2014年5月28日水曜日

無実の罪で逮捕された暴力団2代目「松浦組」の組長で政治結社「大日本新政會」の笠岡総裁がバーニング周防を絶対潰す!と反撃宣言

「バーニングを絶対潰す!」“芸能界のドン”を追及し、“無実の罪”で逮捕された暴力団組長が命を懸けた反撃宣言

2014.05.15



「月刊サイゾー」2013年11月号のスクープインタビュー(「モー娘。の肉弾接待は本当にあったのか? 芸能界のドンを撃つ大物組長の独占告白!」)は、芸能界に大きな波紋を呼んだ。“芸能界のドン”の元用心棒である暴力団組長が、衝撃告発をしたのだ。だが、4月に同氏は突如逮捕されることに――。この間、何が起こったのか?

政治結社「大日本新政會」の総裁である笠岡和雄氏(70歳)は、神戸を拠点とする非指定暴力団「2代目松浦組」の組長でもある。

そんな笠岡氏だが、かつては“芸能界のドン”として業界内に隠然たる影響力を持っている、バーニングプロダクションの周防郁雄社長(73歳)の用心棒を2001年から10年近く務めていた。

周防氏に関係する「表には出せない裏の仕事」に深く関わっていたのだ。だが、2人の関係は、両者で手がけた新規事業をめぐる金銭トラブルが発端で破綻する。笠岡氏いわく「周防が一方的に、億単位の金銭返済の約束を反故にした」というのだ。

それ以降、笠岡氏は新政會のホームページで周防氏の糾弾を開始。自身が見聞した周防氏の行状を告発してきたのだが、その内容は衝撃的なものばかりだった。周防氏が、NHK幹部を肉欲接待するために、モーニング娘。のメンバーを利用したり、バーニングプロから独立した女優・水野美紀を潰しにかかったりした話や、自身の下半身スキャンダルをネタに暴力団に恐喝された時や、知人であるみのもんたが右翼から攻撃された時に、笠岡氏が裏側でそれらのトラブルを処理してきた話などなど……。それらが事実であれば、“芸能界のドン”が失脚することを必至の問題含みのエピソードである。

さらに新政會は、昨年夏から街宣車を繰り出し、バーニングプロ事務所やその関連会社、周防氏と行動を共にしていた芸能プロ・テンカラットの小林栄太郎社長や新規事業の担当者だったベルプランニングの前田肇氏、さらに同プロとの関係が密接なテレビ局などに抗議活動を始めた。

対する周防サイドは、新政會のホームページの閉鎖や街宣停止の仮処分を申請。裁判所がこれを認めると、新政會はサーバを転々とさせながらホームページを再公開したり、友好団体に街宣活動をさせたりと、一歩も引かず、徹底抗戦をしてきた。また、笠岡氏は「周防の依頼を受けた、復数の東西暴力団関係者が仲介に入ろうとしてきたが、すべて引き下がってもらった」ともいう。

だが、今年の4月1日、事態が大きく動く。笠岡氏が突如、警視庁町田署に逮捕されたのだ。逮捕容疑は詐欺罪。2011年2月、東京都港区内のマンションを賃貸契約する際、笠岡氏は自身が暴力団員であることを隠していたというもの。

このニュースは新聞やテレビでも報じられたが、笠岡氏は4月21日、処分保留で釈放される。詐欺容疑は無実と判断されたのだ。だが、高齢で心臓に持病を抱える笠岡氏は、20日にもおよぶ勾留生活で体調を崩し、すぐに入院することになった。その病床から、本誌に連絡が入る。

笠岡氏は言う。「今回の逮捕は、周防が仕掛けたものだ」――。

果たして、その根拠とは? 今の思いとは?

――今回の逮捕に、周防氏が関与しているのではないかという根拠は?

笠岡 警察と周防のつながりを匂わせる、伏線があった。オレと周防が揉めだすと、警察の連中がおかしな動きを始めたんだ。オレの知り合いのメディア関係者が、周防とNHKの癒着ぶりを取材し始めると、高輪警察の四課が記事の差止めに動いてきたことがあった。

また、周防の用心棒を務める際、ヤツの頼みもあってバーニングが関係する麻布十番のビルの一室に入居したんだけど、オレと周防が揉め出すと、その翌年の11年6月に警視庁麻布署の組織犯罪対策課の警部補が2名やって来た。何かと思えば、「周防さんと揉めないでほしい」「このビルから退去してほしい」と。

さもないと、オレが借りている浜松町の住居用マンションにガサ入れすると脅すわけだ。「周防は警察も使うのか」と驚いたし、こちらにやましいことはないけど、その気になれば、警察はどんな容疑でもでっち上げて、ガサに入る。マンションには子どもも住んでたし、面倒を避けたかったから、麻布十番のビルは出た。だから、この件は収まったもんだと思っていた。この浜松町のマンションというのが、今回、オレが詐欺を働いていたとされる物件だ。

――実際には、詐欺行為はなかったと?

笠岡 まったくない。この物件はUR都市機構のマンションで、そもそもは新宿の河田町にあるURの物件を借りていたんだけど、11年2月に浜松町に移った。その際の手続きは、不動産会社が代行して、オレは主だった契約書にはサインもしていない。貸主側から契約に暴力団排除条項があることの説明も受けていないし、2代目松浦組は指定暴力団でもないし、法律が定義している「集団的に又は常習的に暴力的不法行為等を行うことを助長するおそれがある団体」でもない。

検察も詐欺罪を立証できないと判断して、不起訴にした。つまり、警察のでっち上げだったわけだ。そもそも、8人もの捜査員が自宅にガサに入っても、押収したのはオレの名刺4枚だけ。オレの関係者に「20日で出すから」と言って、事務所奥のキッチンでタバコを吸いながら笑っていたという。警察は逮捕ありきで、オレを勾留期限いっぱいの20日間で釈放するつもりだった。つまり、最初から本気で捜査して、有罪に持ち込もうなんて気はなかったわけだ。

――とすると、警察の目的は?

笠岡 オレの身柄を拘束したかったんだろう。一時休止していたホームページの公開や街宣活動を今年の2月半ばから再開したところ、復数の暴力団関係者から「やめてくれ」との依頼が入った。周防に頼まれたんだと思う。でも、こっちはやめるわけにはいかない。

そうしたら、今度は警察を使ってきた。しかも、マンションは港区にあるのに、町田署が動いた。以前動かした高輪署や麻布署だと露骨だと考えたのか、都心から離れた町田署にオレを閉じ込めたほうがいろいろと好都合と考えたのか。周防の顧問についている、元特捜検事だった、やり手弁護士が動いたのかもしれない。周防に甘い汁を吸わせてもらっている警察OBも復数いる。結果的に、オレは殺されそうになったわけだ。

周防氏には4月に街宣活動をさせたくない理由があった!?

――殺されそうに?

笠岡 オレは心臓に重度の疾患を抱えている身体障害者1級だ。これまでに7回も電気ショックで蘇生されているくらいで、主治医に処方してもらった強いクスリを常用していないと生きていけない。主治医からの「拘禁は致死的不整脈を引き起こす危険性が高い」という診断書も警察に出したが(右画像参照)、それも無視された。勾留時にはクスリは取り上げられ、代わりに町田署からの依頼で町田市民病院が処方したクスリを飲まされたが、体に合うわけがない。

結果、逮捕から5日目に高血圧と不整脈で気を失って、ぶっ倒れた。しかも、町田には専門医がいないからと、小一時間かかって横浜の病院まで運ばれて、ろくな治療もせずに、また留置場に戻された。血圧は200以上、脈拍も120くらいから下がらない。そんな状態なのに、取り調べは終わっても、10日間の延長勾留を打たれた。容疑者なのに、人権や人命軽視の扱いで、いつ死んでもおかくない状態だった。今も体はガタガタだ。

――周防氏は、体の問題も知っていた上で逮捕させたと?

笠岡 そこまでの人でなしとは思いたくないが、少なくとも4月には街宣活動をされたら困る理由があったんじゃないか。オレを20日間は閉じ込めておきたかった理由が。シャバに出てきてから調べたところ、周防はオレが逮捕されることを、その前日に知っていたという。周防とつながりがある暴力団の人間も知っていた。ここまでの状況証拠が揃っていて、周防が今回の逮捕とは無関係とは言わせない。

 まだ揉める前、オレが糖尿病で足を切断しないといけないような状況で入院していたところ、周防とテンカラットの小林が「会長、死なないでください。私たちはどうなるんですか?」と心配してくれたが、今は逆。今年3月に都内でオレの心臓病が悪化し、救急車で運ばれたという情報も、周防やヤツとつながりがある暴力団が把握していたと聞く。その直後に、オレは逮捕された。

――周防氏に対して、言いたいことは?

笠岡 周防はこれまで、オレとの問題を収束させるために、7人もの暴力団員を仕向けてきた。中にはチャカ(拳銃)を忍ばせて来た者もいるし、指定暴力団のトップにまで相談しにいっていることが耳に入ってきている。周防が裏で動いていたという証拠の音声も揃っている【編註:今回、本誌記者もその音声の一部を聞いたが、ある暴力団幹部が周防氏の意向で動いていることを認めつつ、笠岡氏に高圧的に問題解決を迫る状況が確認できた】。

暴力団排除条例に抵触する違法行為をしているわけだ。脱税行為を裏付ける証拠もある。今回、ガサに入った捜査官にも言ったよ。「周防を挙げるための証拠も揃っているから、持ってけ。手柄になるだろう」と。そうしたら、「自分たちの仕事ではない」と見て見ぬふりだ。

警視庁の中には、周防を逮捕したがっている連中もいるようだが、当てにならない。今後、オレが病気や事故で死んだり、新政會の運動員にケガ人が出るようなことがあれば、すべての証拠を公にする。もう金を返す返さないの問題じゃない。周防やヤツに手を貸した小林や前田といった人間、バーニングプロやその関連会社を潰すまで、オレは徹底的に追及し続ける。

(構成/編集部)

参照元 : 日刊サイゾー


昨夏以降、都内各所で街宣車のスピーカーから、周防氏を激しく糾弾する怒号が飛び交うという異様な光景が白昼に繰り広げられた……。今回、笠岡氏は街宣活動の再開も宣言している。





笠岡氏の主治医が、警察に向けた書いた診断書。「留置場での拘禁はアダムストーク発作や心室細動といった致命的不整脈を惹起する危険が高い」と指摘されているにもかかわらず、それを無視した警察の対応は、非人道的だったという。



バーニングプロダクションの周防郁雄社長▼


朝堂院大覚 闇のサイト 大日本新政會 笠岡組長が釈放 逮捕に残る謎






周防氏は政界の暴れん坊ことハマコーの元運転手だった

ハマコー(浜田幸一)は元々、稲川会系のヤクザでした。刑務所から出てきた時に自分のいた組織が潰れていて、今後の行く先を稲川聖城氏に相談したところ、戦犯でインチキ右翼の児玉誉士夫を紹介され運転手となった。

ハマコーは児玉のとこで顔を売り、ハマコーが先生と敬う小佐野賢治の元で修業を積み、小佐野の金で政治家になった。そのハマコーの運転手をしていたのが周防郁雄氏。その後、芸能プロダクションで業界に進出していったのが、周防のバーニングプロ。ハマコーは政界と芸能界を結びつけ、自らの利権を作った政治舎弟です。ハマコーの後援会長だったのが、朝鮮ヤクザ組織「東声会」の町井久之。

周防氏は浜田幸一、北島三郎の運転手を務め、新栄プロ、ホリプロを渡り歩きながら力を付け、ハマコーとの関連から政界にも顔が利き、事件・事故のもみ消し、隠蔽を図ることができた。

版権ビジネスに目を付け、所属アーティストのみならず「勝手にシンドバッド」「いとしのエリー」など初期のサザンオールスターズや小室哲哉作品、浜崎あゆみ、Every Little Thing、広瀬香美、melody.など楽曲の頒布権を所有。

資金薄となったプロダクションに資金を提供し、その見返りに軍門に下らせる。系列となったプロダクションを番組、イベントなどにブッキングする代わりにギャラのマージンを大量に搾取するなどやりたい放題。また、マスコミ、政界にも顔が利くため、事件を起こしたタレントにその隠蔽を図る代償として「ギャラ、頒布権」などを強奪。


バーニングプロダクション関連事務所と主なタレント

★バーニング(稲森いずみ・小泉今日子・内田有紀/ウエンツ・小池徹平・加藤雅也)
├A-team(古手川祐子・ほしのあき・小阪由佳/伊藤英明・岩城 滉一・DAIGO)
├アーティストハウス・ピラミッド(安田美沙子・熊田曜子・夏川純・秋山莉奈)
├アヴィラ(眞鍋かをり・小倉優子・浜田翔子)
├イエローキャブ(佐藤江梨子・小池栄子・根本はるみ・別府あゆみ)
├イトーカンパニー(ともさかりえ・蒼井優)ムーン・ザ・チャイルド(加藤あい・酒井若菜/斉藤兄弟)
├エイベックスエンターテイメント(浜崎あゆみ・倖田來未・大塚愛・小雪・後藤真希・高岡早紀/中村獅童・押尾学)
├―プラチナムプロダクション(岩佐真悠子・東原亜希・木下優樹菜・愛川ゆず季・相澤仁美)
├―LDH(佐田真由美・長谷川潤/EXILE・真木大輔)
├サムデイ(藤原紀香/宇津井健・細川茂樹) エヴァーグリーン(岡本玲/山本裕典・溝端淳平)
├ジャパン・ミュージックエンターテインメント(篠原涼子・伊藤由奈・鈴木杏樹・千秋/谷原章介・上地雄輔・ユースケサンタマリア)
├スウィートパワー(内山理名・堀北真希・黒木メイサ・南沢奈央・桜庭ななみ)
├テンカラット(香里奈・田中麗奈・大沢あかね・加藤未央)
├トライストーン・エンタテイメント(小栗旬・田中圭) 鈍牛倶楽部(西田尚美/小林稔持・オダギリジョー)
├ハーモニープロモーション(安めぐみ・ソニン・優木まおみ・千野志麻・政井マヤ)
├ビッグアップル(中山美穂) 風鈴舎(石田姉妹)ヒラタオフィス(宮崎あおい・多部未華子)
├フィットワン(乙葉・佐藤寛子・星井七瀬)トミーズアーティストカンパニー(釈由美子・山本梓)
├フォスター(瀬戸朝香・鈴木杏・北乃きい)
├プロダクション尾木(仲間由紀恵・三浦理恵子/布施明)
├フロムファースト(石野真子/本木雅弘・山下真司・竹中直人・北村一輝・宮根誠司・羽賀研二は解雇)
├レプロ(長谷川京子・新垣結衣・浅見れいな・羽田美智子・吉川ひなの・マリエ/時任三郎・池内博之)
├オフィス作(松田龍平)オフィスジゴロ(浅野温子)茂田オフィス(名取裕子/阿部寛)アトリエ悦(桃井かおり)
├アオイコーポレーション(玉木宏)メリーゴーランド(玉山鉄二・柏原収史)オフィス稲垣(黒木瞳)
├A.L.C Atlantis(水川あさみ・大久保麻理子)トヨタオフィス(矢田亜希子)
└テアトル・ド・ポッシュ(三浦友和・佐藤浩市)アノレ(菊地凛子/浅野忠信)ポートレーブ(東幹久) ポニーテール(相沢紗世)

★個人提携等(観月ありさ・蛯原友里・押切もえ・米倉涼子・上戸彩・菊川怜・相武紗季・貫地谷しほり・井川遥・井上和香・西山茉希・南明奈・黒谷友香・栗山千明・松下奈緒・叶姉妹・飯島直子・デヴィ夫人)

★ケイダッシュ系列(高橋克典・坂口憲二・永井大・渡辺謙・堺正章・新庄剛志・とんねるず/山田優・スザンヌ・下川みくに・中島美嘉) パール(蛯原友里・押切もえ・滝沢沙織) サーカス

★ヴィジョンファクトリー(観月ありさ・国仲涼子・比嘉愛未・上原多香子・谷村奈南/DA PUMP・w-inds.・Lead) ぱれっと

★その他関連事務所
ロングブリッジ ウィード マッシュウェスト シャイニングプロダクション アンセム ロッソ スイートルーム ディケイド ブレイブ
ジール・アソシエイツ ワンエイトプロモーション オズ・エンターテイメント ルノンプロモーション アービング ミナクル・カンパニー ゴールデンミュージックプロモーション
ワン・ステップ・ミュージック アースコーポレーション ドリームフォープロモーション スリーシーズン クイーンズアベニュー ゴールフェイス オフィスクラージュ
ビッグウィング PowerM

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