2017年6月7日水曜日

【千葉地検】覚醒剤密売を繰り返した指定暴力団「松葉会」系組幹部に懲役30年、罰金800万円、約3337万円追徴を求刑

<覚醒剤密売>組幹部に懲役30年求刑 千葉地検「広範囲に拡散させ悪質」

2017/6/6(火) 13:00配信



千葉県内外で職業として覚醒剤の販売を繰り返したとして指定暴力団松葉会系組幹部が逮捕された事件で、麻薬特例法違反と銃刀法違反などの罪に問われた密売グループのリーダーで同組幹部、川野雅実被告(63)の裁判員裁判の論告求刑公判が5日、千葉地裁(金子武志裁判長)で開かれ、検察側は「覚醒剤を広範囲に拡散させ悪質」などとして、川野被告に懲役30年、罰金800万円、約3337万円追徴を求刑した。

論告で検察側は「所持量は3キロを超え類を見ない所持量。密売は長期にわたり利益も多額で、主犯として覚醒剤の仕入れを担当し、利益の大半(7~9割)を取得していた」と指摘。拳銃と実弾の所持については「大量殺人を可能にする凶器である拳銃を所持していた暴力団組長」と非難した。

起訴状などによると、仲間と共謀し2015年5~9月、宅配便などを使い、営利目的で複数の客に覚醒剤を1グラム数万円単位で譲り渡すなどしたほか、同年9月、香取市内の知人宅で、回転弾倉式拳銃1丁と実弾20発を所持し、営利目的で覚醒剤約3・2キロを所持したなどとしている。

参照元 : 千葉日報

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