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2026年2月17日火曜日

麻薬カルテルの現金やコカインを盗んだ麻薬王「タリバン」が拉致され、生きたまま海に投げ込まれる

麻薬カルテルの450ポンドのコカイン輸送を盗んだ逃亡中の麻薬王「タリバン」が捕まり、腰に錨を縛られ、生きたまま海に投げ込まれた。


ベネズエラ出身の逃亡中の麻薬密売人として知られるタリバンが、手を結束バンドで縛られ、腰に錨を巻き付けられた状態で生きたまま海に投げ込まれる瞬間である。これは、カルテルから450ポンドのコカイン、そして現金を盗んだ報復として行われた。

68歳のレイナルド・フエンテスは、頭の後ろ側に血痕がついた状態で縛られ、口を塞がれた姿で映っており、殺人者たちが彼と錨を船の側面からカリブ海マルティニーク近海に投げ込むのに苦労している様子が捉えられている。

誘拐犯たちの身元は特定されていないが、映像の背景で1人が「俺たちの顔が一切映らないようにしろ」と聞こえ、もう1人が後で「こいつはもう助かる方法がない」と語っている。

手の込んだ、そして考えが浅はかな策略として、フエンテスはベネズエラのクラン・デル・カルテルの中間業者として、以前に1000万ドル相当の麻薬輸送を海に捨て、偽の沿岸警備隊追跡劇をでっち上げて上司に薬物を回収できなかった理由を説明し、現金を手元に残していた。

その後、彼は再び海に出てコカインを回収し、再梱包してカリブ海の別の島に持ち込んだ。

しかし、この計画は手下の密告によって失敗に終わり、7月17日、カルテル会議に招待された日に水死という結末を迎えた。

ベテランジャーナリストのラファエル・トレンティーノは、月曜日のドミニカ共和国の朝の日常番組「Esto No Es Radio」で、フエンテスが偽造の国民身分証明書を取得し、ドミニカ共和国でミゲル・フルカルの名で生活を続け、当局に発見されにくくしていたことを明らかにした。

フエンテスは、ボナオの著名な弁護士と交際中で、彼女の娘の面倒を見ていたと報じられている。

彼はベネズエラのスクレ出身で、ベネズエラでの以前の関係から3人の子供がいる。

フエンテスは、ブエノスアイレス地区のボナオ近辺で麻薬取引を牛耳っていたとされ、中東の麻薬密売人との違法取引から「タリバン」というあだ名を得た。

彼の組織の2人のメンバーは、以前にブエノスアイレスで警察との銃撃戦で殺害された。捜査の結果、警察はボナオの住宅から大量の武器を押収した。それらの武器はフエンテスのものだと報じられている。

情報筋によると、トレンティーノに語ったところ、フエンテスは7月14日に同国に入国し、2日間滞在した後、出国したという。

情報筋はトレンティーノに、フエンテスが殺害されたのは、英領ヴァージン諸島最大の島トルトーラ向けの数百万ドル相当のコカイン輸送を盗んだ関与があったためだと伝えた。

フエンテスはドミニカ共和国の自宅を離れ、7月17日に未知の場所で開かれるカルテル会議に誘い出された。その日、彼は誘拐され、その日の内に海に投げ込まれた。

映像では、ギャングのメンバーが実行犯たちの顔がフィルムに映らないよう確認している。

その後、2人の男がフエンテスをラフトから持ち上げるのに苦労し、彼の体に巻き付けられた錨が自力で助かるのを防ぐためだった。彼らはその後、彼を頭から海に投げ捨てた。

映像では、フエンテスが水面に浮かぶ遠景で終わり、彼を救う努力は一切見られない。

当局がこの事件で逮捕者を出すかどうかは不明だが、ドミニカ共和国軍は事件が同国の領海で発生したものではないと述べている。

また、フエンテスがメキシコで最古の現役犯罪組織とされるクラン・デル・カルテル(別名:湾岸カルテル)とどれだけ長くつながっていたかも不明だ。

このネットワークは、禁酒法時代にアルコールの密輸で米国に持ち込むことから始まった。禁酒法が終了すると、組織は賭博、売春組織、その他の物品の密輸などの他の違法活動に転じた。

湾岸カルテルが麻薬取引に本格的に関与し始めたのは1980年代で、マリファナとヘロイン市場に参入した。



2026年2月2日月曜日

元警視庁警部補「上野で約4億2000万円強盗事件、逃走に使われた車両が暴力団名義だった」

暴力団と海外犯罪組織で「1つのお金を狙っている」元警視庁警部補が都内連続強盗を分析 

2026/2/2(月) 11:53配信


元警視庁警部補で国際捜査官の小比類巻文隆氏が2日、フジテレビ系の情報番組「サン!シャイン」(月~金曜午前8時14分)に出演。先月末に上野で約4億2000万円が奪われ、羽田では約1億9000万円の強盗未遂と東京都内で連続した事件について、国内と海外の犯罪組織の存在を示唆した。

「1つ言えるのは、日本の反社会勢力、暴力団組織が関与している可能性。逃走に使われた車両が暴力団名義だったということからも言えると思います」とまず、日本の反社会勢力の存在を示した。そのうえで、「2点目として、現金が香港に持ち込まれた。中国国籍の方が中にいるということも踏まえて、海外犯罪組織が関与している可能性もある」とも続けた。

MC谷原章介からの暴力団と香港マフィアが対立としてるのか、連携しているのかとの問いかけに対し、小比類巻氏は「結託」という言葉を使った。「一見して、海外のマフィア組織と日本の暴力団組織が表面上では対立関係にありそうなイメージを持ちがちですけど、今回の場合は目的がお金。お金は彼らの最大の目的ではあるんで、それを入手するために結託をしてこういう犯行に及んでいるという可能性は十分考えられます。裏の世界というか、犯罪ブランドでは、お金を奪ったり奪われたりというのは日常的に起きていること。それを計画を立てたり、とっさにそういう行為に及んだりしているということは、常日ごろ裏の世界で起きていること。表面に出てこないだけで。いろんな組織が複雑に絡み合って1つのお金を狙っている。しつように現金を追いかけている感じが見て取れます」と説明した。

参照元 : 日刊スポーツ


都内連続強盗に「無駄な暴力がない」元埼玉県警刑事見解 カズレーザーも「犯罪小説のような話」

2026/2/2(月) 11:30配信

元埼玉県警捜査1課刑事の佐々木成三氏が2日、フジテレビ系の情報番組「サン!シャイン」(月~金曜午前8時14分)に出演。1月29日夜に上野で約4億2000万円が奪われ、同30日未明に羽田で約1億9000万円の強奪未遂があった東京都内連続強盗事件の犯人グループについて分析した。 佐々木氏は「無駄な暴力がない」とまず語った。

続いて「4億2000万円を盗むことだけ考えれば、無駄な暴力があると捕まる可能性があった。被害者の視野をなくす催涙スプレーを選んだ。これはかなりシミュレーションもしていたし、1つの大きな組織であることは間違いないですね」と解説した。

この事件、都内で連続して発生した後、香港の両替店前で30日(現地時間)に男性2人が約5100万円を奪われ、被害を訴えた。こちらの事件は翌31日、日本人3人を含む計6人が現地警察に逮捕されたが、このうち1人は羽田の事件の被害者であったという。

MC谷原章介は、「金額にも驚いたんだけど、その後まだ続いたんだというのが衝撃」とびっくりしていた。スペシャルキャスターでお笑いコンビ、メイプル超合金のカズレーザーも、「情報が明かされれば明かされるほど信じられない。犯罪小説に出てくるような話」と驚いていた。

参照元 : 日刊スポーツ




1人が“催涙スプレー”、2人がスーツケース奪う 東京・上野“4億円超強奪”…被害者「数回やったが報酬もらえてない」

2026/2/2(月) 12:15配信


東京・台東区で約4億2000万円が奪われた事件で、1人がスプレーを吹きかけた隙に2人がスーツケースを奪っていたことがわかった。

台東区東上野で1月29日、中国人ら7人が、4億2300万円が入ったとみられるスーツケースを奪われた。

襲撃の実行犯は3人だったが、その後の取材で、1人が催涙スプレーのようなものを吹きかけ、2人が現金の入ったスーツケースを奪っていたことがわかった。

一方、被害者は、貴金属店から預かった日本円を香港に運ぶため空港まで持って行く予定だったが、「今まで数回やったが、報酬はもらえていない」と話しているという。

警視庁は、羽田空港で1億9000万円が狙われた事件と関連しているとみて、犯行グループの行方を追っている。

参照元 : FNNニュース


男3人がスタンガンで脅し 200万円入った金庫奪う

2026/2/2(月) 14:45配信


千葉県君津市の住宅に男3人が押し入り、住人の男性にスタンガンを押し当て現金200万円などが入った金庫を奪い逃走しました。

午前3時ごろ、君津市西原の住宅に住む78歳の男性から、「男3人に金庫を持っていかれた」と110番通報がありました。

警察によりますと、男らは、男性の手と口を粘着テープのような物で縛り、「殺さねえからな。金はどこにある」と脅し、スタンガンのようなものを顔に押しあてたということです。

男らは現金およそ200万円が入った金庫を奪い逃走しました。男性にけがはありませんでした。

男らは3人とも目出し帽をかぶり、黒色の作業着のような上着を着ていたということで、警察が行方を追っています。 

参照元 : ANNニュース





2021年1月25日月曜日

世界最大級の麻薬組織のトップ・ツェ・チロプ容疑者(57)を逮捕 高級スポーツカーなどを押収

“アジアの麻薬王”オランダで逮捕 高級車など押収

2021/1/24(日) 17:58配信


世界最大級の麻薬組織のトップが逮捕され、高級スポーツカーなどが押収されました。 ロイター通信などによりますと、オランダの警察は22日、アジアを中心に活動する麻薬密売組織トップのツェ・チロプ容疑者(57)をオランダのスキポール空港で逮捕しました。

関係先からは大量の麻薬や現金、高級スポーツカーのランボルギーニなどが押収されています。

ツェ容疑者は中国系カナダ人で、年間700億ドル、7兆円相当の違法薬物取引を主導したとみられます。

メキシコの麻薬王、ホアキン・グスマン受刑者と並ぶ大物とされていて、警察が指名手配し、10年以上行方を追っていたということです。








年間7兆円相当の違法薬物取引を主導か “ホアキン・グスマンと並ぶ麻薬密売組織の大物”を逮捕

2021/1/24(日) 19:21配信


世界最大級の麻薬組織のトップが逮捕され、高級スポーツカーなどが押収された。

ロイター通信などによると、オランダ警察は22日、アジアを中心に活動する麻薬密売組織トップのツェ・チロプ容疑者(57)をオランダのスキポール空港で逮捕した。関係先からは大量の麻薬や現金、高級スポーツカーのランボルギーニなどが押収されている。

ツェ容疑者は中国系カナダ人で、年間700億ドル、7兆円相当の違法薬物取引を主導したとみられます。メキシコの麻薬王、ホアキン・グスマン受刑者と並ぶ大物とされていて、警察が指名手配し、10年以上行方を追っていたという。

参照元 : ABEMA TIMES





▼海外の逮捕ニュースでは、ツェ・チロプ容疑者の顔を報道。




2020年9月13日日曜日

終身刑に服していたシチリアのマフィアのボス(60)が看守の右手の小指を食いちぎり飲み込む

終身刑のマフィアボス、看守の指食いちぎりのみ込む 伊

2020/9/12(土) 16:58配信



【AFP=時事】イタリア・ローマにあるレビッビア(Rebibbia)刑務所で今年6月、終身刑に服していたシチリア(Sicilia)島マフィアの首領が、口論となった看守の指を食いちぎってのみ込んでいたことが分かった。現地メディアが8日、報じた。

シチリア島で悪名高いマフィア組織「コーザ・ノストラ(Cosa Nostra)」に所属していたジュゼッペ・ファナーラ(Giuseppe Fanara)受刑者(60)は、当局が2006年に実施したマフィア掃討作戦後、要求に背いた兄弟2人を殺害した罪と、1990年代後半に起きたマフィア抗争で男性3人を殺害した罪で、2009年に終身刑3回と禁錮18年を言い渡された。

日刊紙メッサジェロ(Messaggero)によると、終身刑の9年目を迎えていた今年6月、自身の監房を調べに来た看守7人を襲撃。口論となったという。指は発見されず、「食べられたとの結論を検察官は下した」と同紙は報じている。

報道によると、この後、同受刑者は、サルデーニャ(Sardinia)島にある厳重警備のサッサリ(Sassari)刑務所に移送された。新たに加重暴行と、拘束に抵抗した罪に問われているという。【翻訳編集】 AFPBB News

参照元 : AFPBB News




2020年6月21日日曜日

メキシコの廃屋2軒から14体の遺体が発見!麻薬カルテル「ハリスコ・ヌエバ・ヘネラシオン」による殺害か

メキシコで廃屋から14遺体 麻薬カルテルが殺害か

2020/6/20(土) 14:42配信

【サンパウロ時事】メキシコ西部ハリスコ州検察局は18日、ラゴスデモレノ市の廃屋2軒から14体の遺体が発見されたと発表した。

同州は凶悪な麻薬カルテル「ハリスコ・ヌエバ・ヘネラシオン」の本拠地。他組織との激しい抗争の舞台となっており、麻薬絡みで殺害された可能性がある。

遺体は男性12人と女性2人で、一部は腕などを縛られていた。身元が判明した男女2人については5月中旬以降、行方不明届けが出されていた。付近には薬きょうが散らばっていたという。

参照元 : 時事通信



2020年5月26日火曜日

中国のマフィア組織「黒社会」メンバー3万人を起訴

反社会的組織「黒社会」メンバー3万人余を起訴 中国検察トップ

2020年5月26日 10時42分



中国の全人代=全国人民代表大会で、中国の検察のトップは、共産党の地方幹部と結び付いて組織的に犯罪を繰り返す「黒社会」のメンバーらを去年1年間で、3万人余り起訴したと発表し、汚職の追及とともに犯罪組織の摘発に力を入れる方針を示しました。

25日開かれた全人代の本会議で、中国の検察トップ、最高人民検察院の張軍検察長は、去年1年の摘発件数について、地方都市や農村部で組織的に犯罪を繰り返す「黒社会」のメンバーらを3万547人起訴したほか、汚職などの罪で公務員1万8585人を起訴したと発表しました。

「黒社会」のメンバーらの起訴の件数は2018年と比べおよそ2倍に増えました。 「黒社会」は、共産党の地方幹部のひごのもと、地方の一定の地域に勢力をもつ反社会的な組織で、国民が共産党に不満を持つ原因となっています。

張検察長は「黒社会関連の事件の起訴に集中的に取り組む」と強調し、習近平指導部として、汚職の追及とともに当局の威光をかさに着る犯罪組織の摘発に力を入れる方針を示しました。

参照元 : NHKニュース







2020年5月13日水曜日

メキシコ麻薬組織のボスで服役中のモイセス・エスカミジャ・メイ受刑者が、新型コロナウイルスに感染して死亡

麻薬組織首領、コロナで死亡 12人斬首で服役中 メキシコ

2020/5/12(火) 7:42配信


【グアダラハラ(メキシコ)AFP時事】メキシコの麻薬組織を率い、南部ユカタン州で2008年に12人を斬首して服役中だったモイセス・エスカミジャ・メイ受刑者が、新型コロナウイルスに感染して死亡したことが分かった。

当局の関係者らが11日、確認した。 エスカミジャ受刑者は、凶悪な麻薬カルテル「セタス」を構成する組織の首領。08年に南部のリゾート地カンクンで逮捕され、禁錮37年を言い渡されて西部ハリスコ州の刑務所で服役していた。

参照元 : 時事通信




2020年4月5日日曜日

【動画】刑務所に潜入 海外のギャングたちにインタビュー

世界を牛耳る陰のリーダー。それは強大な力を持つギャングたちだ。元マフィアのルー・フェランテが、今まで語られることのなかった彼らの秘密を探る。

内部事情に詳しい彼が、ギャングたちの活動や組織犯罪を深く掘り下げて調べるため、世界各地にいるギャングを訪ねるのだ。

実はギャングたちは刑務所の中から、外の世界を支配しているのだった。ギャング組織の知られざる起源や歴史、掟が今、明かされる。

ルーは世界で2番目に殺人発生率の高いエルサルバドルへ向かう。非道なギャング集団“18番街”は、ライバル組織のMS13と血なまぐさい抗争を繰り広げてきた。

今なお続くその抗争の原因を探るべく、ルイスは悪名高いリーダー、ビエホ・リンと会う。

また、イサルコ刑務所も訪ねることに。そこには838人の凶暴なギャングたちが収容されているのだった。



日本のヤクザが可愛く見えます。海外のギャングは残虐で恐ろしい。

2019年9月11日水曜日

【動画】台湾の半グレ集団、敵対組織の溜まり場を銃で襲撃&拉致

台湾の半グレ集団が敵対組織の溜まり場を襲撃し、銃を発砲し、メンバー1人を拉致



【動画】中国のマフィア、目が合っただけで大乱闘

中国のマフィアが飲食店で飯を食っている様子、目が合っただけで、お前、何見てんだ?と詰め寄った瞬間、大乱闘に発展。

一瞬で店は滅茶苦茶に・・・



2019年9月7日土曜日

メキシコの「麻薬王」ホアキン・グスマン(通称エルチャポ)受刑者 自身の財産140億ドルをメキシコ先住民に寄付する意向

メキシコ麻薬王「先住民に財産寄付」=1兆5000億円、米国の没収逃れ

2019/9/6(金) 8:54配信



【サンパウロ時事】米国で終身刑を言い渡され収監中のメキシコの「麻薬王」ホアキン・グスマン(通称エルチャポ)受刑者が、自身の財産140億ドル(約1兆5000億円)をメキシコ先住民に寄付する意向を示していることが5日分かった。

メキシコ紙ウニベルサルが伝えた。

グスマン受刑者はメキシコ最大の麻薬組織「シナロア・カルテル」のボス。米ニューヨークの連邦地裁は今年7月、麻薬取引などの罪で終身刑と巨額の罰金を科していた。

代理人によると、同受刑者は家族との電話の中で、米政府が全財産を没収しようとしていると主張。「金は米国ではなくメキシコ政府のもの。先住民族コミュニティーに分けてもらいたい」とメキシコのロペスオブラドール大統領に求めたという。

参照元 : 時事通信




2019年7月18日木曜日

二度脱獄したメキシコの麻薬王「ホアキン・グスマン被告」に終身刑

メキシコの麻薬王に終身刑 過去2度脱獄、厳重警備へ

2019/7/18(木) 11:30配信



メキシコ最大級の麻薬組織、シナロア・カルテルを束ねた「麻薬王」、ホアキン・グスマン被告(62)に対し、米ニューヨーク・ブルックリンの連邦地裁は17日、仮釈放なしの終身刑を言い渡した。また、126億ドルの支払いも命じた。米メディアが報じた。

スペイン語の「エルチャポ」(ちび)の通称で知られるグスマン被告は2月、米国への麻薬の密売や資金洗浄など10件の罪で有罪の評決が下されていた。

米メディアによると、グスマン被告は17日、判決前に「世界が注視しているのに公正な裁判をしなかった」「正義がない」などと判事に不満を述べたという。

グスマン被告は過去に2度、刑務所からの脱獄に成功している。今回は最も厳重な警備が敷かれ、1日23時間を独房で過ごすコロラド州の刑務所、通称「スーパーマックス」に収監されるとみられる。同刑務所から脱獄した例はこれまでにない。(ニューヨーク=藤原学思)

参照元 : 朝日新聞





2019年3月16日土曜日

【衝撃映像】NYのレストラン内でギャンググループがケンカ 銃を発砲

NYで混雑したレストランの中で対立するギャング同士がトラブルを起こし、銃を発砲するも、幸い誰にも当たらなかったため死者は出なかった。

19歳のブラッドギャングのメンバーは、内部ギャング紛争を起こした後、地元のNY IHOPでフリークになりました。

▼こちらが実際の映像



米ニューヨークのマフィア「ガンビーノ・ファミリー」のボスが射殺される

NYマフィア「ガンビーノ・ファミリー」のボス、自宅前で射殺か

2019.03.15 Fri posted at 13:00 JST



(CNN) 米ニューヨークのマフィア「ガンビーノ・ファミリー」のボスとされるフランチェスコ・カリ氏(53)が13日夜、スタテン島の自宅の前で射殺された。ニューヨーク市警(NYPD)が明らかにした。

NYPDによると、カリ氏は発見時、上半身に複数の銃創を負った状態だったという。搬送先の地元大学病院で死亡が確認された。

捜査当局者はCNNの取材に対し、カリ氏がガンビーノ・ファミリーの幹部であることを確認。ボス代行とみられていると説明した。

NYPDの幹部によると、警察は現場から逃走したピックアップトラックの行方を追っている。これまで逮捕者は出ておらず、捜査を続けている状況。

事件ではカリ氏が自宅で家族と過ごしていた際、外でピックアップトラックが自動車に衝突した。カリ氏を屋外におびき出して容疑者と対峙(たいじ)させる目的で事故を仕組んだ可能性が高いとしている。

容疑者はカリ氏と向き合ってから約10分後、銃を抜いて発砲を開始。カリ氏が自分の車の後ろに隠れようとしたところ、ピックアップトラックが突っ込んだという。

CNN提携局のWPIXによると、ガンビーノ・ファミリーでは1992年、当時のボスだったジョン・ゴッティが殺人とゆすりで有罪判決を受け、終身刑となった。その後はカリ氏が組織の束ね役になったと考えられていた。

参照元 : cnn.co.jp

ガンビーノ一家

ガンビーノ一家(ガンビーノいっか、Gambino crime family)はニューヨーク・マフィアの五大ファミリーの一つ。1931年にラッキー・ルチアーノによってニューヨーク・マフィアが五大ファミリーに再編されたときに旧サルヴァトーレ・ダキーラのファミリーを母体として誕生した。

形成期
1次抗争
1900年代後半、シチリアのパレルモ出身のサルヴァトーレ・ダキーラがハーレムでギャング団を率いた。コルレオーネ系のモレロ一家のパートナーとして頭角を現し、1910年にモレロ一家ボスのジュゼッペ・モレロが監獄送りになった時、「ボスの中のボス」を宣言し、1910年代前半モレロ一家残党と抗争した。モレロと共に監獄送りになったイニャツィオ・ルポ(パレルモ派閥)の後継者を自任し、その縄張りを継いだとの説がある。

当時パレルモルーツの派閥にダキーラ派とアル・ミネオ派があり、アル・ミネオ派はモレロ派残党やカステランマレーゼ派と同盟してダキーラに対抗した。1910年代中頃、モレロ派がカモッラ戦争で疲弊している間、ダキーラ派は勢力を伸張し、禁酒法時代ブルックリンに拠点を移した。ダキーラはライバル勢力にスパイを送り込み、危険分子を粛清するなど水面下の策謀に長けたと言われる。ダキーラはまた、クリーヴランド、シカゴ、ボストン、フィラデルフィア、ニューオリンズなど全米各都市のシチリアマフィア勢力とネットワークを築き、互いに信頼関係を築いた。

2次抗争
1920年にモレロやルポが出所し、往時の権力を取り戻そうと活動を始めると、ダキーラはマフィア会議を開き、モレロ派残党にまとめて死の宣告を出した。その後2年間、ダキーラ派とモレロ派は再び抗争状態となり、酒の密輸の縄張り争いを伴って激化した末、十数人の死者を出した。1922年、酒の密輸で力を付けたジョー・マッセリアがモレロの支持を得てダキーラ派刺客ウンベルト・ヴァレンティを返り討ちにしたため、ダキーラの野望はとん挫した。

ダキーラ暗殺
1928年7月に暗殺されたフランキー・イェールの南ブルックリンの縄張りをめぐってダキーラが乗っ取りを仕掛け、これにマッセリアが待ったをかけた。同年10月、ダキーラは暗殺され、実行犯は捕まらなかったがマッセリア、モレロ、アル・ミネオの共謀と信じられた。マッセリアは縄張りをアル・ミネオに任せて間接支配した。イェールやダキーラの相次ぐ暗殺はブルックリン情勢に混沌をもたらし、権力の空白を埋めるべく各ギャングが暗闘を始めた。ダキーラ派残党の一部は北ブルックリンのカステランマレーゼ派との提携に走った。

ダキーラの後釜に収まったミネオが元々率いていた派閥は、抜けた穴を埋める形でサルヴァトーレ・ディベッラ、次いでジョゼフ・プロファチがボスを継いだとの説がある(その場合ミネオはプロファチ一家(現コロンボ一家)の創設者となる)。

1928年12月、クリーヴランドで開かれたマフィア会議に、ヴィンセント・マンガーノやプロファチ、ダキーラの側近だったジョゼフ・トライナなどが参加した(警察の手入れにあい会議の存在が露見した)。会議の目的はイェールやダキーラ亡き後の密輸の縄張り処理だったと見られる(マッセリアやアル・ミネオは不参加)。

ミネオ暗殺と五大ファミリーの再編
1920年代後半、ダキーラ暗殺に続いてカステランマレーゼ派を攻略したマッセリアは、同派のサルヴァトーレ・マランツァーノの頑強な抵抗にあった(カステランマレーゼ戦争)。

1930年11月、ミネオはマランツァーノとトミー・ガリアーノの合同暗殺チームに暗殺され、マランツァーノの支援を得てミネオの支配に抵抗していたダキーラ派残党のフランク・スカリーチェが組織を奪い返した。1931年4月、マッセリアは自身の部下に裏切られて謀殺され、スカリーチェはマランツァーノによりあらためて旧ダキーラ組織のボスに任命された。

1931年9月、マランツァーノがルチアーノに暗殺されると、マランツァーノに近かったスカリーチェは後ろ盾を失ってボスの座を降ろされ、代わってヴィンセント・マンガーノがボスに担ぎ上げられた。ダキーラから、ミネオ、スカリーチェ、マンガーノ、一代はさんでカルロ・ガンビーノまでの全員がパレルモ市出身のパレルモ派閥である。モレロ一家、レイナ一家などのコルレオーネ派閥や、カステランマレーゼ派閥と対置される。

ナポリ系・カラブリア系勢力の流入
1916年のマフィア(モレロ一家)-カモッラ戦争でカモッラの主要リーダーが投獄された時、ダキーラ派がカモッラの残党を吸収したのが発端とされる。1920年代、マンガーノらブルックリン臨界区のシチリア勢力(パレルモ派閥)は、カラブリア系のフランキー・イェールと共同で臨海区を支配した。1928年にイェールがアル・カポネ一味に殺された時、ナポリ系・カラブリア系勢力は南ブルックリンのシチリア勢と激しい縄張り争いを展開した。カラブリア系のアルバート・アナスタシア一派はマンガーノと結託して、臨海区の同郷(カラブリア系)ギャングを暴力で排除した上、プロファチら南ブルックリンのシチリア勢と和解した。最終的にこれら南ブルックリンの非シチリア勢力はマンガーノ一派とプロファチ一派に吸収された。

五大ファミリー再編後
マンガーノ一家
マンガーノはルチアーノと親しいアナスタシアを副ボスに据え、再スタートを切った。両者ともユダヤ系ギャングとの合同組織マーダー・インクの幹部となり、暗黒街の反逆者や裏切り者の処刑業務に関与した。1933年の禁酒法終了後は、組合ゆすりや高利貸し、宝くじやナンバーズ賭博に収益源を求めた。ブルックリンの臨海区の港湾組合を支配しキックバックやピンハネ、船の入出港を仕切って貨物の横流しや転売で儲けた。1940年代初頭、エイブ・レルズの密告によりマーダーインクの処刑業務に深く関わったアナスタシアに捜査が及ぶが、盟友フランク・コステロが裏で手を回し、救われた。

マンガーノは、アナスタシアと臨海区支配や政敵排除を通じ20年以上タッグを組んでいたが、次第にボスの自分を無視して勝手に他のファミリー幹部に便宜を図るアナスタシアと関係が悪化した。

アナスタシアの権力奪取
1951年4月、マンガーノは行方不明になり、同時にマンガーノの弟で一家の相談役フィリップは沼地で銃殺死体で発見された。両方ともアナスタシアが殺したと広く信じられている。コステロ一家(現ジェノヴェーゼ一家)のボス、フランク・コステロがアナスタシアの掟破りのボス殺しを事前に了解していたとされる。コステロはボスの座を狙うヴィト・ジェノヴェーゼを牽制するためアナスタシアを一家のボスに後押しした。

アナスタシアは副ボスに古参フランク・スカリーチェを据えた。スカリーチェの副ボス抜擢は傘下に抱えるシチリア勢力を懐柔する意味があったとされる。この時代、ファミリー上層部が小遣い稼ぎにメンバーシップを乱発し、組織が膨張した。メンバーシップの乱発はオメルタに触れ、スカリーチェが責任を取らされて1957年6月に粛清された。

アナスタシアはギャンブルに溺れるようになり、金欠状態に陥って他のファミリーの縄張りを狙うなど悪評が高まった。特にキューバの賭博利権に割り込もうと、キューバに大きな利権を持っていたフロリダのサント・トラフィカンテに触手を伸ばした。

理髪店の虐殺
その後、ファミリーはジェノヴェーゼの権力闘争に巻き込まれた。1957年5月、コステロはジェノヴェーゼの手下ヴィンセント・ジガンテに狙撃され、暗殺は免れたが、組織からの引退を決意した。アナスタシアは怒り狂い、ジェノヴェーゼと戦争する場合は中立を保つよう他のボスに働きかけた。ジェノヴェーゼはアナスタシアの報復を恐れ、スカリーチェを継いで副ボスになっていたカルロ・ガンビーノを抱き込んでアナスタシア暗殺を共謀した。1957年10月25日、アナスタシアはマンハッタンのパーク・シェラトンホテルの理容室で2人組に銃撃され即死した。

当局は密告者の情報を元に、一家の古参幹部のジョー・ビオンドがガンビーノから仕事を請け負い、自前のクルーから暗殺チームを作ったと推論した(ビオンドは直後副ボスに昇格したが暗殺の見返り人事とされる)。数年後のギャロ対プロファチ戦争で脚光を浴びたプロファチ一家のギャロ兄弟が後になって実行犯として脚光を浴びたが、別ファミリーの末端にいたギャロへの繋がりが想定しづらいことやファミリー執行部と対立するギャロに重要な暗殺の仕事を委ねる現実味が乏しいことから、伝説の域を出ていない。捜査は、理髪店でアナスタシアと一緒だった一家のジェロウム・スキランテや、アナスタシアと暗殺の前日に会っていたサント・トラフィカンテに及んだが、犯人の検挙に至らなかった。

アナスタシア暗殺はジェノヴェーゼとガンビーノの共謀というのが定説だが、マンガーノ兄弟、スカリーチェ兄弟と相次いでシチリア人を殺したアナスタシアに対する、ファミリーの垣根を越えたシチリアマフィア総出の復讐とする説もある。

ガンビーノのマフィア外交
ボスの座に就いたガンビーノはジェノヴェーゼの傀儡におさまらず、ファミリー外交を始めた。ジョゼフ・ボナンノープロファチの同盟関係に対抗して、1962年トーマス・ルッケーゼとの政略結婚を通じて味方陣営を固めた。ギャロ戦争を口実にプロファチに圧力をかけ、引退に追い込もうとした。1962年プロファチが病死すると、副ボスで側近だったジョゼフ・マリオッコのボス就任を認めず、傀儡のジョゼフ・コロンボを据えることに成功した。

旧プロファチ一家を自陣に加えたガンビーノは、ジェノヴェーゼが投獄され不在の中、コミッションの主導権を握った。プロファチに続いてボナンノ一家の切り崩しを図り、自身やルッケーゼへ暗殺を企てたとの理由でボナンノを執拗に糾弾した。ボナンノは息子に全権を譲って引退するなどと譲歩案を出したがガンビーノを中心とするコミッションに拒否されたため、ボナンノは引退を撤回して状況は泥沼化した。その後、ボナンノ一家の古参幹部の不満を利用して内部分裂を起こさせ、最終的にボナンノを引退に追い込んだ。

ファミリー内では旧アナスタシア派の粛清を行なったが、1960年代半ばアナスタシア派で人望の厚かったアニエロ・デラクローチェを副ボスに抜擢し、アナスタシア派の懐柔と監視の両方の役目を与えて組織の分裂を防いだ。1967年ルッケーゼの死亡後、そのガーメント地区の組合利権を乗っ取った。一家は拡大を続け、構成員は正式メンバー以外の関係者を含めると数千人に達し、テリトリーはニュージャージー、カリフォルニア、バルティモア、フロリダ、コネチカットまで及んだ。1976年のガンビーノの死までに、ファミリーはジェノヴェーゼ一家に代わってニューヨーク最強のファミリーとなった[7]。

ガンビーノ後
ガンビーノが自分の後継者に副ボスのデラクローチェではなく、いとこのポール・カステラーノを指名したことから、ファミリーの運命には翳がさすようになる。カステラーノはファミリーの合法ビジネスの進出に力を注ぐとともに、組合や企業強請りなどの「ホワイトカラー」犯罪に基盤を持った。デラクローチェを頂点とするグループは、ヤミ賭博や麻薬、強盗、売春など従来のストリート系「ブルーカラー犯罪」に基盤を持ち、明確に異なる派閥を形成した。

1985年12月2日のデラクローチェの死を契機に、カステラーノの粛清を恐れたデラクローチェ配下の筆頭ジョン・ゴッティは同年12月16日、カステラーノを暗殺し、一家のボスの座に就いた。掟破りのボス殺しとしてマフィア総出の復讐に晒され、側近らを殺害されたゴッティはジガンテらマフィアの実力者への釈明に奔走した。

その後ゴッティはもっとも有名なマフィアのボスとしてメディアを賑わせたが、1990年に逮捕・収監されて2002年に獄死した。1970年代半ばからFBIの摘発は厳しさを増し、副ボスのサルヴァトーレ・"サミー・ザ・ブル"・グラヴァーノなどの司法当局への内通者が続出するに至ってファミリーの統制は地に堕ちた。現在では再びジェノヴェーゼ一家に最強のファミリーとしての地位を譲っていると思われるが、現在でもブルックリンとスタテンアイランドの労働組合を支配している。

近年ではシチリアマフィアとの連携を再び強めているとされている。1981年にサルヴァトーレ・リイナらに殺害されたサルヴァトーレ・インツェリッロ(英語版)の家族と部下らを迎え入れた。さらに2011年にシチリア出身のドメニコ・チェファルー(Domenico "Italian Dom" Cefalù)をボスとした。そして2015年にインツェリッロと親族関係にあるフランク・カリ(Frank "Franky Boy" Cali)がアンダーボスからボスに昇格し、現在に至る。現在の副ボス(ストリート・ボス)とアンダーボスは不明、コンシリエーレはジョゼフ・コロッツォ(Joseph "Jo Jo" Corozzo)。2019年3月13日、フランク・カリは自宅前で6発の銃弾を受け、その後ピックアップトラックに轢かれ死亡。

参照元 : wiki/ガンビーノ一家



フランチェスコ・カリ



海外マフィアは暗殺の仕方が豪快ですね。トラックで突っ込んでトドメを刺すとか、ヤバすぎる。

たとえ大金を手に入れて大金持ちになっても、マフィアのボスは敵対組織から命を狙われてるので、人生は短い。

いくらお金があっても殺されたら終わり。

2019年2月14日木曜日

麻薬王エル・チャポに有罪判決 米法廷で主張「メキシコ大統領に賄賂を支払った」

メキシコ麻薬王「エル・チャポ」に有罪評決 米NY陪審

2019/2/13(水) 3:41配信



【AFP=時事】(更新)米ニューヨークの陪審は12日、メキシコの麻薬王「エル・チャポ(El Chapo)」ことホアキン・グスマン(Joaquin Guzman)被告(61)に対し、世界最大規模の麻薬組織のリーダーとして25年間にわたり関わった犯罪行為で有罪の評決を下した。

麻薬組織「シナロア・カルテル(Sinaloa Cartel)」の元最高幹部であるグスマン被告は、コカインやヘロイン、メタンフェタミン、マリフアナ(乾燥大麻)といった麻薬の米国への大量密輸や、マネーロンダリング(資金洗浄)、武器の不法所持などの罪で有罪とされた。今後の裁判では終身刑が言い渡される可能性がある。

3か月にわたる公判では、グスマン被告の元愛人や元部下といった関係者が被告の目前で証言台に立ち、テレビドラマさながらの展開となった。また、ミスコンテスト優勝経験者の若妻エマ・コロネル(Emma Coronel)さんも裁判を常に傍聴した。

弁護人は、被告は「スケープゴート(身代わり)」にすぎず、麻薬密輸の真犯人はシナロア・カルテルを共に結成した「エル・マーヨ(El Mayo)」ことイスマエル・サンバダ(Ismael Zambada)容疑者だと主張。

一方の政府は陪審に対し、グスマン被告がメキシコで2度脱獄したことを引き合いに、被告の「責任からの脱走」を許してはならないと訴えた。2015年の2度目の脱獄で被告は、独房のシャワー室から外部につながるトンネルを通って脱獄していた。

参照元 : AFPBB News


「メキシコ大統領に賄賂贈った」 麻薬王エル・チャポ、米法廷で主張

2018年11月14日 9:19



【11月14日 AFP】メキシコの麻薬王「エル・チャポ(El Chapo)」ことホアキン・グスマン(Joaquin Guzman)被告の公判が13日、米ニューヨークの裁判所で開かれ、被告側は自身の麻薬密輸組織「シナロア・カルテル(Sinaloa Cartel)」がメキシコのエンリケ・ペニャニエト(Enrique Pena Nieto)大統領、フェリペ・カルデロン(Felipe Calderon)前大統領に賄賂を支払ったと証言した。

また、逃走を続けている共同被告人こそが真の犯罪者だとも主張した。

グスマン被告は世界でも特に名を知られた犯罪者で、メキシコで2回脱獄した後、2017年1月に米国に身柄を引き渡され、密売や銃、資金洗浄(マネーロンダリング)に関する11件の罪で起訴された。裁判は4か月以上に及ぶ見通し。

被告弁護人は法廷で、退任が迫るペニャニエト大統領と、カルデロン前大統領に言及。逃走中の共同被告人、「エル・マーヨ(El Mayo)」ことイスマエル・サンバダ(Ismael Zambada)被告が、「トップ中のトップ、メキシコの現大統領と前の大統領」を含む相手に賄賂を渡したと主張した。

カルデロン前大統領とペニャニエト大統領はシナロアから賄賂を受け取ったことを直ちに否定。カルデロン氏は「完全に誤りで無責任だ」、ペニャニエト氏は「完全に誤った中傷だ」と述べた。(c)AFP

参照元 : afpbb news


ミスコン優勝美女と麻薬組織の危険な関係、メキシコ

2012年11月30日 19:36



メキシコ・シナロア(Sinaloa)州のミスコンテストで優勝したマリア・スザンナ・フロレス・ガメス(Maria Susana Flores Gamez)さん。11月に麻薬組織と警察の銃撃戦で死亡した

【11月30日 AFP】輝くように美しい顔立ちと抜群のスタイルを誇るミスコンテストの優勝者たち。そんな美女たちが、メキシコではしばしば、財力は豊富だが非情な麻薬組織の手に落ちてしまう。

北西部シナロア(Sinaloa)州のミスコンテストで今年優勝したミス・シナロアのマリア・スサナ・フロレス・ガメス(Maria Susana Flores Gamez)さん(22)の場合、それは死への誘いとなった。

ガメスさんは前週、麻薬組織と警察との銃撃戦に巻き込まれて死亡した。捜査当局によると、麻薬組織メンバーのものとみられる車にボーイフレンドと共に乗っていたガメスさんは、銃を手にして車から出てきた。「人間の盾」にされた可能性が高いという。

ガメスさんのボーイフレンドが所属していたのは、指名手配中のホアキン・グスマン(Joaquin Guzman)容疑者が率いる同州最大の麻薬組織の一派とみられる。

グスマン容疑者は2001年、収監されていた刑務所から洗濯籠に隠れて脱出に成功。その6年後の2007年に、ドゥランゴ(Durango)州のミスコンテストで優勝した当時18歳の少女と結婚している。グスマン容疑者は背後でこの少女の優勝に手を貸したと言われている。

■ブランド品や宝石につられて…

ミスコンテストの優勝者たちの中には、高級ブランドの衣服や靴、宝石などに目がくらみ、麻薬組織と付き合い始める者が少なくない。「ギャングたちは、いつも美女をはべらせておきたいのさ」と、メキシコの麻薬カルテルを題材とした小説を幾つも執筆しているエルメル・メンドサ(Elmer Mendoza)氏は言う。「そうして、自分好みに仕立て上げるんだ」

メキシコで昨年制作された映画『ミス・バラ(Miss Bala)』はこうした実話に基き、ミスコンテストをめぐり美女が犯罪の道に転落していく人生を描いている。表題の「バラ」とは銃弾の意味だ。モデルとなったラウラ・スニガ(Laura Zuniga)さんは2008年にミスコンテストで優勝したが、同年12月に麻薬組織メンバーと一緒にいるところを逮捕された後、釈放された。

2011年にはメキシコ市(Mexico City)でコロンビア人モデルの女性が、恋人で麻薬組織メンバーのホセ・ホルヘ・バルデラス(Jose Jorge Balderas)容疑者とともに逮捕された。バルデラス容疑者はサッカーの元パラグアイ代表、サルバドル・カバニャス(Salvador Cabanas)選手を射殺しようとした容疑で指名手配されていた。モデルの女性は後に釈放されている。

■長い因縁の歴史、権力も魅力

シナロア州では、美女と犯罪組織との因縁の歴史は数十年前にもさかのぼる。1958年のミスコンテストで優勝したケニャさんは6年後、イタリアのシチリア(Sicily)島で殺害された。ケニャさんはマフィアのボスだったイタリア系米国人のおいと結婚していた。

1990年、マサトラン(Mazatlan)のカーニバルでのミスコンテストで優勝した18歳の少女は、敵対組織の男との結婚を阻止しようとした麻薬組織幹部に拉致された。この幹部は3年後に逮捕された。

美女と犯罪組織との結び付きについて共著のあるホセ・カルロス・セニセロス(Jose Carlos Ceniceros)氏は、麻薬密売は危険な世界だが、貧しい女性にとっては金持ちになれる機会として魅力的な側面もあるのだろうと指摘する。

また金だけでなく、犯罪組織が持つ権力も魅力だという。「彼女たちはぜいたくな生活に馴れ、危険を顧みなくなっていく。たとえ短い命となろうとも、一瞬でも優雅な人生を生きたがるのだ」と、セニセロス氏は述べている。(c)AFP

参照元 : afpbb news







これは、映画化決定ですね。

2019年2月10日日曜日

【麻薬王裁判が大詰め】大統領の麻薬戦争終結宣言の裏に、何があるのか?「メキシコのボスが誰なのかがはっきりした」

メキシコ大統領の麻薬戦争終結宣言の裏に何があるのか──麻薬王裁判が大詰め

2019/2/5(火) 18:34配信



──「メキシコのボスが誰なのかがはっきりした」麻薬王グスマンの弁護士が発言
麻薬組織の暗躍により、最悪な治安状態が続くメキシコ。2018年の殺人件数は3.3万人と、過去最悪を記録した。そんな中、非暴力による治安回復を公約に掲げるロペスオブラドール新大統領が先週、「麻薬戦争の終結」を宣言。今後は、麻薬カルテルのドンを逮捕するという直接対決は行なわないと述べた。一方、メキシコからの麻薬密輸によりドラッグ汚染が蔓延する隣国アメリカでは、世界最大の麻薬カルテルのドン、「エル・チャポ」ことホアキン・グスマンの裁判が大詰めを迎えている。メキシコの政治家の多くは麻薬カルテルからの賄賂で骨抜きにされているというが、「エル・チャポ」の贈賄先にはロペスオブラドール大統領の元側近の存在も挙がる。麻薬戦争終結宣言の裏に、何があるのだろうか──

■ 現大統領は非暴力による「メキシコ革命」を提唱

長年中道右派と中道左派の2大政党の支配が続いたメキシコでは、昨年7月の総選挙で、新興左派政党「国家再生運動(MORENA)」を率いた元メキシコシティ市長のアンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール氏が歴史的な勝利を上げた。治安悪化に苦しむ民衆が、フレッシュなリーダーによる抜本的な改革に期待した結果、得票率53%という大差での勝利となり、メディアには「新メキシコ革命」の見出しも踊った。

前任のペニャニエト大統領は、軍を投入して麻薬組織の首謀者たちを逮捕、時には射殺も辞さないという強硬路線を敷いたが、データが示す限り、それが犯罪率の低下に結びついたとは言えない。ちなみに、「エル・チャポ」は、逮捕・脱獄を繰り返した末にペニャニエト政権時代の2017年1月に、「オバマ前大統領への送別祝い」として、米側に身柄を引き渡されている。

12月に就任したロペスオブラドール大統領は、3年以内に凶悪犯罪を30-50%減らし、6年の任期でOECD諸国平均レベルまで犯罪率を下げるとしている。ただし、その手法は前任者とは正反対で、“非暴力”によってそれを達成すると唱えている。具体的には、麻薬犯罪に手を染めざるを得ない貧困層の若者たちへの奨学金支給を含めた教育・就労支援などを実施し、社会構造を抜本的に変えるというものだ。

■ 「もう麻薬王を逮捕しない」

ロペスオブラドール大統領は1月30日、上記の政策の遂行を裏付ける形で、「麻薬戦争の終結」を宣言した。メキシコシティで行なわれた記者会見で、「就任から現在までに麻薬王を1人でも逮捕したか?」と記者に問われ、「戦争などない。公式に、もはや戦争はない。我々は平和を望んでおり、平和を実現しようとしている」と答えた。

続けて、同大統領は、政府の目的は麻薬王の逮捕ではなく、あくまで「治安の回復と1日当たりの殺人件数の減少」だと述べた。さらに、「これからは、麻薬王たちは、逮捕されることはない。それが、我々の戦略ではないからだ。麻薬王たちに武装部隊を差し向けることは考えていない」とも述べた。

この発言の背景には、前々政権時代の2006年から始まった政府vs麻薬カルテルの戦争の結果がある。この10年余り、政府は麻薬カルテルのアジトに軍を差し向け、激しい銃撃戦の末に麻薬王たちを次々と逮捕してきた。しかし、それが組織の分裂を招き、かえって組織同士の抗争を激化させて多数の市民を巻き込む結果になったという批判がある。実際、各種データによれば、凶悪犯罪件数は増加の一途をたどっている。ただ、ロペスオブラドール氏の「福祉と教育による改革」にも、実効性を疑問視する声は多い。

■ 脱獄を繰り返した伝説の大ボス

メキシコの麻薬の最大の輸出先は隣国アメリカだ。トランプ大統領が強硬にメキシコ国境への壁の建設を主張する根拠も、根源を辿れば、アメリカに不法移民と麻薬をもたらすメキシコの不安定な社会情勢に行き着く。この壁問題も絡み、また、映画やTVドラマ顔負けのストーリーから、今、アメリカでは、ニューヨークで開かれている「エル・チャポ」の公判に大きな注目が集まっている。

スペイン語でズバリ「麻薬王」の異名を取るグスマンは、「世界最大の麻薬カルテル」と言われる「シナロア・カルテル」を率いてきた。非常に残虐で警戒心が強いと言われる男で、家族や愛人、側近も信用せず、常に周囲のやり取りを盗聴していたとされる。移動は装甲車という厳戒ぶりで、ライバルの暗殺、脅迫、誘拐も厭わない冷酷な姿勢で組織のトップに立った。

最初に逮捕されたのは、1993年。それから8年間、刑務所から麻薬密売の指揮を取り続け、アメリカへの引き渡しを恐れて2001年に脱獄。その際は、買収した刑務官に導かれ、洗濯物を入れたカートに紛れて脱走したという。2014年に再び逮捕されたが、2016年1月に、今度は独房のシャワールームの床下から外へと続くトンネルを通って脱獄。その1年後、麻薬戦争の遂行を掲げていたペニャニエト政権下で再々逮捕され、今度こそアメリカに引き渡され、現在に至る。

■ 麻薬カルテルから大統領へ賄賂も?

「エル・チャポ」の公判は、アメリカのシナロア・カルテルの隠れ家の一つがあったニューヨーク・ブルックリンの連邦裁判所で、昨年11月から行なわれている。罪状は、麻薬密売、マネー・ロンダリング、殺人共謀罪で、検察側は終身刑を求刑した。その検察側最終弁論とロペスオブラドール大統領の「これからは、麻薬王が逮捕されることはない」という宣言が、同じ日に行なわれたのは、単なる偶然だろうか?

NYのゴシップ紙、デイリー・ニューズは、「連邦検察がエル・チャポの終身刑を訴える一方で、メキシコの大統領は、麻薬王たちは自由に空気を吸うべきだと宣言」と、皮肉を込めて報じている。グスマンは「あらゆる階層のメキシコの政治家、当局者を買収した」と指摘されているが、公判では、元部下が、「エル・チャポは、ペニャニエト前大統領を1億ドルで買収したと自慢していた」と証言。ペニャニエトサイドはこれを否定しているが、大きな波紋を呼んだ(ワシントン・ポスト)。

そのペニャニエト氏の“逆張り”で当選したロペスオブラドール新大統領がクリーンかというと、これにも疑問符が投げかけられている。グスマンの公判で提出された検察側の資料には、ロペスオブラドール氏が出馬・落選した2006年の大統領選で、同氏の陣営がシナロア・カルテルから賄賂を受け取ったという情報が記載されている。その裁判資料には、「問題になっている賄賂は、メキシコ現大統領の、落選に終わった10年以上前の大統領選に関わったある個人に支払われた」とのみ書かれているという(ニューヨーク・ポスト)。

■ 「メキシコのボスが誰なのかがはっきりした」

ロペスオブラドール氏がどれだけ「エル・チャポ」や他の麻薬王たちと密接かは、ベールに包まれたままだ。しかし、麻薬戦争の終結宣言が、全米の注目を集める“麻薬王中の麻薬王”の裁判の重要なタイミングで出されたのは事実だ。グスマンの弁護団は、「元部下や政府による巨大な陰謀により、スケープゴートにされた」と無罪を主張している。そして、弁護人のエドゥアルド・パラレゾは、ロペスオブラドール大統領の宣言を受け、次のような意味深な発言をしている。

「今日のメキシコ大統領の発表は、誰がメキシコのボスなのかをはっきりとさせた」

重要なのは、「誰がボスか」ではなく、「誰が主役か」ではなかろうか。メキシコの主役は、メキシコ国民であり、大統領でも麻薬王でもない。

参照元 : ニューズウィーク日本版

▼麻薬王ホアキン・グスマンの映像



▼「麻薬カルテルのドンを逮捕するという直接対決は行なわない」と宣言したロペスオブラドール大統領







世界中、賄賂で汚れた政治家だらけ。メキシコだけではない。

エルチャポは当然、司法取引をしているだろう。

2019年1月20日日曜日

メキシコの麻薬王・エルチャポの関係者が証言「家族の面倒もみた。そのお返しが4度の襲撃だ。拷問部屋」

拷問部屋、殺しのセレナーデ…メキシコの麻薬王・エルチャポ裁判傍聴記1

2019/1/19(土) 12:00配信



ニューヨーク市ブルックリン地区にある連邦地裁で、メキシコの麻薬王ホアキン・グスマン被告(通称「エルチャポ」)の裁判が行われている。

エルチャポは、世界最大級の麻薬密輸犯罪組織シナロア・カルテルの首領で、米当局者に「アル・カポネ(禁酒法時代の暗黒街の帝王)よりずっと危険」と呼ばれた男だ。2016年1月にメキシコで逮捕され、17年1月にメキシコから米国に移送された。麻薬密輸やマネーロンダリング(資金洗浄)など17の罪で起訴されたが、無罪を主張。18年11月に始まった裁判は数カ月間続く見通しだ。

◇間近でみた麻薬王は七三分けの小柄な男だった

8階のD号室。裁判所の入り口で飛行場にあるようなセキュリティーゲートを通過したのに、部屋の前で再び金属探知機をくぐる。携帯電話や録音機は持ち込めない。陪審員は名前も職場も公表されない。カルテルに脅されることを防ぐためだ。

エルチャポはスペイン語で「ちび」という意味だ。そう呼ばれるだけあって本当に小柄だった。大柄の弁護士にはさまれて座っている被告人の顔が、最初に座った被告人側の傍聴席からは見えず、検察側傍聴席に席を変えて、やっと見えた。

四角い顔で目の間が狭い。青いスーツを着てネクタイを締め、髪を七三に分けている。まるで30~40年前の日本のサラリーマンみたいだ。弁護士の説明に熱心に耳を傾け、ときどきほほ笑みを浮かべる。首を伸ばしてしきりに傍聴席や陪審席を見回す。興味津々という表情で、にらみつけられるわけではないのだが、視線が合うと、怖い。

◇「その家に入った者は誰も出てこなかった」

メキシコでは米国への麻薬密売ルートをめぐり、カルテル同士が抗争を繰り返している。米国の検察官によれば、エルチャポは敵対するカルテルの幹部など30人以上の殺人に関与した。裁判では元部下たちが次々と証言台にたち、エルチャポやシナロア・カルテルの悪業をさらした。

証言によると、米テキサス州エルパソと国境を挟んで向き合うメキシコのシウダフアレスに誘拐した人間を拷問して殺害する隠れ家があった。

米国から武器を密輸してシナロア・カルテルに提供していた男は、エルチャポのヒットマン(殺し屋)にこうした家の一つを見せてもらった。部屋は叫び声が外にもれないように防音装置が施され、床は白いタイル張りだった。流れた血を簡単に洗い流せるよう下水につながる溝が作られていた。男は証言した。「その家に入った者は誰も出てこなかった」

別の部下も、飛び散る血が染みつかないようにプラスチックのシートで壁が覆われ、床に溝が作られた拷問部屋があると証言している。

エルチャポと対立する者は無残な死を遂げる。命令を聞かなかったため、首と頭が離れるまで弾丸を撃ち込まれた幹部。エルチャポが差し出した手を握らなかった対立組織の幹部は、映画館を出た際に妻ともども射殺された。

裁判では、柱に縛りつけた男を自ら尋問するエルチャポの動画も提示された。

◇「殺しのセレナーデ」を聞かされた元右腕

かつてエルチャポの右腕だったミゲル・アンヘル・マルティネス氏の証言は、エルチャポの粘着質な性格をよく表している。

マルティネス氏は、シナロア・カルテルが小さな組織だった頃からエルチャポに仕えた男だ。コカインを生産国のコロンビアから消費地の米国に運ぶ密輸ビジネスに乗りだした後は、湯水のように入る金で一緒に豪遊。偽造パスポートと偽造ビザで世界中を旅した。エルチャポが1993年に逮捕されたとき、残された家族や愛人の面倒をみたのはマルティネス氏だ。

だが、マルティネス氏が98年に逮捕されると、エルチャポは何度もマルティネス氏の暗殺をはかった。身辺情報が当局に漏れることを恐れたためだろう。

確かに他にも狙われる理由はあった。信頼が厚かったマルティネス氏は、エルチャポの代わりに自分の名前で不動産を何軒か登記していた。なかにはエルチャポの愛人が住む家もあった。逮捕された後に弁護士費用捻出のため、ボスの許可なくこうした不動産を売ったのだ。

マルティネス氏は刑務所内で囚人仲間に3度もナイフで刺された。囚人たちはマルティネス氏を殺せば、エルチャポから金をもらえる。「夜、彼らがナイフの刃を研ぐ音を聞いた」。マルティネス氏は証言した。

3度の暗殺未遂の後、マルティネス氏は独房に移された。ある夜、刑務所の外でメキシコのマリアッチ(楽団)がエルチャポの好きな楽曲「UN PUNO DE TIERRA(ひとつかみの土)」を歌った。殺し屋を差し向けたことを知らせるエルチャポからのメッセージ、「殺しのセレナーデ」だ。

翌日、シカリオ(殺し屋)が刑務所を襲った。刑務官の頭に銃を突きつけ、マルティネス氏の独房の扉を開けるよう命じたが、刑務官は抵抗。殺し屋は手投げ弾を二つ、独房に投げ込んだが、マルティネス氏はトイレに飛び込んで助かった。

「俺は命令されてしくじったこともなかったし、彼の金を盗んだこともなかった。家族の面倒もみた。そのお返しが4度の襲撃だ」。マルティネス氏はそう証言した。

ところで、エルチャポが「殺しのセレナーデ」に使った「ひとつかみの土」という歌は、「ナルコ・コリード」と呼ばれる音楽で、ひと言でいえば、麻薬密輸業者の人生の機微を歌いあげる“演歌”だ。

その曲はこんな歌詞だった。

「人生は短い。死ぬとき、あの世には何ももっていけない。ひとつかみの土を持って行くだけだ」

【ニューヨーク國枝すみれ】

参照元 : 毎日新聞


刑務所が安全なのは日本だけか?海外マフィアは恐ろしいですね。残虐性はメキシコ麻薬カルテルが最強か?



2018年12月30日日曜日

イタリア当局の捜査に密告者として協力した元マフィアの兄弟が射殺される

マフィア密告者の兄弟、クリスマスに射殺される イタリア

2018/12/27(木) 18:26配信



【AFP=時事】イタリア東海岸の港町ペーザロ(Pesaro)で25日、当局の捜査に密告者として協力した元マフィアの男性の兄弟が、2人組の男に射殺される事件があった。マフィアの報復とみられ、警察の承認保護能力が問われる騒ぎとなっている。

マルチェロ・ブルツェーゼ(Marcello Bruzzese)さん(51)はクリスマス当日、ペーザロの閑静な歴史地区にある自宅付近で覆面の男2人に銃で何発も撃たれ、死亡した。男たちはマルチェロさんを待ち伏せ、車から降りる前に襲撃し、徒歩で逃走したという。

警察や司法情報筋によると、マルチェロさんの兄弟ジローラモ・ブルツェーゼ(Girolamo Bruzzese)氏は、南部カラブリア(Calabria)州を拠点とするマフィア「ヌドランゲタ(Ndrangheta)」の元メンバーで、過去に当局の捜査に協力していた。そのためマルチェロさんは国の証人保護プログラムの下で生活しており、3年前からは政府が手配したペーザロの自宅で妻と子ども2人と暮らしていた。

日刊紙イル・ファット・クオティディアーノ(Il Fatto Quotidiano)によれば、「モッモ(Mommo)」の愛称で知られたジローラモ氏は2003年、親交のあったカラブリア州のマフィアのボス、テオドロ・クレア(Teodoro Crea)氏を銃で撃った後、警察に自首。伊当局にマフィアの情報や地元の政治家・実業家との癒着を証言し、摘発に協力した。クレア氏は負傷したもののの、その後回復している。

ブルツェーゼ兄弟の父親もマフィア幹部で、クレア氏の右腕だったが、待ち伏せに遭って殺害された。この事件ではマルチェロさんの義理の兄弟も死亡したほか、まだ若かったマルチェロさん自身も重傷を負った。

クリスマスの悲劇を受け、イタリアでは極右政党「同盟(The League)」を率いるマッテオ・サルビーニ(Matteo Salvini)内相を非難する声が上がっている。反マフィアの元判事として名高いピエトロ・グラッソ(Pietro Grasso)上院議員は、事件が起きた当時サルビーニ内相が食事の写真をソーシャルメディアに投稿していた点に触れ、「国は証人保護プログラムに分配する資源を削減する一方だ」と批判した。

サルビーニ内相は今年、マフィアの実態を描いたべストセラー『死都ゴモラ(Gomorra)』の著者で反マフィアのイタリア人作家、ロベルト・サヴィアーノ(Roberto Saviano)氏に対し2006年の同作出版以来続けてきた武装警官による保護を解除すると脅し、物議を醸している。【翻訳編集】 AFPBB News

参照元 : AFPBB News



2018年12月5日水曜日

イタリア警察がマフィアに対する大規模な一斉摘発!「コーザ・ノストラ」の新ボスの他、数十人を逮捕

伊警察、マフィアの新ボスをシチリア島で逮捕

2018/12/4(火) 23:08配信



【AFP=時事】イタリアの警察当局は、マフィアに対する大規模な一斉摘発を行い、新たな首領に選ばれたセッティミーノ・ミネーオ(Settimino Mineo)容疑者(80)の他、数十人を逮捕した。当局者および地元メディアが4日、明らかにした。

警察は、ミネーオ容疑者が再招集されたクーポラ(Cupola)と呼ばれる最高幹部会で正式に任命される直前に、シチリア(Sicily)島で逮捕。この他にも45人を逮捕したという。

捜査当局によると、宝石商だったミネーオ容疑者は、銃の違法所持、放火などの疑いが掛けられている。

地元メディアによると、シチリア島のマフィアは長らく開催されていなかったクーポラの再開に成功していたという。

今回のクーポラでは、昨年獄中で死亡した悪名高い首領トト・リーナ(Toto Riina)受刑者の後継者として、ミネーオ容疑者を正式に任命する予定だった。【翻訳編集】 AFPBB News

参照元 : AFPBB News


マフィア組織「コーザ・ノストラ」首領とみられる人物、イタリアで逮捕

2018年12月04日 20:53

地元マフィア組織「コーザ・ノストラ」の新たな上層部に関する捜査の一環として、シチリア島で46人以上が逮捕された。ANSA通信が4日に伝えた。

同通信が説明しているところでは、逮捕者の中には「クーポラ」の首領である80歳のセッティミーノ・ミネーオ容疑者とみられる人物が含まれているという。予審判事らはミネーオ容疑者について、「ゴッドファーザー」と呼ばれたトト・リーナ元受刑者が逮捕された後、コーザ・ノストラの大部分を自らによる統制下に置いたとみている。ミネーオ容疑者は、既に再三にわたり有罪判決を受けて複数の刑期を務めており、これにはジョバンニ・ファルコーネ判事の殺害事件に関するものが含まれている。

一種のマフィア総評議会であるクーポラについては、近年招集されたことがないとみられていた。コーザ・ノストラの実際の「ゴッドファーザー」だと考えられているのは、イタリアの最重要指名手配犯であるマッテオ・メッシーナ・デナーロ容疑者。デナーロ容疑者は10年間にわたって捜索されているが、デナーロ容疑者の正確な外見について知る者はいない。しかし、法執行機関との協力に踏み切った一部の悔い改めたマフィア団員らは、デナーロ容疑者がコーザ・ノストラのトップに立った可能性を否定している。

参照元 : sputnik