2017年11月30日木曜日

対立する組織の襲撃を指示した指定暴力団・山口組直系団体「秋良連合会」会長に、懲役3年6ヵ月の実刑判決

対立組織襲撃 山口組直系団体会長に実刑判決

2017/11/27(月) 19:24配信

対立組織の襲撃を指示 暴力団会長に実刑判決



対立する組織の襲撃を指示した指定暴力団「山口組」直系団体の会長に、懲役3年6ヵ月の実刑判決が言い渡されました。

判決によりますと、山口組直系「秋良連合会」会長の、秋良こと金東力被告(61)は、おととし12月、凶器を準備し、組員らに神戸山口組の関係者を襲撃させ、2人にけがをさせるなどしました。

金被告は裁判で起訴内容を否認していましたが、27日の判決で、大阪地裁は金被告から襲撃の指示があったと認定。「極めて粗暴かつ悪質」などとして、懲役3年6ヵ月の実刑を言い渡しました。

参照元 : 朝日放送






【福岡地裁】元建設会社経営の男性「地元対策費として年間計3000万 ~ 4000万円を工藤会側に支払っていた」

<工藤会公判>建設業者「対策費払った」 計4000万円

2017/11/28(火) 19:39配信

特定危険指定暴力団「工藤会」(北九州市)の上納金を巡る脱税事件で、所得税法違反に問われた工藤会トップで総裁の野村悟被告(71)と工藤会幹部の山中政吉被告(66)の第4回公判が28日、福岡地裁(足立勉裁判長)であった。元建設会社経営の男性が証人尋問に出廷し、同市の建設業者5~7社が「地元対策費」として年間計3000万~4000万円を工藤会側に支払っていたことを証言した。男性は「必要経費だった」と述べた。

男性によると、経営に携わった建設会社は業界内で工藤会に近いとされる「八社会」の一員で、1996年ごろから工藤会側に地元対策費を払い始めた。工事受注額の1%が相場で、会社の「裏金」が原資だった。2003~05年ごろは男性が同業者から金を集めて工藤会系組員に直接現金で手渡していた。

男性は「建設業者にとってはトラブルが一番困るため、こちらからお願いして支払っていた。お世話になっているのはこちらで被害者という自覚はない」との持論を述べた。

また、工藤会事務局で経理を担当していた同会系組員も出廷し、工藤会が「運営費」として組員から毎月計約2000万円を集めていたと証言した。事務所の光熱費などに充てていたが、毎月赤字で山中被告が穴埋めしていた。その運営費も福岡県警が野村被告らを逮捕した「頂上作戦」以降は毎月約1000万円に半減した。男性は「組員が減少して経済的に厳しくなったためだと思う。穴埋め分は(野村)総裁が身銭を切っていたのではないか」と述べた。

参照元 : 毎日新聞

【名古屋地裁】対立する暴力団組長を玩具の銃で脅した指定暴力団神戸山口組系組長(49)に対し、懲役3年、執行猶予4年(求刑・懲役3年)の判決

おもちゃの拳銃で脅迫 暴力団会長に執行猶予付きの有罪判決 名古屋地裁

2017/11/28(火) 12:48配信



おもちゃの拳銃で対立する暴力団組長を脅すなどした暴力団会長の裁判で、名古屋地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

判決によりますと、神戸山口組傘下の暴力団会長吉田耀一被告(49)は、組員の吉山政男被告(53)と共謀し、2016年12月、対立する六代目山口組系の組長におもちゃの拳銃を突きつけ、発射音を聞かせて脅すなどしました。

判決で名古屋地裁は、吉田被告に対し「犯行を指示するなど主導的な立場だった」とした一方、「同種の前科がない」などとして懲役3年執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。

参照元 : メーテレ










暴力団組長、おもちゃの銃で対立組長脅す

2017/11/29(水) 10:38配信

名古屋市港区で昨年12月、対立する暴力団組長をおもちゃの銃で脅したなどとして、脅迫罪などに問われた指定暴力団神戸山口組系組長(49)に対し、名古屋地裁は28日、懲役3年、執行猶予4年(求刑・懲役3年)の判決を言い渡した。

安福幸江裁判官は判決理由で「地域住民の不安感は大きく、結果は重大。被害者を威嚇するためという動機は身勝手で、酌むべき事情は全くないが、本人は反省している」と指摘した。

判決によると、組長は昨年12月6日、同区の路上で、神戸山口組系組員の男(53)(脅迫罪などで起訴)と共謀し、おもちゃの拳銃を山口組系の暴力団組長に向け、発射音を鳴らして脅すなどした。

参照元 : 読売新聞


逃げ回る男性を執拗に追い掛け、暴行を繰り返した疑い 指定暴力団山口組系「国粋会」幹部ら3人逮捕

路上で執拗に暴行 暴力団員逮捕

2017/11/29(水) 14:55配信



路上で、暴行を繰り返していた。

傷害の疑いで逮捕された指定暴力団山口組系国粋会幹部の園田成志容疑者(37)と、組員の川野敦之容疑者(41)ら3人は、2017年7月、東京・上野の路上などで、会社役員の男性(32)を投げ飛ばしたり、足で蹴るなどして、全治10日のけがをさせた疑いが持たれている。
現場付近の防犯カメラには、園田容疑者らが、逃げ回る男性を執拗(しつよう)に追い掛け、暴行を繰り返す様子が映っていた。

園田容疑者らと男性との関係はわからないが、警視庁は、29日朝から国粋会本部を家宅捜索し、何らかのトラブルがあったとみて捜査している。

参照元 : ホウドウキョク









国粋会

五代目國粹会(こくすいかい)は東京都台東区千束4-3-1に本拠を置く暴力団で、指定暴力団・六代目山口組の二次団体。

略歴
大日本国粋会
大正8年(1919年)11月、河合徳三郎、梅津勘兵衛、倉持直吉、青山広吉、篠信太郎、西村伊三郎、中安信三郎が中心となり、原敬内閣の内務大臣(略称は内相)・床次竹二郎(政友会)を世話役に、右翼の頭山満を顧問に迎えて、結成された。大日本国粋会は、土建業者を含む博徒の全国的な右翼団体だった。超党派的純国家主義思想団体として、また、伝統の侠客道を根本信条として行動することを原則とした。創立当時、総裁は伯爵大木遠吉、会長は野村常右衛門、理事長は中安信三郎が務め、会員数60万と称した。

大正10年(1921年)1月、河合徳三郎は、大日本国粋会を脱会し、民政党の後ろ盾のもとに、大和民労会を結成した。大和民労会の結成式は、浅草伝法院で行われ、約5000人が集まった。大和民労会の中心メンバーは、土建業系博徒の関根賢(後の関根組組長)、高橋組(後の指定暴力団住吉会住吉一家浅草高橋組)高橋金次郎組長、城迫正一(後の小千鳥組組長)だった。それぞれが、浅草、吉原、向島、下谷を地盤としていた。

大正11年(1922年)12月30日、大日本国粋会の田甫一家(後の指定暴力団六代目山口組國粹会田甫一家)の青沼辰三郎(後の田甫一家五代目)は、浅草区千束町で、年忘れの賭場を開帳した。大和民労会の高橋組の木村は、青沼辰三郎の賭場に乗り込み、青沼を罵倒した。青沼辰三郎たちは、木村を賭場の外に連れ出し、暴行を加えた。これを切っ掛けに大和民労会と大日本国粋会の抗争事件が勃発した。

大正14年(1925年)3月、大和民労会と大日本国粋会は、抗争事件を起こし、両者合わせて160人が検挙された。

昭和2年1927年10月5日、総本部を東京市麹町区(現、千代田区)下二番町に移した。

昭和4年(1929年)、鈴木喜三郎が総裁となり、野村会長の没後は高橋光威が会長に推されたが、中安理事長が会長となった。関東大震災時には総本部を京都に移し、関東本部と対立する内紛となった。

日本国粋会初代
昭和33年(1958年)7月3日、生井一家・森田政治総長、落合一家・高橋岩太郎総長らが結成した。同日、品川プリンスホテルで、生井一家、幸平一家、田甫一家、小金井一家、佃政一家、落合一家、信州斉藤一家、金町一家、伊勢紙谷一家、義人党や佐郷屋嘉昭、松本良勝、辻宣夫、防衛庁政務次官ら400余名が出席し、「日本国粋会創立記念式典」が行われた。

日本国粋会二代目
1960年代に前川一家・荻島峯五郎(全愛会議の重鎮)らを中心に連合体として日本国粋会を再結成した。

日本国粋会三代目

日本国粋会四代目
平成3年(1991年)、金町一家七代目総長・工藤和義が四代目会長に就任したのに伴い、日本国粋会から國粹会に改称した。

國粹会五代目
平成19年(2007年)4月19日、長野県諏訪市の信州斉藤一家本部事務所で、信州斎藤一家・藤井英治総長の五代目国粋会の継承式が行われた。

歴代会長
初 代 - 森田政治(九代目生井一家総長)
二代目 - 山田政雄(六代目斉藤一家総長)
三代目 - 木村清吉(三代目吉田川一家総長)
四代目 - 工藤和義(六代目山口組最高顧問 七代目金町一家総長)
五代目 - 藤井英治(六代目山口組幹部 六代目信州斉藤一家総長)

國粹会
会 長 - 藤井英治(六代目山口組幹部)
若 頭 - 佐藤光男(九代目落合一家総長)
舎弟頭 - 浜口隆博(十三代目生井一家総長)
本部長 - 橋本龍雄(七代目古河生井一家総長)
最高顧問 - 椛沢義臣(九代目落合一家総長代行 椛沢会会長)
最高顧問 - 志和 武
筆頭会長補佐 - 杉本 潔(十代目前川一家総長)・東京都台東区
会長補佐 - 星野良次(十四代目寺谷一家総長)・埼玉県行田市
会長補佐 - 保科 努(保科興業組長)・東京都台東区
会長補佐 - 村上 裕(六代目吉田川一家総長)山梨県富士吉田市
会長補佐 - 片倉正博(八代目田甫一家総長)・東京都台東区
会長補佐 - 小嶋年記(八代目信州斉藤一家総長)・長野県諏訪市
本部事務局長 - 西戸昂主(八代目金町一家総長)・東京都台東区
舎弟頭補佐 - 井上三津義(井上会会長)
舎弟頭補佐 - 近藤大恵(徳心会会長)
舎弟頭補佐 - 栗原 忠(七代目古河生井一家)
舎 弟 - 細野文仁(十三代目生井一家)
舎 弟 - 圷 泰昭(十四代目寺谷一家)
若頭補佐 - 秋山 薫(七代目古河生井一家)
若頭補佐 - 能登典明(十代目前川一家)
若頭補佐 - 水野城和(九代目落合一家若頭)
本部長補佐 - 石川恵資(八代目信州斉藤一家)
本部長補佐 - 池田一美(十三代目生井一家)
本部長補佐 - 鈴木博行(六代目吉田川一家若頭 鈴木組組長)
会長秘書室長 - 山本義治(七代目古河生井一家本部長)
会長秘書 - 細川栄光(十代目前川一家)
会長秘書 - 後藤和広(八代目信州斉藤一家)
本部事務局長補佐 - 近藤雅仁(八代目金町一家総長代行)
若 中 - 圷 隆一(八代目金町一家)
若 中 - 滝川正義(十代目前川一家)
若 中 - 山崎信行(八代目金町一家本部長)
若 中 - 館野正二(八代目金町一家)
若 中 - 渡辺友治(十四代目寺谷一家)
若 中 - 山澤徳浩(十三代目生井一家本部長)
若 中 - 渡辺佐重(六代目吉田川一家)
若 中 - 関 忠(七代目古河生井一家)
若 中 - 近野龍光(九代目落合一家)
若 中 - 梅木康明(十三代目生井一家)
若 中 - 久保田光鶴(八代目信州斉藤一家)
若 中 - 佐藤 進(九代目落合一家)
若 中 - 渡辺忠義(六代目吉田川一家)
若 中 - 垣内健治(八代目信州斉藤一家)
若 中 - 柏木長治(七代目古河生井一家)
若 中 - 菅野健一(七代目古河生井一家副長)
若 中 - 春日藤大(八代目金町一家)
若 中 - 村上 剛(六代目吉田川一家)
若 中 - 柏木一義(六代目吉田川一家)
若 中 - 上村 彰(保科興業)
若 中 - 奥山光雄(保科興業)
若 中 - 今井純治(八代目信州斉藤一家)
若 中 - 浦田雄一(七代目古河生井一家)

直系組織
・九代目落合一家
・十三代目生井一家
・七代目古河生井一家
・椛沢会
・八代目金町一家
・十代目前川一家
・十四代目寺谷一家
・保科興業
・六代目吉田川一家
・八代目田浦一家
・八代目信州斉藤一家
・井上会
・徳心会

去った人々
会  長 - 工藤和義 ・平成19年3月逝去
若頭補佐 - 大橋登美雄 ・平成22年6月逝去

参照元 : wiki/国粋会

2017年11月23日木曜日

赤坂の飲食店からみかじめ料名目で現金を脅し取ったとして、指定暴力団「住吉会」系組幹部ら9人逮捕

みかじめ料名目で恐喝容疑=赤坂で、暴力団幹部ら逮捕―警視庁

2017/11/23(木) 18:17配信

東京・赤坂の飲食店からみかじめ料名目で現金を脅し取ったとして、警視庁組織犯罪対策4課は23日、恐喝容疑で指定暴力団住吉会系組幹部の塩野谷寿之容疑者(50)=東京都港区南麻布=ら9人を逮捕した。

同課は認否を明らかにしていない。

赤坂地区の20店舗以上で、2015年ごろから少なくとも計約4000万~5000万円を徴収していたことが確認されており、同課は組織の資金源になっていたとみて全容解明を進める。

逮捕容疑は15年1月~今年9月、港区赤坂の飲食店店長の男性(50)ら3人から、みかじめ料名目で現金計約350万円を脅し取った疑い。

同課によると、店舗ごとに毎月2万~10万円を徴収していた。新規の店舗を狙って要求していたといい、遅くとも04年ごろから被害が確認されている。

参照元 : 時事通信


<恐喝容疑>「クラブ営業は5万円」赤坂でみかじめ料

2017/11/23(木) 20:43配信

◇警視庁組織犯罪対策4課が組幹部ら9人逮捕

東京・赤坂の飲食店から、みかじめ料(用心棒代)を脅し取ったとして、警視庁組織犯罪対策4課は23日、指定暴力団住吉会系の組幹部、塩野谷寿之容疑者(50)=東京都港区南麻布1=ら9人を恐喝容疑で逮捕した。2015年以降、赤坂地区の20~30店舗から、少なくとも4000万円以上を徴収していたとみて追及する。

逮捕容疑は15年1月~今年9月、赤坂地区の飲食店の男性従業員(44)ら3人に「店を出すなら、毎月の支払いは分かっているよな。盆暮れは倍だぞ」などと言い、毎月2万~10万円、計349万円を脅し取ったとしている。組対4課はいずれの認否も明らかにしていない。

捜査関係者によると、塩野谷容疑者らは「クラブを営業するには5万円」「ガールズバーの客引きをするには2万円」などと、業種や店の規模によって一方的に価格帯を設定していたという。集めたみかじめ料の一部は、暴力団の上部団体に納められていたとみられる。

組対4課は、同地区に事務所を置く住吉会の2次団体の組長(54)を今回の事件の中心人物とみており、行方を追っている。

警視庁はみかじめ料が暴力団の主要な資金源になっているとみて、繁華街の各店舗を巡回する「暴排ローラー」を展開。今年6月には、東京・銀座でみかじめ料を徴収していた指定暴力団山口組系の組幹部の男らを逮捕するなど摘発を強めている。

参照元 : 毎日新聞

2017年11月22日水曜日

福井県敦賀市の暴力団「正木組」と、福井市の暴力団「宮原組」の事務所に使用禁止の仮処分決定から1ヵ月 住民「怖さが薄れた、一安心」

組事務所使用禁止で住民「恐怖が薄れた」

2017/11/22(水) 18:34配信



福井県敦賀市の暴力団正木組と、福井市の暴力団宮原組の事務所に使用禁止の仮処分決定が出て20日で1カ月がたった。組事務所周辺の住民によると関係者の出入りは減り、「怖さが薄れた」「一安心」との声が聞かれる。福井地裁に仮処分を申し立てた県暴力追放センターの代理人弁護団によると、両暴力団から不服申し立ては出ておらず、弁護団は決定違反がないか厳しく監視を続けている。

敦賀市の繁華街にある神戸山口組系の正木組事務所(同市)は、使用禁止を命じる公示書が扉に張られたままになっている。複数の住民によると、以前は組員とみられる男が出入りし、周囲を警戒するようにうろついたり、県外ナンバーの車が多数集まったりする様子が見られたが、決定後はほとんど見掛けなくなったという。

近くの男性は「事務所への発砲事件が起きて以降、巻き添えに遭うかもしれないと怖かった。使用禁止になり一安心。この状態が続けばいい」と期待する。

福井競輪場近くの市街地にある山口組系の宮原組事務所(福井市)では、「六代目宮原組本部」と書かれた表札が個人名に代わり、公示書は張られたまま。住民らによると、関係者の車も減ったという。近くの主婦は「事務所前を通らないよう回り道をしていたが、今は怖さが薄れ、前を歩けるようになった」と喜ぶ。

ただ、車の出入りがあったり、夜間に明かりがともっていたりし、両事務所とも完全に空になったわけではないとみられる。正木組の近くに住む女性は「暴力団事務所があるとイメージが悪くなり、商売に悪影響が出ていると聞く。完全に立ち退いてほしい」と話す。

全国の暴力追放センターが住民に代わって仮処分を申請し認められたケースは、福井地裁のほかに4件ある。

今年3月に決定を勝ち取った神奈川県のセンターは、違反した場合に1日100万円の制裁金を課す「間接強制」を裁判所に申し立て、9月に認められた。弁護団の1人は「決定を守らせるよう強い姿勢で臨んでいる。違反があれば積極的に金銭請求していく」とする。

決定後、別の場所に事務所を移したケースもある。昨年9月に全国で初めて決定が出た福岡県では、翌10月に暴力団側が事務所を解体・撤去した。その後、同じ山口組系列の事務所に移ったが、学校から200メートル以内にあるため県条例違反で摘発され、立ち退いた。福井県の条例も学校の200メートル以内では新規開設を禁じている。

今年10月、全国で初めて指定暴力団の本部事務所に使用禁止の仮処分決定が出た神戸山口組は、兵庫県淡路市の本部を「閉鎖した」としているが、神戸市内の事務所が新たな拠点になっているとの情報もあり、警察が推移を注視している。

福井県暴力追放センターの代理人弁護団はこうした他県の例も見ながら、強い決意を持って取り組む方針。弁護団長の北川恒久弁護士や事務局長の井上毅弁護士は「決定に違反していないか監視を続けていく。違反が確認された場合は、間接強制も視野に入れていく」と力を込める。

参照元 : 福井新聞


暴力団・稲川会系「星川組」が今夏解散 往時の組員100人、最後は4人

ヤクザ生きられぬ時代…北見唯一の暴力団解散 市民は安堵

2017/11/22(水) 10:27配信



かつて激しい抗争

北見市内に唯一残っていた暴力団、稲川会系星川組が今夏解散した。北見ではかつて、激しい暴力団抗争が繰り広げられており、当時を知る住民らに安堵(あんど)が広がった。ただ北見署は、市外の暴力団の組員が依然、市内に潜伏しているとみており、警戒を緩めていない。

今般、長きにわたり地域社会の皆様方に多大なるご迷惑をおかけ致しましたこと、慚愧(ざんき)の念に堪えず心よりお詫(わ)び申し上げます

8月9日、星川組の組長が北見署に提出した「解散届」には、筆書きでこう記されていた。組長は「ヤクザが生きていける時代ではない。金輪際活動はしない」と署員に誓った。解散時の組員は4人だったという。

往時の組員100人 最後は4人

北見署によると、露天商の流れをくむ星川組は1982年ごろ発足。組員は100人を超え、繁華街を集団で歩く姿が頻繁に見られた。「用心棒代として金を請求される飲み屋が多かった」。中心街で飲食店を営む男性(64)は振り返る。

85年には星川組と一和会系花田組の抗争が北見で激化。スーパーマーケットやキャバレーなどで銃撃事件が相次ぎ、双方の組長ら計4人が死んだ。事件は全国的な注目を浴び「北見戦争」と呼ばれた。「まるで映画の世界。今考えても震えるほど怖い」。市内のタクシー運転手(53)は話す。

参照元 : 北海道新聞

▼星川組の組長らが射殺された現場のキャバレー前で警戒する警察官=1985年11月20日、北見市山下町




工藤会元関係者が証言「工藤会系組長が、大手パチンコ店運営会社側から5千万円を受け取ったと聞いた」

「大手パチンコ会社から5千万円」 工藤会元関係者証言

2017/11/22(水) 9:13配信

指定暴力団工藤会(北九州市)の「上納金」を巡る脱税事件で、所得税法違反の罪に問われた工藤会トップで総裁の野村悟被告(71)と同会幹部の山中政吉被告(66)の第2回公判が21日、福岡地裁(足立勉裁判長)であった。工藤会の元組関係者の証人尋問があり、「工藤会系組長が、大手パチンコ店運営会社側から5千万円を受け取ったと聞いた」と証言した。

元組関係者は、当時身を寄せていた工藤会系組長と、組を支援する団体との連絡役だったという。この日は、別室からモニターを通じて証人尋問に応じた。

証言によると、工藤会の影響下にあった地域にパチンコ店が新規出店する際には、1台当たり10万円の「あいさつ料」を受け取っていたという。

2005年には団体幹部が、福岡県豊前市に出店を計画していたパチンコ店の運営会社に「あいさつ料」を要求。幹部が運営会社の代理人とされる人物に会い、「あいさつ料を用意しなければ話は進まんよ」などと求めた。

後日、代理人から断られると、幹部は「とても応じられない。何とか頑張ってくれ」とさらに迫った。その後、代理人から「お金を出す」と連絡があったといい、「幹部が現金5千万円が入った紙袋を受け取り、組長に渡したと聞いた」と述べた。

弁護側はこれらの証言が「伝聞に基づく」として異議を申し出て、証人尋問はたびたび中断した。

この日は、工藤会捜査を担当する福岡県警警部も出廷。05年にこのパチンコ店運営会社から「不当な利益供与の要求を受けた」との相談があったと証言した。

尋問で示された運営会社の資料には、組長らが「地元業者を入れて、工事代1千万円を上乗せしてほしい」「小倉トップ(野村被告)の要請だ」などと言われた、との内容が記されていたという。

ただ、別の報告書には「小倉トップの関与はないのではないか」と記載されていたことから、弁護側は「野村被告の名を使って、金をゆすろうとしたのではないか」と指摘した。

北九州地区の元会社経営者も別室のモニターで証言した。建設会社から工藤会側への現金の受け渡しなどに関連し、過去に検察の調べに供述したが、この日は「何か不都合なことがあったらいけないので、ここで言うつもりはない」と述べ公判での説明を拒んだ。

参照元 : 朝日新聞



金の延べ棒20本を強盗致傷容疑で指定暴力団「稲川会」傘下の組員ら男8人逮捕

金塊強奪容疑、組員ら逮捕=9000万円相当、逃走中落とす―警視庁

2017/11/22(水) 11:47配信



東京都台東区上野の路上で4月、貴金属販売会社の従業員2人が4人組の男に襲われ、金の延べ棒20本(9000万円相当)入りのキャリーバッグを奪われた事件で、警視庁組織犯罪対策2課は22日までに、強盗致傷容疑で指定暴力団稲川会傘下の組員品川浩助容疑者(37)=埼玉県越谷市=ら男8人を逮捕した。

このうち一部は、容疑を認めているという。逃走中にバッグを落としており、実質的な被害はなかった。

逮捕容疑は4月11日午後0時半ごろ、会社の前でタクシー待ちをしていた従業員を足蹴りして金の延べ棒入りのバッグを奪い、追い掛けた別の従業員を押し倒して右肩打撲など5日間のけがをさせた疑い。

参照元 : 時事通信

【松戸アパート銃撃事件】指定暴力団「稲川会」系組長ら5人逮捕

稲川会系組長ら5人再逮捕 アパート銃撃容疑で千葉県警

2017/11/22(水) 11:02配信



今年6月、千葉県松戸市内のアパートやマンションのドアに相次いで拳銃が発砲された事件で、千葉県警捜査4課と松戸署は21日、配下の組員の男4人に銃撃を指示したなどとして銃刀法違反(発射、加重所持)と建造物損壊などの疑いで、指定暴力団稲川会系組長、小池正規容疑者(56)=埼玉県熊谷市、同法違反容疑などで逮捕=と、同法違反罪などで起訴済みの組員4人を再逮捕した。松戸市では5月に元稲川会系暴力団幹部らの乗ったワゴン車がオートバイから銃撃されて1人が負傷する殺人未遂事件が発生しており、県警で関連があるとみて調べている。

再逮捕された組員は無職、松本龍也(53)=群馬県大泉町、同、渡辺吉正(50)=埼玉県熊谷市、同、小林紀靖(54)=同県深谷市、建設作業員、新井隆博(45)=同県熊谷市=の4被告。

再逮捕容疑は、共謀し6月7日午後10時10分ごろ、松戸市岩瀬のアパート前路上で、拳銃を発射してアパート窓ガラスなどに命中させ、壁や窓ガラスなどを壊したほか、拳銃と適合する弾丸を所持したなどの疑い。

県警は、小池容疑者が少なくとも4人に銃撃を指示したとみている。共犯者とみられる組長代行の男(45)を指名手配し、行方を追っている。県警は5人の認否を明らかにしていない。

捜査関係者によると、ワゴン車の元幹部は稲川会との間でトラブルがあったとみられている。銃弾は、オートバイから銃撃されたワゴン車に乗っていた暴力団関係者が居住する木造3階建てアパートの2階に撃ち込まれ、暴力団とは関係のない一般の女性方窓ガラスに命中していた。

参照元 : 千葉日報


千葉・松戸の連続発砲 指示役の稲川会系組長を逮捕

2017.11.2 11:09

千葉県松戸市で6月、アパートに相次いで銃弾が撃ち込まれた事件で、県警捜査4課は1日、一連の事件を指示したとして、建造物損壊と銃刀法違反(加重所持、発射など)の疑いで、指定暴力団稲川会系暴力団組長で自称無職、小池正規容疑者(56)=埼玉県熊谷市=を逮捕、千葉地検に送検したと発表した。同課は認否を明らかにしていない。

逮捕容疑は、6月30日午前5時ごろ、松戸市のアパート2軒の玄関ドアに拳銃で銃弾が撃ち込まれた事件で、配下の組員に犯行を指示したとしている。

同課はこれまで、一連の事件の実行犯として群馬県大泉町の無職、松本龍也被告(53)=同罪で起訴=ら男4人をすでに逮捕している。

同課は1日、事件に関与したとして同じ組の幹部の男(45)を指名手配した。

参照元 : 産経新聞

2017年11月21日火曜日

暴力団「任侠山口組」系事務所で1階のガラスが割られ、応接室に消火剤がまかれる

任侠山口組系事務所に消火剤噴射 対立背景か 兵庫・尼崎

2017/11/20(月) 19:29配信



20日午前8時半ごろ、兵庫県尼崎市大庄北4、暴力団「任侠(にんきょう)山口組」系事務所で「窓ガラスが割れている」と尼崎南署に匿名の男から通報があった。署員が確認したところ、1階のガラスが割られ、応接室に消火剤がまかれていた。

任侠山口組は今年4月に、指定暴力団神戸山口組(本拠地・淡路市)からの離脱を表明。兵庫県警は双方の対立が背景にあるとみて、器物損壊容疑で捜査している。

捜査関係者によると、任侠山口組の直系「雅新(がしん)会」の事務所。県警によると、18日午後2時以降、事務所は無人で、組員は19日午前2時ごろに被害に気付いていたという。

任侠側と神戸側の対立を巡っては、警察庁は「神戸山口組の内部紛争状態」との認識を示している。

参照元 : 神戸新聞NEXT


【高松市】フィリピン人男性2人を日本刀で刺して大けがを負わせた事件 指定暴力団二代目親和会の元組員、一部殺意を否認

香川・高松市の繁華街で起きた殺人未遂 元組員の男 一部殺意を否認

2017/11/20(月) 19:04配信



今年5月、香川県高松市の繁華街でフィリピン人男性2人が日本刀で刺され、大けがをした事件です。20日の初公判で、被告の男は起訴内容を一部否認しました。

殺人未遂などの罪に問われているのは、高松市の指定暴力団二代目親和会の元組員、大西信人被告(46)です。

起訴状などによりますと、大西被告は5月21日午前1時頃、高松市の飲食店でホステスの女性をめぐり、フィリピン人男性とトラブルになりました。

その後、大西被告はこの男性を呼び出し、高松市古馬場町の路上で男性の腹や腰を日本刀で刺した上、止めようとした別の男性の左胸も刺して殺そうとした罪などに問われています。

20日の初公判で大西被告は、最初に男性を刺したのは「脅すつもりだった」と起訴内容を一部否認しました。

これに対し、検察側は冒頭陳述で「日本刀を腹部めがけて突き刺したのは悪質で、初めから殺意があった」と主張。

一方、弁護側は「多量のアルコールを飲んで酩酊状態だった。けがをさせようとしただけ」などとして、1人目の男性に対する殺意ついて争う姿勢をみせました。なお、2人目の男性については殺意を認めています。

参照元 : KSB瀬戸内海放送

















指定暴力団・住吉会系の組幹部ら3人逮捕

サケと魚卵の密漁で暴力団幹部ら逮捕

2017/11/21(火) 12:21配信



オホーツクの清里町の川で、サケと魚卵を密漁し所持していた疑いで、指定暴力団・住吉会系の組幹部ら3人が逮捕されました。

逮捕されたのは、住吉会三心会の幹部、花田隆範容疑者ら男3人です。花田容疑者らは今月6日、清里町のふ化場の横の川で、サケ37匹と魚卵およそ40キロを密漁し所持していた疑いが持たれています。

警察によりますと、花田容疑者は「魚卵は盗っていない」と容疑を一部否認しています。警察は、転売目的で盗んだとみて、調べを進めています。

参照元 : 北海道放送













元暴力団組員の遺体を遺棄した容疑で逮捕された指定暴力団住吉会系幹部を殺人容疑で再逮捕

元組員を殺害か 暴力団幹部の男 再逮捕

2017/11/20(月) 18:19配信



藤沢市の山林に元暴力団組員の男性の遺体を遺棄したとして逮捕された暴力団幹部の男が、男性を殺害した容疑で20日再逮捕されました。

殺人の疑いで再逮捕された指定暴力団住吉会系幹部の瀬川哲容疑者は、おととし1月、都内で以前同じ組に所属していた山田正幸さんを殺害した疑いが持たれています。

県警によりますと「死体が埋められている」という情報提供をもとにことし8月藤沢市用田の山林を捜索したところ、一部白骨化した山田さんの遺体が見つかったということです。

瀬川容疑者は先月、死体遺棄の疑いで逮捕・起訴されていますが、遺体の状況などから山田さんが窒息死した可能性が高まり、県警は20日再逮捕しました。

県警は瀬川容疑者の認否を明らかにしていませんが、他にも事件に関わった人物がいるとみて事件の全容解明を進める方針です。

参照元 : テレビ神奈川
















知人男性殺害容疑の組幹部再逮捕 神奈川

2017/11/21(火) 7:55配信

知人男性を殺害したとして、県警暴力団対策課は20日、殺人容疑で、東京都豊島区東池袋の指定暴力団住吉会系組幹部、瀬川哲被告(42)=死体遺棄罪で起訴=を再逮捕した。同課は瀬川容疑者の認否を明らかにしていない。

再逮捕容疑は、平成27年1月5日ごろから同11日ごろまでの間、数人と共謀して、東京周辺で、同区内に住む職業不詳の男性=当時(45)=を殺害したとしている。

同課によると、昨年12月、藤沢市内の山林に遺体が埋められているとの情報提供があり、県警が捜索したところ、今年8月、男性の遺体が埋まっているのを発見した。

男性は暴力団関係者だったとみられるといい、同課は2人の間に何らかのトラブルがあったとみて調べている。

参照元 : 産経新聞

「梅旧院」の運営会社をめぐる背任事件で、逮捕された指定暴力団「山口組」直系団体「吉川組」組長が金を受け取った直後に幹部に昇格していた

逮捕の組長 金受領直後に“直参”昇格

2017/11/19(日) 13:11配信



ビル型納骨堂「梅旧院」の運営会社をめぐる背任事件で、逮捕された暴力団組長が金を受け取った直後に幹部に昇格していたことがわかりました。

指定暴力団「山口組」直系団体の組長・山口俊平容疑者(68)は価値のない特許権を買い取る名目で、「梅旧院光明殿」の運営会社から3500万円を引き出させ、「梅旧院」に損害を与えた疑いがもたれています。

捜査関係者によりますと、山口容疑者は元妻で、脱税の罪などで起訴されている運営会社の社長・山口幸子被告(63)から現金を受け取っていて、その直後に、「直参」と呼ばれる山口組の幹部に昇格していたことがわかりました。警察は、多額の金が山口組に流れていた可能性もあるとみて捜査しています。

参照元 : 朝日放送


背任容疑で「梅旧院」女社長再逮捕 脱税で得た金を暴力団に流した可能性

2017/11/20(月) 15:20配信



ビル型納骨堂「梅旧院光明殿」の運営をめぐり、暴力団に多額の資金が流出した事件で、納骨堂に関する無価値の特許権の購入名目で暴力団側に3500万円を流出させ、損害を与えたとして、大阪府警捜査4課は20日、背任容疑で、新たに運営会社「光明殿」の社長、山口幸子被告(63)=法人税法違反(脱税)罪などで起訴=を再逮捕した。

特許権は幸子容疑者の元夫で、指定暴力団山口組直系「吉川組」の組長、山口俊平容疑者(68)=背任容疑で逮捕=が出願。納骨堂側が買い取った時点では失効してから約4年が経過していたが、俊平容疑者自身が購入を持ちかけ、幸子容疑者が応じていたという。

同課は幸子容疑者が無価値であることを認識しながら俊平容疑者に現金を供与したと判断。俊平容疑者が吉川組の幹部から組長に昇格し、山口組総本部でも地位が上がった時期と重なることから、3500万円の一部が上納金として総本部に渡った疑いがあるとみて近く総本部を捜索する方針。

幸子容疑者の再逮捕容疑は平成26年3月下旬、納骨壇の画面に遺影が表示される装置の特許権購入名目で3500万円を俊平容疑者に手渡した、としている。特許権は22年に失効済みだった。

捜査関係者によると、俊平容疑者は26年4月に吉川組の組長となり、山口組幹部の「直参」に昇格した。直参になるには数千万円の上納金を納めなければならないといわれるほか、同月には大阪市中央区に新たな組事務所を購入しており、俊平容疑者は当時、多額の現金を必要としていたとみられる。

参照元 : 産経新聞


山口組総本部を捜索=「光明殿」の資金流入か―大阪府警

2017/11/21(火) 11:07配信

ビル型墓地の販売会社「光明殿」(大阪市浪速区)の社長が暴力団に資金を提供したとされる事件で、大阪府警捜査4課は21日、神戸市灘区の指定暴力団山口組総本部を家宅捜索した。

提供された3500万円の一部が総本部への上納金に充てられた可能性があり、同課は資金の流れの解明を進める。

光明殿社長の山口幸子容疑者(63)は特許の売買を装い、関連する宗教法人「梅旧院」を通じて元夫で山口組直系「吉川組」組長の山口俊平容疑者(68)に3500万円を提供したとされ、2人は背任容疑で逮捕された。幸子容疑者は梅旧院の役員を務めていたという。

資金が提供されたのは吉川組が山口組直系に昇格した時期。昇格には多額の上納金が必要とされ、同課は資金の一部が上納金に充てられた疑いがあるとみている。

参照元 : 時事通信

2017年11月18日土曜日

「野獣」「ボスの中のボス」と恐れられたイタリアの元大物マフィア、サルヴァトーレ・リーナ受刑者(87)が病院で死亡

イタリアの元大物マフィア死亡「ボス中のボス」

2017/11/18(土) 6:57配信



イタリアで「野獣」「ボスの中のボス」と恐れられた元大物マフィア、サルヴァトーレ・リーナ受刑者(87)が16日、がんの治療を受けていたパルマの病院で死亡しました。

リーナ受刑者は1980年代に続いたマフィア間の激しい抗争に勝利、「ボスの中のボス」と呼ばれる存在となりました。

1992年にマフィアを摘発する裁判官を殺害し、その翌年には爆破事件を命じたなどとして逮捕されました。

150以上の殺人を指示し、26の終身刑に問われ、冷酷で残虐な手口から「野獣」とも呼ばれていました。

参照元 : TBSニュース