【全文】ブレイキングダウンでくも膜下出血判明の選手が現状報告も殴られた相手とは対戦希望
2025/12/16(火) 17:57配信
1分間で戦う格闘技イベントBreakingDown（ブレイキングダウン＝BD）18の前日公開計量で対戦相手から突然ビンタされ、倒れた後にくも膜下出血が判明していた竜が16日、自身のX（旧ツイッター）を更新。現在の体調について、つづった。
BD18は14日に都内で開催。前日計量は13日に行われた。第5試合のライト級ワンマッチ、キックルール70キロ以下に出場する竜がフェイスオフ時に突然、対戦相手の江口響にビンタをされ昏倒（こんとう）。右足はけいれんし、一時は失神で意識を失った。その後試合は中止となった。
竜は15日、自身のXで「くも膜下出血で脳内に出血が発見されて、状態は良くないです。暖かいメッセージありがとうございます」などとつづっていた。
そして16日、自身の体調について投稿。「今回の件について、事実としてお伝えします」と前置きした上で「大会当日、医療スタッフの判断でCT検査を受けていましたが、その時点では大きな異常は確認されませんでした。その後、移動のために飛行機に搭乗したことで体調が悪化し、強い頭痛が続いたため、大会から3日後に再度検査を受けた結果、くも膜下出血が判明しました」と記述。
現在は「医師・医療スタッフの管理のもとで治療を受けており、症状も安定し、改善に向かっていることが確認できています」とした。
戦う予定だった江口については「そして俺の気持ちは変わりません。名古屋大会では、江口をKOして無念を晴らします」と対戦を希望した。
竜はBDの喧嘩自慢の選抜に北海道代表として出場。出身の北海道弁「やるべしたら！」と叫び、一躍注目を集めていた。
◇ ◇ ◇
以下、投稿全文。
皆さん、たくさんのご心配とメッセージありがとうございます。
今回の件について、事実としてお伝えします。
大会当日、医療スタッフの判断でCT検査を受けていましたが、その時点では大きな異常は確認されませんでした。
その後、移動のために飛行機に搭乗したことで体調が悪化し、強い頭痛が続いたため、大会から3日後に再度検査を受けた結果、くも膜下出血が判明しました。
現在は医師・医療スタッフの管理のもとで治療を受けており、症状も安定し、改善に向かっていることが確認できています。
試合が行われなかったことは本当に悔しいですが、選手の命と安全を最優先に判断してくれた ブレイキングダウンに感謝しています。
そして俺の気持ちは変わりません。名古屋大会では、江口をKOして無念を晴らします。
必ず万全な状態でリングに戻り、結果で応援してくれた皆さんに恩返しします。
