2018年9月21日金曜日

京都市の飲食店から「みかじめ料」恐喝容疑で指定暴力団6代目「会津小鉄会」幹部ら男女12人逮捕

みかじめ恐喝容疑で組員ら12人逮捕 京都・祇園や木屋町で

2018/9/17(月) 20:25配信



京都市の祇園や木屋町地域の飲食店から「みかじめ料」として現金を脅し取ったとして、京都府警組対2課と南署などは17日、恐喝の疑いで、指定暴力団6代目会津小鉄会幹部の金子元容疑者(75)=左京区一乗寺南大丸町=や同会幹部新原徹容疑者(66)=山科区日ノ岡朝田町=ら男女12人を逮捕した。府警は12人の認否を明らかにしていない。

府警によると、金子容疑者らは店側と直接のやりとりを避け、両地域で活動する客引きグループを介してみかじめ料を徴収していたという。暴力団の取り締まり強化が進む中、摘発を免れる狙いがあったとみて実態解明を進める。

逮捕容疑は共謀し、昨年3月~今年8月、祇園と木屋町地域の飲食店2店舗に対し、「店をやめるか、うちらのルールに従うか」などと脅し、みかじめ料として現金計105万円を脅し取るなどした疑い。

府警の説明では、金子容疑者らは、飲食店側と日常的に接する客引きグループを利用。みかじめ料に相当する金額を「組合費」などの名目で徴収させ、組の資金源にしていたとみられるという。

参照元 : 京都新聞


みかじめ料名目で飲食店恐喝の疑い、会津小鉄会“会長”ら逮捕

2018/10/8(月) 16:35配信



京都・祇園や木屋町地区の飲食店などからみかじめ料名目で現金を脅し取ったとして、京都府警は8日、恐喝容疑で指定暴力団会津小鉄会系組長、金元(きん・げん=通称・金子利典)容疑者(75)=京都市左京区=ら男7人を再逮捕し、新たに同会系幹部、仙頭弘好容疑者(53)=大津市=を逮捕したと発表した。金容疑者は事実上分裂した会津小鉄会の「会長」を名乗っている。

府警によると、金容疑者らは、同地区で20~30店舗から「組合費」として少なくとも1千万円以上を取り立てていたとみられる。

逮捕容疑は共謀し、平成29年9月~今年9月、同地区の飲食店や風俗店に「営業したいんやったら金払え」などと金銭を要求し、2店舗から計102万円を脅し取ったとしている。府警は認否を明らかにしていない。

参照元 : 産経新聞





2018年9月15日土曜日

指定暴力団「任侠山口組」トップ銃撃事件から1年が経過、いまだ実行犯の足取りつかめず

任侠山口組トップ銃撃1年 実行犯の足取りつかめず 兵庫県警、上層部関与も捜査

2018.9.12 10:51

指定暴力団任侠(にんきょう)山口組トップの車列が対立する神戸山口組系組員らによって神戸市内で銃撃され、警護役の男性が射殺された事件は12日、未解決のまま発生から1年を迎える。兵庫県警は神戸側の組織的犯行の疑いもあるとみて上層部の関与を捜査するとともに、実行犯の足取りを追うが、事件解決に結びつく有力な情報は得られていない。



任侠山口組結成後の主な動き
任侠山口組は昨年4月、神戸山口組の井上邦雄組長(70)に反発した勢力によって結成。当初は「任侠団体山口組」(同8月に改称)と名乗り、井上組長の組織運営の批判を繰り返していた。

事件は昨年9月12日朝、神戸市長田区の市営住宅前の路上で起きた。数人の男が、任侠山口組トップの金禎紀(通称・織田絆誠(よしのり))代表(51)の車列を銃撃。もみ合いになった織田代表の警護役、楠本勇浩(ゆうひろ)さん=当時(44)=が頭を撃たれ死亡した。

▼山口組分裂3年 三つどもえ、続く切り崩し…警察警戒

県警は付近の防犯カメラ映像などから、実行犯の1人を神戸山口組直系「山健組」傘下組織組員、菱川龍己容疑者(42)と断定。事件4日後の同16日に殺人容疑で全国に指名手配した。同日朝には、犯行に使用された回転式拳銃や、菱川容疑者の身分証が現場の北約10キロのバス停付近で見つかり、事件解決への期待も高まったが、その後の捜査は難航を極めた。

捜査関係者によると、この1年で県警に寄せられた菱川容疑者に関する具体的な目撃情報は30件ほど。県警は今年3月、犯行直後に菱川容疑者を車に乗せて逃走を手助けしたとして、犯人隠避容疑で交際相手の女を逮捕したが、以降の足取りは途絶えたままだ。

県警は、織田代表の銃撃を対立する神戸山口組による組織的な犯行とみて、上層部の関与について捜査を進めている。ただ、神戸側は菱川容疑者について「(犯行の)数カ月前から音信不通になった」などと説明。県警は神戸側が無関係を装うため、菱川容疑者を事前に偽装離脱させた可能性があるとみているが、捜査関係者は「実行犯を逮捕しないまま、神戸側の上層部の刑事責任を追及することは困難だ」と語る。

事件から1年を前に、県警は現場の付近の住民から当時の状況について再び事情を聴くなどし、菱川容疑者以外の実行犯についても洗い出しを進めている。

参照元 : 産経WEST

暴力団を離脱後「5年は組員扱い」銀行口座も作れない

暴力団、やめさせれば平和になりますか? 離脱後「5年は組員扱い」口座も作れず

2018/9/1(土) 9:37配信



ネットでは「修羅の国」とも言われる福岡県。全国に22ある指定暴力団のうち5つがこの県に集まっている。

福岡育ちの記者にとっても、暴力団は身近なところにいた。どこそこに銃弾が撃ち込まれたというニュースは数年に1回は聞いたし、幼稚園の頃には、前から歩いてきた刺青のおじちゃんを指して「遠山の金さんがいるよ」と言って、母の寿命を縮めたこともあった。

2007年には近所の路上で道仁会(久留米)の組長が頭を撃たれて殺されている。夜のニュースでは、ドラマ『踊る大捜査線』のごとく、鑑識が地べたをはう映像の背景に、自宅マンションが映っていて不思議な感覚がしたものだ。

その暴力団の構成員が、2010年に福岡県ででき、全国に広がった「暴排条例」(暴力団排除条例)などによって減り続けている。現在、構成員は2万人を割ったとされる。死亡などの自然減や暗数なども勘案すると、年平均600人程度が離脱しているとみられている。

しかし、彼らの就職先は少ない。全国暴力追放運動推進センターが2010年からの7年間で支援した離脱者は4170人。就職できたのは、わずか90人だ。しかも、追跡調査がないので、仕事を続けているかは分からない。

残りの約4000人はどうなってしまうのだろうか。暴力団研究の第一人者で、7月に『ヤクザの幹部をやめて、うどん店をはじめました。』(新潮社)を上梓した廣末登さん(福岡市在住)に聞いた。(編集部・園田昌也)

●現在の暴力団、やめても指は詰めない「警察が退職代行」

ーー暴力団員が減っているとのことですが、そんなに簡単にやめられるんですか。指を詰めないといけないのでは?

暴力団は資金源を次々に断たれ、「シノギ」(収入手段)ができず厳しい状態にあります。なので、次々に人がやめているのです。

一頃と違って、今は警察が暴力団の「退職代行」をやってくれます。組の脱退届を書いたら、警察が組に届けてくれるんです。福岡県警では電話で対応なんてこともやっているそうです。

もしもそこで、妨害や制裁が科されるようなことがあれば、警察が介入しますから、よほどのことがなければやめられます。私がインタビューした範囲では、子どもの存在や慕っていた親分の代替わりなども引き金になってやめる人は多いですね。

●現状は戻るも地獄、出るのも地獄

ーーうまく抜けられたとして、その後はどうするんでしょうか?

ほかの人と同じように働いて生計を立てることになります。ただ、「カタギ」になる上で、暴排条例にある「元暴5年条項」が足かせになっています。

この条項があることで、離脱後5年は銀行口座などを開設できず、職業選択が制限されているのです。もちろん、他府県では「偽装離脱」みたいなものもあるそうですから、無意味とは言いませんが…。

ーー福岡県などの条例では、「暴力団員でなくなった日から五年を経過しない者」も「暴力団員等」というくくりになっていますね。元暴力団というだけで、世間からの厳しい目が向けられるのに、公的な制約も大きいと。

誤解しないで欲しいのですが、これは5年が経過すれば、「これであなたは暴力団員ではありません」という仕組みではありません。判断するのは警察ではなくて、各業界です。銀行や不動産業界などがカタギとして見てくれるか。見てくれないことの方が圧倒的に多いのです。

この仕組みがあることで、組がやめようとする暴力団員に、「元暴5年条項というのがあってなぁ」と慰留することすらあると聞いています。現状は戻るも地獄、出るのも地獄の状態です。

ーー「出るも地獄」とは具体的にはどういうことでしょう。朝日新聞には、脱退から8年たっても口座を作れず、改名した人の話も出ていました(2016年12月5日付)。

暴力団員や元暴5年の対象者は、先ほど説明したように銀行口座を作れないし、家も借りられないんです。交際相手の名義にしていることが多いようです。

想像してみてください。組から抜けてゼロからのスタートになったとき、銀行口座がない人を雇ってくれる会社がどれだけあるでしょうか。彼らの雇用に前向きな「協力雇用主」の存在もありますが、まだまだ質も量も足りていません。

また、一般的に、仕事を探す元暴力団員はまず、ハローワークを訪ね、協力雇用主を紹介されますが、多くは広域連携をしている県外の仕事を勧められます。そちらの方がゴタゴタが少ないという判断でしょう。

もちろん組から追われた人はそれでも良いかもしれない。過去を知らない人たちばかりの新天地でのスタートです。でも、地域で暮らしてきた良い歳した人が、いきなり県外で働けるでしょうか。

一方、自営業も難しい。新著の『ヤクザの幹部をやめて、うどん店をはじめました。』では、小倉の商店街にうどん屋を出した元工藤会幹部の中本さんにインタビューしました。中本さんのような成功事例は極めてレアで、うどん屋は繁盛しています。でも、元暴5年の関係で、飲食店なのに火災保険に入れていません。

●暴力団員、意外と肉体労働は向かない?

ーー協力雇用主は職種が限られているということですか?

多いのはやはり建設などの仕事です。暴力団の人って、一見肉体労働が向いているような気がするでしょう。でも、彼らは日頃の不摂生から、体を壊していることが多いので、実はあまり向いていない人も多いんですよ。

指がない人は力が入りにくいし、麻薬などで体が弱っている人もいる。それに建設現場には、暴力団業界と近い人たちがいるので、また染まってしまう恐れもありますよね。マッチングがうまくいかないと、お互いにとって不幸です。

ーー統計によると、2%ほどしか就職できていないとか。

それだけ厳しいということです。私自身、福岡県更生保護就労支援事業所の所長として、元暴力団員にかかわらず、15歳から85歳までの「訳アリ」の人の就労を手伝っています。せっかく勤めても、元暴力団ということでいじめられる人もいますし、中には生活保護を受けている人もいます。

社会復帰しようと暴力団をやめたのに居場所がない。それって凄く怖いことじゃないでしょうか。食うため、生きるためには、何かをしないといけない。

もちろん、贅沢が言える立場ではないかもしれませんが、定着して働ける場所があることが大事です。

――行き場がないってことは、つまり元に戻ってしまったり、アウトローなことをしてしまったりするてことですよね?

暴力団は今、食えなくなってきています。適切な仕事があれば、自然に人が減って無くなります。一番怖いのは、急に稼ぎがなくなって、目の届かないところに潜ってしまうことです。たとえば、麻薬の密売やオレオレ詐欺などです。「半グレ」なんて言葉、聞いたこともあるでしょう。

現在、日本がやっている「北風の政策」で年平均600人ほどが離脱しています。しかし、「太陽の政策」を怠っているので、就職できなかった98%はどうなっているか分からない。見かけ上は「暴力団がない社会」になりつつあるけれど、実態はどうなのか。

ちゃんと受け皿を用意しているなら良いけれど、それがないなら無理して追い込むべきではないと思っています。

●「必要悪」からの変化 それでも受け皿は必要

ーー「暴力団」については、「地域の自警団」的な役割を期待して「必要悪」であると考える人もいるようですが?

日本は訴訟社会じゃありませんから、昔は暴力団に町の顔役的な役割がありました。お金の回収に行ってもらうとか。もちろん、全員が望んでいたわけではないにせよ、持ちつ持たれつのサービス業だったわけです。

たとえば、最近、熊本市内でぼったくりが増えているというニュースがありました。これも暴力団が弱体化したからではないでしょうか。普通は警察に相談しても「民事不介入」ですが、暴力団なら睨みをきかせてくれる。

暴力団は地場産業ですから人気商売。自分が住んでいる街では頑張ります。阪神淡路大震災や東日本大震災のとき、暴力団が率先して炊き出しや物資の輸送をした話は有名ですよね。是非は別として、昔から、そういう文化があったんです。

ーーでも、そういう「任侠」への視線は変化しているようにも感じます。

昔は、「ヤクザ」がすぐそばにありました。とにかく、ヤクザの事務所に駆け込めば仕事はあった。

でも、みんなが吸っていたタバコが少数派になって制限されたり、結婚しない人や離婚する人が増えたりと、世の中や物の見方は変わります。その中で、「ヤクザ観」も変わってきたということなんでしょう。

それは仕方がないことです。ただ、行政が一気に変えようとすると摩擦が生じる。暴排条例をつくるなら、社会復帰を促進する条例も、同時並行的につくるべきです。現状は元暴力団員の生活権を奪っている状態にしか見えません。それは彼らを「別の犯罪に追い詰める」ことにもなりかねません。

社会は一つの有機体です。そこに強烈な外科手術を加えると歪みが出てしまうんです。うまく包摂する道を探るべきです。

――では、どのようなアクションが必要なんでしょうか?

まずは、「社会的包摂」の成功事例を共有することが大切だと思っています。過去作の『ヤクザと介護』(角川新書)では、サラリーマンとしてうまくいっている事例を書きました。

対して、新著の『ヤクザの幹部をやめて、うどん店をはじめました。』は、小倉の京町商店街で、うどん店を出した元工藤会幹部のお話です。こちらは自営業としての成功です。

僕としては、彼らを模範にして欲しいんですよ。元暴は、誰しも社会に出たときの逆風を感じている。「あなただけじゃない。みんなそう。乗り越えているじゃないですか」って。

そして、それを見て、一般の人も「元暴でも大丈夫なんだ」と思ってもらいたい。そういう支え合いのコミュニティづくりが今後一層重要になってくると思います。

また、暴力団員の多くは恵まれない家庭環境で育っています。小さい頃から社会的資本(正しい役割を学ぶ人とのつながりなど)や文化的資本(感性を育てる学びの機会)から切り離されています。「自己責任」で切り捨てないような教育政策であるとか、公助・共助の一環として、離脱者のみならず、現役の暴力団員をも対象にした、生活全般の相談を受け付ける「ワンストップセンター」などの必要性も感じます。

参照元 : 弁護士ドットコム




2018年8月26日日曜日

安倍首相と特定危険指定暴力団「工藤会」の関係、火炎瓶事件を取り上げてきたジャーナリストが何者かに殺されかける ~ 大手メディアは揃って沈黙

安倍首相と暴力団「工藤会」のただならぬ関係 沈黙を続ける大手メディア

2018年8月24日 10:50

日本ボクシング連盟に帝王として君臨していた山根明氏。暴言や山根氏の地元を勝敗判定で優遇した「奈良判定」疑惑など、外部からみればどれ一つとっても退場勧告されてしかるべき案件だったが、山根氏を「ノックアウト」したのはやはり、暴力団との密接交際疑惑だった。

暴力団関係者に利益供与することが許されないだけでなく、一緒に写真を撮っただけでもアウト。いまやそれが市民や企業関係者の認識であり、改正暴力団対策法や暴排条例によって反社会的勢力の生き延びる余地は確実に狭まっている。

そうしたなか、安倍首相と暴力団をめぐる重大な疑惑が浮上。一部のジャーナリストが情報発信したが、大手メディアが揃って沈黙する状況となっている。



(写真は小山佐市氏(80歳))

■誹謗中傷ビラの黒幕は、安倍事務所
この国で最も権力を持つ人物が、暴力団のなかでも「最も凶悪」と恐れられ唯一「特定危険指定」を受けた暴力団に汚れ仕事を依頼していた疑惑があることについて、報道されることがないのはなぜなのか。疑惑の人物は、マスコミが沈黙しているのをいいことに国政の中心にのうのうと居座り続け、9月に行われる自民党総裁選では3選を目指すという。そう、安倍晋三首相こそ、「疑惑の放火未遂事件」の当事者なのだ。

この疑惑を追い続けている、ジャーナリストの寺澤有氏の著書『安倍晋三秘書が放火未遂犯とかわした疑惑の「確認書」』(インシデンツ発行)と、「アクセスジャーナル」主宰者・山岡俊介氏のレポートをもとに、事件の概要をまとめてみよう。



2000年6月17日、当時は選挙期間中で「衆議院議員候補」だった安倍首相の下関の自宅に火炎瓶が投げ込まれた放火未遂事件が発生した。同月28日には市内の後援会事務所に、8月14日にも自宅と後援会事務所にそれぞれ火炎瓶が投げ込まれている。

この放火未遂事件について2003年、6人の男が福岡県警と山口県警の合同捜査本部に逮捕された。逮捕された容疑者は、国内で唯一特定危険指定を受けている暴力団「工藤会」(本部:北九州市)系高野組の高野基組長と組員、さらに元建設会社社長の小山佐市氏(80)だった。

小山氏は2007年3月9日に福岡地裁小倉支部で懲役13年の判決を受けて宮城刑務所に服役。今年5月に宮城刑務所を満期出所した小山氏は、寺澤氏や山岡氏らに対して「安倍事務所が約束を守らなかったことへの仕返し」として、放火未遂事件を起こしたと主張しているという。さらに証拠として、当時の安倍事務所筆頭秘書だった竹田力氏(元山口県警刑事部捜査1課次長/2016年8月に死去)との間で交わした確認書や「願書」を示している。

小山氏が言う「約束」とは、1999年4月に行われた下関市長選を舞台にした「汚れ仕事」の報酬だ。現職で安倍首相と近い江島潔候補と古賀敬章氏、亀田博氏が立候補し、江島氏が勝利したものの選挙戦では古賀氏を「北朝鮮生まれ」などと誹謗中傷するビラが大量に撒かれる泥仕合となっていた。このビラ撒きの実行部隊となったのが小山氏らが主導した工藤会の組員らで、小山氏はこの選挙工作の見返りとして公共工事関連の利権を得る予定だったという。

■沈黙を続ける大手メディア
寺澤氏と山岡氏は、安倍事務所の筆頭秘書だった竹田氏への取材に成功し、確認書の存在と竹田氏がサインしたことなどの証言を得ている。情けないのは、国内のマスコミがだんまりを決め込んでいることだ。元共同通信記者の青木理氏や魚住昭氏は、当時、共同通信社がこの疑惑について取材を進めていたことを証言しており、共同通信の上層部が「官邸に気を使って」記事化を握りつぶしたと推測している。

また、7月17日の参院内閣委員会では、自由党の山本太郎参院議員がこの疑惑について安倍首相に詰め寄る場面があったが、大手メディアはこれについても黙殺。本来なら大々的キャンペーンを張るべき局面であるにもかかわらず、まさに「忖度」でお茶を濁したのだ。

先述の寺澤氏は言う。
「マスコミの取材能力はお話にならないレベルまで落ちています。小山氏を探し出して取材することもできず、記者クラブの特権空間でネタをもらうことしかできない。フリージャーナリストの後追いするのはエリート記者のプライドが許さないかもしれないが、そんな意地を張っている場合でしょうか」

寺澤氏らは、竹田秘書が小山氏と交渉するにあたって安倍首相から指示を受けていた証拠もつかんでおり、大手メディアと共同戦線を張ることができれば首相のクビを取ることも可能なはずだ。ちなみに、山岡氏は疑惑が拡散し始めた8月7日、都内の商業ビルの階段から突然転落し、右肩を骨折するなどの重傷を負ったという。

権力の監視という報道の使命を放棄したのであれば、「権力の補完機能」に堕したことになる。大手メディアにその自覚があるのか――。

参照元 : ニュースサイト ハンター


安倍事務所の誹謗中傷ビラ、工藤会による火炎瓶事件を取り上げてきたジャーナリストが何者かにより階段から突き落とされ、殺されそうになるという事件が発生!大手マスコミは揃って沈黙。



















関連記事:【闇】安倍総理の「選挙妨害依頼」の実行犯・小山佐市氏が突如”音信不通”に!事件を追っていたジャーナリストも階段から転落し大怪我!

裏社会における「道具屋」の仕事内容の実態

裏社会で月額200万円以上稼ぐ「道具屋」の仕事とは

2018.08.15 16:00



スマホの保有率が国民の7割を超え、それにつれて近年、大きな変化を見せている裏社会。その変化を知るのに注目すべき存在が「道具屋」という裏稼業だ、と語るのは、「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中の『ハスリンボーイ』原作を担当する草下シンヤ氏だ。この“ハスリン”という言葉は「非合法商売」を指す。『裏のハローワーク』を始めとする裏社会をテーマとした著書を執筆してきた草下氏が、今の【裏社会リアル】をレポートする。

今年2018年上半期(1~6月)、全国の警察が把握した振り込め詐欺、オレオレ詐欺などの特殊詐欺の被害額は174億9000万円、認知件数は8197件にのぼる。そのうち、身内などを装うオレオレ詐欺は22.7%増の4560件(被害額96億3000万円)と大幅に増え、警察庁は「深刻な状況」と警戒を強めている。

これほど世間での特殊詐欺の認知が高まっているにもかかわらず、いまだに騙されてしまう被害者がいる中、近年「道具屋」という呼ばれる存在がクローズアップされている。道具屋とは、裏社会の犯罪グループ向けに「トバシやレンタルの携帯」(トバシは使い捨て、レンタルは一定期間使用できる足のつかない携帯)や「架空口座」(犯罪用の架空名義の銀行口座)といった身元を隠すためのツールを不正調達する者のことだ。

道具屋の中には、詐欺グループが自前で非合法ツールを用意するために作った専属の道具屋もいるが、一匹狼として裏社会で生計を立てる者もいる。そういったフリーの道具屋は元闇金業者だったり、現在も闇金業を兼業していたり、裏風俗、暴力団組織に太いパイプを持つなどしている。

かつては、裏社会における道具屋は、それほど地位の高いポジションではなく、依頼人からの厄介な要求に翻弄される、いわば下っ端的な役割に過ぎなかった。しかし、そんな道具屋が存在感を強めている背景には「犯罪の不可視化」があるといえる。

十数年前から流行し始めた特殊詐欺はマイナーチェンジを繰り返しながら現在も、巨大な犯罪規模を誇っている。ただし、当局も詐欺事件の厳罰化を進めており、10年前であれば執行猶予がついたような案件も、初犯で実刑が下されるようになってきている。

詐欺というものは、そもそも「見えにくい犯罪」である。たとえば、「被害総額○○億円」という詐欺事件があり、実行犯を逮捕したとしても、物的証拠を示し、事件化できるものは限られている。被害総額10億円の詐欺事件があったとしても、実際に事件化できるのは数千万円に過ぎないということが多い。

そしてまさにその「物的証拠をなくす」ためには、トバシやレンタルの携帯や、架空口座などのツールが必須なのだ。一昔前の“逮捕されることでハクがつく昭和の時代”とは違って、“逮捕されれば貧乏になる現在”において、いかに自分たちの姿を隠すかということは、犯罪をおかす者にとって「最重要な部分」となっているわけだ。

たとえば、私の友人の山崎(40歳・仮名)は池袋でフリーの道具屋として活動していた。メジャーリーグで活躍中の田中投手の肌をこんがりと焼き、眼光を鋭くしたような風体の人物だ。彼に「なぜ道具屋の仕事を始めたのか」を聞いたことがある。



「大学を卒業後、探偵会社に入ったんだけど、そこがブラック企業だったんだよね。そこを短期間でバックレて、そのときイケイケだった闇金業界に入った。そこはうまくいっていたんだけど、タタキ(※強盗)に遭って全部失っちゃって……。その後で始めたのが、闇金時代に作っていた裏のネットワークを使った道具屋だったんだよね」

山崎が扱っていた禁制品は、主に「トバシの携帯」「レンタル携帯」「架空口座」「違法薬物」などである。



「道具屋はね、犯罪ネットーワークのスクランブル交差点みたいなもんだよね。ヒトとモノ、そしてヒトとヒトをつないでそれを金にする。そんなところにもこの仕事の面白さがあったかな」

道具屋というと、モノを扱っているだけのイメージが浮かぶが、実際は裏社会の何でも屋といった側面もあるようだ。強力なネットワークを持つ道具屋のもとには、さまざまなヒト、事件、ビジネス、モノ、情報などが集まってくる。そのネットワークそのものが道具屋の力であり、商売のタネになるのだろう。

その結果、山﨑は池袋で暴力団、半グレ集団から一目置かれる存在として活動し、全盛期には月に200万円以上の稼ぎを得て、頻繁にハイブランドの洋服や財布を買い替えたり、後輩を引き連れてキャバクラに通ったりするような羽振りの良い生活を送っていた、という。

このような道具屋がいるから犯罪はなくならないとも言えるし、一方で犯罪グループの必要が生み出した「今の犯罪を象徴する存在」──それが道具屋なのだ。

今年4月には、警視庁サイバー犯罪対策課と福島、群馬両県警が、仮想通貨口座を他人の情報で不正開設した私電磁的記録不正作出・同供用の疑いで、中国籍の会社役員が逮捕しているが、その容疑者は「犯罪グループ向けに口座などを不正調達する道具屋」とみられて、取り調べを受けているという。

世の中の流行に合わせて、シノギを見つけ出していく彼らの動向を追うことで、新たな犯罪の姿が見えてくるのは間違いない。

【PROFILE】草下シンヤ/1978年、静岡県出身。豊富な人脈を活かした裏社会取材を得意とし、『実録ドラッグレポート』『裏のハローワーク』などの著作がある。現在「週刊ビッグコミックスピリッツ」にて『ハスリンボーイ』(原作担当/漫画・本田優貴氏)を連載中。第1話試し読み  Twitterアドレス

参照元 : NEWSポストセブン


「道具屋」が手掛ける裏社会への人材派遣とそのニーズ

2018.08.19 16:00



「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中の『ハスリンボーイ』(“ハスリン”という言葉は「非合法商売」を指す)原作を担当する草下シンヤ氏が題材に選んだのは、「道具屋」という裏稼業。裏社会のパイプ役とも呼ばれるこの仕事をなぜ選んだかと言えば、その裏稼業を通して、さまざまな“裏のニーズ”が見えてくるからだという。その内実について、草下氏がレポートする。

今年4月、携帯電話の通話に必要なSIMカードを不正に譲り渡したとして、警視庁捜査2課は携帯電話不正利用防止法違反で、2人を逮捕した。昨年3月以降、2人が扱ったSIMカードを使った詐欺事件が全国で少なくとも十数件はあり、被害額は6000万円以上。捜査2課は、犯罪グループへの他人名義のSIMカードを供給する「道具屋」として、入手経路を調べているという。



このような事件は氷山の一角に過ぎない。しかも道具屋は、この事件のように足がつかない携帯や架空口座などの「モノ」を用意して取引相手に渡すだけではなく、さまざまな裏の業務のために「ヒト」を斡旋することもあるという。レポート第1回(8月15日配信)で紹介したフリーの道具屋である私の友人の山崎(40歳・仮名)にさらに話を聞いた。

「まず依頼があるとすれば、出し子や掛け子の斡旋なんかがあるよね」

特殊詐欺の「出し子」(振り込め詐欺で口座に振り込まれたお金を引き出す役割の者)や「掛け子」(振り込め詐欺などで電話をかけてだます役割の者)の斡旋では、紹介した人間が稼いだ金額の何パーセントかが支払われる。また、1人あたりいくらという取り決めで紹介し、報酬を得るやり方もある。知人の暴力団員などから「今度、こういうヤマがあるんだけど何人か手配してくれないか?」などと依頼されるという。

今年5月29日までに警視庁組織犯罪対策4課が、金融庁職員や警察官らを装って、埼玉県の80歳女性ら4人から現金を詐取した容疑などで17人を逮捕。そのうちの一部が調べに対して、指定暴力団山口組の2次団体幹部にだまし取った金が流れていると供述したため、2次団体事務所に詐欺などの疑いで家宅捜索が入った。17人の大半は詐欺電話の「掛け子」で、この組の幹部らが統括役だった疑いがあるとみているという。

もちろん、この事件に彼が関係しているわけではないが、その17人がどのように集められたかと言えば、山崎のような存在が暗躍していたに違いない。



「他に俺が小遣い稼ぎでやっていたのは、“偽装結婚の紹介”や“運びの斡旋”だね。誰か人いない?って聞かれれば、それに対応してあげるのが俺のやり方だったよ」

偽装結婚の紹介…。巨大繁華街を有する池袋にはさまざまな素性を持った人間が集まる。その中には日本人の国籍を欲しがる外国人も多い。借金の債務者などに持ち掛ければ、条件次第で婚姻は成立する。偽造結婚のブローカーに“新郎”を紹介し、20〜30万円の報酬を得る。

また、「運び」というのは薬物を海外から密輸する人間のことを指している。たとえば、マリファナが合法化されているアメリカのカリフォルニア州に行き、大量に仕入れる。それをコンドームに詰めて飲み込んだり、肛門に押し込んで日本に運び込むボディパッキングは昔から続く手法である。

運びではなく、「送り」という仕事もある。これは電化製品や美術品、家具などに薬物を隠し、日本に空輸するものだ。

アメリカは入国の際は異常なほど厳しいチェックを受けるが、出国の際はザルといってもいい。そのため、アメリカから運び・送りをする際は日本の税関をいかにすり抜けるかということに留意する。

たとえば全身にタトゥーが入っていたり、いかにも裏社会の臭いをプンプンさせた者などは警戒されるが、一般旅行客はスルーされる可能性が高い。運び・送りを行なう者は50〜100万円ほどの報酬を手にし、山崎には10〜20万円の紹介料が入る。

山崎の口からは次々に裏社会の人材派遣業の実体が浮かび上がる。私は他にヤバい斡旋の話はないかと聞いた。

「先に言っておくけど、これは俺が手がけた仕事じゃない。知り合いの1人が飯場仕事の斡旋やってるんだけど、相当ブラック。1人いくらで引っ張ってきて、山奥の工事現場に送り込む。まあ、そこまではよくある話だけど、そいつの身体が壊れて使い物にならなくなれば、そのまま背中を押して……。そこに保険金なんかも絡むって話だよ」

借金で首が回らなくなったり、警察から追われていたりして、表社会に居場所がなくなった人間は裏社会ではまるで“モノ”のように扱われる。くれぐれも山崎のような人間に値段をつけられるような生き方をしてはならないのである。

【PROFILE】草下シンヤ/1978年、静岡県出身。豊富な人脈を活かした裏社会取材を得意とし、『実録ドラッグレポート』『裏のハローワーク』などの著作がある。現在「週刊ビッグコミックスピリッツ」にて『ハスリンボーイ』(原作担当/漫画・本田優貴氏)を連載中。第1話試し読み  Twitterアドレス

参照元 : NEWSポストセブン


2018年8月22日水曜日

強盗、傷害、恐喝未遂の疑いで暴力団幹部ら5人逮捕「ここから船で落とされるかヤクザをするか選べ。次、逃げたら殺すけんな」

「船で落とされるかヤクザをするか選べ」 容疑で5人再逮捕 福岡県警

2018年08月01日 17時15分

福岡県警は1日、同県柳川市の暴力団幹部(38)ら5人を強盗、傷害、恐喝未遂の疑いで再逮捕した。逮捕容疑は、4月29日、20歳代の男性に対し、同市内の漁港で鉄パイプなどで殴ったり、足蹴りしたりして全治2週間のけがを負わせた疑い。

その後、男性を漁港から漁船に乗せて沖へと移動させ、「ここから船で落とされるかヤクザをするか選べ。次、逃げたら殺すけんな」と脅迫し、漁港に戻った男性に「金は俺が持っとく」と告げて現金3万9000円を脅し取った疑い。

同30日には「迷惑料も合わせて全部で100万円たい。どうせ払いきらんめえけん、俺のところで働け。裏デリさせるけん、それで払え」などと脅迫した疑い。被疑者らは7月10日~同11日に逮捕監禁容疑で逮捕されている。

参照元 : 西日本新聞




2018年8月12日日曜日

恐喝未遂の疑いで暴力団組員を逮捕「ヤクザ者に歯向かうとかありえんけん、普通そりゃやられよーもん」

「ヤクザに歯向かうとかありえんけん」 恐喝未遂容疑で組員逮捕 福岡県警

2018年08月06日 16時00分

福岡県警八女署は6日までに、同県久留米市東町の暴力団組員(23)を恐喝未遂の疑いで逮捕した。逮捕容疑は、7月31日、県内在住の男性契約社員(24)が同署から被疑者の携帯電話に電話をかけた際、「ヤクザ者に歯向かうとかありえんけん、普通そりゃやられよーもん」などと脅して暗に金品を要求し、現金を脅し取ろうとした疑い。

参照元 : 西日本新聞