2020年11月8日日曜日

家畜や果物を盗んで売っていた「群馬のボス」率いるベトナム人武装集団13人逮捕 覚せい剤でも逮捕

家畜千頭を盗難…「群馬のボス」率いるベトナム武装集団の闇手口

2020/11/4(水) 13:02配信


ベトナム人の窃盗集団による家畜盗難が相次いでいる。

10月26日、群馬県警は在留期限を超えたとして入国管理法違反で、自称カラオケ店店主レ・ティ・トゥアン容疑者(39)ら男女13人を逮捕した。彼らが住んでいた太田市内の貸家2棟から、約30羽分の冷凍鶏肉を押収。トゥアン容疑者は「群馬のボス」というアカウントを持ち、SNS上でベトナム人の仲間を募集していた。

さらに同県警は、10月28日にカオ・スアン・トゥン容疑者(27)らベトナム人技能実習生の男4人を屠畜場法違反で逮捕したと発表。4人は太田市内のアパートで、豚を食肉にする目的で解体していたという。

「2つのグループは協力しながら、家畜を盗んでいたようです。『群馬のボス』のSNSには、実習生4人が暮らすアパートや豚肉を焼く画像が載っていましたから。彼らは、夜になると北関東を中心に徘徊。家畜や果物を盗んでいたとみられます。監視カメラの映像を分析すると、家畜を運ぶ者、見張り役、運転手と役割が明確に分かれていたようです。

家畜の盗難は今年1月から目立つようになりましたが、被害が届けられたのは5月以降になります。中には、半年間で400頭の豚が盗まれた養豚場もある。警察は170人体制で、捜査に当たっていました」(全国紙社会部記者)

家畜の盗難被害は、今年に入り群馬、埼玉、栃木、茨城の4県で22件にのぼる。被害総額は3000万円以上。群馬県だけで豚719頭、鶏144羽、ナシやブドウなどの果物約9000個が盗まれた。

◆容疑者の部屋から漂う異臭
「近隣住民は、逮捕されたベトナム人の住む住宅から異臭がしていたと話しています。注意しても日本語が通じないようだったとか。家の外で肉を焼き、バーベキューをすることもたびたび。普段は夏でも窓を閉め切り、室内が見えないようにしていたようです。

盗難の目的は、同胞への闇販売がひとつ。在留ベトナム人の数は、中国人、韓国人に次いで約33万人になります。とても強固なコミュニティを築いている。SNSなどによる連絡も密で、販売のマーケットが形成されているんです。今回もコミュニティを利用して、盗んだ家畜を解体し宅配便で日本に住むベトナム人に送っていたとみられています」(同前)

コロナ禍で働き口がなくなり、食うに困っている外国人労働者が増えている。外国人技能実習生のあまりにひどい待遇なども近年問題になっている。盗難事件には、こうした背景があることにも目を向けなければならない。

ただ、どうも本件は様子が違うようだ。警察が押収した中に、肉や果物の他にも危険物が混じっていたのである。

「牛刀の他、モデルガンや金属バット、模造刀も押収されたんです。この容疑者たちは窃盗を繰り返すグループだっただけでない。トラブルになれば、モデルガンや金属バットで、養豚場のスタッフなど一般人に危害を加える恐れもあったでしょう。SNSを駆使し、見張り役など役割万端をするなど手口も巧妙。北関東の広い範囲に土地勘もあるため、バックに日本人がいる疑いも強くなっています」(北関東の地元紙記者) 続発する家畜の盗難。今回逮捕されたグループは、氷山の一角なのかもしれない。

参照元 : FRIDAY


盗難被害の豚・果物どこ?ベトナム人相次ぎ逮捕、群馬

2020/11/1 20:00


北関東で家畜や果物の盗難が相次いだ事件で、群馬県警が入管難民法違反容疑などでベトナム人のグループを逮捕し、冷凍肉や解体道具を押収した。

一部を国内のベトナム人に発送していたことは判明したが、大量の肉や果物がどこへ消えたのか、詳細は不明だ。農家からは「早く全容解明を」と切実な声が上がる。

8月中旬、群馬県伊勢崎市のベトナム料理店の周辺を見張っていた捜査員は、1台の軽乗用車の後を追った。着いたのは太田市の住宅。その日のうちに住人が果物入りの段ボールを宅配便の配送センターに持ち込むのを確認した。

この住宅で逮捕された男女13人は20~30代で、大半が技能実習生として入国。捜査関係者によると、リーダー格とみられる男は「群馬の兄貴」を意味するアカウント名で、SNS(交流サイト)に豚や果物の写真と値段を掲載。買い手を募っていたが、事件が報道されるようになった夏ごろ、大半が削除された。

食肉処理場ではない自宅で豚を解体したとして、と畜場法違反容疑で逮捕された技能実習生のSNSには、子豚を丸焼きにする動画も。解体した肉は、自分たちで食べたほかは売ったとみられる。

捜査関係者によると、逮捕した男4人のうち1人は「SNSで豚を買い取った」という趣旨の供述をしており、2つのグループに接点がなかったかを調べる。

今年に入って群馬県では豚約710頭、ニワトリ約140羽、ナシ約5400個が盗まれ、埼玉、栃木、茨城各県でも被害を確認。複数のグループが県をまたいで盗みを繰り返したとみられる。

群馬県高崎市のナシ農園では10月26日早朝、約200個のナシがもぎ取られ、ごみ袋に詰めて放置されていた。9月にも被害に遭った農園の男性は「近くにもっと被害が大きい方もいて、みんな落ち込んでいる。こんなことが二度とないよう、早く犯人を捕まえて解決してほしい」と訴えた。〔共同〕

参照元 : 日本経済新聞

ベトナム人家畜窃盗グループ「覚醒剤で逮捕」に暴力団関与はあるのか 注目されていた群馬ルート
2020年11月2日 10:51
ベトナム人の一部(あくまで一部です)が北関東を中心に家畜を窃盗。売買し、逮捕されました。盗難した家畜を解体し、自分たちで食すほかSNSを利用し売っていたというもの。関わっていたとされる13人が入管難民法違反(不法残留など)で逮捕。

これによって気を付けなければならないのは、ベトナム人差別です。真面目に働いている人たちに危害など及んではいけません。

「あのグループには『ボス』がいてその下に『指示役』がいますね。割としっかりした組織です」(全国紙社会部記者)

逮捕されたベトナム人は技能実習などで来日し、コロナ禍で職を失ってしまったケースも多々あると思われます。観光を含むベトナム人の来日はコロナ前の2017年では、30万8900人となっています(「来日外国人犯罪の検挙状況」警察庁刑事局組織犯罪対策部 国際捜査管理官 平成27年4月より)。

この中から食うに困った人々が今回のような犯罪に走ってしまったようです。これはベトナム人に限らず、日本人による犯罪も同様でガス点検を装った強盗やアポ電強盗、タワマン強盗などもコロナ禍が原因ではないかと言われています。

彼らは半グレとも違い(ケースによっては違うが)、SNSで募集しあった「普通の人」が犯した犯罪グループ。

「が、今回、ベトナム人窃盗グループの事件で警察が色めき立ったのは覚醒剤所持で逮捕されたからです」(前出・全国紙社会部記者)

警視庁組織犯罪対策5課は28日にベトナム国籍の男ら10人を逮捕しました。本来、覚醒剤を取り扱うのはヤクザのシノギ(表向きは禁止)。これに手を出す事は日本国内では考えにくいのです。最近は、半グレのシノギだった大麻もヤクザがは仕切っているようです。

「家畜の窃盗だけなら、暴力団の関与は疑わしいのですが覚醒剤を扱うとなると話は別です」(前出・全国社会部記者)

特に、北関東に含まれる「群馬ルート」と呼ばれる覚醒剤の販路は著名人が手を出した事で、表沙汰になりました。

「覚醒剤の、群馬など北関東ルートは関越道路などで東京にすぐに行けるからね。高速道路では、以前は深夜になると車が通らなくなるからチャカ(拳銃の発射)の練習をしていたしね。だけど今回のベトナム人グループのケツモチをヤクザがしているとは聞かない」(元指定暴力団三次団体幹部)

今回逮捕の、ベトナム人グループは仲間内だけの営利目的で覚醒剤を密輸したとされています。が、覚醒剤は行為の際のドラッグとしても知られてます。仲間うちだけで「楽しむ」目的だったのか、いまだ疑問が残ります(繰り返しますがベトナム人差別などが生まれない事を最後に記しておきます)。
参照元 : TABLO






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