定暴力団・住吉会との間で起きた傘下組織どうしの抗争以来、発生していないということです。
山口組総本部 ふだんにない動き
神戸市灘区の山口組の総本部には、午前中から組の関係者が乗っているとみられる車が次々に入っていきました。警察によりますと、幹部らを集めた会合が開かれたとみられ、建物の前では捜査員が、出入りする車をカメラで撮影していました。夕方までに多くの車が建物から出て行き、警察は、ふだんはない動きだとして情報の収集を進めています。
過去の分裂抗争
指定暴力団・山口組では、過去に分裂した際、対立抗争が起きています。
山口組は、31年前の昭和59年、トップの組長の就任を巡って分裂しました。この時に山口組から分裂した組織が「一和会」を結成し、昭和60年には山口組の当時のトップが射殺されるなど、2つの組織は対立抗争を繰り返しました。
「一和会」は山口組の激しい反撃や警察の取締りによって解散に追い込まれましたが、300件を超える抗争事件により、双方に多くの死傷者が出たほか、一般人にもけが人が出ました。一方、9年前の平成18年には、福岡県に本部を置く指定暴力団「道仁会」が会長人事を巡って分裂し、対立抗争が起きました。一連の抗争事件では「道仁会」の会長が射殺されたほか、一般の市民が暴力団関係者に間違われて殺害される事件も発生しました。
こうした事態に対応するため、3年前の平成24年に改正暴力団対策法が施行され、対立抗争で住民に危険を及ぼすおそれのある暴力団を、「特定抗争指定暴力団」として相手の組員の関係先をうろつくなどしただけで逮捕できるようになり、各地の警察は取締りの徹底を図っています。
2つの組織の対立深まり分裂か
山口組から一部の団体が分裂して新たな組織を作ろうという動きがあることについて、長年、暴力団の取材を続けてきた作家の溝口敦さんは「山口組内部の人事を巡って大きく分けて2つの組織の対立が深まり、分裂に発展したようだ」と、背景を分析しています。
溝口さんは「現在の6代目組長の出身母体で名古屋市に本部がある『弘道会』と、役職などの処遇に不満を持つ『山健組』を中心とした勢力との対立が深まり、分裂に発展したようだ。『山健組』側が周到に準備をしたうえで、動きを起こしたとみられる」と話しています。そのうえで、抗争事件など今後の影響については、「警察が暴力団への取締りを強化していることなどから、1980年代の『山口組』と『一和会』の間で行われた、いわゆる『山一抗争』のような大事件に発展することは考えにくい。しかし、小競り合いのようなトラブルは起きると思われ、数年にわたってにらみ合いが続くのではないか」と話していました。
参照元 : NHKニュース
<ネットユーザーの反応>
「これは血の雨が降るな」
「忍ちゃんがんばれ」
「ネクザの皆さん頑張ってください」
「山健組と宅見組を絶縁しちゃったらもう山口組じゃないじゃんw」
「ヤクザの幹部って一見優雅そうだけど、内心はいつ殺されるか、いつ過去の仕返しされるか、ビクビクして生きてるんだろうなあ」
「山健vs弘道か… 穏便に済むはずがねーわな」
「ヤクザの仁義は何年前から死んでるのかね(´・ω・`)」
「これって寝屋川の事件やフッ酸の事件も関係してるのかな?」
「盛り上がって参りました」
「いい機会だから首領への道ちゃんとした形で完結させてくれや。このままでは死んでも死に切れん」
「左翼もヤクザもお山の大将になりたくて分裂するところはよく似てる」
「アウトレイジ3かな?」
「昔の一和会抗争の再現かいな。傍から見てるぶんには楽しいんだが、大阪民国人なんでドンパチはやめておくれやす」
「よくわかんないけど、山口組とかいうのが分裂したら他の組織が幅きかせてくるの?」
「山口組も終わりだな」
「ヤクザがプロで、オレたちゃアマチュアなのかね?」
「一和会の時も、戦闘力のある組の多くが一和会に行った。しかし、結果は山口組が残った。結局、代紋持ってる方が勝つ。だけど、昔みたいな抗争はもうやらないかな」
「どっちかが滅ぶまで戦え」
「もうちょっと前に分裂しとけばみんなハッピーだったのになw」
「高山収監中の今しかないでやったって感じだな。今後の推移を決めるのは山健・宅見の離脱派の中核になる組が下部組織含めて、どこまで一枚岩かだな」
「忍ちゃんがんばれ」
「ネクザの皆さん頑張ってください」
「山健組と宅見組を絶縁しちゃったらもう山口組じゃないじゃんw」
「ヤクザの幹部って一見優雅そうだけど、内心はいつ殺されるか、いつ過去の仕返しされるか、ビクビクして生きてるんだろうなあ」
「山健vs弘道か… 穏便に済むはずがねーわな」
「ヤクザの仁義は何年前から死んでるのかね(´・ω・`)」
「これって寝屋川の事件やフッ酸の事件も関係してるのかな?」
「盛り上がって参りました」
「いい機会だから首領への道ちゃんとした形で完結させてくれや。このままでは死んでも死に切れん」
「左翼もヤクザもお山の大将になりたくて分裂するところはよく似てる」
「アウトレイジ3かな?」
「昔の一和会抗争の再現かいな。傍から見てるぶんには楽しいんだが、大阪民国人なんでドンパチはやめておくれやす」
「よくわかんないけど、山口組とかいうのが分裂したら他の組織が幅きかせてくるの?」
「山口組も終わりだな」
「ヤクザがプロで、オレたちゃアマチュアなのかね?」
「一和会の時も、戦闘力のある組の多くが一和会に行った。しかし、結果は山口組が残った。結局、代紋持ってる方が勝つ。だけど、昔みたいな抗争はもうやらないかな」
「どっちかが滅ぶまで戦え」
「もうちょっと前に分裂しとけばみんなハッピーだったのになw」
「高山収監中の今しかないでやったって感じだな。今後の推移を決めるのは山健・宅見の離脱派の中核になる組が下部組織含めて、どこまで一枚岩かだな」
神戸市に総本部がある国内最大の指定暴力団・山口組傘下の一部の団体が、山口組から分裂して新たな組織を作ろうとしているという情報があることが、警察への取材で分かりました。警察は情報を収集するとともに、組織間の抗争などに発展するおそれもあるとみて警戒を強めています。
@yonakiishi 絶縁
山健組
宅見組
池田組
侠友会
正木組
破門
毛利組
松下組
黒成会
西脇組
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雄成会
— 工藤明男(元関東連合) (@kudouakio) 2015, 8月 27
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