2019年6月15日土曜日

【大林組銃撃事件】特定危険指定暴力団工藤会系組幹部が無罪主張

大林組銃撃の実行犯、無罪主張 福岡地裁で初公判

2019/6/10(月) 11:50配信

福岡市博多区の路上で2008年1月、大手ゼネコン「大林組」九州支店の車が銃撃された事件で、実行役として銃刀法違反と器物損壊の罪に問われた特定危険指定暴力団工藤会系組幹部の田中幸雄被告(52)の初公判が10日、福岡地裁(足立勉裁判長)であった。

田中被告は「不利益になる恐れがあるので答えられないが、事実誤認がある」と無罪を主張した。

検察側は冒頭陳述で、田中被告は共犯とされる浦誠治被告(43)=同罪で公判中=に被害車両の行動確認を指示したと主張。当日は作業着と白い長靴、ヘルメットを着用し、外出先から同支店が入るビルに戻った被害車両の前に立ちふさがり、銃撃したと述べた。

弁護側は「防犯カメラに写った実行犯とされる人物と被告は髪形や体形が一致しない。動機もなく事件には一切関与していない」と主張した。

起訴状によると、田中被告は08年1月17日午後、浦被告らと共謀し、同支店の社員らが乗った車に銃弾4発を発射、バンパーなどを壊したとされる。

参照元 : 西日本新聞

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