2021年3月4日木曜日

建設作業員が「身代わり」で露天商会員証詐取の疑い 指定暴力団・六代目山口組茶谷政一家の構成員ら2人逮捕

祭りの露店で「肉巻きおにぎり」の男…“顔”で山口組系暴力団員とバレ、その場から逃走も逮捕

2021/2/26(金) 11:40配信

札幌の祭りで露店を出すため、加入することが許されていない組合の会員証をだまし取ったとして暴力団員の男ら2人が逮捕されました。

逮捕されたのは指定暴力団・六代目山口組茶谷政一家の構成員、紙弘幸(かみ・ひろゆき)容疑者55歳と、札幌の建設作業員、砂庭悟(すなば・さとる)容疑者34歳の2人です。2人は共謀して2018年の2月から5月にかけ、暴力団員やその関係者が加入することのできない北海道街商協同組合の準会員証をだまし取った詐欺の疑いが持たれています。

砂庭容疑者が自分の名義で会員証を申し込み、暴力団員の紙容疑者と一緒に露店を出していました。

2人は2018年6月の「北海道神宮例祭」に「肉巻きおにぎり」の露店を出していましたが、祭りの初日に巡回していた警察官が暴力団の構成員として顔を知っていた紙容疑者を発見。紙容疑者はその場から逃走したものの、店に残った砂庭容疑者に事情を聴いたところ「暴力団の紙さんと一緒にやっていた」と話したことから警察が捜査をはじめ、25日、2人は逮捕されました。

警察によりますと、調べに対して2人は容疑を認めていて、紙容疑者は「自分で会員になれないのでやった」砂庭容疑者は「2人で話をしてやった」などと話しているということです。

警察は、売り上げが暴力団の資金源になっていた可能性もあるとみて調べを進めています。

参照元 : HBCニュース


発端は「肉巻きおにぎり」仕込み中の露店近くに暴力団員 建設作業員が「身代わり」で露天商会員証詐取の疑い

2021/2/26(金) 9:58配信

札幌・南警察署は25日、詐欺の疑いで六代目山口組系暴力団「茶谷政一家」構成員の紙弘幸容疑者(55)と札幌市清田区の建設作業員・砂庭悟容疑者(34)を逮捕しました。

警察によると2018年2月から5月にかけて、砂庭容疑者が自分名義で北海道街商協同組合へ入会を申し込み、暴力団員の紙容疑者が実質的に活動する意図を隠して誓約書を提出し、組合の準会員証1通をだまし取ったとされています。

北海道街商協同組合は暴力団員やその関係者を欠格要件としていました。 砂庭容疑者は2018年6月の「北海道神宮例祭」にあわせて札幌市中央区の中島公園で肉巻きおにぎりの露店を出店させようとしていましたが、その仕込み中に組合とともに巡回していた警察官が紙容疑者と砂庭容疑者の2人が店付近で一緒にいるのを見つけたことがきっかけで事件が発覚しました。

調べに対し2人は容疑を認めていて、砂庭容疑者は「紙容疑者に頼まれてやった」、紙容疑者は「暴力団員では会員になれないので頼んだ」などと話しているということです。

警察は露店の売り上げを暴力団の資金源にしようとしていたとみて追及しています。


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