2017年11月1日水曜日

【福岡高裁】一般人襲撃事件で、組織犯罪処罰法違反(組織的殺人未遂)工藤会系組員の控訴審初公判

<組織的殺人未遂>工藤会系組員の控訴審初公判 福岡高裁

2017/10/30(月) 11:59配信

特定危険指定暴力団「工藤会」(北九州市)が起こしたとされる一連の一般人襲撃事件で、組織犯罪処罰法違反(組織的殺人未遂)などに問われ、1審・福岡地裁で懲役18年8月の判決を受けた同会系組員、和田和人被告(38)の控訴審初公判が30日、福岡高裁(野島秀夫裁判長)であった。

弁護側は元福岡県警警部銃撃事件で共謀を否定し無罪を主張。歯科医師襲撃事件で殺意を否認して傷害罪にとどまるとした。即日結審し、判決は12月18日に言い渡される。 和田被告は、両事件で実行役をバイクで送迎したとされる。

1審判決(3月22日)は両事件での殺意を認定した上で、同会トップの野村悟被告(70)を頂点とする指揮命令系統も認めた。和田被告は判決を不服として即日控訴していた。

1審判決によると、和田被告は(1)2012年4月19日、北九州市小倉南区で元警部を拳銃で撃って殺害しようとした(2)同年8月14日、同市小倉北区のビルに放火しエレベーター1基を焼損させた(3)14年5月26日、同区で歯科医師男性を刃物で刺して殺害しようとした--などとした。

参照元 : 毎日新聞

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