2018年2月2日金曜日

指定暴力団神戸山口組系の暴力団会長の男性に暴行を加え死亡させた指定暴力団山口組系の暴力団幹部ら4人に実刑判決

傷害致死 頭部付近を何度も蹴る 山口組系暴力団幹部ら4人に実刑判決/和歌山

2018/2/1(木) 21:01配信



一昨年10月、和歌山市の繁華街で、指定暴力団神戸山口組系の暴力団会長の男性に暴行を加え死亡させたとして、傷害致死などの罪に問われた、対立する指定暴力団山口組系の暴力団幹部ら4人に対する裁判員裁判の判決公判が1日開かれ、和歌山地方裁判所は、4人全員に懲役8年6ヶ月から7年6ヶ月の実刑判決を言い渡しました。

判決を受けたのは、指定暴力団山口組系の暴力団幹部、坂上浩二被告50歳ら4人です。判決によりますと坂上被告ら4人は、既に有罪判決が確定している、同じ組の4人と共謀し、一昨年10月9日深夜、和歌山市の繁華街の路上で、対立関係にある神戸山口組系暴力団の会長の男性の頭部付近に、何度も蹴るなどの暴行を加え死亡させたものです。

これまでの公判では、共謀の有無などが争点となり、検察側は「8人の間に、暴行への積極的な共通の動機があったことは十分に推認できる」と主張、一方、弁護側は「相手側の執拗な挑発がトラブルの原因となった。トラブルは偶発的なもので、暴行も一方的なものでもない」と主張してきました。

1日の判決で和歌山地方裁判所の武田正裁判長は、事件は偶発的に発生したという弁護側の主張を一部認め、被害者側の落ち度についても触れた上で、「暴行を行うという共通認識は十分に推認できる」と判断し、4人にそれぞれ懲役8年6ヶ月から7年6ヶ月の実刑判決を言い渡しました。

参照元 : テレビ和歌山









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