2019年8月30日金曜日

恐喝容疑で指定暴力団山口組系組幹部の男(62)を逮捕「20万円を絶対に持ってこないと許さんぞ!お前が若くなかったら撃ち殺してしまうぞ」

「お前が若くなかったら撃ち殺してしまうぞ」恐喝容疑で山口組系組幹部の男逮捕 福岡県警田川署

2019/8/28(水) 14:23配信

福岡県警田川署は28日、恐喝の疑いで、同県川崎町に住む指定暴力団山口組系組幹部の男(62)を逮捕した。逮捕容疑は7月、債権取り立て名目で同県田川市在住の自営業男性(30)に携帯電話でメールを送信したり、通話をしたりして「20万円を絶対に持ってこないと許さんぞ」「お前が若くなかったら撃ち殺してしまうぞ」などとすごみ、男性の自宅前の道路で乗用車1台を脅し取った疑い。

参照元 : 西日本新聞

超ワケあり丼”。高級魚を密漁 指定暴力団山口組傘下組織の組長の男らを略式起訴

高級魚なのにワンコイン!実は“超ワケあり丼”だった 漁業法違反で暴力団組長らを略式起訴

2019/8/27(火) 16:56配信

実は“超ワケあり丼”だった。高級魚を密漁していたとして、漁業法違反などの疑いで、長崎市の指定暴力団山口組傘下組織の組長の男(51)らが逮捕され、その後略式起訴された事件があった。

密漁された高級魚は市内の飲食店で格安の海鮮丼などとして提供され、観光客やサラリーマンらに人気だった。 長崎県警は7月に組長らを逮捕。

逮捕容疑は、同市野母町の三ツ瀬灯台から南東約50メートルの沖合で許可なく潜水器材などを使って漁をした疑い。

27日付読売新聞は、長崎区検が26日、組長らを同法違反などで長崎簡裁に略式起訴したと報じた。 密漁された魚介類が提供されていたのが、同市内の長崎料理店。

評価サイトでは、地元の高級魚アラの刺し身について「長崎ではまず味わえない一品」「コスパ最高のお店」などという口コミがあり、評価は「3・16」(5が最高)の評価を得ていた。

ランチとして提供されている「あら煮定食」は、小鉢・サラダ・ご飯・みそ汁付きで800円。刺し身盛り合わせやくじら盛り合わせ、焼き肉セットや握りすしの付いたコースメニューで3240円という激安価格だった。

目玉メニューが1日20食限定の日替わり海鮮丼で、ワンコイン(500円)と格安で提供されていた。フェイスブックに「味、値段も良いですよ」との投稿もあった。

観光客やサラリーマンにとっては低価格で高級魚が食べられるのは歓迎だったはずだが、どこから直送されたのか、知る由もなかっただろう。

参照元 : 夕刊フジ


海鮮丼やウナギ、オレオレ…暴力団の資金獲得あの手この手

2019/9/3(火) 18:48配信

長崎県警が漁業法違反などの疑いで逮捕し、略式起訴された暴力団組長らが、長崎市の沖合で魚を密漁し、組長の親族が経営するJR長崎駅前の飲食店で激安の海鮮丼などに使って顧客に提供していた事件。クスリにバクチにオレオレからウナギ、海鮮丼まで-。平成4年の暴力団対策法施行で資金獲得活動への監視、取り締まりが強化されたことで、暴力団のシノギ(資金獲得活動)は多様化の一途だ。

警察庁によると暴力団の資金獲得手段は、昭和30年代には覚醒剤の密売や賭博といった「伝統的資金源」が主流だったが、昭和から平成にかけ顕在的な犯罪行為とみられにくい企業・行政対象の恐喝、不良資産処理への介入などに広がった。

平成20年代になると振り込め詐欺などの特殊詐欺に本格参入。一方で海産物の密漁、不正売買への浸透も確認されている。

暴力団のシノギに詳しい弁護士によると、こうした“業態拡張”が容易なのは(1)暴力団の組織がそのまま特殊詐欺など組織性の高い集団犯罪に転用できる(2)ある程度、元手の資金力がある(3)摘発されても刑罰の重さに比べ短期間で高収益が期待できる-からという。

長崎県警が摘発した“海鮮丼事件”の背景にも、密漁ビジネスが刑罰の割に収益が高い「割のいい犯罪」(警察庁幹部)という認識がある。

昨年、高知県で摘発されたウナギ稚魚の密漁、不正売買事件では、暴力団が河川の河口で見張り役などとして暗躍。長期捜査の結果、過去3年分の不法収益として約6億2千万円が国税当局に課税通報されたが、適用された罰則は罰金上限10万円の漁業調整規則違反。警察庁幹部は「罰則を引き上げ、割の悪い犯罪と認識させシノギとしてのうまみを消さないと、資金源遮断につながらない」と指摘する。

参照元 : 産経新聞


「まさか暴力団が…」資金源、変わる手口 恐喝やみかじめ料の規制強まり密漁も

2019/9/6(金) 9:53配信



高級魚などの密漁を繰り返していたとして、長崎県警は漁業法違反などの疑いで指定暴力団の組長ら6人を逮捕した。密漁した魚は長崎市のJR長崎駅前の海鮮丼を売りにした飲食店に破格の安さで提供されていたことが確認された。恐喝やみかじめ料が資金源だった暴力団が暴力団対策法などで規制が強まり、手口を変えて生き残ろうとする姿が浮かぶ。

逮捕されたのは指定暴力団六代目山口組系組長(51)やその妻(49)ら共犯の5人。逮捕容疑は7月5日、県知事の許可を受けず、長崎市野母町沖でボンベを使って魚を捕った疑い。長崎区検は、うち妻ら3人を不起訴とした。

県警は、組長らが数年前から継続的に高級魚のマダイのほか、オオモンハタやスジアラを密漁していたとみている。これらの魚は逮捕された妻が実質経営する同市大黒町の飲食店に持ち込まれていた。この店は500円の格安海鮮丼が人気で、年間約3千万円を売り上げていたという。

逮捕後、県警が組長が関与している同市船大工町の風俗店などを紹介する無料案内所を家宅捜索したところ、中にあった冷凍庫からは魚の切り身約200キロが見つかったほか、ボンベ11本、水中銃6丁、潜水スーツ5着も押収された。組長らが組織的に密漁を行っていたとみられる。

魚が持ち込まれていた店の近くで営業する別の飲食店の従業員は「破格の値段で、不思議だと思っていたがまさか暴力団が関与していたとは…」と驚く。

県暴力追放運動推進センターによると、全国の暴力団の構成員数は近年減少し、昨年12月末で1万5600人。2009年(3万8600人)の半数以下となった。県内には昨年時点で12の指定暴力団組織が確認されているが、構成員は180人に減った。

1992年施行の暴力団対策法は、みかじめ料や用心棒料を求めるなどの27行為を禁じるなど、以前と比べて暴力団の資金源断絶の取り組みが進む。センターの藤原昭雄事務局次長は「暴力団は、かつての稼ぎでは食べていけない状況になりつつある」と分析する。

参照元 : 西日本新聞

2019年8月28日水曜日

煽り運転でオートバイの少年2人にけがをさせた稲川会系の暴力団組員を逮捕 組事務所など関係先を家宅捜索

【あおり運転事件 続報】あおった暴力団組員の事務所など家宅捜索

2019/8/27(火) 19:51配信



あおり運転をしてオートバイの少年2人にけがをさせたとして暴力団組員の男が逮捕された事件で警察は8月27日、組の事務所など関係先を家宅捜索しました。

この事件は、今年6月、山梨県甲府市の市道であおり運転をしてきた乗用車にぶつけられ、転倒したオートバイの少年2人がけがをしたもので危険運転傷害の疑いで稲川会系の暴力団組員、中沢卓也容疑者25歳が逮捕されました。

組員の逮捕を受けて警察は、甲府市内の組の事務所など2ヵ所の関係先を家宅捜索しました。 被害者と中沢容疑者は面識があり警察では動機などの調べを進めています。

参照元 : UTYテレビ山梨








今の時代
ヤクザやってたって
型落ちの古臭いクラウンしか
乗れない時代

哀れだわ、、

【あおり運転事件 続報】あおった暴力団組員の事務所など家宅捜索(UTYテレビ山梨) https://t.co/KrLBuas9y7
— フットサル (@takeshi00091) August 27, 2019



指定暴力団・神戸山口組を本部を兵庫県警のパトカーが警戒

山口組分裂4年、緊張続く 神戸の重要拠点で銃撃、警戒強化

2019/8/26(月) 17:28配信



国内最大の指定暴力団山口組が分裂して27日で4年となるのを前に、神戸市の重要拠点で組員が銃撃される事件が起きた。

抗争の可能性が高く、分裂した3団体の間で緊張状態が続く。服役中の山口組最高幹部が10月に出所するのを控えて情勢がさらに流動化する懸念もあり、市民生活への影響を防ぐため兵庫県警などが監視を強めている。

警察庁によると、神戸山口組からさらに離脱した指定暴力団任侠山口組を含む3団体で、関係者が絡む抗争とみられる事件は今月13日までに計125件発生。直近1年間は12件にとどまり、減少傾向にあるが、沈静化したとは言えない。

参照元 : 共同通信

2019年8月27日火曜日

詐欺未遂事件で、新たに44歳の男を逮捕し、群馬県にある稲川会系暴力団の事務所を家宅捜索

詐欺未遂事件で稲川会系事務所を捜索

2019/8/27(火) 2:35配信



去年6月、神戸市で発生した詐欺未遂事件で、警察は新たに44歳の男を逮捕し、群馬県にある稲川会系暴力団の事務所を家宅捜索しました。

警察が家宅捜索を行ったのは、群馬県太田市にある指定暴力団・稲川会系暴力団の事務所です。

去年6月、神戸市で警察官になりすまして当時83歳の女性から通帳などをだまし取ろうとしたなどとして、指定暴力団・任侠山口組系幹部の男(42)らが逮捕・起訴されている事件について、警察は新たに共犯として、群馬県高崎市のとび職・金崎拓巳容疑者(44)を逮捕しました。

今回の家宅捜索は金崎容疑者の関係先として行われました。取り調べに対し、金崎容疑者は容疑を否認しているということです。

警察は背後に大規模な詐欺グループが関係しているとみて、実態解明を進めています。

参照元 : TBSニュース









政治家と在日ヤクザの繋がりと歴史

ヤクザと韓国 殺しの柳川や猛牛・町井らが日韓関係裏で暗躍

2019.08.27 07:00

混迷を極める日韓関係だが、遡れば戦後の両国は、禍根を残しながらも複雑な国際情勢の中で関係修復に動いた。その背後で、カネと暴力、闇社会人脈を駆使してヤクザが暗躍していたことは、“公然の秘密”であった。近著『殺しの柳川』で、戦後日韓関係と裏社会の蜜月を描いたジャーナリスト・竹中明洋氏が、「ヤクザと韓国」の秘史をレポートする。(文中敬称略)

日韓関係の悪化に歯止めがかからない。

韓国側による慰安婦合意の反故や、海上自衛隊の哨戒機へのレーダー照射、徴用工判決が重なり、日本政府が半導体材料の輸出規制措置を取ると、韓国側は猛反発。日本製品の不買運動が行なわれ、軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を決定。果ては東京五輪へのボイコットを求める声すら飛び出している。

この事態に元公安調査庁調査第二部長で、朝鮮半島情勢の専門家の菅沼光弘が嘆息する。

「よくも悪くも、日韓を裏側で結びつけた人々がいなくなった」

菅沼がいう「結びつけた人々」とは、政治家や外交官、財界人ではない。

町井久之や柳川次郎、高山登久太郎を筆頭とするヤクザだ。かつては彼らが日韓で軋轢が生じるたびに両国の間で暗躍した。その動きの一端を紹介する。

▼町井久之(チョン・ゴニョン)



▼柳川次郎(ヤン・ウォンソク)



まずは“猛牛(ファンソ)”こと町井久之。1965年の日韓国交正常化で大きな役割を果たした一人である。町井は1923年に東京に生まれたが、両親はともに朝鮮半島出身。韓国名を鄭建永(チョン・ゴニョン)という。身長180センチ超、体重100キロの巨躯の持ち主で、その腕力を武器に銀座を縄張りとして頭角を現し、1500人の構成員を従える東声会の会長として東京の裏社会に君臨した。1963年には山口組三代目の田岡一雄と兄弟盃を交わしている。

その町井が韓国国内で人脈を広げていくのは、1962年のことだった。韓国で開かれた国民体育大会に町井が在日同胞チームの団長として訪韓した際、ソウルで町井らが宿泊したホテルの警備を担当したのが、のちに大統領警護室長となり、朴正煕(パク・チョンヒ)政権のナンバー2と言われた朴鍾圭(パク・ジョンギュ)だった。豪胆な性格の2人はすぐに意気投合したという(城内康伸著『猛牛と呼ばれた男「東声会」町井久之の戦後史』参照)。

射撃の名手で、気にくわない相手にはすぐにピストルを抜くことから、「ピストル朴」と怖れられた朴鍾圭は、京都生まれで、日本語も堪能。

「俺は韓国の坂本龍馬になる」が口癖で、「かっこよくて銀座のママにとにかくもてた」とは、朴と幾度も東京で酒席をともにしたことがある在日韓国人から聞いた話だ。

朴鍾圭を介して韓国の政財界に食い込んだ町井は、兄弟分だった力道山の紹介で、「政財界の黒幕」と呼ばれた右翼の児玉誉士夫とも親しくなり、その児玉の伝手で自民党大物政治家の大野伴睦や河野一郎らと知己を得る。

当時、日韓の間では長年にわたり続いていた国交正常化に向けた交渉が暗礁に乗り上げていた。

「韓国嫌いで知られた大野をはじめ、自民党内に早期の交渉妥結に反対する声が多かった」(元政治部記者)

こうしたなか、町井は韓国の朴正煕政権の意向を受けて、韓国側の要人と大野らをたびたび引き合わせ、1965年の日韓国交正常化実現の環境整備に一役買った。

その前年、1964年の東京五輪では、韓国選手の渡航費用や宿泊費、機材費などを支援。1966年には韓国オリンピック委員会の委員にもなっている。

◆大統領の警護を依頼

町井と同じ1923年に生まれ、大阪を拠点としたことから、「東の町井、西の柳川」と並び称されたのが、柳川次郎こと梁元錫(ヤン・ウォンソク)である。

日本の植民地時代の釜山に生まれ、7歳の時に母に手を引かれ、海峡を渡った。終戦直後の大阪を暴力でのし上がり、1958年に柳川組を旗揚げ。翌年には山口組の傘下に入った。

その凶暴さから「殺しの軍団」との異名を取った柳川組は、山口組の全国進出の尖兵として関西から北陸や山陰、東海、そして北海道へと勢力を拡大し、1969年に解散するまでに1700人の構成員を数えた。

柳川が、韓国の政財界に食い込むようになったきっかけも、やはり「ピストル朴」だった。朴正煕政権とも関わりの深い韓国人老学者が経緯を明かす。

「1972年に朴正煕大統領が国賓として日本を公式訪問することになり、朴鍾圭が警視庁と警備計画を協議したのですが、天皇の警備でもやらないほどの厳重さを要求したそうです。朴鍾圭にすれば、それが大統領への忠誠を示すものだったのでしょう。日程には大阪も含まれていたので、大阪府警とも同じようにやったのですが、それでも足りないと思ったのか、朴鍾圭は警察以外の者にも警備への協力を求めた。それが町井であり、柳川だったのです」

結局、公式訪問は取り止めとなったため、町井や柳川の出番はなかったが、これ以降、柳川は朴正煕政権との関わりを深めていく。1974年に朴正煕政権の招きで1944年ぶりに韓国を訪れると、翌年には大のプロレス好きで知られた大統領の直々の依頼を受け、アントニオ猪木ら新日本プロレス一行を引き連れ韓国興行を打つ。

猪木と韓国人レスラーの大木金太郎こと金一(キム・イル)の対決をメインとした興行は、韓国の5都市を回り、いずれもテレビ中継され空前の人気となった。ソウル興行後に猪木や金一を伴って青瓦台を表敬訪問した柳川は、大統領から感謝の抱擁をされたという。

1979年に朴正煕大統領は側近のKCIA部長に暗殺される。混乱のなかでクーデターにより政権を奪取したのが、韓国軍の情報機関・保安司令部(ポアンサ)の司令官だった全斗煥(チョン・ドファン)だ。それまでのKCIAに代わって対日工作を担うことになるが、日本国内で活動する手駒がいない。目をつけたのが柳川だった。

「会長を我々の機関で運用して問題ないか審査したのが私だった」

ソウルで私が会ったのは、柳川を「会長」と呼ぶポアンサの元幹部だ。

「もともと会長とはKCIAが深い関係を持っていたが、我々には詳しい情報がない。そこで生い立ちから彼について調べ直したのです。ヤクザだったことは問題ない。むしろ(韓国への)愛国心を持っているかどうか。そこに力点を置いた審査の結果、十分に愛国者であると判断したのです」

お墨つきを得た柳川は日本でのポアンサの工作活動を担い、その様は公安調査庁OBの菅沼をして「事実上のポアンサ駐日代表」と言わしめるほどだった。

大統領に就任した全斗煥の周辺とも太いパイプをつくり、1983年に当時の中曽根康弘首相が日本の首相としては初の公式訪韓をした際には、その地ならしに柳川が暗躍したとも言われる。

◆柳川の後任に指名

在日韓国人が多く、また在日ヤクザも多かった大阪では、柳川の他にも触れておくべき人物がいる。山口組三代目の田岡一雄と盃を交わし、舎弟となった田中禄春こと韓禄春(ハン・ロクチュン)である。

田中は1921年に朝鮮半島の江原道に生まれ、14歳で単身大阪に渡ると、バーのボーイなどの下積み時代を経て戦後のミナミで巨大キャバレーをいくつも経営し、巨万の富を築いた。田岡の舎弟となったのは、愚連隊やヤクザからのみかじめ料の請求に耐えかねてのことだったとされる。

1966年に堅気となるが、それまでに築いた莫大な財産を民団の活動に寄付して民団本部の常任顧問を務めたほか、大阪の御堂筋に韓国総領事館が建設された際には、建設期成会の会長となって巨額の私費を寄付した。田中は韓国最高級の勲章にあたる無窮花(ムグンファ)章を授与されている。

そして、もう一人、韓国政府と深い関わりを持った在日ヤクザがいる。前出の菅沼はこの人物と初めて会った時のことをこう振り返る。

「1991年末に柳川次郎が亡くなって間もない頃のこと。東京の韓国大使館の武官室から連絡があったのです」

用件は、ポアンサのナンバー2の将軍が訪米の帰りに日本に寄るから会ってほしいというものだった。指定された場所は、熱海の高級旅館。

「行ってみると、そこには私以外にもう一人客がいた。京都からベンツを連ねて熱海の旅館に着くなり、出迎えたスタッフに気前よくチップをはずみ、たちどころに手なずけていました」

その夜、ポアンサの将軍は菅沼にその男を紹介し、こう伝えたという。

「柳川の次は彼にやってもらう」

ポアンサの“駐日代表”を引き継いだこの男は、京都の会津小鉄会の会長・高山登久太郎である。

会津小鉄会といえば、幕末に京都守護職となった会津藩主の松平容保に従った侠客の会津小鉄こと上坂仙吉を初代とする老舗ヤクザ。その四代目の高山は、1928年に大阪市東成区に生まれた在日で、韓国名を姜外秀(カン・ウエス)という。

朝鮮戦争が勃発した際に在日韓国人による義勇軍に応募したこともある。韓国への渡航の集合場所だった東京の民団本部に到着したところで休戦となったため、実際に戦地に赴くことはなかったが、民団中央本部の中央委員を務め、1987年の韓国大統領選挙では、全斗煥の後継である盧泰愚を資金面で支援した。

◆民主化でヤクザが不要に

韓国の政権と深い結びつきを築いた在日ヤクザたちだったが、高山を最後に目立った動きはなくなる。その理由を菅沼は「民主化が進んだからだ」と指摘する。

朴正煕をはじめ軍人による独裁が続いた韓国の歴代政権は、日本における情報収集や工作活動のために暴力という武器を持つヤクザたちを重宝した。だが、民主化の進展は、そのような不透明な関係を許さなくなったのだ。KCIAやポアンサといった情報機関が改編や解体の憂き目に遭ったことも影響している。

稲川会会長の清田次郎(韓国名・辛炳圭〈シン・ピョンギュ〉)、六代目山口組で統括委員長を務める極真連合会会長の橋本弘文(同・姜弘文〈カン・ホンムン〉)、六代目から分裂した任侠山口組代表の織田絆誠(同・金禎紀〈キム・ジョンギ〉)を始め、いまなお組織のトップに在日は多く、その下にはさらに多数の在日がいる。だが、日韓関係を水面下で動かすことはなく、またそれを許す社会でもなくなった。

民主化にともなう時代の必然とはいえ、在日ヤクザの退場で、両国は混迷の度合いを深めることになった。

●たけなか・あきひろ/ジャーナリスト。1973年山口県生まれ。北海道大学卒業。NHK記者、衆議院議員秘書、『週刊文春』記者などを経てフリーランスに。近著に『殺しの柳川』(小学館)など。

参照元 : NEWSポストセブン











東亜会



二代目 東声会(にだいめ とうせいかい)は、東京都に本拠を置く日本の暴力団。

1957年、アジア主義に共鳴し信奉する町井久之(本名は鄭建永)が、「東洋の声に耳を傾ける」と云う理念のもと、在日朝鮮人連盟(現:朝鮮総連)や在日朝鮮統一民主戦線などへの防波堤として、東京都銀座で右翼・尊皇・反共産主義の思想団体・東声会を結成した。

しかし、世間からは愚連隊組織と認識され、警察による締め付けが厳しくなったために町井は1966年9月1日に解散を宣言するが、翌1967年、東亜友愛事業組合として再建された。東亜友愛事業組合理事長には、東声会副会長・平野富士松が就任[2]。 昭和47年(1972年)、関東二十日会に加盟した。

他団体関係
関東地方を本拠地とする稲川会、住吉会、松葉会、双愛会という4団体とともに、博徒系の親睦団体・関東二十日会を結成している[3]。 山口組とは田岡一雄―町井久之の兄弟盃以来、沖田守弘(薛伟超)が三代目山口組、四代目山口組で「若頭補佐待遇」とされるなど友好関係を保ち、親戚団体の一つとなっている。2005年、六代目山口組組長を襲名した司忍を後見人に迎え、関係を更に強化した。

歴代会長・理事長
東声会会長 - 町井久之(本名は鄭建永)
東亜友愛事業組合初代理事長 - 平野富士松
東亜友愛事業組合二代目理事長 - 沖田守弘
東亜友愛理事長 - 二村昭平
東亜会初代会長 - 二村昭平
東亜会二代目会長 - 金海芳雄

最高幹部 二代目 会長 -早野 秦 (五代目 伊藤興業 会長)

理事長 - 相馬 雄二 (四代目 金海興業 会長)

本部長 - 吉川 廣 (五代目 伊藤興業 代表代行)

執行部 - 中田 孝行

顧問 - 牛腸 正男 (四代目 金海興業 顧問)

顧問 - 村尾幸一郎 (四代目 金海興業 顧問)

常任相談役 - 高橋 勝

常任相談役 - 吉川 登志雄 (四代目 金海興業 最高顧問)

常任相談役 - 田中 稔 (四代目 伊藤興業 会長)

事務局長 - 新井 栄一

下部組織の誼興業は沖縄県に進出していたが、2012年3月を以て解散した。

参照元 : wiki/東亜会

柳川次郎

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柳川 次郎(やながわ じろう、本名:梁 元鍚(ヤン・ウォンソク)、1923年 - 1991年12月12日)は、在日韓国人のヤクザ、暴力団、三代目山口組若中、 柳川組初代組長。通称:マテンの黒シャツ。

日本IBF初代コミッショナー。元極真会館最高相談役。

生い立ち
釜山生まれ。1930年に家族と来日し大阪府に居住、ここで後に柳川組二代目となる同胞の在日韓国人谷川康太郎(本名:康 東華(カン ドンファ))と知り合うことになる。1941年に太平洋戦争が開戦すると半ば強制労働に駆り出されるような形で家族と共に大分県の軍需工場近くに移住するが、1945年の終戦で一家は帰国をすることになる。だが、出国直前に喧嘩に巻き込まれ柳川は逮捕、このため一人日本に取り残されることになる。

戦後の混乱期から鬼頭組との戦闘
身寄りがなくなった柳川は大阪に赴くと旧知の谷川と合流、愚連隊に身を投じた。1946年に闇市でトラブルを起こし強盗罪で服役、1952年に出所すると大分県中津市のテキ屋吉森一家の客分となる。1953年頃に石井一郎・石井組組長(後の三代目山口組初代石井組組長)と共に、大長健一・大長組組長の舎弟となった。当時、吉森一家は石井からカスリを取っていたが、大長が「自分の舎弟・石井からカスリを取ることは許さん」と吉森一家に通告してきたことから、大長組と吉森一家が激しく対立。板ばさみとなった柳川は断指して吉森一家に詫びを入れ、これが決め手となって吉森一家は石井のカスリを放棄。大長の主張が通る。この件で柳川は再度大阪に戻ってキタで不良の頭目となり、柳川一派を形成。一時、諏訪一家の総裁だった諏訪健治大親分の下で若衆(大阪支部長)となる。

1958年には酒梅組の梅野国生(後に七二の林久五郎の跡目を継承する)の客分に。同年には釜ヶ崎の縄張り争いで、同じ酒梅組系列だった鬼頭組(組員100名)に対し、わずか8人で日本刀を手に殴り込んで名を上げた。この事件で柳川は収監されたが9箇月の服役で保釈され、出所後の11月に大阪市北区堂山で柳川組を新たに創設した。

柳川組創設 山口組随一の武闘派となる
1959年5月に柳川は、テキヤ北三尺組・藤本与治組長とキタの露天で提携する。だがこの提携から、大野会・大野鶴吉会長の舎弟双葉会・丹羽峯夫組長と柳川らとで小競り合いとなった。事態を収拾するために中川組・中川猪三郎組長が仲裁に入るが不調に終わり、結局別の筋からの仲裁で決着した。この一件を切っ掛けとして、三代目山口組(中川は山口組舎弟だった)と柳川の縁ができることになる。折も折、大阪府堺市の堺泉北臨海工業地帯造成工事の荷役ㆍ労働供給権の独占を目指して、山口組組長田岡一雄が勢力拡大を狙っていた時期でもあり、中川を通じて山口組若頭の地道行雄の目に留まる。1959年6月、盃を交わして柳川は地道の舎弟となった。これに伴い、柳川組の福田留吉・園幸義・黒沢明(後の三代目山口組若中)らが地道組(組長は地道行雄)の若衆に直っている。

翌年大阪で明友会事件が起こると、柳川は攻撃部隊の主力として活躍し、逮捕者24人を出しながらも活躍が認められる。1960年12月13日山口組創立記念日に柳川と 石井一郎(石井一家初代組長)は 三代目山口組(田岡一雄組長)の直参となった。だがこの頃から、大阪に進出してきた他の山口組系列化の団体と柳川組との間で紛争が起こり始め、各組の利害を調整するために山口組が南道会・藤村唯夫会長(後の三代目山口組七人衆)を大阪地区の総責任者とするまでに至る。それでも柳川組の膨張が止まらなかったため、地道の提案で柳川組を他府県に進出させることを認めることになり、これを機に全国最大の組織山口組の全国制覇第一先鋒部隊として、冷酷無惨な戦闘力で活躍。近畿から北陸、更には北海道まで柳川組は進出し、全盛期には構成員2000人を数えるまでになる。

1963年に柳川は債権取立てに絡んだ恐喝容疑で逮捕され、1957年4月大阪駅で起こしたプー屋恐喝事件、1958年2月10日に起こした鬼頭組との乱闘事件とあわせて長期の服役を余儀なくされることになる。取り敢えず地道によって若中清水光重(後の三代目山口組若頭補佐)が柳川組の目付役となるも、組の跡目を決定する必要に迫られる。なお一連の刑事裁判は、昭和39年(1964年)1月16日に上告棄却・懲役7年の刑が決定的となると見て、その2日前の1月14日に柳川は引退を声明。これで仮出所を許され、2月には柳川組組員たちから豊中市の300坪の家を進呈されるがこれを受け取らず、「レストラン・サンマテオ」とし梅本昌男に経営させている。3月5日に柳川次郎は大阪市北区中之島の回生病院に入院し、組の跡目を決める算段をつけ始める。本来なら野沢儀太郎(後の五代目山口組舎弟)となるところだが、柳川は谷川を跡目に考えていた。これには、野沢をはじめ加藤武義(本名は蘇武源)・金田三俊(四代目山口組舎弟)らが難色を示した。これを見て地道が清水を推薦するが、これで柳川組幹部一同は谷川を柳川組二代目に推挙することでまとまることになる。柳川の舎弟・若中も、そのまま谷川が引き継ぐこととなった。

第一次頂上作戦以降
その後も勢力拡大を続ける柳川組は、最盛期に1700人もの組員を抱え(準構成員含むと約2800名)二次団体でありながら単独で警視庁指定全国広域5大暴力団に指定されるまでになった。それに対応する形で、政府の暴力団頭目の逮捕と組織の解散を目的とした第一次頂上作戦が立案された。頂上作戦の結果、1965年には錦政会、本多会、住吉会、北星会、松葉会が解散に追い込まれた。

1969年以降警察の頂上作戦の後半は、山口組(田岡一雄組長)にターゲットを絞って実施された。柳川組は第一次頂上作戦に当たって、警察の集中取締りの対象となり、柳川組だけで逮捕者164人を出す事態になる。頂上作戦以降も大阪府警の集中取締りの対象になり、1969年4月9日に柳川と谷川は獄中で解散を決意。これをもって柳川組および山口組に対する 第一次頂上作戦は終結することとなるが、柳川・谷川は独断で組の解散を決めたことで8月1日に山口組から絶縁処分を受ける。解散の動機については、同じ在日の少女から『在日の恥』と新聞に投書されたからだ、と柳川自身は主張したが、他にも説があり真意は不明となっている。

なお、柳川組四天王と言われていた野沢儀太郎(野沢組組長)・石田章六(石田組組長、後の六代目山口組顧問)・金田三俊(金田組組長)・藤原定太郎(藤原組組長)は、田岡によって山口組直参となっている。

ヤクザから完全に引退した後は名を魏志(たかし)と改め、亜細亜民族同盟を創立。「ある面での」日韓の親善に尽力すると共に、日本IBF設立に関わりコミッショナーを務めた。朴正煕暗殺事件により縮小された大韓民国中央情報部に代わって治安維持にあたった保安司(ポアンサ)の日本におけるパイプ役となったともされる。1991年12月、大阪で死去した。享年69(満68歳)。

参照元 : wiki/柳川次郎

六代目山口組系暴力団「松平興業」の組員が建設作業員を顔や腹を殴る暴行 暴力団事務所を家宅捜索

<北海道>暴力団事務所を家宅捜索 構成員が建設作業員を殴る

2019/8/26(月) 11:52配信



ことし6月建設作業員の男性を殴るなどしてけがをさせたとして構成員の男が逮捕された札幌の暴力団事務所に道警が家宅捜索に入りました。

家宅捜索が行われたのは札幌市中央区の六代目山口組系暴力団「松平興業」です。

今月21日に逮捕された松平興業の構成員=高橋翔太容疑者はことし6月、札幌市東区で部下で建設作業員の20代の男性の顔や腹を殴るなどして暴行を加えけがをさせた疑いがもたれています。

家宅捜索はおよそ1時間行われ、警察は押収品をもとに事件の全容を調べています。

参照元 : HTB北海道テレビ放送









松平興業



松平興業(まつだいらこうぎょう)は北海道札幌市中央区南八条西5-289松平ビルに本部を置く暴力団で、六代目山口組の三次団体。上部団体は二代目大石組。構成員は約20人。

組織図
会 長 - 松平哲男(二代目大石組舎弟頭)
副会長 - 小柳則夫
副会長 - 澤田和摩
常任相談役 - 斎藤 旭
若 頭 - 只石正史
舎弟頭 - 沼沢卓也
舎弟頭補佐 - 坂川隆紀
本部長 - 星 孝一
若頭代行 - 吉田広輝
舎弟頭代行 - 河岸 修

参照元 : wiki/松平興業

2019年8月23日金曜日

大阪府内の路上で蛇行運転や信号無視などを繰り返していた旧車會「爆音男(ボンバーマン)」のメンバー20人逮捕

集団暴走グループの20人を摘発 大阪府警

2019/8/17(土) 17:44配信



大阪府警は、バイクに乗って集団で信号無視や蛇行運転などの暴走を行うグループを摘発した。

摘発されたのは「爆音男(ボンバーマン)」というグループの17歳から31歳のメンバー20人で、今年1月、大阪府内の路上で、17kmにわたり、蛇行運転や信号無視などを繰り返したとされている。

「爆音男」は、旧型のバイクを改造して運転する「旧車會(きゅうしゃかい)」と呼ばれるグループの一つで、暴走族より平均年齢が高いのが特徴だ。 暴走族のOBを中心に構成されることが多く、警察は取り締まりを強化している。

参照元 : 読売テレビ















【栃木・居酒屋銃撃事件】殺人未遂容疑で指名手配していた指定暴力団住吉会系元組長を都内で逮捕

指名手配の組長逮捕=居酒屋で男性銃撃-栃木県警

2019/8/18(日) 17:06配信



栃木県栃木市の居酒屋で7月、男性が拳銃で撃たれ重傷を負った事件で、県警は18日、殺人未遂容疑で指名手配していた指定暴力団住吉会系組長の大沢康博容疑者(56)=住所不定=を逮捕した。

逮捕容疑は7月21日未明、住吉会系の別の組幹部(37)=福島県いわき市、同容疑で逮捕=らと共謀し、栃木市旭町の居酒屋で男性(46)を拳銃で撃ち、殺害しようとした疑い。

参照元 : 時事通信


飲食店殺人未遂事件 指名手配の男を都内で逮捕

2019/8/19(月) 10:52配信



7月に栃木市の飲食店で男性が拳銃で撃たれた事件で、県警察本部は全国に指名手配していた指定暴力団住吉会系の元組長・大澤康博容疑者(56)を殺人未遂容疑で逮捕した。

犯行後、大澤容疑者と同じグループの2人(すでに逮捕済み)は現場から逃げ、大澤容疑者は全国に指名手配されていた。警察は18日午前、東京都江戸川区内の住宅で大澤容疑者を逮捕し、大澤容疑者をかくまったとして解体工の村上勇樹容疑者(28)を犯人蔵匿容疑で逮捕した。

参照元 : とちぎテレビ









▼事件があった居酒屋。



男性の顔面などを棒や拳で殴るなどの暴行 指定暴力団旭琉会誉一家組員ら2人逮捕

男性の顔を棒や拳で殴る 暴力団組員ら2人を逮捕

2019/8/17(土) 11:04配信

石川署は16日、うるま市内の倉庫で、県内在住の30代男性に全治約10日のけがを負わせたとして、傷害容疑で沖縄市東の会社員で指定暴力団旭琉会誉一家組員(34)、金武町屋嘉の自営業の男(34)を逮捕した。

いずれも大筋で容疑を認めているという。 逮捕容疑は13日午後6時ごろ、うるま市の倉庫で、男性の顔面などを棒や拳で殴るなどの暴行を加え、全治約10日の裂傷を負わせた疑い。

被害者が警察に相談して発覚した。 同署は事件の背景に金銭の貸し借りがあったとみて捜査を進めている。

参照元 : 琉球新報

誉一家



誉一家(ほまれいっか)は沖縄県沖縄市松本2-13-20に本拠を置く日本の暴力団で、旭琉會の二次団体。

組織図
総 長 - 安慶名誉夫(旭琉會直参)
若 頭 - 与古田秀幸(旭琉會組織運営委員)

参照元 : wiki/誉一家

指定暴力団山口組と同住吉会の下部団体構成員が特殊詐欺で共闘

特殊詐欺、暴力団が黒い共闘 過去の抗争を度外視、背景に資金源枯渇

2019/8/22(木) 19:34配信

暴力団が積極的な関与を強める特殊詐欺で、異なる組織の組員が協力して犯行に及ぶケースが確認されている。警視庁は6月、同一の詐欺グループを運営していたとされる指定暴力団山口組と同住吉会の下部団体構成員を逮捕。かつて抗争を繰り返した暴力団同士の共闘は資金源の枯渇が背景にあるとされ、警察当局は詐取金への依存度を高める恐れがあるとみて、対策を多角的に練り上げ、組織の弱体化を図る。

「特殊詐欺には関わらないように」。神戸市に本部を置く指定暴力団は今年、下部組織に内部通達を出した。ただ、捜査関係者は「組織の関与を否定する言い分として出したに過ぎない」とみる。組員らが組織をまたいで詐取金に群がる実態が明らかになりつつあるためだ。

警視庁が6月に摘発した特殊詐欺事件で逮捕された指定暴力団山口組弘道会系組員の今裕哉被告(26)=詐欺罪で起訴=と、住吉会幸平一家系組員の柏原勇太容疑者(26)=同罪などで起訴、再逮捕=は同一の詐欺グループの運営に関与していた。

平成初頭のバブル期以降、関東に進出を強めた山口組と、東京が拠点の住吉会はシノギ(資金獲得活動)をめぐって抗争を繰り返した歴史がある。だが、2人は指示役として協力し、それぞれがグループのメンバーに命令。2人は詐取金の約2割を取り分にし、残りをグループで分配していたとみられる。

捜査関係者は「特殊詐欺はぬれ手であわ。食い合うのは得策ではないと判断し、関係性を度外視して現場で『共闘戦線』を組む傾向がある」と分析する。

従来は暴力団が単独で詐欺グループを指揮してきたが、警察当局の取り締まり強化で資金源となる他のシノギ(資金獲得活動)が減ったほか、摘発のリスクが高い受け子やかけ子といった実行役が不足していることも共闘の要因とされる。

不足する実行役を組織間で「融通」するケースも増加。詐欺グループ構築時に、実行犯の一部メンバーの手配を他の暴力団に外注することもあるという。別の特殊詐欺事件で山口組系組幹部のグループにいた受け子には、他の指定暴力団組員が含まれていた。

近年は実行役の行方不明事案や詐取金の持ち逃げが多発するようになり、捜査関係者は「暴力団の威力を利用して引き締めを図っている」と指摘する。

暴力団関係者は「実行役に忠誠心がない」との見方を示し、今被告も組事務所で受け子の顔写真を撮影し、「逃げたらどうなる?」と脅していたという。

警察庁の統計では、平成30年に特殊詐欺で摘発した2747人のうち暴力団構成員らは630人(22・9%)。主犯格でみると53人中24人で45・3%に達した。今年上半期(1~6月)の被害額(暫定値)は146億1千万円で、覚醒剤など違法薬物の売買と並ぶ暴力団の資金源とされる。

特殊詐欺のグループが事前に資産状況や現金の保管場所などを聞き出す「予兆電話(アポ電)」も止まず、警察庁の全国調査で今年4月以降の3カ月間で3万5289件が確認された。政府は6月、詐欺グループに電話番号を販売する悪質な「電話再販業者」の規制に乗り出す方針を固めてもいる。

警察当局は被害金が流れている可能性が高い暴力団本体への攻勢も強める。警視庁は6月、特殊詐欺事件に絡んで山口組弘道会本部(名古屋市中村区)を初めて家宅捜索。警察幹部は「犯行ツールを締め付けるとともに突き上げ捜査を進め、暴力団に対する打撃を与えていきたい」と話している。

参照元 : 産経新聞

【抗争事件】指定暴力団山口組直系「弘道会」事務所前で組員の男がバイクの男に銃撃される

組事務所銃撃 逃走バイクのナンバー隠蔽か

2019/8/22(木) 19:56配信

神戸市中央区の指定暴力団山口組直系「弘道会」の神戸事務所前で21日、山口組系組員の男性がバイクの男に銃撃された事件で、逃走したバイクのナンバーが現場付近の防犯カメラ映像で確認できなかったことが22日、捜査関係者への取材で分かった。兵庫県警は追跡を逃れるため、ナンバーを隠す細工を施していた疑いもあるとみて調べる。

県警によると、銃撃された男性は弘道会傘下組織の加賀谷保組員(51)と判明。病院で実弾の摘出手術を受けたが意識不明の重体という。

捜査関係者によると、現場付近の防犯カメラにバイクが写っていたが、ナンバーは確認できなかった。プレートを外したか、折り曲げてナンバーがカメラに写らないように細工した可能性があるという。

今年4月に現場から約1キロ離れた商店街で、対立組織の神戸山口組系組長が山口組系組員に刺される事件が発生。関係者によると、今月22日は神戸側の井上邦雄組長の誕生日で、神戸側内部に「(誕生日に合わせて)仕返しをすべきだ」との声があった。県警は両組織間の抗争の可能性が高いとみて捜査している。

参照元 : 産経新聞


撃たれたのは弘道会傘下の組員 神戸・発砲事件

2019年8月22日 20時20分



指定暴力団山口組の中核組織「弘道会」(名古屋市)の神戸市中央区にある事務所前で男性が銃撃された事件で、兵庫県警葺合(ふきあい)署捜査本部は22日、撃たれたのは弘道会傘下の加賀谷保組員(51)=神戸市中央区=と発表した。

加賀谷組員の車が止まった数秒後、バイクで追跡してきた男が約1メートルの至近距離で発砲する様子が近くの防犯カメラに映っていた。県警は銃撃が計画的だったとみて、殺人未遂容疑で捜査している。

事件は21日午後6時15分ごろに発生。捜査関係者によると、加賀谷組員の車は事務所前をいったん通過し、Uターンして駐車。直後に男がバイクで横付けし、車の窓ガラス越しに発砲したとみられる。

薬きょう6個が落ちており、6発発射した可能性がある。少なくとも3発が命中し、加賀谷組員は重体。東京の組織に所属しているが、現場の事務所に出入りしていたという。

現場近くでは4月、指定暴力団神戸山口組傘下組織の組長が刃物で刺され、山口組系の組員2人が殺人未遂容疑で逮捕された。県警は22日午前、弘道会事務所を捜索。両事件の関連を調べている。神戸市教委は21日夜、市内の全市立学校園に、25日まで校内活動を自粛するよう通知した。

参照元 : 毎日新聞

2019年8月17日土曜日

ズボンの生地の中に末端価格1億2000万円の覚醒剤を隠して密輸 指定暴力団「東組」傘下組織の組長・李雄二容疑者(55)ら2人逮捕

末端価格1億2000万円の覚醒剤 ズボン生地に隠し密輸 暴力団組長ら2人逮捕

2019/8/16(金) 19:30配信



ズボンの生地の中に末端価格1億2000万円の覚醒剤を隠して密輸したとして、暴力団組長ら2人が逮捕されました。

逮捕された指定暴力団「東組」の傘下組織の組長・李雄二容疑者(55)ら2人は3月、カナダから覚醒剤約2キロ、末端価格1億2000万円を営利目的で密輸した疑いがもたれています。

李容疑者らは国際郵便を使った衣料品の輸入を装い、ズボン29本の腰の部分の生地を破って、その中に袋詰めにした覚醒剤を隠していたということです。税関がエックス線の検査で発見しました。警察は、李容疑者らが容疑を認めているかどうか明らかにしていません。

参照元 : ABCテレビ










李雄二容疑者

国籍は報道しないの?韓国人ですかね?

2019年8月16日金曜日

長崎県で起きた暴力団の組長らによる密漁事件 別の密漁容疑で再逮捕

長崎・暴力団密漁事件 漁業法違反容疑で組長を再逮捕 密漁船を不法に係留か【続報】

2019/8/14(水) 20:00配信



長崎県で起きた暴力団の組長らによる密漁事件で、14日、組長の男が別の密漁の容疑で再逮捕されました。長崎県警察本部に近い港を拠点に「密漁船」を不法に係留していたとみられています。

警察によりますと、漁業法違反の疑いで再逮捕されたのは、指定暴力団六代目山口組傘下組織の組長 坂上明弘容疑者(51)です。

先月23日、長崎市野母町周辺の海で無許可でオオモンハタやタイなど10匹を密漁し、JR長崎駅近くの居酒屋に持ち込んだ疑いがもたれています。

坂上容疑者らは長崎市丸尾町の港を拠点とし、密漁に使った船や、潜水器具や水中銃などを保管していた船を不法に係留していたということです。

坂上容疑者らは別の密漁の容疑ですでに逮捕されていて、密漁した魚を長崎市内の歓楽街にある無料案内所に保管し、居酒屋で提供していたとみられています。

参照元 : KTNテレビ長崎

長崎・暴力団密漁事件 歓楽街の無料案内所で密漁品を保管か?複数の冷蔵庫見つかる

2019年8月7日 水曜 午後6:35



暴力団の組長らが密漁の疑いで逮捕された事件で長崎県警は7日、長崎県長崎市の歓楽街にある無料案内所を家宅捜索しました。

歓楽街の店舗を紹介する「無料案内所」と組織ぐるみの「密漁」、どのような関係があるのでしょうか。

KTN記者「長崎市船大工町の無料案内所に捜査員が次々と入っていきます。無料案内所の中に密漁した「魚」を保管していたとみられています」

7日午後、長崎県警は容疑者を立ち会わせ長崎市にある「無料案内所」の捜索を行いました。

7月、長崎県長崎市野母町の沖合で無許可で魚介類をとった疑いで指定暴力団六代目山口組傘下組織の組長坂上明弘容疑者(51)ら6人が逮捕されました。

捜査関係者によりますと、密漁した魚は地元の人や観光客がよく利用するJR長崎駅近くの居酒屋などで提供されていたとみられています。

無料案内所は坂上容疑者が組長を務める暴力団の関係先とみられ、これまでに複数の冷蔵庫が見つかっています。

長崎県警は密漁した魚を冷蔵庫に保管していたとみていて今後、魚の保管方法や販売ルートなどについても詳しく捜査することにしています。

参照元 : FNNプライム

2019年8月14日水曜日

岡山市のホテルで腹部に刺し傷がある女性遺体 指定暴力団山口組傘下「大石組」幹部を殺人と銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕

ホテルに刺された女性の遺体 暴力団の男ほのめかす

2019/8/13(火) 17:02配信



岡山市のホテルで女性の遺体が見つかり、警察は、女性の知人で暴力団組員の男を銃刀法違反の疑いなどで現行犯逮捕し、殺人の疑いでも調べている。

岡山市中区のホテルで13日未明、男性従業員から「男が女を殺したと言って、車でホテルから出て行った」と通報があり、駆けつけた警察が、3階の一室のトイレで心肺停止状態の女性を見つけた。

女性は40代とみられ、腹部など複数カ所に刺し傷があり、その後、死亡が確認された。

警察が捜査していたところ、男の軽乗用車を発見。 男は、自分の車をパトカーにぶつけたうえ、持っていた包丁を振り回したため、指定暴力団山口組傘下 大石組幹部の河野美雄容疑者を銃刀法違反などの現行犯で逮捕した。

河野容疑者は、殺害についてほのめかしているという。

参照元 : FNN.jpプライムオンライン





女性殺害容疑 暴力団幹部を逮捕

2019年08月23日 18時02分

今月中旬、岡山市内のホテルで、46歳の女性が刃物で刺されて死亡して見つかり、警察は、当時女性と同じ部屋にいて、車で立ち去った暴力団幹部の男を23日、殺人の疑いで逮捕しました。

今月13日未明、岡山市中区のホテルで、市内で飲食店を経営する瀧本真理子さん(46)が、刃物で胸などを複数回刺されるなどして、死亡しているのを警察官が見つけました。

警察は、当時、瀧本さんと同じ部屋にいてホテルから車で立ち去り、その後、岡山市北区で警察官に見つかった際に、刃物を振りかざすなどした山口組系の暴力団幹部で岡山市北区の河野美雄容疑者(69)を、公務執行妨害などの疑いでその場で逮捕していました。

瀧本さんと河野容疑者は知り合いで、警察のその後の調べに対して河野容疑者は「殺害した事実について間違いはありません」と供述したということで、警察は殺人の疑いで23日再逮捕しました。

警察は事件のいきさつについて詳しく調べることにしています。

参照元 : NHKニュース

2019年8月11日日曜日

【歌舞伎町カラオケ店射殺事件】元住吉会系暴力団組員を拳銃所持で再逮捕

カラオケ店で男性射殺、男を再逮捕

2019/8/7(水) 13:26配信



今年1月、東京・歌舞伎町のカラオケ店で拳銃で男性を殺害したとして逮捕された元組員の男が、拳銃を所持した疑いで警視庁に再逮捕されました。

再逮捕されたのは元住吉会系暴力団組員の阿部勝容疑者(56)で、先月11日、東京・江戸川区の駐車場で拳銃1丁と実弾6個を所持した疑いが持たれています。

阿部容疑者は、今年1月、歌舞伎町のカラオケ店で知人の男性(当時65)を拳銃で撃ち殺害したとして公開手配され、駐車場で捜査員十数人に身柄を確保されました。

取り調べに対し容疑を認め、「殺害するのに使った拳銃だ」と供述しているということです。

参照元 : TBSニュース










営利目的で覚せい剤を所持した疑い 特定危険指定暴力団工藤会系組員の男(46)ら2人を再逮捕

覚せい剤を営利目的に共同所持 容疑で工藤会系組員の男ら2人を再逮捕 福岡県警小倉南署

2019/8/7(水) 17:20配信

福岡県警小倉南署は7日、覚せい剤取締法違反(営利目的共同所持)の疑いで、同県春日市に住む特定危険指定暴力団工藤会系組員の男(46)と、同県宇美町の家事手伝い男(49)を再逮捕した。

再逮捕容疑は、2人は共謀して7月17日、同町内で、覚せい剤を所持した疑い。

参照元 : 西日本新聞

【客引きトラブル】ケツ持ち同士の縄張り争い 指定暴力団山口組「国領屋一家」系幹部3人も逮捕

対立の地元組幹部も逮捕 浜松繁華街、客引きトラブル

2019/8/8(木) 17:25配信

浜松市の繁華街で起きた飲食店の客引き同士のトラブルに絡み、片方の飲食店の後ろ盾となっていた指定暴力団神戸山口組系組員ら9人が逮捕された事件で、浜松中央署や静岡県警捜査4課、組織犯罪対策課などは8日、もう一方の飲食店の用心棒を務めていた地元の指定暴力団山口組国領屋一家系幹部3人が相手側の飲食店の関係者に因縁を付けて脅すなどしたとして、暴力行為法違反の疑いで逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。

それぞれの飲食店から後ろ盾の暴力団に用心棒料やみかじめ料の名目で資金が流れていた可能性があり、県警は背景に繁華街の資金源を巡る暴力団同士の縄張り争いがあるとみて調べを進める。

捜査関係者によると、3人の逮捕容疑は共謀して3月下旬、浜松市中区の繁華街で、用心棒を務めている飲食店とトラブルになった別の飲食店の関係者に対し、組織の威力を示して因縁を付け、脅すなどした疑い。

この国領屋一家系幹部らの暴力行為を受けて、神戸山口組系組員らは4月上旬に浜松市を来訪。この際、他人に成り済まして不正にホテルを利用したとして、組員ら9人は建造物侵入の疑いで逮捕された。

浜松市の繁華街を巡っては1日施行の改正県暴力団排除条例で、静岡や沼津など4市の繁華街とともに暴力団排除特別強化地域に指定された。条例では、この地域で特定事業者が用心棒料やみかじめ料を支払うことを禁じ、暴力団だけでなく事業者側も逮捕できるようになった。

参照元 : @S[アットエス] by 静岡新聞SBS


岡山市の指定暴力団神戸山口組系組員の男(39)を暴力行為法違反の疑いで逮捕「あの車がうるせんじゃ。おめえ、あそこがヤクザの事務所と分かって商売しとんか。」

「車がうるせんじゃ」…組員逮捕 男性脅した疑いで岡山南署

2019/8/10(土) 12:35配信

岡山南署は10日、暴力行為法違反の疑いで、岡山市北区、指定暴力団神戸山口組系組員の男(39)を逮捕した。

同署の発表によると、8日午後3時半ごろ、組事務所付近に駐車していた車のエンジン音がうるさいと腹を立て、同市の男性(34)が経営する店舗に押しかけ、「あの車がうるせんじゃ。おめえ、あそこがヤクザの事務所と分かって商売しとんか。ヤクザの事務所ぐれえ調査して商売するんが普通じゃねんか」などと男性を脅した疑い。

車は男性の関係者が駐車していたという。

参照元 : 山陽新聞デジタル


広島県警の元マル暴刑事と指定暴力団「6代目共政会」2次団体「和田組」組長ら3人が会社員を恐喝

まるでVシネマ…元マル暴刑事ヤクザとグルで会社員を恐喝

2019/08/10 06:00

「人を殺すにも、金さえ払えば誰にも殺させることができる。ワシらの世界はナメられたら終わりや。殺してやってもええんやで」

「チャララー♪」

映画「仁義なき戦い」のテーマが流れてきそうな、ドスの効いた組長の脅し文句だった。

30代の男性会社員から現金400万円を脅し取ったとして、「6代目共政会」系組長の和田努(51)と同組組員の和田孝幸(52)両被告(いずれも覚醒剤取締法違反罪で起訴)が、8日までに恐喝の疑いで広島県警捜査4課と広島中央署に再逮捕された。

共政会は「仁義なき戦い」のモデルにもなった指定暴力団で、和田被告は2次団体和田組の組長。組員の孝幸と一緒に今年2月下旬から3月下旬ごろまで男性会社員に執拗に電話をし、会うたびに脅しをかけ、3月20日、男性を組事務所に呼び出し、用意させた現金400万円を脅し取った。驚くのは共犯の疑いで、元同県警警察官の升田義博容疑者(60)まで逮捕されたことだ。

「現金を脅し取った現場にはおらんかったが、元警官は和田被告ら2人が30代男性を脅していた時に同席したことがあった。その際、一緒になって『金払わんかい』と脅したようや。被害男性が弁護士に相談して事件が発覚した」(捜査事情通)

■まるで広島版Vシネマ

升田容疑者は2008年から数年間、暴力団を担当する県警捜査4課に所属。「個人的に付き合いがあるとか、噂レベルでもそんな話はなかった」(同僚)といい、広島西署刑事2課に所属していた昨年3月、定年退職まであと1年というタイミングで、一身上の都合で退職している。調べに対し「(被害)男性と会った事実はあるが、(脅迫の)文言が違う」と供述しているという。

「和田被告と組員は今年7月、共政会幹部の2次団体組長とパートの女とともに一斉にシャブでパクられた。シャブは、女が東京・浅草にある山口組系兼一会の組員から仕入れていた。今回の事件は被害男性と和田被告らとの間の金銭トラブルが原因とみているが、なぜそこに元警官が絡んでいるのかは、これからの調べや。極道が警察官の経済状況や家庭環境を調べて近寄ってくるケースはよくあるからな」(前出の捜査事情通)

元警察官はどうやってヤクザに丸め込まれたのだろうか。

参照元 : 日刊ゲンダイ

和田組(共政会)



二代目和田組(わだぐみ)は広島県広島市西区福島町1丁目10-5に本部を置く暴力団で、六代目共政会の二次団体。

和田組系譜

初 代 -
二代目 - 和田 努

組織図
組 長 - 和田 努(六代目共政会渉外委員長)

参照元 : wiki/和田組(共政会)