2020年12月16日水曜日

甲府市の暴力団員が使用する車1台に拳銃の弾が撃ち込まれたことが確認

甲府の暴力団事務所近くで発砲事件 車に銃弾

2020/12/15(火) 19:00配信


12月11日、山梨県甲府市の路上で、暴力団員の車に拳銃の弾が撃ち込まれたことが分かりました。

警察は発砲事件として捜査しています。

12月11日夕方、甲府市中小河原一丁目の路上で「拳銃のような音を聞いた」と警察に通報がありました。

現場近くには暴力団事務所があり、警察が調べたところ、暴力団員が使用する車1台に拳銃の弾が撃ち込まれたことが確認されました。

銃弾は、11日午前7時頃から8時頃の間に撃ち込まれたとみられていて、警察は発砲事件として犯人の特定を進めるとともに、事件の背景を調べています。

また、周辺には学校があることから警察は通学路の見守りを行うなど、警戒しています。

参照元 : UTYテレビ山梨





2020年12月8日火曜日

倉敷市の暴力団事務所3カ所の使用を制限する仮命令

暴力団事務所で発砲事件…暴力団事務所3カ所の使用を制限する仮命令【岡山・倉敷市】

2020/12/7(月) 19:08配信


12月、倉敷市の暴力団事務所で発生した発砲事件を受け、岡山県警は12月7日、倉敷市内の暴力団事務所3カ所の使用を制限する仮命令を出しました。

仮命令が出されたのは、倉敷市児島味野の藤健興業など倉敷市内にある神戸山口組傘下の暴力団事務所3カ所です。期間は12月21日までで、多数の組員の集会や連絡などに使うことが禁止されます。

12月3日、藤健興業の事務所で発生した発砲事件では、対立する山口組系の組員2人が逮捕されています。 県警は山口組分裂に伴う抗争事件と断定し、今後、本命令に向けて、組への意見聴取が行われる見込みです。

また、岡山市に続き、倉敷市についても組の活動を厳しく制限する「警戒区域」への指定も視野に調べを進めています。

参照元 : OHK岡山放送







2020年12月5日土曜日

暴力団組長が証言!ヤクザと原発はズブズブの関係

「金くれる人がいい人に決まってる」 組長が証言する“ヤクザと原発利権” 

2020/11/29(日) 11:12配信


「ヤクザもそれを使う企業も、感覚的には昭和のまま」 原発潜入記者が見た、ヤクザとの“ズブズブ”の歴史 から続く

30年近くヤクザを取材してきたジャーナリストの鈴木智彦氏は、あるとき原発と暴力団には接点があることを知る。そして2011年3月11日、東日本大震災が発生し、鈴木氏は福島第一原発(1F)に潜入取材することを決めた。7月中旬、1F勤務した様子を『 ヤクザと原発 福島第一潜入記 』(文春文庫)より、一部を転載する。

狙うのは原発の新規建設
いちいち値打ちを付けて話す親分に対し、これ以上の取材は無駄と判断して撤収した。

原発利権を具体的に証言してくれたのは、広域指定暴力団の3次団体組長である。ナーバスな話だけあって、地域は“関東”としか明かせない。

暴力団関連の土木建築会社が狙うのは、原発の新規建設らしい。

「ずっと前から発電所関係だけじゃなくて……ああいうのはプラント工事っていうんだけど、化学工場とか、食品会社の設備とか、もともとそういう仕事にうちらの会社が入ってたわけだ。当時はヤクザの会社だってうるさく言われなかった。みんな仲良くやってたんだよ。労働組合っていうのか、労働基準協会の会員になることもできた。原発の仕事の場合、そこから『資格を取りませんか?』って誘ってくれる。急場のときは講師の資格を持った人を派遣してもらって資格を取らせたりすることもあった。

ただ狙うのは新規工事限定だ。一発工事のほうがはるかにラクだし、ヤクザに向いてる。面倒がないからな。民間会社なら定修(定期修理工事)、原発でいうなら定検(定期点検)ってのは2カ月くらいで終わってしまうし、ずっと営業しなきゃならないだろ。新規に入れば最低、2年くらい仕事が続く。その間はなにもせずに飯が食える。新規の工事に入り込めれば、うちらが顔を出す必要なんてない。現場の責任者に金渡して、月に1回くらい上の人間と飯でも食ってこい、と言っておけばいい。

それぞれの地域に必ず同業者の会社がある。そういったネットワークを使うこともあるが、自分たちで営業する時もあるよ。

ちょっとした大手の依頼で、たとえば製鉄所のメンテナンスに入ったとする。そこで偶然一緒になった人とか、そういう繫がりで『次になんかあったらお願いしますよ』って声をかけておくわけだ。もちろん俺たちは表に出ない。それは従業員にやらせる」

野球賭博はサービス
組長の会社は合計40人ほどの職人を抱えているという。ヤクザのフロントとすれば、かなりまともな会社といっていい。もちろん登記簿に暴力団員の名前は載っていない。親族すら会社にはいない。ここまで偽装されたら、フロント認定は難しい。

「俺に言わせればヤクザの看板は邪魔なんだ。まともに仕事していくなら、なんのメリットにもならねぇ。カタギをいじめるなんて論外だ。地元ではとくにそうだ。カタギにはよその土地のヤクザとトラブルを起こしてもらうのが一番ありがたい。話を丸くおさめて感謝され、恩を売れる。若い衆を懲役に行かせる必要もない。ただ、相手がこっちがヤクザだと忘れちまわないよう、社長連中を相手に野球賭博だけは続けてる。儲けはほとんどないんだけど、胴元をやってることで、みんなに俺がヤクザである意識を刷り込んでおくわけだ。野球(賭博)だけで食ってる組織とは違い、すべてみんなに還元してるよ。俺たちなりのサービスってことだ」

私が1Fで働いていた際も、業者間での野球賭博があった。

夏の甲子園のもので、ときおり旅館に顔を出すとオッズがプリントされたコピー用紙が部屋に置かれていた。同僚の親方たちは博奕に興味がないらしく、テーブルの片隅に放置されていたが、胴元が暴力団という可能性はある。

「そんな感じで普段の付き合いを大事にしておく。あちこちに種をまいて『こういう仕事があるんだけど、どうする?』という感じで話が来るのを待つ。きっかけは人夫出しが多い。いろんな会社から、誰かいないか? と頼まれて、自分のところで出来るならうけるし、出来ないなら他の職人を紹介する。

仕事はほとんど、資格や技術のいらない職種だ。重機のオペレーターがいれば、掃除したり、穴掘ったりするのは誰でもいい。元気で動けるヤツなら誰でも。そういった仕事の要員は、どこの会社でも自分のところでは抱えないんだ。社員を雇えば、保証などもきっちりしなきゃならないから面倒っていうことだ。だから単純な仕事……土木が多いんだけど、そういう人間はどの会社もアルバイトでいいじゃないか、となる。かといって、人を探すのもけっこう手間だし苦労する。大手が嫌がるこういった仕事が、俺たちのシノギのきっかけになる。

『急に10人ほど必要になったんだけど、誰かいないか? 1万円くらい出すから探してくれ』

という話が来たとする。俺たちなら、たちまちその要望に応えられる。職安に募集を出すより早いし、金もかからない。電話一本ですぐ人間が揃うから、業界にとっても便利なんだろう。

根が職人のヤクザ
単価は安いね。でもアルバイトだから7000円くらいやっておけばいいじゃねぇか。これでも3000円は抜ける。10人もいれば1日当たり3万円になる。若いヤツなら十分飯は食えるだろう。でもその窓口になるためには、ちゃんとした書類の揃った会社じゃないとまずい。人夫出しをするだけならさほど問題ないけど、その橋渡しとして、うちらみたいなまともな会社がどうしても必要なんだ」

組長を擁護するわけではないが、彼が実質的な経営権を握っている会社は、どこをみても一般の土木建築業者と変わらない。まともという表現に虚偽や誇張はない。

わかりにくいかもしれないので解説する。

暴力団員の形態は個々によって多種多様だ。それぞれが個人事業主であり、同じ組織の組員でもシノギのやり方は違う。

一般的な暴力団はなんら生産的な活動をせず、他人が労働で得た金銭をガジる。不良や遊び人の延長に生きるこうした暴力団員は、正業を営んでいる場合でも経営にはほとんどタッチせず、暴力をちらつかせて強引にその上前をはねる。警察が盛んに喧伝するのはこの手の暴力団だ。が、これは都市部だから出来ることで、地縁・血縁をベースにした地方都市では、一方的な恐喝者として存在するケースはあまりない。暴力団と付き合う側にもなんらかのメリットはある。それは非合法サービスの提供だったり、表に出せないトラブルの解決だったり、裏社会の有名人とのパイプがステイタスだったりする。

この組長のように、反社会勢力と分類しにくい暴力団も多い。彼のように根が職人のヤクザがその代表格だ。地方都市ではいまだヤクザという看板が社会的効力を持っており、時に名誉なことと考えられる。たとえば土建業の社長がその名誉を手にするため、ヤクザ組織に加入したりする。

「ヤクザの看板が邪魔」とは言いながら、組長が暴力団を辞めないのは、地方によってそうした背景が現存するからだ。

この組長は自分の会社を20代の前半で立ち上げている。

起業当時、暴力団であっても正業を営んでいる分には、警察の取り締まり対象にはならなかった。犯罪行為が露呈すれば逮捕・起訴される。悪と正義の戦いは、極めてシンプルな論理で成り立っていた。が、社会の空気が変化し、博奕や売春斡旋、違法薬物売買、みかじめ料などの取り締まりが厳しくなるにつれ、伝統的資金源で稼いだアングラマネーはあらゆる産業に投資され、暴力団は社会のあちこちに根を張っていった。

「昔はどこも定修回りをしてたんだけどね。いまは警察がうるさいから地元の工事には入りにくい。だから東北の工事に関西のヤクザが来たり、関東の組織が入ったり、なにかと工夫が必要になる。

ヤクザ保護区
本来、定修も食い込めばいいシノギなんだよ。どの工場でもたいてい、1カ月くらいで終わっちまうが、そこが終わると同じ会社の別の場所に移る。サーカス団があちこちで公演していくようなもんで、それを専門にしてるヤクザもいた。なじみになると仕事がずーっと繫がっていくから、うまみはある。

でもいまはなかなかそれが出来ない。定期的な交際は警察の目に付きやすいからだ。いきなり会社を興し、こういった工事に入り込むのはまず不可能だろう。昔からの関係が続いていたとしても、社長の代が替われば切られるかもしれない。定修・定検に関しては、よほどちゃんとやらないと継続しない」

当時稼働していた九州の玄海原発についても質問した。

「東北のような場所……いまどきは珍しいだろうな。エアポケットというか、ヤクザ保護区というか。すぐに取り締まりが厳しくなるなんてことはないだろう。ヤクザは死にました、でも原発業者も死にました、ではまずい。殺したいのはヤクザだけなんだから、ピンポイントで効く抗がん剤を探さなきゃならない。

九州の原発……反対運動なんてないだろ。反対って、いったいどこが反対するのか分からない。電力会社っていうのはどこでも殿様商売っていうか、城下町を作ってる。なんだかんだで九州電力関連の仕事しているもんが多いんだろうから、反対運動はお約束ってことだ。

普通にサラリーマンしてる人たちなら、『放射能は嫌だ』っていうかもしれんが、金くれる人がいい人に決まってる。それに電気なかったら困るだろう。一般的に考えて。

『じゃあいいよ、電気は売ってやらない。電気停めますよ』そう居直られたらぐうの音もでない。俺たちから言わせれば、ヤクザのやり口と一緒だよ。暴力で脅すか、他の手段で威圧するか、それだけの違いだ」

九州の原発に企業進出する気はないか訊いてみた。

「世間が注目している場所に出張り、目立つなんて馬鹿のやることだ」

組長の見解はもっともだった。愚問だったかもしれない。

九州は地元組織が強く、おまけにヤクザの過密地帯だ。福岡県だけで指定暴力団が5団体もあり、他の独立組織や山口組系有力団体も多い。2006年6月に勃発した道仁会vs.九州誠道会の分裂抗争は、一触即発の緊張状態が続き、収束の気配が見えない。ヤクザ激戦区のため警察の取り締まりも厳しい。全国に普及した暴排運動は、九州から始まったのだ。

参照元 : 文春オンライン






無店舗型風俗で従業員の健康保険手続きせず 暴力団組員ら逮捕 六代目山口組系暴力団「四代目誠友会」事務所を家宅捜索

暴力団資金源か 無店舗型風俗で従業員の健康保険手続きせず 組員ら逮捕で暴力団事務所捜索

2020/11/29(日) 12:13配信


北海道・室蘭警察署などは27日、札幌市中央区の六代目山口組系暴力団「四代目誠友会」事務所に家宅捜索に入りました。

「四代目誠友会」では24日、組員の男(43)が健康保険法違反の疑いで逮捕されました。 

男は室蘭市の会社が経営する無店舗型風俗の従業員3人の健康保険の手続きを年金事務所に届け出なかった疑いが持たれています。

警察によると、会社は同じく逮捕された別の男の経営とされていますが、組員の男が実質的に経営していたとみられています。

警察は、健康保険料の未納分などが暴力団の資金源になっていた可能性があるとみて、売上金の流れなどを追及しています。



男性を車で轢き殺して逃走 指定暴力団稲川会系幹部の男(52)を逮捕

男性死亡のひき逃げ 暴力団幹部を逮捕

2020/11/27 19:41


ひき逃げなどの疑いで逮捕された、指定暴力団稲川会系幹部で自称・自動車販売仲介業の高岡栄二容疑者(52)は3月、神奈川・横浜市南区で車を運転していた際に、道路を横断していた大川優太さん(当時31)を車ではねて死亡させ、そのまま逃走した疑いが持たれている。

調べに対し、高岡容疑者は「考えてからあとで話します」と供述したあと、否認しているという。



飲食店で口論、男性会社員を殴る蹴るの暴行 傷害容疑で特定抗争指定暴力団山口組系組員を逮捕

飲食店で口論の末、路上で殴る蹴る 傷害容疑で暴力団組員逮捕

2020/11/27(金) 8:57配信 岐阜県警高山署は26日までに、傷害の疑いで、高山市石浦町、特定抗争指定暴力団山口組系組員の容疑者(42)を逮捕した。

逮捕容疑は1月3日午前4時ごろ、同市の路上で、中津川市の男性会社員(23)を殴ったり蹴ったりし、鼻や腰椎の骨折などのけがを負わせた疑い。

署によると、2人に面識はなく、訪れた飲食店で口論になった。署は認否を明らかにしていない。

参照元 : 岐阜新聞Web

【尼崎・暴力団事務所銃撃事件】組長への殺人未遂容疑で逮捕した特定抗争指定暴力団山口組系組幹部を再逮捕

尼崎・暴力団組長銃撃事件 出頭の山口組系組幹部を再逮捕

2020/11/27(金) 18:49配信

兵庫県尼崎市の路上で3日、特定抗争指定暴力団神戸山口組系組長(64)と配下の組員(61)が銃撃された事件で、兵庫県警尼崎南署捜査本部は27日、組長への殺人未遂容疑で逮捕した特定抗争指定暴力団山口組系組幹部の男(52)を、組員への殺人未遂の疑いで再逮捕した。

再逮捕容疑は、共謀し、3日午前11時半すぎ、尼崎市稲葉元町2の路上で、神戸山口組系組員に拳銃のようなものを発砲し、殺そうとした疑い。組員は左手に全治2カ月の重傷を負った。捜査本部は認否を明らかにしていない。

事件直後、現場からは男2人組が逃走。5日に男が尼崎南署に出頭し、捜査本部が組長に対する殺人未遂容疑で逮捕した。

11日には同容疑で出頭してきた山口組系組員の男(54)も逮捕。捜査本部は2人が実行役だったとみて調べている。

参照元 : 神戸新聞NEXT

「持続化給付金」をだまし取った疑いで、指定暴力団・住吉会系組員の男と内縁の妻を逮捕

持続化給付金詐欺、暴力団組員と妻を逮捕

2020/11/29(日) 23:26配信


「持続化給付金」をだまし取った疑いで、茨城県の暴力団組員の男とその妻が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、指定暴力団・住吉会系組員の高橋麗雄容疑者(36)と内縁の妻の篠崎磨美容疑者(29)です。

2人は新型コロナの「持続化給付金」について給付の対象から除外されている暴力団組員であることを隠して、インターネット上で申請して現金100万円をだまし取った疑いがもたれています。申請書には「自動車整備業の売り上げが去年より350万円下がった」と記載されていたということです。

警察は2人の認否を明らかにしていませんが、振り込まれた100万円が現在、見つかっていないことから、給付金が暴力団の資金源になっている疑いが強いとみて調べています。

参照元 : TBSニュース






浜松市の休業要請の協力金をだまし取った容疑で暴力団組員2人逮捕  指定暴力団六代目山口組七代目一力一家を家宅捜索

暴力団事務所を家宅捜索 協力金をだまし取った疑いで組員逮捕を受け 浜松市 

2020/11/30(月) 11:48配信


8月に浜松市の休業要請の協力金をだまし取ったとして、暴力団組員の男らが逮捕された事件で、静岡県警が暴力団事務所に家宅捜索に入りました。

家宅捜索されたのは、浜松市南区の指定暴力団六代目山口組七代目一力一家の事務所で、38歳の組員ら2人が、浜松市の休業要請の協力金50万円を不正に受給した疑いで逮捕された事件を受けて行われました。

警察によりますと、協力金は暴力団の上納金に充てられたということです。また、内縁の妻が経営する飲食店について、警察は県の許可を得ずに営業した風営法違反の疑いも視野に捜査しています。

参照元 : 静岡朝日テレビ

歌舞伎町の違法カジノ店の実質的な経営者とみられる六代目山口組系の組員ら3人逮捕

歌舞伎町 違法カジノ店の実質的経営者の暴力団組員逮捕、警視庁

2020/12/1(火) 21:30配信


今年10月に摘発された東京・歌舞伎町の違法カジノ店の実質的な経営者とみられる暴力団組員らが警視庁に逮捕されました。

逮捕されたのは、六代目山口組系の組員・三輪正行容疑者(39)ら3人で、今年3月から10月にかけ新宿・歌舞伎町の雑居ビルで違法カジノ店を運営し、バカラとよばれるゲームで客に金を賭けさせて手数料を取っていた疑いがもたれています。

店は緊急事態宣言中も営業し、今年10月に警視庁に摘発されるまでにおよそ5000万円を売り上げていたということです。

三輪容疑者は実質的な経営者とみられていますが、容疑を否認しています。

参照元 : TBSニュース








松山市内の知人宅に拳銃などを隠し持っていた神戸山口組系暴力団組長の男に懲役8年の実刑判決

知人宅に拳銃など隠す 暴力団組長に懲役8年判決「殺傷される可能性高めた」【愛媛】 

2020/12/1(火) 17:19配信


松山市内の知人の家に拳銃などを隠し持った罪などで松山地裁は1日、暴力団組長の男に懲役8年の実刑判決を言い渡しました。

銃刀法違反などの罪で実刑判決を受けたのは、神戸山口組系暴力団の組長・丹下鉄治被告(53)です。

判決によりますと丹下被告は今年5月、知人の永田稔被告(67)の自宅に、回転式拳銃4丁と実弾23発を保管し違法に隠し持ちました。

松山地裁の高杉昌希裁判長は「拳銃の数は極めて多量で、実弾と共に所持し人が殺傷される可能性を高めた」などとして、丹下被告に懲役8年の実刑判決を言い渡しました。

また永田被告に対しては「丹下被告との共謀関係が認められる」などとして、懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡しています。

参照元 : テレビ愛媛

倉敷市の特定抗争指定暴力団神戸山口組系藤健興業の事務所で発砲事件 出頭してきた山口組系組員2人逮捕

倉敷の暴力団事務所で発砲 山口組系の男2人逮捕 岡山県警

2020/12/3(木) 18:12配信

3日午前8時45分ごろ、岡山県倉敷市児島味野の特定抗争指定暴力団神戸山口組系藤健興業の事務所で、「拳銃を撃ってきた」と男2人が県警児島署に出頭した。

事務所1階の壁と天井に銃弾が撃ち込まれた痕が複数あり、同署は銃刀法違反(所持)容疑で2人を逮捕した。当時事務所内に組員がいたが、けがはなかった。

同署によると、2人は特定抗争指定暴力団山口組系組員の近藤輝雄容疑者(50)=住居不定=と同組系幹部の林雄司容疑者(48)=岐阜市領下=。

近藤容疑者は「5発撃ち込んだのは私です」と容疑を認め、林容疑者は「何も言いたくありません」と黙秘しているという。

逮捕容疑は3日午前10時15分ごろ、倉敷市児島駅前の路上で、回転式拳銃1丁と実弾3発を所持した疑い。 同署は暴力団同士の抗争事件とみて、詳しい動機や拳銃の入手経路などを調べる。

参照元 : 時事通信

住宅の工事現場から電動のこなど工具盗む 元大工の六代目山口組系の組員(39)を逮捕

住宅の工事現場から電動のこなど盗む、元大工の暴力団組員逮捕

2020/12/04日 14時26分


住宅の工事現場から工具を盗んだとして、元大工の暴力団組員が警視庁に逮捕されました。40件以上の余罪があるとみられています。

窃盗などの疑いで逮捕されたのは、町田市に住む六代目山口組系の組員、栗原勝容疑者(39)で、先月、町田市の2軒の住宅の新築工事現場に侵入し、電動のこぎりなど6点、5万3000円相当を盗んだ疑いがもたれています。

警視庁によりますと、古物店で盗品の工具が売られていたことから捜査を進めたところ、栗原容疑者が売却したことが判明し、関係先の捜索で今回盗まれた工具が見つかりました。

栗原容疑者は元大工で、取り調べに対し「組の活動と仕事の両立ができず、仕事をやめ、金に困っていた」と容疑を認めているということです。

今年9月以降、都内や神奈川県内では同様の手口による被害が相次いでいて、警視庁は40件以上、被害額900万円相当の余罪があるとみて捜査しています。

参照元 : TBSニュース







会社経営者から金を脅し取った容疑で半グレ集団「チャイニーズドラゴン」幹部ら2人逮捕

金脅し取る“チャイニーズドラゴン”逮捕

2020/12/3(木) 17:47配信


「投資で損をした」などと因縁をつけ、会社経営者から金を脅し取ったとして、不良グループ「チャイニーズドラゴン」の幹部ら2人が逮捕されました。

恐喝の疑いで逮捕されたのは、中国残留孤児の2世や3世らが中心の不良グループ「チャイニーズドラゴン」の幹部、大野宏容疑者ら2人です。

警視庁によりますと2人は去年7月、新宿区の飲食店に会社経営者の男性を呼び出し、車で拉致することをほのめかして無理やり借用書を書かせ、現金245万円を脅し取った疑いがもたれています。

2人は、男性から株式投資を勧められたものの利益が出せず、「2000万円以上損した」などと因縁をつけたということです。調べに対し、大野容疑者は「店にはいたが恐喝はしていない」と容疑を否認しているということです。

参照元 : 日テレNEWS24







2020年11月21日土曜日

六代目山口組・三次団体「琉真会」事務所に3発の銃弾が撃ち込まれた時の防犯カメラ映像

2020年11月18日午前0時15分ごろ、兵庫県尼崎市の琉真会事務所に3発の銃弾が撃ち込まれた時の防犯カメラ映像。


琉真会

琉真会(りゅうしんかい)は兵庫県尼崎市南武庫之荘5-23-11に本部を置く暴力団で、指定暴力団・六代目山口組の三次団体。上部団体は三代目司興業。

略歴
2018年7月、神戸山口組・二代目古川組から移籍。

琉真会組織図
会 長 - 仲本政弘(三代目司興業顧問)
若 頭 - 中村孝一(三代目司興業幹部)

参照元 : wiki/琉真会

山口組健心会組員同士の内輪揉め動画がネットに流出?

6代目山口組健心会組員同士の内輪揉め動画がネットで拡散。住吉会、殺し屋というデマが広がる。

内容はかなりヤバいらしく、暴行、拷問しているようです。

参照元 : 日本の黒い霧





参照元:在籍6人!二代目健心会!5ちゃんねる

2020年11月16日月曜日

関東連合と対立関係にあった半グレ集団「新宿ジャックス」の元リーダーで木村兄弟の弟、木村孔次朗容疑者(39)ら2人を恐喝容疑で逮捕

六本木で200万円恐喝か 不良グループ元総長ら逮捕

2020年11月12日 19時59分



東京・港区六本木で男性から現金200万円を脅し取ったとして、不良グループの元リーダーの男らが逮捕されました。

不良グループ「新宿ジャックス」の元総長・木村孔次朗容疑者(39)ら2人は7月、六本木の路上で知人の男性から現金200万円を脅し取った疑いが持たれています。

警視庁によりますと、木村容疑者らは「なんで電話に出ないんだ。俺の電話に出ろ」などと男性を呼び出しました。路上に止めた車の中に男性を連れ込むと、「山に連れてくぞ」「頭にねじ突っ込むぞ」などと脅して銀行に連れて行き、現金を引き出させたということです。

取り調べに対し、2人はいずれも容疑を否認しています。

参照元 : テレ朝ニュース



「頭にねじ突っ込むぞ」不良グループ「新宿ジャックス」の元総長を逮捕

2020/11/13(金) 7:39配信



東京・六本木で男性から現金200万円を脅し取ったとして、不良グループの元リーダーの男らが逮捕された。

不良グループ「新宿ジャックス」の元総長、木村孔次朗容疑者(39)ら2人は7月、港区六本木の路上で、知人の男性から現金200万円を脅し取った疑いがもたれている。 警視庁によると、木村容疑者らは「なんで電話に出ないんだ。俺の電話に出ろ」などと男性を呼び出し、路上に停めた車の中に男性を連れ込むと、「山に連れてくぞ」「頭にねじ突っ込むぞ」などと脅し、銀行に連れていき現金を引き出させたという。

取り調べに対し、2人はいずれも容疑を否認している。

参照元 : ABEMA TIMES


「新宿ジャックス」リーダーら逮捕 東京・六本木で200万円恐喝容疑

2020/11/12(木) 14:11配信



知人男性から現金200万円を脅し取ったとして、警視庁組織犯罪対策4課は恐喝の疑いで、埼玉県川越市新富町の職業不詳、木村孔次朗(39)、東京都渋谷区幡ケ谷の無職、林健史(37)の両容疑者を逮捕した。

捜査関係者によると、木村容疑者ら2人はいずれも、不良グループ「新宿ジャックス」のリーダー格。

逮捕容疑は7月、知人男性を「山に連れていくぞ」「頭にネジ突っ込むぞ」などと脅して車に乗せ、港区六本木の車中で200万円を脅し取ったとしている。

組対4課によると、両容疑者は「脅していない」などと容疑を否認。同課は、木村容疑者らが男性とトラブルになり、現場に呼び出したとみており、当時の詳しい経緯などを調べる。

参照元 : 産経新聞


200万円脅し逮捕の半グレはヤクザも行方追う“超大物”だった

2020/11/15(日) 9:26配信

「頭にネジ突っ込むぞ」「山に連れていくぞ」 半グレ2人は知人男性にこうスゴみ、現金200万円を奪い取った。

警視庁組織犯罪対策4課は12日、半グレグループ「新宿ジャックス」のリーダー格で職業不詳の木村孔次朗(39)と無職の林健史(37)の両容疑者を恐喝の疑いで逮捕した。 2人は男性に「何で電話に出ねえんだ!」と因縁をつけ、今年7月、港区六本木に呼び出し、車に乗せて銀行に連れていき、ATMで200万円を引き出させた。

「木村容疑者がジャックスの5代目リーダーで、林容疑者が7代目です。2人は男性にあることないことを言って難クセをつけ、わび料として金を要求した。木村容疑者はもともと暴走族『打越スペクター』の元幹部で、山口組系極心連合会(解散)傘下の組織に所属(のちに破門)していたこともあった」(捜査事情通)

木村容疑者は、反社会的勢力の間で知らないものはいないほど有名な木村兄弟の弟。警察だけではなく、敵対グループや暴力団も木村兄弟の行方を追っていたという。 

ジャックスは武闘派のアウトロー集団で、木村兄弟は10代の頃から関東連合と激しく対立し、反関東連合のグループをまとめ上げた。相手が誰であろうとひるむことなく、抗争を繰り返していた。2008年3月には、同じジャックスのOBで先輩格に当たる男性が西新宿の路上で複数の男に襲われ、鉄パイプで撲殺される事件が起きた。いわゆる西新宿事件だが、いまだに犯人は捕まっていない。これが4年後の六本木クラブ襲撃事件につながり、関東連合は壊滅。木村兄弟は暴力団員や半グレグループとの間に数々のトラブルを起こし、各方面から命を狙われていた。警戒心を強めた2人は行方をくらまし、一時は死亡説まで流れたほど。結局、どの組織も2人を見つけることができなかった」(前出の捜査事情通)

移送の際、テレビカメラを向けられた木村容疑者は慌てて体をかがめ、必死で顔を隠していたことから、保釈後の報復を恐れているのだろう。

参照元 : 日刊ゲンダイ


「金属バットはフルスイング」「耳を切断」凶悪化する“半グレ”はヤクザと何が違うのか?《警察幹部が分析》

2020/11/15(日) 17:12配信



「頭にネジ突っ込むぞ」「山に連れて行くぞ」。東京・六本木の路上に止めた車内で、そんなセリフを吐いて、知人男性から現金200万円を脅し取った恐喝容疑で逮捕されたのは、「半グレ」グループの1つ「新宿ジャックス」のメンバーだった。

11月12日の報道で明らかになったこの事件。警視庁に恐喝容疑で逮捕されたのは、業界では名の知られた同グループのリーダー格の2人。今年7月、被害男性が電話に出なかったことに因縁をつけての犯行だったという。

いま「半グレ」による凶悪な犯罪が後を絶たない。暴力団ほどの組織性はないが、暴走族OBらを中心にした緩やかな組織を保つ「半グレ」。ときに暴力団以上の凶暴性を発揮するだけでなく、近年は振り込め詐欺などで活動資金を得ているとみられている。

警察当局は現在、半グレを暴力団にならぶ組織犯罪と認識し、強力な取り締まりを進めている。今回の逮捕もその一環といえるだろう。

警察が「半グレ」を強く意識したあの事件
警察当局が「半グレ」という存在を強く意識したのは、あの大物芸能人をめぐる事件だったという。組織犯罪対策を長年担当している警察当局の幹部が解説する。

「半グレが大きくクローズアップされたのは『海老蔵殴打事件』だろう。ヤクザではないが、粗暴な連中の集まり。容赦なく暴力を振るうことから、警察としても徹底した捜査が求められた」

幹部の語る「海老蔵殴打事件」とは2010年11月に発生した、人気歌舞伎役者の市川海老蔵が殴られて重傷を負ったことを指す。

事件があった日の晩、すでにアルコールが回り泥酔状態の海老蔵が東京・西麻布のバーに立ち寄った。ここで他の客と酒食をともにして楽しく過ごすどころか、アルコール度数の高いテキーラを灰皿に入れて周囲に飲ませるなど、行儀の悪さが止まらなかったという。

海老蔵の振る舞いを制止した人物に逆につかみかかったところ、暴行を受け重傷を負うことになった。顔は腫れあがりシャツには血痕が付着したままタクシーで帰宅。人気絶頂の歌舞伎役者が「死ぬかと思った」と恐怖を語るなどテレビのワイドショーなどで連日のように大々的に報道された。

後に逮捕されたのは暴走族「関東連合」OBの男で、米国人と日本人のハーフで恵まれた体格で腕力自慢だった。

「金属バットを使うならフルスイング」
この男が所属していた関東連合とは、1980~90年代を中心に東京の新宿、渋谷、杉並、世田谷などで活動していた暴走族だ。海老蔵殴打事件当時は世間では聞き慣れない名称だったが、アンダーグラウンド社会に詳しい人間には知られた存在だった。

かつて関東連合に所属しバイクで暴走を繰り返していたというOBが、全盛期の実態を明かす。

「当時は仲間とバイクで走り回っていた、いわゆる暴走族。交差点は赤信号でも突っ切るため、まず後輩が交差点に入って左右の道にバイクを置いてふさぎ、強制的に車を止めた。それでも交差点に入ろうとする車に対しては金属バットを振り下ろしてボコボコに殴りつけた。金属バットを使うならフルスイングするのが当時の流儀。相手がパトカーの時もあって、やった人間は全員逮捕されたが……」

当時は、「18歳になったら卒業」する慣習があったという。

「関東連合を卒業して、ヤクザになったものもいたが、ほとんどはまともな仕事に就いた。そのうちの一部のOBたちが、その後も交流を続けてグループとは行かないまでも一緒に活動していた。そのメンバーが海老蔵事件などを引き起こしたのだろう」(同前)

クラブ店内で振り下ろされた金属バット
海老蔵殴打事件で暴力性がクローズアップされた関東連合OBグループ。その名が、さらに世間で恐れられることになった事件が2012年9月に発生する。それが「フラワー事件」だ。

事件当日の夜、東京・六本木の繁華街にあるクラブ「フラワー」は多くの客でにぎわっていた。しかし、華やかなムードの店内には似つかわしくない、目出し帽をかぶり金属バットを手にした数人の男たちが突然、乱入して同席していた知人らと談笑していた男性に襲いかかった。

男たちは多くの客たちの面前で男性を取り囲み頭部を中心に金属バットを繰り返し振り下ろして殴打し男性は死亡した。乱入した男たちは引き起こした事件の重大さを気にとめず、悠然と店から引上げ、店外に止めてあった車で逃走。店内は悲鳴が響き渡り阿鼻叫喚の修羅場となった。

殺害されたのは、飲食店経営者の男性で当時31歳の若さだった。後に判明したことだが、関東連合OBグループとは無関係の人物。関東連合OBグループと対立する人物と間違えられて命を落とすという理不尽極まりない結果を招いた。

関東連合リーダー格の実像
この事件では2013年1月、警視庁は関東連合OBの20~30代の男18人を凶器準備集合容疑で逮捕。同月末には、殺人容疑などで9人を再逮捕し事件の全容解明を進めたが、事件に関与した数人はすでに海外に逃亡していた。

2つの事件の捜査が進む過程でキーマンとなる男が浮上した。見立真一という男で、関東連合OBグループを統率するリーダー格だった。

見立を知る前出の関東連合OBが人物像について語る。

「見立はとにかく頭の回転が速く切れる男だ。何をするにも用意周到、準備万端。頭が良いというだけでなく、暴力的なことをするにしても容赦なく徹底的にやる。カネもかなり持っている。いまはフィリピンにいるが、一生暮らせるだけのカネもあるし、現地での生活に不自由しないしっかりとした支援者がいると聞いている。とにかく大した男だ。関東連合は一時期、活動を停止していたが、見立が関東連合のOBたちを集めて色々な仕事をしていたようだ」

見立については、警視庁が殺人と凶器準備集合容疑で逮捕状を取って指名手配しているうえ、捜査特別報奨金制度に基づき重要情報の提供者には懸賞金上限額600万円が支払われることとなっている。

「半グレは準暴力団」立ちはだかる警察
当時を知る警察当局幹部が、今でも「公衆の面前で躊躇なく残忍な方法で殺害に及んだ。非常に危険なグループで看過できなかった」と語るフラワー事件。後に警察が本腰を入れて「半グレ対策」に乗り出す契機となった。

半グレは、当然ながら「関東連合」だけではなかった。警察当局が当時、捜査対象としていたのが「怒羅権」と呼ばれたグループだった。関東連合と同じく暴走族OBが中心で、東京の江戸川区や江東区などの下町地区が活動拠点。中国残留孤児の2、3世が主なメンバーだった。

その粗暴な行動は関東連合の向こうを張るほどで、暴力団相手の事件も多かった。2011年には東京・六本木の飲食店内で指定暴力団幹部ら5人を20人以上で取り囲みビール瓶などで殴り重傷を負わせた事件や、東京・錦糸町で暴力団組員とトラブルになり、殴る蹴るの暴行を加えたうえ刃物で耳を切断する事件も起こしている。

警察庁は「フラワー事件」後の2013年3月、半グレグループについて、「準暴力団」と位置付け、警視庁をはじめとした全国の警察本部に情報収集を進めるよう通達を出した。警察当局が本格的に、半グレの活動の鎮圧に乗り出すこととなったのだ。

まず警察庁は、半グレグループのメンバー構成や活動資金を獲得している実態などについて情報収集を進めることを決定。全国の警察本部で収集した情報を警察庁のデータベースに登録し、組織犯罪や少年事件、暴走族などの事件を捜査する部署で情報を共有するとした。

事務所も会合もない……ヤクザとは全く違う
半グレを「準暴力団」と位置付けたものの、警察当局の活動には限界がある。捜査幹部が解説する。

「半グレを準暴力団と定義したのは、『暴力団に準ずる危険なグループ』だとして、重点的な捜査対象としたということ。しかし『準暴力団』を取り締まる法律が特別にある訳ではないので、指定暴力団に対してのように規制の網をかけられない」

暴力団の場合、暴力団対策法に基づいて『指定暴力団』と認定されると、繁華街の飲食店などからの『みかじめ料』の徴収を禁止され、対立抗争が起きた場合には事務所の使用制限もできる。さらに、対立抗争が激化すれば『特定抗争指定暴力団』となって、警戒区域でおおむね5人以上で集合すれば即座に逮捕できるのだ。

しかし、準暴力団にあたる半グレは、暴対法や暴力団排除条例の規制対象ではない。警察当局は、殺人や恐喝、詐欺、覚醒剤取締法違反など個別の事件で、刑法や特別法を適用し、摘発していくことになる。

準暴力団としての半グレに対する警察当局の情報収集について捜査幹部が解説を続ける。

「準暴力団といっても、半グレは“組織性があるようで無い”。ある事件についてはグループが組織的に実行したとしても、別の事件では複数のグループのメンバーが個人的なつながりでばらばらに集まり事件を起こすということが珍しくない。暴力団のようなきっちりとした組織がないため、厄介な存在だ。基本的には事務所もないし定期的な会合もない。ヤクザとは全く違う」

半グレと警察当局の水面下での駆け引きがいまも続いている。(敬称略)

参照元 : 文春オンライン


【暴力団幹部が語る】令和の不良の行き着く先「半グレ」を現役ヤクザはどう見ているのか?

2020/11/15(日) 17:12配信



「いまの若い不良は楽をして稼ぎたい。そうなると親分との盃に始まり、しきたりの多いヤクザになるのは損ということになる。大きなシノギ(資金源)を手にすることが出来るなら『半グレ』でいいのだろう」

そう語るのは、首都圏で活動している指定暴力団の古参幹部だ。

暴力団業界が、1992年に施行された暴力団対策法、2011年10月までに全国の自治体で整備された暴力団排除条例の規制の影響で縮小傾向にある。さらに暴力団組員の高齢化も進む中、「半グレ」は増加している。

警察当局が「準暴力団」と定義づけている半グレは、「全国で約60グループが存在し、構成メンバーは約4000人」(警察当局幹部)とされる。

警察庁の最新データ(2019年末)によると、全国の暴力団構成員は約1万4400人。このうち最大組織は山口組の約4100人、次いで住吉会が約2800人だ。暴力団の場合、準構成員(全国で約1万3800人)の活動が確認されているため単純に比較はできないが、「半グレ」の構成メンバー約4000人という数字は山口組の構成員数に匹敵し、国内2番目の住吉会よりも多いことになる。

「警察としては、約4000人の半グレのメンバーに対してナンバリング登録を行っている。そしてリーダー格と構成メンバーについての基礎的な情報収集、さらに活動実態、資金源などの解明に力を入れている」(警察当局の捜査幹部)

まさに、規模の上でも「準暴力団」と呼べる存在となっているからこそ、警察当局は厳しい視線を向けているのだ。

「ヤクザはしきたりが多くて……」
前出の指定暴力団の古参幹部が業界の現状について明かす。

「最近は若い衆が全く入ってこない。確かにヤクザには、しきたりが多い。自分が若いころは、親分の事務所兼自宅に住み込んでいた。『部屋住み』といって食事や掃除などのほか、親分が外出となれば車の運転など、ありとあらゆるお世話をしていた。今の若い衆がこういうことをするのは考えられないだろう」

東京を拠点に活動している別の指定暴力団幹部も、次のように指摘する。

「ヤクザになる若い衆が少なく、半グレとなる者が多いのはヤクザ業界の縮小も原因の一つ。半グレが大きな事件を起こし、マスコミの報道が過熱していたころは、暴排条例などでヤクザが経済的に苦しくなっていたころと重なる」

この幹部が指摘するように、バブル期には6万5000人以上いた暴力団構成員は、バブル崩壊とともに減少。2009年には4万人を切り約3万8600人となっていた。さらに、2011年10月までに全国で暴排条例が施行され経済的な追い打ちとなり、いまでは1万5000人を割りこんでいる。

半グレの名を全国にとどろかせた「関東連合」OBによる「海老蔵殴打事件」が起きたのは2010年11月。全国で進んでいた暴排条例の整備が完了したのは翌年の2011年だ。暴対法や暴排条例による警察当局の厳しい規制で動きが取れない暴力団よりも、いわば「フリーの犯罪グループ」である半グレの方が自由に活動できるというわけだ。

「一生懸命で真面目。かわいい連中だ」
勢力拡大を続ける半グレと、縮小傾向が続く暴力団。では、この2つの反社会勢力同士の関係はどうなっているのか。大阪に拠点を構える指定暴力団幹部が、その接点を解説する。

「自分のところにあいさつに来る半グレの連中もいる。当初は、何かしらのシノギをやって他のヤクザとトラブルになった時にいわゆる“ケツ持ち”、つまり後ろ盾になってほしいのかと思ったら、そうではなかった。目的は『仕事を始めたいので出資してほしい』ということだった。

それでカネを出してやると、その後は律儀に定期的にそれなりのカネを持ってくるようになった。出資してやったカネを振り込め詐欺のアジトに使うマンションの費用などに使ったのだろう」

首都圏で活動している指定暴力団幹部も、同様の体験を語る。

「いわゆる半グレの若いヤツが仕事を始めたいというので、数百万円を出してやったら、それからせっせとカネを持ってくる。どうせヤバイ仕事だろうから内容は聞かなかった。もし、この若いヤツが警察に逮捕された際に、取り調べで『仕事を始めた時の資金はどうした』となり、こちらが事情を知って資金をだしていたとなったら自分にも捜査が及ぶかもしれない。余計なことは知らないほうがよい」

さらに、この幹部は次のように付け加えた。

「自分のシノギはしっかりとあるが、こうした半グレの連中をかわいがっておく必要もある。一生懸命に仕事して毎月必ずカネを持ってくる。真面目でかわいい連中だ」

当然ながら、暴力団と半グレが対立する局面も多い。しかし、幹部らの話からは、その一方で奇妙な共存関係が成り立っていることがうかがえる。

芸能界の一部も資金源に
半グレの活動資金については、警察当局の幹部は、次のように解説する。

「多くの半グレの資金源は特殊詐欺。『オレオレ詐欺』だ、『振り込め詐欺』だと騒がれ始めたのは20年ほど前。その後、シノギが厳しくなってきた暴力団が途中から乗り出してきて、その中で半グレが暴力団の下請けのように加わってきた。ところが今や、半グレが単独で犯行を繰り返し自らの資金源にしている。手口は次々と新手が出てくる。今年は新型コロナウイルスの感染拡大で政府から様々な給付金が支給されたので、これに便乗した手口が横行した」

警察当局によると、半グレグループは、特殊詐欺を行っている拠点を一定期間で移転させるなど、アジトへのガサ入れ(強制捜査)に備え常に警戒を怠ることはないという。

関東連合OBは、半グレの資金源について「芸能界で大きな成功を収めた者もいた」と証言する。

「関東連合で暴走族をやっていても、18歳になるとほぼ卒業することになっていた。一部はヤクザになるのもいたが、大体は正業に就きまともな仕事を始めた。飲食店などが多い。そのほかにはごく一部だが、芸能界に入り込み、大きな収入を得るのもいた。誰でも知っているような人気歌手を抱える音楽会社の仕事に関東連合OBが関与していたのは業界では知られたことだった」

しかし、ここ数年は、半グレの資金源も変化している。一般住宅に押し入って現金を強奪したうえ住人の殺害にまで及ぶ事件を引き起こすグループも現れており、さらなる凶悪化が危惧されている。(敬称略)

参照元 : 文春オンライン


チーマーグループ「新宿ジャックス」は、金村剛弘の西新宿撲殺事件で話題となった関東連合と激しく対立していた半グレ集団です。

▼画像は西新宿撲殺事件で殺された在日韓国人の金村剛弘氏。


この事件がキッカケとなり、関東連合OBによる六本木のクラブ「フラワー」金属バット撲殺事件が起こる。

この事件で、藤本さんがターゲットの木村兄弟の弟、木村孔次朗と勘違いされ撲殺。


木村兄弟の素顔


関東連合OBたちが、ターゲットにしていたのは木村孔次朗だったのです。

半グレの大物、木村孔次朗がついに逮捕!これは衝撃的なニュースですね。


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2020年11月11日水曜日

岡山西署、特定抗争指定暴力団神戸山口組系の組員(41)に中止命令

暴力団組員に中止命令 不当贈与要求で岡山西署

2020/11/10(火) 20:25配信

岡山西署は10日、岡山県津山市、特定抗争指定暴力団神戸山口組系の組員(41)に暴力団対策法に基づく中止命令(不当贈与要求行為)を出した。

同署によると、10月18日、同市内の家電量販店で、投資事業を行っている男性(22)に「わしは絶対に許さんと決めたやつは絶対に許さんけぇ」などと言い掛かりをつけ、出資金名目で現金500万円を要求したとされる。

組員は、同21日、恐喝未遂容疑で同署に逮捕されたが、10日付で不起訴処分となった。

参照元 : 山陽新聞

2020年11月10日火曜日

【神戸山口組系幹部銃撃事件】犯行に使用したとみられる拳銃1丁が新湊川で見つかる

犯行に使われたとみられる“拳銃”を発見…暴力団幹部銃撃事件 兵庫・尼崎市 

2020/11/9(月) 17:17配信


兵庫県尼崎市の路上で、特定抗争指定暴力団・神戸山口組系の暴力団幹部2人が銃撃された事件で、11月8日に警察が犯行に使われたとみられる拳銃を発見していたことがわかりました。

11月3日、尼崎市稲葉元町の路上で特定抗争指定暴力団・神戸山口組系の幹部2人が銃撃され、その後出頭してきた六代目山口組系「司興業」の幹部・藤村卓也容疑者(52)が逮捕されました。

藤村容疑者は出頭の際に拳銃を所持していませんでしたが、警察は8日、犯行に使われたとみられる回転式拳銃1丁を神戸市長田区の新湊川で見つけたということです。

警察は抗争事件の可能性が高いとみて、逃走しているもう1人の男の行方を捜査しています。

参照元 : MBSニュース




兵庫・神戸の川で拳銃1丁見つかる 尼崎の暴力団組長銃撃事件で使用か

2020/11/9(月) 16:24配信 兵庫県尼崎市の路上で特定抗争指定暴力団神戸山口組系組長(64)ら2人が銃撃された事件で、県警尼崎南署捜査本部は9日までに、神戸市長田区の新湊川で銃撃に使われたとみられる拳銃1丁を発見した。県警への取材で分かった。

県警によると、8日午後10時15分ごろ、神戸市長田区の新湊川を捜索中に水中から回転式拳銃1丁を発見し、押収した。

県警は、この拳銃が銃撃に使われ、事件関係者が証拠隠滅のために河川に捨てたとみて鑑定を進める。

事件は3日昼、尼崎市稲葉元町2の路上で発生。組長と配下の組員(61)が少なくとも計3カ所を撃たれて重傷を負い、現場から男2人が逃走した。県警は5日、殺人未遂の疑いで、特定抗争指定暴力団山口組系組員、藤村卓也容疑者(52)を逮捕し、別の男の行方も追っている。

参照元 : 神戸新聞NEXT