2017年6月28日水曜日

任侠団体山口組の定例会、5月の初会合とは別施設が使われる!指定暴力団になることを逃れる狙い?

定例会の会場変更、指定逃れか 神戸山口組からの離脱団体

2017/6/28(水) 15:33配信



指定暴力団神戸山口組から今年5月に離脱を表明した「任●(にんきょう)団体山口組」の定例会が28日、兵庫県尼崎市戸ノ内町3の事務所であった。5月の初会合とは別施設が使われ、県警は暴力団対策法に基づく指定暴力団になることを逃れる狙いもあるとみて警戒を強める。

関係者によると、初回の会場は同市内にある「古川組」の事務所で開かれたが、この日は「真鍋組」事務所が使われた。

警察庁は現在、任●団体の設立を「神戸山口組の内紛」と扱っている。今後、任●団体を指定暴力団に指定するには「主たる事務所」の決定が欠かせない。そのため捜査員は、会場の変更について「『指定逃れ』が狙いではないか」と懸念している。

一方、捜査関係者によると、任●団体への移籍をめぐり古川組内部で勢力が二分しているという情報があり、組織内の対立状態への配慮が今回の会場変更につながったとの見方もあるという。

定例会は同日午後2時から始まったとみられ、会場入りする組員らに捜査員約30人がボディーチェックするなどして警戒した。

(注)●は「侠」の右が「夾」

参照元 : 神戸新聞NEXT

任侠団体山口組



任俠団体山口組(にんきょうだんたい やまぐちぐみ)は2017年に、神戸山口組の一部直系組員らが分裂して結成したとされる日本の暴力団である。

概要
元々は、指定暴力団山口組を源流としていたが、2015年に抗争分裂が起き、一部メンバーが神戸山口組を結成。しかし、2017年4月30日、この神戸山口組のメンバーの一部が再分裂して「任俠団体山口組」を結成。これにより山口組を源流とする暴力団は3派に分割することになった。

2017年4月30日の決意表明と称した結成式で、組織については名目上の「組長」は置かないで、神戸山口組系列の中核団体「山健組」の織田絆誠元副組長(当時50)を代表、また、「真鍋組」の池田幸治組長(当時50)を本部長とする組織を発表した。

暴力団対策法上、指定暴力団とする場合には「暴力団の威力を用いて資金を獲得」「構成員の一定以上に暴力団特有の犯罪歴」「組長などをトップとした階層的な暴力団特有の組織形態」の3要件が必要と規定されており、組長を置かない任侠団体山口組は暴対法逃れの組織形態になっているとの指摘があるが、警察当局は、分裂でなく内部対立状態であり、今後も神戸山口組の一部として暴対法上の規制対象になると認識している。

なお、5月7日には六代目山口組系淡海一家から分裂した「京滋連合」の結成式に任俠団体山口組の池田幸治本部長らが出席しており、同団体も任侠団体山口組に合流したとみられる。

参照元 : wiki/任侠団体山口組

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