【元警察官襲撃事件】特定危険指定暴力団・工藤会組員に無期懲役の判決

工藤会系組員に無期懲役を求刑　元警察官襲撃など３つの事件　福岡県

2017/9/4(月) 17:35配信



特定危険指定暴力団・工藤会による一連の事件のうち、市民を狙った襲撃事件など３つの事件で実行役などを担ったとされる組員の裁判で無期懲役を求刑です。

組織的な殺人未遂などの罪に問われているのは、工藤会系の組員、中田好信被告です。

起訴状などによりますと、中田被告は、工藤会の捜査を担当した元警察官や漁協関係者の親族を実行役として襲撃したほか、工藤会トップが受診したクリニックの看護師が切り付けられた事件では実行役を送り迎えしたとされています。

４日の裁判で、検察は「意に沿わない者を力で屈服させる、工藤会の論理に基づく組織的な犯行で、被告の責任は首謀者に次いで重大」と指摘し、中田被告に無期懲役を求刑しました。

一方、中田被告は、これまでの裁判で殺意を否認しています。

参照元 ： テレビ西日本