2020年4月4日土曜日

暴力団員、前年より1200人減の約1万4400人 一部が準暴力団・半グレに移行している可能性

暴力団勢力3万人割る 一部は半グレ・準暴力団に移行か

2020/4/2(木) 10:35配信



昨年末時点の全国の暴力団勢力は前年より2300人(7・5%)減の2万8200人で、3万人を割り込んだ、と警察庁が2日発表した。15年連続の減少。警察庁は「取り締まりや暴力団排除活動により、資金獲得にいっそう窮しているのが減少の要因」と分析している。

昨年末の勢力は、暴力団に所属する構成員(組員)が前年より1200人減の約1万4400人、所属しないが暴力団の活動に関わる準構成員などが1100人減の1万3800人。

暴力団勢力は1963年の18万4100人をピークに減少。バブル経済期にやや増えたが、92年の暴力団対策法施行とその後の暴力団排除条例の広がりで減少が進み、2016年に4万人を割り込んだ。

ただ、警察庁は、暴力団勢力の減少の中で、一部が準暴力団・半グレと呼ばれるグループに移行している可能性があるとみて、実態解明に力を入れている。

参照元 : 朝日新聞

暴力団2万8200人 15年連続減少 警察庁

2020/4/2(木) 13:06配信

昨年末時点の全国の暴力団勢力は前年比2300人減の2万8200人で、過去最少となったことが2日、警察庁のまとめで分かった。

減少は15年連続。同庁は「暴力団排除の活動や取り締まり強化で資金獲得が困難になり、減少が進んでいる」と分析している。

暴力団構成員(組員)は前年より1200人少ない1万4400人、暴力団と関係が深い準構成員は1100人少ない1万3800人だった。

暴力団勢力は2004年に8万7000人いたが、その後毎年減少。一方、近年は「準暴力団」「半グレ」といった若い世代が中心の犯罪グループも活発に活動しており、警察当局は摘発を強化している。

暴力団の組織別では山口組が最大で8900人、住吉会4500人、稲川会3400人、神戸山口組3000人、任※(ニンベンに挟のつくり)山口組(現・絆会)610人。

山口組分裂をめぐっては、昨年11月に兵庫県尼崎市で山口組の傘下組織元組員が神戸山口組幹部を自動小銃で射殺するなど抗争事件が相次いだ。両団体は「特定抗争指定暴力団」に指定され、警察当局が警戒を強化している。

参照元 : 時事通信




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