2017年2月18日土曜日

指定暴力団山口組系「淡海一家」高山総長(60)の収監逃れ手助けか!? 京都府立医大の医師らが虚偽の診断書作成の疑い

組長“収監逃れ” 京都府立医大が虚偽診断書作成か

2017/02/14 11:45



実刑判決が確定した後も病気を理由に服役していなかった暴力団組長について、京都府立医大の医師らが虚偽の診断書を作成した疑いがあるとして、京都府警が14日午前、病院を捜索しました。

(南出拓平記者報告)
診療時間中に家宅捜索が入ったことで、警察が入った時、患者やスタッフは一様に驚き、現場は物々しい雰囲気となりました。捜査関係者によりますと、京都府立医大の医師らはおととし、恐喝容疑で懲役8年の判決が確定した指定暴力団山口組系淡海一家の高山義友希総長(60)の健康状態を検察に報告した際、「腎臓手術の影響で刑務所への収監に耐えられる状況ではない」とする虚偽の診断書を提出した疑いが持たれています。

この診断書などにより、高山総長は刑務所への収監を免れていましたが、その後の捜査で実際には診断書が提出された時には容体が安定し、収監に問題がなかったことが分かり、14日午前に収監されました。

京都府立医大附属病院・吉村了勇院長:
「(Q.虚偽の診断書を書いた?)ないですね」
「(Q.事実無根?)そういう話がどこから出たのか僕らも分かりません」

また、学長など複数の病院幹部も取材に対し、「高山総長とは病院で会ったことがあるだけで、虚偽の診断書を書くことを依頼されたことはない」などと答えていました。

ただ、容疑が事実であるとすれば、暴力団と公立病院が結託し、司法制度を真っ向からだますという前代未聞の事件となり、警察は慎重に捜査をしています。

参照元 : テレ朝ニュース
















組長と学長が数回会食 京都府医大“虚偽診断書”

2017/02/16 11:48



京都府立医大付属病院が暴力団組長の虚偽の診断報告書を作成した疑いが持たれている事件で、大学の学長が京都府警OBの仲介で複数回、この組長と会食していたことが分かりました。

京都府立医大付属病院は、恐喝事件で懲役判決が確定した暴力団組長の健康状態について「収監に耐えられない」とする虚偽の報告書などを作成した疑いで家宅捜索を受けました。

その後の捜査関係者への取材で、府立医大の吉川敏一学長が数年前に京都府警OBの紹介でこの組長と知り合い、病院外で複数回、会食をしていたことが分かりました。

吉川学長は今週、ANNの取材に対し、「組長とは病院内で一度、会っただけで、食事をしたことはない」と疑惑を否定していました。警察は吉川学長の自宅も家宅捜索するなどして、2人の関係や診断報告書作成との関連を慎重に調べています。

参照元 : テレ朝ニュース












【報ステ】暴力団総長“収監逃れ”病院が便宜か

2017/02/14 23:30



おととし、恐喝容疑で懲役8年の実刑判決を受けたが「健康状態に問題がある」として約1年半、服役を免れていた指定暴力団山口組系淡海一家の高山義友希総長(60)が14日朝に収監された。

高山総長の病状は刑務所に入れないほど深刻なものではなかったが、京都府立医科大学附属病院の主治医が検察へ嘘の報告書を作成した疑いが持たれている。主治医は「院長に指示されてやった」と述べているという。

参照元 : テレ朝ニュース











淡海一家



淡海一家(おうみいっか)は滋賀県大津市長等1-5-22に本部を置き京都府京都市左京区下鴨宮河町52-2に本家を置く暴力団で、六代目山口組の二次団体。

◆淡海一家組織図
総 長 - 高山誠賢(六代目山口組若中)
若頭- 上野 隆
若頭補佐 - 山田浩二

参照元 : wiki/淡海一家

新宿区で知人女性の元交際相手の男性を恐喝した容疑で指定暴力団「松葉会」系の組幹部を逮捕

暴力団幹部が知人女の元交際相手を“恐喝”

2017/02/15 23:46



東京・新宿区で知人の女の元交際相手を恐喝したなどとして、暴力団幹部の男が逮捕されました。

指定暴力団松葉会系の組幹部・佐藤一敏容疑者(60)は去年11月、新宿区の飲食店に男性(32)を呼び出し、現金5万円を脅し取った疑いが持たれています。警視庁によりますと、被害者の男性は佐藤容疑者の知人の女(23)と事件の3カ月前まで交際していましたが、交際中の口論がきっかけで女は体調を崩して入院しました。

その後、女から相談を受けた佐藤容疑者が仲間とともに男性を呼び出して「入院費を払え」などと脅したということです。取り調べに対し、佐藤容疑者は「恐喝のことは知らないし、関わっていない」と容疑を否認しています。

参照元 : テレ朝ニュース





2017年2月3日金曜日

組織を追われ、日本に居れなくなった元大手暴力団組織の幹部が、台湾でヤバいシノギに手を染め大儲け

組織を追われた元ヤクザは海外で再起を目指す「裏風俗とケタミンのポン引きで月収数百万」

2017.01.29



1992年、暴対法が施行され、総会屋、地上げ、キリトリなど、いわゆる“民暴”を主な資金源にしていたヤクザは壊滅的なダメージを受けた。その後、04年改正暴対法の施行で使用者責任の追及が可能になり、暴力団組織の弱体化に繋がった。その余波は地方自治体にも波及したことは、歌舞伎町浄化作戦を見ても明らかだ。石原都知事(当時)が「ヤクザはヤクザでしかない!」と声を荒げ、歌舞伎町内に50台もの防犯カメラを設置。資金源となっていたみかじめ料の不支払いを徹底したのだ。

さらに、08年に改正がなされ、使用者責任の範囲が拡大される。そして10年に全国初の暴力団排除条例が福岡で定められると、翌年には全都道府県で施行されるに至った。彼らの銀行は凍結させられ、不動産は借りられないという悲惨な状況。その結果、組を離れる者、解散する組織が多数出るなど昨今の懐事情は厳しくなったといえる。

では、行き場を失った元ヤクザたちはどこに向かうのか――。

次第に、組織には属さない“半グレ”と呼ばれるギャング化した集団が台頭する。組織を追われた元ヤクザのなかには、海外でヤバいシノギに手を染めている輩も……。

異国の地・台湾でポン引きをする元ヤクザ

現在は半グレとして暗躍するA氏と出会ったのは異国の地・台湾の某所。多くの酔客とポン引きで賑わう繁華街付近だ。



台湾は、一部のエリアでは“売春OK”という風俗大国。お持ち帰り前提のKTVと呼ばれるキャバクラをはじめ、本番アリのサウナ、そして141というピンポンマンション(日本では昔のマンヘルにあたる)にピンサロまである。しかし、どの風俗も平均2万円台はするので結構高め……。

そこで、女の子と格安でイチャイチャしたい場合、ポン引きに頼るしかない。およそ1万2千円前後で遊ぶことができる。とはいえ、日本と同じでボッタクリか優良店かは運次第である。

さておき、表向きは完全なカラオケ店。しかし、その実態は……という怪しい店とポン引きが多く集まるのが、A氏と出会ったこのエリアなのである。

「お兄ちゃん、ちょい待ちぃ~や! 日本人やろ!? 女の子でも探してんのかい!?」

そんなポン引きたちのなかで流暢な関西弁。懐にスッと入ってくる柔らかい物腰。どうやら彼は、日本人のようだ。年齢は30代半ばごろ。黒髪短髪に鋭い目つき。彼がカタギではないことは一目瞭然だった。

だが、異国の地で会った同胞。彼がなぜこのような地でポン引きをしているのか。筆者はアウトロー雑誌にも寄稿していたライターである。ネタ元のなかに共通の知人がいることも発覚し、すぐに意気投合。彼の“城”だという店で飲みながら、詳しい話を聞かせてもらえることになったのだ。



A氏の正体はシノギに失敗した元大手組織の幹部

「命は狙われたくないからケジメだけはシッカリとつけてきたで」

A氏が失った小指を見せながらニヤリと笑う。彼の素性は元大手組織の幹部。だが、シノギで下手を打ってしまい、日本にはいられなくなった挙げ句、ツテを辿って台湾に来たのだという。

もちろん、裏ルートのツテ。就いた仕事は、非合法な売春の斡旋業務だった。「慣れない北京語に苦労したよ」とA氏は振り返るが、日本でも風俗店を経営していた経験があり、台湾でも徐々にその頭角を現した。違法ではあるが、今では売春を斡旋するカラオケ店を切り盛りする、一国一城の主だ。

親日国家である台湾には多くの日本企業があり、政府観光局の統計データによると日本人訪問者数は年間160万人を超えると言われる。要するに、その日本人たちを裏風俗へと斡旋するのがA氏の仕事。とはいえ、同じ日本人からぼったくることは絶対にしないのが彼の信条。主にぼったくるターゲットは富裕層の中国人だという。



しかし、そればかりが彼の仕事ではない。そこで見たのは驚愕の出来事だった……。

ケタミンを風俗嬢に売り捌いて大儲け

「じつは、これがいちばん儲かるんや」

そう言って、おもむろに白い粉をサ~っと机の上に引き始めたA氏。キレイな1本線を作ったかと思うと、鼻からズ、ズ、ズ、ズ~ッと一気に吸引したのだ。「コカイン?」と一瞬思ったが、どうやらケタミンらしい。ケタミンとは、麻酔薬である。だが、立派に麻薬指定されており、吸引すると、重力がド~ンと増すような全身の気怠さを感じることが特徴だ。

日本では1999年頃、全身は硬直しているが視界のみは良好という幽体離脱のような感覚「Kホール」に若者たちが夢中になった。このケタミン、本来は動物のゾウにも使用されるほど強力な麻酔薬。死亡者が相次ぎ、社会問題として取り沙汰されることもあった。

そのケタミンが、台湾の風俗嬢に流行っているのだという。A氏が言うにはこうだ。

「日本の風俗嬢でもハマるヤツが続出したんで、台湾でもイケるんちゃうのかなと。そしたら案の定や。ケタミンを使えば、リラックスして寝られるからな。ストレス社会にはもってこいや」

つまり、A氏こそが台湾の風俗嬢にケタミンを蔓延させた張本人だったのだ。

「日本では入手が難しいと言われているケタミンも、台湾では簡単に手に入るんや。主な材料の入手先はマレーシアやで」

日本への密輸も視野に半グレ事業を拡大

こうしてヤクザ組織を追われたあとも半グレとして月に数百万を稼ぎ出し、成功の味をしめたA氏。今後は昔の仲間たちを集め、日本へケタミンを密輸する段取りを進めているそうだ。もちろん、その仲間たちもヤクザではない。“元”ヤクザだ。

要するに、半グレとなった元ヤクザたちは、半ではなく、グレッグレのヤクザとなんら変わりがないのである。たとえ転んでもタダでは起きない姿勢に感心せざるをえないが、秩序がないぶん、ヤクザよりもタチが悪いのではなかろうか。

取り締まれば地下に潜るという無限ループのいたちごっこ。そんな彼らの台頭に恐怖を感じずにはいられない。

<取材・文/チャッキー>

参照元 : 日刊SPA!


日本のヤクザと海外の繋がり

中国、台湾、フィリピンなど。海外組織に詳しい反社会勢力によれば、それらと組んで覚醒剤や拳銃を密輸入しているらしい。

中国や台湾の犯罪組織とつるんで「オレオレ詐欺」もやっている。中国に詐欺グループの拠点を置いて、そこに日本人の「掛け子」を集めて終日、日本にだましの電話を掛けている。 実際に中国で掛け子をやっていた日本人の話では、「中国語をしゃべるボスの指示で1日に500件の電話を掛けさせられた」とか。

2017年2月2日木曜日

条例で禁止されている小学校近くの区域に組事務所を設けたとして、指定暴力団合田一家トップで総長(75)逮捕

小学校近くに組事務所開設容疑、暴力団総長を逮捕 山口

2017/1/31(火) 13:37配信



条例で禁止されている小学校近くの区域に組事務所を設けたとして、山口県警は31日、指定暴力団合田一家(本部・山口県下関市)トップで総長の末広誠容疑者(75)=同市=ら3人を県暴力団排除条例違反の疑いで逮捕し、発表した。

発表によると末広容疑者らは、昨年11月17日ごろ同市田中町で、条例が禁止している小学校から200メートル以内の区域に2次団体の事務所を開設し、その後、事務所を運営した疑いがある。認否は明らかにしていない。

合田一家は山口県内で最大の指定暴力団。県警によると今年1月1日現在で県内などに約230人の構成員らがいるという。

参照元 : 朝日新聞

合田一家



合田一家(ごうだいっか)は、山口県下関市に本部を置く暴力団。指定暴力団であり、構成員数は2015年末の時点で約100人。

略歴
篭寅組の代貸であった合田幸一が1948年(昭和23年)頃に下関市を本拠地として『合田組』を結成。これを直接の起源とする。1968年(昭和43年)をもって『合田一家』と名を変え、その後数代を経てゆく過程で反目勢力との対立抗争を繰り返しながら勢力を拡大していった。1987年(昭和62年)に山中大康こと李大康が五代目を襲名したのち、山口県下の反目勢力を次々と吸収、県全域を勢力範囲とするまでになった。

初代籠寅組
保良浅之助が設立した。
詳細は「保良浅之助」を参照

二代目籠寅組
保良浅之助の長男・保良寅之助が籠寅組二代目を継いだ。

合田組・初代合田一家
昭和23年(1948年)頃、合田幸一が籠寅組を引き継ぐ形で合田組を設立した。合田幸一は、籠寅組の代紋を継いだが、恐れ多いとの事で籠寅組の家名は継がなかった。
昭和45年(1970年)、合田幸一の提唱により反山口組同盟・関西二十日会が結成された。加盟組織は、合田一家、大阪市の松田組、神戸市の忠成会、姫路市の木下会、岡山市の浅野組、広島市の共政会、北九州市の工藤会など。

昭和63年(1988年)、西日本二十日会が結成された。関西二十日会とは違い、特に山口組を仮想敵とするわけではなかった。西日本二十日会の加盟団体は、唐津市の西部連合、下関市の合田一家、広島市の共政会、尾道市の侠道会、笠岡市の浅野組、松山市の松山連合会、岡山市の木下会、徳島市の勝浦会、高松市の親和会、大阪市の波谷組だった。

五代目合田一家
平成4年(1992年)7月27日、山口県公安委員会から指定暴力団に指定された。

六代目合田一家
平成6年(1994年)2月、合田一家若頭・温井完治が合田一家六代目を継いだ。五代目山口組舎弟頭補佐・大石誉夫(後の六代目山口組顧問)が後見人となった。
平成8年(1996年)2月、四代目共政会、二代目俠道会、三代目浅野組、六代目合田一家、親和会は、親睦会「五社会」を結成した。

七代目合田一家
総長温井完治の引退を受け、六代目体制の最高幹部であった傘下四代目小桜組の末広誠が2009年の9月に七代目を襲名。

歴代総長
籠寅組初代 :保良浅之助
籠寅組二代目 :保良寅之助
合田一家初代 :合田幸一
合田一家二代目:浜部一郎
合田一家三代目:浜崎 彰
合田一家四代目:川崎友治
合田一家五代目:山中大康
合田一家六代目:温井完治
合田一家七代目:末広誠こと金教煥

最高幹部
総長 - 末広誠こと金教煥
総長補佐 - 岡村忠雄
舎弟頭 - 岡村吉衛(岡吉組組長)
若頭 - 新井鐘吉こと朴鐘吉(五代目小桜組組長)
本部長 - 片山洋二郎 (片山組組長)
幹事長 - 皿田正信 (二代目岡村組組長)
組織委員長 - 橋本鋭二 (橋本組組長)
慶弔委員長 - 三好俊市郎(五代目甲斐組組長)
総務委員長 - 琴村鉄男 (琴村組組長)
事務局長 -
舎弟- 早田義雄 (二代目中川組組長)- 岡田健治 (三代目倉重組組長) - 大藤担介 (二代目阿部組組長) - 田中久夫 (田中久組組長)

参照元 : wiki/合田一家





【山口組分裂騒動】指定暴力団「神戸山口組」傘下の暴力団幹部を射殺した山本被告に無期懲役の判決

山口組、神戸山口組対立から…無期懲役判決

2017/1/30(月) 20:55配信



去年、対立関係にある指定暴力団「神戸山口組」傘下の暴力団幹部を射殺したとして殺人などの罪に問われている男の判決公判が岡山地方裁判所で開かれ、無期懲役の判決が言い渡された。

無期懲役の判決を受けたのは、愛知県半田市の暴力団組員・山本英之被告(32)。判決によると山本被告は去年5月、岡山市南区のマンション駐車場で指定暴力団「神戸山口組」傘下の暴力団幹部を射殺したもの。

30日の判決で松田道別裁判長は、事件の背景を「組織的な動機に基づく犯行」と指摘した。その上で近隣住民のみならず国民全体に非常に大きな不安と恐怖を与えたとして、検察の求刑通り無期懲役を言い渡した。

この事件は山口組と神戸山口組の対立関係の中で発生したもので、被告への報復などに備えるため、30日の判決言い渡しは裁判所の周囲を警察官が警戒にあたる中で行われた。

参照元 : 日本テレビ系(NNN)

















指名手配中の暴力団組長をかくまったとして、山口組直系「秋良連合会」幹部、金正幸容疑者(52)=韓国籍=ら男4人逮捕

指名手配中の組長かくまった? 韓国籍の男ら逮捕 大阪

2017/2/1(水) 19:34配信

指名手配中の暴力団組長をかくまったとして、大阪府警捜査4課などは1日、組織犯罪処罰法違反(犯人蔵匿)の疑いで、指定暴力団山口組直系「秋良連合会」幹部、金正幸容疑者(52)=韓国籍=ら男4人を逮捕した。金容疑者は容疑を否認している。

金容疑者の逮捕容疑は、昨年8~9月、凶器準備結集容疑で同5月末に指名手配された同連合会会長の金東力被告(60)=同罪などで起訴=を大阪府東大阪市内のマンションに住まわせたとしている。

金被告は約4カ月にわたる逃亡の末、同9月21日、ゴルフを終えて大阪市内の韓国料理店に入るのを捜査員に発見され、逮捕された。

参照元 : 産経新聞

秋良連合会



秋良連合会(あきられんごうかい)は、大阪府大阪市に本部を置く暴力団で、指定暴力団六代目山口組の二次団体。

来歴
太田守正太田興業組長は、初代健竜会副会長、二代目山健組直参。三代目山健組では若頭補佐、舎弟頭、相談役を歴任。2005年、太田会と改め五代目山口組の直参となる。その後再び太田興業に復称したが、2008年後藤忠政後藤組組長の処遇問題で執行部を批判し、除籍引退となった。

太田守正引退後、太田興業組長代行の秋良東力が地盤を引き継ぎ名跡を秋良連合会に改め、六代目山口組の直参に昇格した。

秋良東力は2009年8月11日に、暴力団関係者の利用を禁じている山梨県内のゴルフ場で、暴力団であることを隠してゴルフをプレーしたなどとして、2012年7月10日に詐欺容疑で大阪府警に、他の山口組の直系組長ら5人とともに逮捕された。

構成
会長 - 秋良東力 こと 金東力 (六代目山口組組織副委員長)
若頭 - 早崎 浩(早崎会会長)
舎弟頭 - 高木正雄(北斗会会長)
懲罰委員長 - 金 伸一(一蓮会会長)
若頭補佐 - 児島和彦(三代目兵藤会会長)
若頭補佐 - 角 英男(一蓮会会長代行)
会長秘書 - 平松昌文
舎弟 - 上田基晴(上田組組長)
若中 - 柳川 至(二代目東龍会会長)
若中 - 篠崎義郎(一蓮会幹事長)
若中 - 大恵正敏(二代目三重前川組組長)

参照元 : wiki/秋良連合会

山口組傘下ではない独立団体を舞台にして、両団体の「代理戦争」が勃発

山口組京都代理戦争 会津小鉄会「2人の組長」血の相克

2017.02.01 07:00



山口組の分裂抗争は度重なる武力衝突から一時、落ち着きを見せていた。しかし、今年1月、意外な形で火が噴いた。場所は京都、しかも山口組傘下ではない独立団体を舞台にして、両団体の「代理戦争」が勃発したのだ。フリーライターの鈴木智彦氏がレポートする。

1月21日午前6時、京都市左京区にある会津小鉄会傘下のいろは会事務所前に向かった。静かに降り始めた雨が雪に変わっていた。玄関前にはすでに京都府警が大挙しており、実話誌の記者が2人張っている。周囲が明るくなった頃には地元メディアや一般誌、警視庁や兵庫県警などの捜査関係者なども現われ、周辺はちょっとした騒ぎになった。

騒動の発端は1月10日、会津小鉄会と親交のある暴力団に送られたFAXだ。六代目会津小鉄会・馬場美次会長の名前と印が押されており、そこには、

「この度、後進に道を譲るべく、原田昇(六代目会津小鉄会の若頭)をもって七代目会津小鉄会会長とし、不詳私の跡目とすることと決定いたしました」

と書かれていた。馬場会長は家族の銀行口座を使ったことが詐欺事件とされ、昨年12月に有罪判決を受けている。今後収監される可能性に加え、75歳という高齢ということもあって代目が変わってもおかしくない。

が、すぐに馬場会長の直筆サイン入りで訂正のFAXが流された。

「本日、ファックスにて送信致しました書状について、後継者に原田昇となっておりますが、まったく私の知る所ではございません。ここに改めて御通知申し上げます。依って原田昇を『絶縁』と致します」

先ほど七代目会長を襲名するとされた原田若頭が、今度は一転、絶縁処分とされてしまったのだ。直後、騒動はどんどん大きくなる。

馬場会長は自らの子分に加え、神戸山口組の幹部・組員を連れて会津小鉄会の本部に入り、原田若頭派を追い出して施錠し、一帯が騒然としたのだ。近隣の小学校児童は警察官の付き添いで下校することとなり、新聞記者やテレビカメラも詰めかけた。するとカメラに映し出された映像に、当事者たちに加え、六代目山口組幹部の姿があったのだ。

「馬場会長が神戸山口組を連れて乗り込んできた時、本部には六代目山口組や弘道会(司忍組長の出身母体)の幹部がいた。会津小鉄会のクーデター未遂は、2つの山口組の代理戦争みたいなもんだ。それも絶縁された原田若頭側に六代目山口組が付き、元々の馬場会長側を山口組から処分された神戸山口組が支援するという皮肉な構図」(山口組担当のマル暴刑事)

暴力団社会はとどのつまり、強い者の言い分が筋でしかない。これにより会津小鉄会の本部は京都府警によって封鎖された。

その後馬場会長は、金子利典会長代行に跡目を譲ることを決めた。だが、その襲名式当日、処分された原田若頭派も襲名式を挙行するという噂が消えなかった。金子新会長の襲名式2日前、山口組担当のマル暴刑事に電話すると、「どっちも正統な跡目を主張し、『七代目会津小鉄会』を名乗るというのだから前代未聞」と戸惑っていた。

刑事は原田若頭派を偵察に行く予定でシフトを組んでいたそうだが、結局、原田若頭派の襲名式は中止されたという。ただし、2月にずれ込んだということなので、まったく同じ名前の会津小鉄会七代目がもうひとつ誕生し、2人の七代目会長が並び立つ可能性は消えていない。

※週刊ポスト2017年2月10日号

参照元 : NEWSポストセブン


分裂山口組、会津小鉄会を巻き込み抗争再燃 外交戦は山口組が圧倒的、指定暴力団の約半数と友好関係

2017/1/30(月) 16:56配信



国内最大の指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)が分裂してから27日で1年5カ月を迎えた。離脱派が結成した神戸山口組(本部・兵庫県淡路市)との抗争事件は全国的に沈静化しているが、対立自体は他組織を巻き込みながら深く進行している。

今月11日、京都市下京区に本拠を置く指定暴力団会津小鉄会の本部事務所に、山口組と神戸山口組の組員数十人が詰めかけ、一触即発の事態になった。

トップ人事をめぐる同会の内紛が原因だった。前日の10日、山口組派の幹部が新会長になるとの文書が流れ、その直後、神戸山口組派の会長が文書を否定し、幹部を「絶縁(永久追放)」にする文書が出回った。山口組の分裂が他組織に飛び火した形だ。

会津小鉄会は今月21日、神戸山口組派の幹部が新会長に就任する継承式を実施。最終的には神戸山口組の友好団体となる道を選んだ。

会津小鉄会の動きについて、暴力団関係者は「もともと山口組の友好関係にあったが、トップだった会長は神戸山口組の井上邦雄組長と兄弟分だった上に、高圧的な山口組への反発を強めていた。対山口組への戦略上、京都を押さえておきたい神戸山口組と、利害が一致したのだろう」と解説する。

ただ、外交戦では山口組が圧倒的だ。国内の22指定暴力団のうち約半数と何らかの親戚・友好関係を構築しているとみられている。昨年9月には篠田建市(通称・司忍)組長が関東の2大組織である指定暴力団稲川会(本部・東京都港区)と指定暴力団住吉会(本部・東京都港区)のトップと横浜市で会談するなど友好関係をアピールしている。

捜査関係者は「有力組織との友好関係を見せつけることで神戸山口組を牽制しようとする狙いがある。分裂の影響を考慮し中止となった親戚・友好団体による山口組への年末のあいさつも昨年末は再開された」と指摘する。

警察庁によると、山口組分裂以降、両組織間の抗争事件は92件発生しているが、昨年3月以降は急速に沈静化。12月は0件、今年1月は26日時点で2件にとどまっている。両組織が組事務所の使用禁止など規制がより強化できる「特定抗争指定暴力団」への指定を警戒しているためとみられる。

ただ、抗争再燃の火だねはくすぶっている。別の捜査関係者は「会津小鉄会を絶縁された山口組派の幹部が新組織を立ち上げようとする情報もあり、代理戦争として抗争が再燃する可能性もある。会津小鉄会以外でも、どちらの山口組と付き合っていくかで、もめている暴力団があり、予断を許さない情勢だ」と分析している。

参照元 : 夕刊フジ